季節の移ろいin絵手紙 Ⅱ

 絵手紙&水切り絵&パステルアートに日々の出来事を添えて・・・

高野山はほんのり秋色

2018-10-21 06:34:25 | お出かけ、旅行
 今年の3月から参加していた(阿弥陀仏巡礼)も、19日20日で結願を迎えました。

 まず高野山に上る前に、海のすぐそばにある和歌山の報恩講寺、ここは尼僧さんが穏やかな法話を聴かせてくださいました。
 
 紀淡海峡です。 対岸にかすかに見えるのが淡路島です。
 

 紅葉はまだ始まったばかりですね。

 両日で6ヵ寺、個人で行ったのでは絶対に見せてもらえない重要文化財や国宝の仏像をまじかで見せていただくことができましたが、すべて撮影禁止ですので・・・
 
 宿泊は遍照光院、宿坊です。
 
 私は、宿坊に泊まるのは4回目ですが、夫は初めてでとても楽しみにしていました。
とっても清潔感あふれるお部屋で、お風呂も広く一昔前の宿坊とは大違いです^^
 夜は勿論 精進料理 手の込んだお料理でしたがボケボケ写真で(゜_゜>)

 私が一番感動したのは、(朝のお勤め)です。
朝6時過ぎになると、お若い雲水さん(修行僧です)が、
「お勤めが始まります、お堂までお越しください」と呼びに来てくださいます。

 あったかカーペットが敷いてあるものの、お堂の空気は凛としてて、冷え込みがきつい。。。
 お若い僧お二人と、老僧の声明(せいめい)とお経。。。
天井からつりさげられたたくさんの吊り灯篭が放つ柔らかい光の中、
香が漂い、ろうそくの灯が揺らめき、
心が引き締まりながらも、穏やかで優しい1時間近くの時間は、ゆるやかに流れました。

 高野山は、山上にありながら、
幼稚園から大学、役場、消防署、お食事処、喫茶店等々 ひとつの街です。
ただ、他の街とずいぶん違うのは、町中には、
大勢のお参りの方々、観光客とともに、たくさんの僧侶の方々をお見かけすることです。

 私たちは、根本中塔に向かうべく、(じゃばら道)を通ります。
ここは、紅葉の名所と言われるくらい美しく紅葉するのですが、
まだ10月の中旬すぎでは少し早かったみたいです。
 


 立体マンダラ、金堂等ひととおりお参りして奥の院に向かいます。

 先日の台風で高野山奥の院が大変な被害を受けたことは、
TV,新聞などで見聞きしていましたが、
樹齢数百年の杉の木立ちがあちこちで倒れ、
墓石も何基か倒れている中、戦国武将の浅野家の大きな墓石も転がり落ちていました。

 この日は20日で、お大師さんの日であったこともあり、、
欧米の観光客より、日本人のお参り客の方が多く・・・^^
(いつもは、外国の方々の方が多いくらいです)
 
 ↑(ご廟橋)です。

 ご廟を出て、紅葉の美しい処として大好きな場所があるのですが、団体行動でその道は通らないとのことで、小走りに行き写真を撮ってきました。
 

 

 お寺に行きながら、お寺の写真を抜いた記事ですが、
うまく撮れなかったのと、長くなりますので割愛しました(笑

 私にとって、今シーズン初めての紅葉は、心爽やかで、
紅葉にはちょっと早いかな~と思いつつも良い旅の日々となりました。