東京芸大の学生が作ったオムニバス短編映画、なのですが、役者はプロだし制作にアミューズが入っていたりとかなり本格的。というか知らなければ学生さんが作ったなんて全然わからないレベルです。さすが芸大ですね。
4編のうち1つに大後寿々花ちゃんが出てるので観に言ったのですが。
全然知らずに観に行ってエンドロールで4作とも原作が岸田國士だと知りました。って名前聞いたことあるけど作家だっけ? と調べたら、岸田今日子さんのお父さんて・・・そういや岸田國士戯曲賞とかあるよね・・・
でも、映画の話は現代の話になっていて、年代的に原作そのままじゃないようでした。ちょっとネットで調べてたら、岸田國士の戯曲をデータベース化してるサイトがあって、「あの星はいつ現はれるか」があったので読んでみました。やっぱりかなり話変わってました。設定が現代なだけでなく、父親と母親の意見が逆、というところだけ原作どおりであとはかな違いました。映画観てるとタイトルが謎でしたが、原作ではちゃんと星出てきてたんですね・・・(映画で幼ななじみの役どころが天文学の学生で彗星の話が出てくる)他のエピソードもかなり原作とは変わっていると思われます。
あの星はいつ現はれるか
仲の良い幼ななじみに対する恋愛なのかどうか・・・という微妙な感情を丹念に追った話。18歳にしては幼いような気がしましたが・・・原作の主人公の年齢が18歳なのでそこだけ合わせた?
大後寿々花ちゃんが主人公でしたが、さすが微妙な演技が素晴らしかったです。普通の女の子演じさせたら右に出る者がない・・・と個人的には思ってます(笑)
寿々花ちゃんがかわいかったので満足です(笑)あ、江ノ島の風景もきれいでした。(とってつけたように・・・(汗))
生命を弄ぶ男二人
だんだん面倒くさくなって行く二人のいい加減ぶりがおかしかった。水橋研二さんのやさぐれっぷりがすごいな・・・と思ったんですがもしかして髪型普段からあんななんですね・・・(汗)
秘密の代償
なんか古めかしい設定の話だな・・・と思いましたが、後で岸田國士の戯曲が原作と知って納得。前の2作に比べて古めかしさが前面に出てた気がしました。どの程度原作と変わってるかはわかりませんが。
ダンスホールなんて今時・・・あるのかな・・・
ダンスホールの真ん中で大喧嘩、でも音楽で声は一切聞こえない・・・なんてのは映画らしくて面白い演出でした。
紙風船
新婚から少し時間が経った夫婦が休日を持て余す・・・という、現代にも通じそうな話。と言っても奥さん今時ちょっと古風だな・・・と思って観てましたが、なるほど原作が古いからなんですね。これも設定は現代に変えてますが、意外と原作とはあまり変わっていないのではないかという気が。(お風呂の中で雑誌読むとかは原作にはないだろうけど(笑))
微妙な夫婦関係を紙風船を投げ合うやりとりに例えたのは上手いなーと思いましたがこれまさに原作どおりですよね、きっと。
鎌倉のホテルに来たごっこは、さすがに役者さん同士なので上手すぎだろ、というのがありましたが・・・(笑)
舞台が部屋の中のみで登場人物も二人だけ、というまさに戯曲的なシチュエーションを、淡々と、でも丹念に映し出していて、さすが表題作、という感じでした。
全体を通して、不思議な味わいの小品オムニバス、という印象でした。その不思議さは岸田國士の古い戯曲を現代にアレンジしたためだったのかな。
江ノ島、鎌倉あたりを舞台にしたのも雰囲気良かったですね。
てな訳で今年見た映画の順位。
1.エンジェルウォーズ / 2.アレクサンドリア / 3.ナルニア国物語第三章 アスラン王と魔法の島 / 4.紙風船 / 5.グリーンホーネット / 6.GANTZ PART1
あと今年観に行く予定の映画
鑑賞済み「ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路」「抱きたいカンケイ」「GANTZ PERFECT ANSWER」
公開中「ブラックスワン」「マイ・バック・ページ」
6月20日公開「赤ずきん」
6月25日公開「メタルヘッド」
7月2日公開「マイティ・ソー」「水曜日のエミリア」
7月15日公開「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2」
7月29日公開「トランスフォーマー3」
8月20日公開「うさぎドロップ」
8月27日公開「ハンナ」
10月29日公開「ステキな金縛り」
10月公開「三銃士」
秋公開「プリースト」
12月1日公開「タンタンの冒険」
公開時期未定「ハッピーフィート2」
感想が追いつかない・・・そしてこんな時に限ってみたい映画が多いという(汗)
4編のうち1つに大後寿々花ちゃんが出てるので観に言ったのですが。
全然知らずに観に行ってエンドロールで4作とも原作が岸田國士だと知りました。って名前聞いたことあるけど作家だっけ? と調べたら、岸田今日子さんのお父さんて・・・そういや岸田國士戯曲賞とかあるよね・・・
でも、映画の話は現代の話になっていて、年代的に原作そのままじゃないようでした。ちょっとネットで調べてたら、岸田國士の戯曲をデータベース化してるサイトがあって、「あの星はいつ現はれるか」があったので読んでみました。やっぱりかなり話変わってました。設定が現代なだけでなく、父親と母親の意見が逆、というところだけ原作どおりであとはかな違いました。映画観てるとタイトルが謎でしたが、原作ではちゃんと星出てきてたんですね・・・(映画で幼ななじみの役どころが天文学の学生で彗星の話が出てくる)他のエピソードもかなり原作とは変わっていると思われます。
あの星はいつ現はれるか
仲の良い幼ななじみに対する恋愛なのかどうか・・・という微妙な感情を丹念に追った話。18歳にしては幼いような気がしましたが・・・原作の主人公の年齢が18歳なのでそこだけ合わせた?
