季節の移ろいin絵手紙 Ⅱ

 絵手紙&水切り絵&パステルアートに日々の出来事を添えて・・・

瀬戸内の春の風物詩が・・・

2019-03-17 07:40:47 | 日記
 毎年 2月末から3月中旬ころにかけて、
瀬戸内に住む多くの主婦は色めき立っていました。
 イカナゴ漁解禁に伴い主婦たちは、朝網が上がると一番に運ばれてくる水産業者の店先に列をなし、7時を過ぎるころから入荷を今や遅しと並んだものです

 私も、息子が赤ちゃんの頃、おぶって漁業組合の(イカナゴの釘煮講習会)に足を運び、
この地に伝わる(イカナゴの佃煮)の作り方を習いました。

 基本の佃煮に、ゆずの皮、山椒、クルミ等々を加えて主婦たちは、数十年かけて(我が家の味)を育ててきたのです。
 ところが10年ほど前から、イカナゴの量が急減し、それに伴い価格が高騰。
今年初めて売り出された時の値段が今まで最高(@_@;)
大阪湾では3日で漁を打ち切ったとか。
まだ、播磨灘等々では、漁は続いているものの、水産業者の処にも人は並んでいず、
スーパーに数個置かれている1キロパックにも誰も知らん顔(笑)

 1キロのイカナゴを佃煮にすると、7~800グラムに仕上がります。
この量を入れるプラスチックの密封容器が、
魚屋さん、スーパーーは勿論の事、郵便局でもどっさりと積み上げ売られていたものです。
 そして大きな魚屋さんには、郵便局職員が出張してきて、炊いたイカナゴを送る手配もしてくれていた時代もありました。

 これら、イカナゴで皆が浮かれていたのも今となっては昔の事。。。。
(海峡大橋ができたので流れが変わった)とか
(海底の砂を、建築資材としてとりすぎたから、稚魚が育たなくなった)等々の理由を聞いていましたが、
先日の新聞を見て(@_@;)
 (海がきれいになり、プランクトンが居なくなり餌が無くなったのが大きな原因!と・・・

 瀬戸内の春を告げる風物詩も、
海がきれいになったからと、喜ぶべき理由で消えようとしています。

 さてさて (365日絵手紙)を楽しんでるなおちゃんから、毎日きっちり絵手紙が届いています。
 
 

 昨日の段階で34枚です。
後、321枚です! 頑張れ~~~^^

 私の絵手紙は・・・
なんだか園児の絵のようですが(゜_゜>)
 

最新の画像もっと見る

44 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (なお)
2019-03-17 09:22:59
海が綺麗になったら
お魚は増えるのかと思っていましたが
反対もあるのですね。
なんだか複雑な気分ですねえ。

絵手紙、きちんとファイルして頂き
ありがとうございます。
後の方のページは赤紫が多いですね

後たった321枚ですか(爆
でも1か月が過ぎましたね。
このまま楽しく続けていけたらいいなあと
思っていますので
引き続きよろしくお願い致します。
返信する
なおちゃんに (guuchan)
2019-03-17 11:18:49
 朝から雨がふったり、曇ったり、日が差したり・・・と目まぐるしく天気が変化しています。

 でも1/12は終わりましたね。
そう、後はたった11/12を残すのみ(^○^)

 海がきれいになり・・・
言われてみれば、分かるような気がしますが、
何か複雑^^
返信する
タンポポ (グランマ)
2019-03-17 12:18:55
guuchanさん

昨夜10時間ほど爆睡して頭がぼ~としています
可愛いタンポポ
グランマも先日アスファルトの隙間に元気に咲いてるタンポポを見て
描いてみたいと思いながらそのままになっています

だんだんと懐かしい食べ物が無くなっていくのは寂しいですね
いかなごの佃煮は食べたことがありませんが美味しいんでしょうね
返信する
イカナゴ (あかずきん)
2019-03-17 13:00:09
guuchanさん
タンポポ とっても素敵ですね~。
癒されます (*^^)v

今年のイカナゴの高さにびっくりしました。
キロが4千円近くで売られており 
いつも10P程送ってくださっているお嫁さんの実家に
今年はいいですから・・・って電話しようかと思った程でした。(^^♪
電話すると催促しているようなので止めましたが・・・(^_-)-☆
返信する
Unknown (よっちん)
2019-03-17 13:19:11
高校時代の親友は
奥様が明石の人なので
イカナゴの釘煮は
絶対に家で作るそうです^ ^

矢野監督って何か
梅野に恨みでもあるんですかね。
1軍コーチ時代は梅野にやたら厳しく
去年、矢野が2軍に行ったら梅野はレギュラー定着したのに
オープン戦ではまた坂本を重用してるでしょ。
坂本が梅野に優っているところは
どこも無いと思うのですがねぇ。
返信する
グランマさんに (guuchan)
2019-03-17 13:26:12
 まぁ、10時間も?羨ましい!
10代の若者みたい^^

 主菜にはなりませんが、
(イカナゴの釘煮)は明石、神戸の名物なんでっすよ。

 昔は、この時期街を歩くと、何処からもイカナゴを炊くいい香りがして、よく冗談に
「白いご飯を持って歩き、香りだけで3杯くらい食べられる」なんて言われるくらいでした^^
返信する
あかずきんさんに (guuchan)
2019-03-17 13:35:32
 でしょう~
今年は㌔4000円に手が出ませんでした。
 24×18×3のプラスティク容器が1キロ分です。

 時間が経つごとに500円、1000円と値段が下がるのですが、イカナゴは鮮度が命と重々たたきこまれていて^^
朝網すぐにしか買えません。
 だから今年も買えません(笑)

 タンポポ褒めていただき嬉しい♬
返信する
よっちんさんに (guuchan)
2019-03-17 13:44:33
 今 試合中です。
梅ちゃん 初球から打っていきましたがダメでしたね。
梅ちゃんと言うと、
飛行機が怖くて乗れず新幹線移動で(陸上部)と言われていることが面白くて、
梅ちゃんイコール陸上部と思ってしまい・・・(^○^)

 今日の解説の広沢さんは「阪神の打撃は悪くないですよ~」って言われてるけど、ホンマやろか~~

 この時期、息子から「今年イカナゴ炊けへんの~」と催促の電話がかかってきますが、
今年は分かってか、かかりません^^
返信する
イカナゴ (和三郎)
2019-03-17 14:01:50
去年は大不漁で、海水温がどうのとか言われてましたが
海がきれいになったから!
私の子供のころは、私の生まれた漁師町では、ハマチの養殖が盛んで
湾内はハマチの養殖生簀だらけだった
餌には、大きくなった冷凍イカナゴが、港に山積みになって解凍されていた
ツバスより小さなモジャコだと、ミンチ状にしてやっていた
海はハマチの餌で汚れて、近くの海水浴場は、遊泳禁止になった
ハマチの養殖が儲からなくなって数が減ると、海がきれいになりました
でも、汚れていたころのほうが魚やアワビなどはよく獲れていた
返信する
和三郎さんに (guuchan)
2019-03-17 15:13:37
 まぁ、なんと皮肉な話でしょう~
何が本当なのか、良い事なのかわからなくなりますね。

 そうそう、昨年あたりまで、海水温が高いにも原因って言っていましたね。
 専門家も探っているのかしら(笑)

 イカナゴが大きくなったのを、フルセって言っていましたね。
 子どもの頃、フルセを焼いて、
2杯酢で食べた記憶があります。
 今はまったく食べていませんが・・・
返信する

コメントを投稿