私の持論だ。
医師、看護師、薬剤師などはほとんどこない。
心理療法士もごく少数だ。
電気技術者、ボイラー技士など手に職を持つ人もこない。
重機のオペレーターが愛機持参でサンダーバードみたいに来ることもない。
不足しているものを見極め、華麗なネットワークでどこからともなく、ガソリン、
灯油、軽油、技術者・施設の手配までしてくれる支援コーディネーターのような人。
そんな人も来ない
支援には二通りある。
先ほど言ったような技術職で、被災地が自分の寝食を削っても来て欲しいと願う人。
何かお手伝いできることはありませんかなどと言って、寝るところもない、
ご飯もないなど、観光に来たような、もはや公害の域に達している人。
後者はライフラインの復旧が進んでからでよい、特に若い女性などはいつ不測の
事態が起こるとも限らない。
もし来るなら、キャンピングカーに2往復分の燃料を積んで、水の確保が出来ない
限りはシャワーなどには入らない。食料は完全自給だ。
登山装備で2週間の野宿はいとわないとか。これも若い女性はやめて欲しい。
そもそも、交通手段が途絶しているのだ。
被災民と路線バスなき後のチャーターバスを取り合ってどうする。
迷惑ボランティアは実在する。観光気分としか思えない輩がいる。
はっきり言おう。彼らは「ボランティア公害」だ。