大後寿々花ちゃんが主人公でしたが、さすが微妙な演技が素晴らしかったです。普通の女の子演じさせたら右に出る者がない・・・と個人的には思ってます(笑)
寿々花ちゃんがかわいかったので満足です(笑)あ、江ノ島の風景もきれいでした。(とってつけたように・・・(汗))
生命を弄ぶ男二人
だんだん面倒くさくなって行く二人のいい加減ぶりがおかしかった。水橋研二さんのやさぐれっぷりがすごいな・・・と思ったんですがもしかして髪型普段からあんななんですね・・・(汗)
秘密の代償
なんか古めかしい設定の話だな・・・と思いましたが、後で岸田國士の戯曲が原作と知って納得。前の2作に比べて古めかしさが前面に出てた気がしました。どの程度原作と変わってるかはわかりませんが。
ダンスホールなんて今時・・・あるのかな・・・
ダンスホールの真ん中で大喧嘩、でも音楽で声は一切聞こえない・・・なんてのは映画らしくて面白い演出でした。
紙風船
新婚から少し時間が経った夫婦が休日を持て余す・・・という、現代にも通じそうな話。と言っても奥さん今時ちょっと古風だな・・・と思って観てましたが、なるほど原作が古いからなんですね。これも設定は現代に変えてますが、意外と原作とはあまり変わっていないのではないかという気が。(お風呂の中で雑誌読むとかは原作にはないだろうけど(笑))
微妙な夫婦関係を紙風船を投げ合うやりとりに例えたのは上手いなーと思いましたがこれまさに原作どおりですよね、きっと。
鎌倉のホテルに来たごっこは、さすがに役者さん同士なので上手すぎだろ、というのがありましたが・・・(笑)
舞台が部屋の中のみで登場人物も二人だけ、というまさに戯曲的なシチュエーションを、淡々と、でも丹念に映し出していて、さすが表題作、という感じでした。
全体を通して、不思議な味わいの小品オムニバス、という印象でした。その不思議さは岸田國士の古い戯曲を現代にアレンジしたためだったのかな。
江ノ島、鎌倉あたりを舞台にしたのも雰囲気良かったですね。
てな訳で今年見た映画の順位。
1.エンジェルウォーズ / 2.アレクサンドリア / 3.ナルニア国物語第三章 アスラン王と魔法の島 / 4.紙風船 / 5.グリーンホーネット / 6.GANTZ PART1
あと今年観に行く予定の映画
鑑賞済み「ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路」「抱きたいカンケイ」「GANTZ PERFECT ANSWER」
公開中「ブラックスワン」「マイ・バック・ページ」
6月20日公開「赤ずきん」
6月25日公開「メタルヘッド」
7月2日公開「マイティ・ソー」「水曜日のエミリア」
7月15日公開「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2」
7月29日公開「トランスフォーマー3」
8月20日公開「うさぎドロップ」
8月27日公開「ハンナ」
10月29日公開「ステキな金縛り」
10月公開「三銃士」
秋公開「プリースト」
12月1日公開「タンタンの冒険」
公開時期未定「ハッピーフィート2」
感想が追いつかない・・・そしてこんな時に限ってみたい映画が多いという(汗)