今年も十勝岳連峰が雪化粧した。
ガイドの山小屋のレンタサイクルは10月いっぱいで営業を終える予定で、いよいよ冬山シーズンに切り替わる。ホームページはすでに冬に切り替えた。
冬シーズン待ったなし。それまでにがっつりトレーニングをしなければならない。ガイドの体力とスキルはBCツアーの成否だけでなく参加者の命にも関わる事なので、ここは外せないところだ。
こうして今年もチャリ旅の季節がやって来た。
旭川空港を飛び立って19時間後、
ニュージーランド・オークランドを経由して目的地、南島クライストチャーチに到着した。

自転車は手荷物としては大き過ぎるので、一般手荷物受取ではなく「オーバーサイズ」(超過荷物)コーナーから出てくる。

手荷物は一個23k以内。エコノミークラスでは一個目は無料だが、2個目以降は超過手荷物となり別料金になる。また、23k以上になれば1キロ毎にきっちり超過料金を取られる。近年は一切黙認しなくなり、たった100g超でもアウトはアウトという対応。交渉の余地はない。
追加手荷物料金は、あらかじめwebで「事前購入」しておけば約半額になる。23k以内1個につき6000円台。
他のあれこれと同様に超過手荷物料金もまた、昔と違って「少々のこと」は通用しなくなった。
ニュージーランド入国の際の検疫は年々厳しさを増す一方で、現在かなり厳しい。食べ物は持ち込まないほうが賢明だろう。持ち込む場合は正確に申告しなければ面倒なことになる。菓子も同様だ。
自転車や、タイヤの汚れは予め完全に落としておいたほうがいい。また、テントは新品でもない限り検疫の際に消毒の対象になる。こうした理由でアウトドア系の旅人は普通の観光客よりも検疫終了には時間を要するだろう。乗り継ぎがある場合は注意が必要だ。乗り継ぎ時間は2時間は欲しい。
また、ニュージーランド航空は以前よりもずっと手荷物扱いが乱雑になった気がする。梱包には特に気を付けよう。
いろいろなことが年々厳しさを増してきた。
こうして空を旅してきた自転車はガタが来ている。ブレーキレバーが曲がったり、部品が歪んだり、時には車輪が変形することもある。
多少の狂いは自分で修理調整しなければならない。
メンテのためにも直ぐに出発せず、出発準備日は必要だ。
僕のニュージーランド旅。まず入り口のクライストチャーチでは「兄弟」の家に世話になる。腰を落ち着けて出発に備えたさまざまな準備をするのだ。
オノさんの整体で身体も準備する。
オノさんの整体は南半球で一番だ。

まもなくクイーンズタウンでトレッキングの仕事が始まる兄弟も、一緒にポキポキしてもらう。

嬉しい悲鳴。これが効く。多少の腰痛などは消えてしまうのだ。

「うぎゃー!」と、兄弟叫ぶ。
数日はこういった楽しい日々でニュージーランドに心も身体も慣らしていく。そうすると徐々に旅の「勘」が戻ってくるのだ。
いきなりストイックな旅に突入することはおすすめできない。
あわてなくとも、否が応でもストイックな日々はまもなく必ずやってくる。
辛いことも、きっとあるだろう。
だから、いきなり「本気」になる必要はどこにもない。
旅は、慌てないことが大事。
予定は未定。
バックパッカー(安宿)などに数日滞在していたら宿仲間もできるだろう。英語にも徐々に慣れてくるはずだ。
美味いものを食い、のんびり過ごそう。
まずは力を抜いて、楽しもう。
ガイドの山小屋のレンタサイクルは10月いっぱいで営業を終える予定で、いよいよ冬山シーズンに切り替わる。ホームページはすでに冬に切り替えた。
冬シーズン待ったなし。それまでにがっつりトレーニングをしなければならない。ガイドの体力とスキルはBCツアーの成否だけでなく参加者の命にも関わる事なので、ここは外せないところだ。
こうして今年もチャリ旅の季節がやって来た。
旭川空港を飛び立って19時間後、
ニュージーランド・オークランドを経由して目的地、南島クライストチャーチに到着した。

自転車は手荷物としては大き過ぎるので、一般手荷物受取ではなく「オーバーサイズ」(超過荷物)コーナーから出てくる。

手荷物は一個23k以内。エコノミークラスでは一個目は無料だが、2個目以降は超過手荷物となり別料金になる。また、23k以上になれば1キロ毎にきっちり超過料金を取られる。近年は一切黙認しなくなり、たった100g超でもアウトはアウトという対応。交渉の余地はない。
追加手荷物料金は、あらかじめwebで「事前購入」しておけば約半額になる。23k以内1個につき6000円台。
他のあれこれと同様に超過手荷物料金もまた、昔と違って「少々のこと」は通用しなくなった。
ニュージーランド入国の際の検疫は年々厳しさを増す一方で、現在かなり厳しい。食べ物は持ち込まないほうが賢明だろう。持ち込む場合は正確に申告しなければ面倒なことになる。菓子も同様だ。
自転車や、タイヤの汚れは予め完全に落としておいたほうがいい。また、テントは新品でもない限り検疫の際に消毒の対象になる。こうした理由でアウトドア系の旅人は普通の観光客よりも検疫終了には時間を要するだろう。乗り継ぎがある場合は注意が必要だ。乗り継ぎ時間は2時間は欲しい。
また、ニュージーランド航空は以前よりもずっと手荷物扱いが乱雑になった気がする。梱包には特に気を付けよう。
いろいろなことが年々厳しさを増してきた。
こうして空を旅してきた自転車はガタが来ている。ブレーキレバーが曲がったり、部品が歪んだり、時には車輪が変形することもある。
多少の狂いは自分で修理調整しなければならない。
メンテのためにも直ぐに出発せず、出発準備日は必要だ。
僕のニュージーランド旅。まず入り口のクライストチャーチでは「兄弟」の家に世話になる。腰を落ち着けて出発に備えたさまざまな準備をするのだ。
オノさんの整体で身体も準備する。
オノさんの整体は南半球で一番だ。

まもなくクイーンズタウンでトレッキングの仕事が始まる兄弟も、一緒にポキポキしてもらう。

嬉しい悲鳴。これが効く。多少の腰痛などは消えてしまうのだ。

「うぎゃー!」と、兄弟叫ぶ。
数日はこういった楽しい日々でニュージーランドに心も身体も慣らしていく。そうすると徐々に旅の「勘」が戻ってくるのだ。
いきなりストイックな旅に突入することはおすすめできない。
あわてなくとも、否が応でもストイックな日々はまもなく必ずやってくる。
辛いことも、きっとあるだろう。
だから、いきなり「本気」になる必要はどこにもない。
旅は、慌てないことが大事。
予定は未定。
バックパッカー(安宿)などに数日滞在していたら宿仲間もできるだろう。英語にも徐々に慣れてくるはずだ。
美味いものを食い、のんびり過ごそう。
まずは力を抜いて、楽しもう。