桜を愛でることもなく、紫陽花に季節を楽しむこともなく、
平べったい季節の中を不安を抱えながら、猛暑にせめられ・・・
やっと、やっと涼風がそよぎはじめ、少しは気持ちが救われる想いの今日この頃ですね。
今年に入って間もなく私たちは、かつて経験したことのないコロナの渦に巻き込まれてしまいました。
この半年余りの日々、私たち日本人だけでなく、世界中の人たちが、我慢を強いられ、不自由な生活をしてきました。
この生活に入って間もないころ、人生の先輩であるKさんと電話で話した折、「私たちは、ここで一度立ち止まり考えさせてもらえる良い時間を与えられましたね」といわれ、(えぇ~)と思ったものでした。
「京都、奈良に行っても飛び交うのは外国の言葉ばかり。
ゆっくり京を楽しんで、大和路を散策しようとしたって全く駄目だったでしょう。 インバウンドにより日本経済は潤った・・・でも失ったものも多いはず・・・」と。
このコロナのおかげで(というのも変ですが)
私たちの価値観も微妙に変わり、今まで霧にかすんで見えにくかった世界の中での日本の立ち位置がはっきり見えてきて驚くことが多々ありました。
今更ながらで恥ずかしいのですが、地方自治の大切さを身をもって知りもしました。
もっと身近なことでは(手洗い うがい マスク)なんて幼いころから聞いて育ちましたが、この歳にして初めて、プラス手指の消毒とともに
しっかり身についた気がします。
先日の辛坊さんのラジオ番組で知ったのですが、
(あまり報じられていませんが、50歳代の男性が、コロナの陽性反応が出て、家族、知人に迷惑がかかると自殺してしまい・・・)
最初のころと違い、重症化する人、亡くなる人は随分と少なくなってきているのに・・・
でも、少なからず分かる気もしないでもありません。
自分がその立場になったとき、一番に思うのは誹謗中傷ではないでしょうか~
何度かそのようなニュースを聞くたびに、一番怖いのは(人の口) 人間ですよね。
Withコロナの世の中になって行くこれからの世の中、
誹謗中傷だけはなくしたいものです。
誰もが(明日は我が身)ですものね。
皆さんにいただいた絵手紙です。
ありがとうございました。
私の絵手紙は、またまた(ほたる子さんのお地蔵様)
仏頭(ぶっと)君 腹ばいのお地蔵様ですが見えるかな???