昨年8月の感想です・・・
ミス・サイゴンはここ数年でマイケル・リーがクリスやったりトゥイやったり、鈴木ほのかさんがエレンに復帰したり・・・でなんだか色んなバージョンを観る機会がありました。
今回はほのかさんも出なくなったし、でもまあ1回は観とくかな、という感じで観てきました。
日本では初の新演出、ということでしたが、実はもう韓国で何回か観ていたという。
新演出のセット、舞台が狭くなって勿体無いな・・・と韓国で見た時には思いましたが、青山劇場で観たら、サイズ的にちょうどいい感じでした。なるほど、大きな劇場でなくても上演できるように工夫されてるんだな、と思いました。
そういう意味では、世宗文化会館でやるのは大きな間違いという気が・・・(汗)まあ青山劇場もチケット取り難くかったですから、キャパ的には大きな劇場でやるのが順当ではあるんですけど。
トゥイが死んだ時の副官?の嘆き方が大袈裟だなーと思ってたの、韓国独自なのかと思ったら日本でもやってました。新演出の演出だったんですね・・・(汗)
あと、バンコクのハードゲイみたな客引き?もやってたので、これも新演出だったんですねー。
(セントルイスで観た時はまた違う演出だったので・・・)
新演出で、エレンのナンバーが変わったのですが、(韓国でも途中から変わったので私はまだ観ていませんでした)私はあまり好きじゃないかな・・・いや楽曲の問題ではなく、エレンの扱いというか解釈が変わっていて、その結果のナンバー変更だったので。
今までのエレンは、カンパニーによるところもあるけれど、キムに対して女性として嫉妬する部分は少なめで、救いたいという気持ちも持っていたと思います。それが今までのナンバーで歌われていた「でもあの娘憎まない」という歌詞に現れているかなと。
それはやや上から目線というか、現実が見えていないから言える理想でもあったわけですが、私はその方がリアルなんじゃないかなと思います。
以前セントルイスで実際にアメリカ人が演じるエレンを観ましたが、キムとの身長差のせいもあるのか、なんかもう同じ土俵に立ってない感がすごくありましたね・・・ああ、これがリアルなエレンとキムなのかなあと。
新演出では、エレンとキムの距離が近くなっている気がします。エレンの衣装もかわいいというか活動的な感じになっていて、今までのキムに対して大人、という感じと違ってましたし。
現代ではその方がいいのかもしれないけど、私は、現実が見えていなかったエレンがショックを受け、タムを受け入れる(あるいは受け入れられない・・・)以前のプロセスがリアルで共感できるな、と思っていたので、まだ新しいエレンには慣れないですね・・・
ちょっと欧米人のエレンでこの新演出のエレンを観てみたいかなとは思いました。また感じが違って来るんだろうなあ。
大分前の話すぎて、キャストの印象とかもうわからなくなってしまったので、なんかエレンの話のみになってしまいましたが(汗)
ミス・サイゴンはここ数年でマイケル・リーがクリスやったりトゥイやったり、鈴木ほのかさんがエレンに復帰したり・・・でなんだか色んなバージョンを観る機会がありました。
今回はほのかさんも出なくなったし、でもまあ1回は観とくかな、という感じで観てきました。
日本では初の新演出、ということでしたが、実はもう韓国で何回か観ていたという。
新演出のセット、舞台が狭くなって勿体無いな・・・と韓国で見た時には思いましたが、青山劇場で観たら、サイズ的にちょうどいい感じでした。なるほど、大きな劇場でなくても上演できるように工夫されてるんだな、と思いました。
そういう意味では、世宗文化会館でやるのは大きな間違いという気が・・・(汗)まあ青山劇場もチケット取り難くかったですから、キャパ的には大きな劇場でやるのが順当ではあるんですけど。
トゥイが死んだ時の副官?の嘆き方が大袈裟だなーと思ってたの、韓国独自なのかと思ったら日本でもやってました。新演出の演出だったんですね・・・(汗)
あと、バンコクのハードゲイみたな客引き?もやってたので、これも新演出だったんですねー。
(セントルイスで観た時はまた違う演出だったので・・・)
新演出で、エレンのナンバーが変わったのですが、(韓国でも途中から変わったので私はまだ観ていませんでした)私はあまり好きじゃないかな・・・いや楽曲の問題ではなく、エレンの扱いというか解釈が変わっていて、その結果のナンバー変更だったので。
今までのエレンは、カンパニーによるところもあるけれど、キムに対して女性として嫉妬する部分は少なめで、救いたいという気持ちも持っていたと思います。それが今までのナンバーで歌われていた「でもあの娘憎まない」という歌詞に現れているかなと。
それはやや上から目線というか、現実が見えていないから言える理想でもあったわけですが、私はその方がリアルなんじゃないかなと思います。
以前セントルイスで実際にアメリカ人が演じるエレンを観ましたが、キムとの身長差のせいもあるのか、なんかもう同じ土俵に立ってない感がすごくありましたね・・・ああ、これがリアルなエレンとキムなのかなあと。
新演出では、エレンとキムの距離が近くなっている気がします。エレンの衣装もかわいいというか活動的な感じになっていて、今までのキムに対して大人、という感じと違ってましたし。
現代ではその方がいいのかもしれないけど、私は、現実が見えていなかったエレンがショックを受け、タムを受け入れる(あるいは受け入れられない・・・)以前のプロセスがリアルで共感できるな、と思っていたので、まだ新しいエレンには慣れないですね・・・
ちょっと欧米人のエレンでこの新演出のエレンを観てみたいかなとは思いました。また感じが違って来るんだろうなあ。
大分前の話すぎて、キャストの印象とかもうわからなくなってしまったので、なんかエレンの話のみになってしまいましたが(汗)