ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

Howard Shore Anthology - The Paris Concerts発売!

2024年10月29日 | 指輪物語&トールキン

久々にLotRサントラの話題です。昨年4月にパリで行われたハワード・ショアのコンサート、Howard Shore Concerts at Radio France 

の一部がCDとして発売されることになりました。なんとドイツ・グラモフォンから!

 

ルートヴィヒ・ヴィッキー/Howard Shore Anthology - The Paris Concerts ←タワーレコード

 

『アンソロジー〜パリ・コンサート』 ルートヴィヒ・ヴィッキ&フランス放送フィル、他(2CD)

ハワード・ショア

HMV&BOOKS online

 

発売日は当初12月13日となっていたのですが、3月21日に変更になったようです。

あの黄色いラベルの下にショアさんの写真が出たジャケット、なんか感慨深いものがありますねえ…

このコンサートは、3日間に渡ってハワード・ショアの楽曲が演奏されるというコンサートで、映画音楽が中心ながら、オリジナル曲もいくつか。

ミロシュのギター協奏曲The Moon and Forest https://www.amazon.co.jp/dp/B08T6BTRD3/や、チェロ協奏曲Mythic Gardens とビアノ協奏曲Ruin and Memoryとか。(アルバム Two Concerti収録https://www.amazon.co.jp/dp/B06XKW495F/)

このチェロ協奏曲Mythic Gardensが大好きなので、行きたかったんですよねこのコンサート…

この他にも、CDには入っていませんが、Song of Names(邦題天才ヴァイオリニストと消えた旋律https://www.amazon.co.jp/dp/B07Y1V7HNK/)もやっていて、これも聴きたかったなあ…

そんなコンサートの中から収録された曲は、最初のタワーレコードのリンク先に載っていますが、LotRサントラからはFotR、ホビットからはNoble Wood(I Roderyn)という曲が収録されるようです。

このI Roderynて何?と検索していたら、なんとこのコンサートの映像を見つけました。ドイツ・グラモフォンの動画サイトで、有料なのですが…

 

 

『ロード・オブ・ザ・リング』の音楽で知られるハワード・ショアの世界~ミロシュを迎えてを観る

ライヴ from パリ

ステージプラス

 

 

収録曲はThe Fly組曲、Naked Lunch組曲、ミロシュのギター協奏曲The Moon and Forest、そしてFotRとホビットのNoble Wood。

I Roderynには「銘木」という訳がついているのですが、銘木って何???💦

指揮はLive in ConcertやLotR Symphonyを何十回と振っているLudwig Wickiさん。オーケストラはフランス放送フィルハーモニー管弦楽団。

早速課金して聴いてみました。FotRは、CDにはサントラ盤とは全然違うタイトルが色々ついていますが、要はLotR Symphonyの1、2楽章のFotRの部分でした。

LotR Symphonyは音源としてはLudwig Wickiさん指揮、ルツェルンの21st. Century Symphony Orcherstra演奏のものが出ていますが。

https://www.amazon.co.jp/dp/B005FNJL7K/

で、動画見てみましたが、ホールが良いのか音がいいし、結構上品というか美しい演奏でした。でもホビット庄の社会秩序はちょっと上品すぎかも💦

クリーヴランド管弦楽団で聴いた時、3日間通ったのですが笑日に日にティンホイッスルの人(ピッコロ担当の人)が上手くなって行ってたなあと思い出しました。きっと何回か演奏したらもっとハマっていたのかな。

トランペットがカッコよかったです。

In Dreamsのソロが女の子だったのでちょっと感動しました。今まで男の子でしか見たことなかったので…

そしてさらに感動したのが、男声合唱に目の不自由な方がいたのですが、胸元に白い紙を抱えてるな…と思ったら、歌いながら指を這わせていて、点字読みながら歌ってるんだ!と。

ちょっと不満は、アイゼンガルドのテーマの5拍子のリズム、結構大きい鉄板置いてあったのに金属音が全然しなくて。もっとガンガン叩かないと!

そして、アイゼンガルドの5拍子はアップライトピアノの弦を鎖で叩いてもいるのですが、なんかその鎖のジャラジャラする音が一番目立ってました…💦

カーテンコールの時、客席にショアさんが映ったのですが、髪が長めで髭も生やしていたので、ちょっとRoPのマスター・キールダンぽかったです笑

最後の曲がホビットのNoble Woodでした。多分闇の森関連の曲だろうなと思い、こちらの記事 The Music of Howard Shoreとホビット組曲 - ぐらのにっきで紹介した、2018年にスペインのテネリフェであったThe Music of Howard Shoreで演奏されたホビット組曲の1曲かな?と思っていました。

ところが映像を見てみたら、オーボエ協奏曲になっている???テネリフェの演奏では女声ソロがフィーチャーされていたのですが…

記事内でも紹介していましたが、当時の映像がまだ見られたので確認してみました。

 

Festivales de cine: Fimucité 10 Años - Howard Shore | RTVE Play

Emisión del programa Festivales de cine titulado Fimucité 10 Años - Howard Shore. Todos los contenidos de TVE los tienes aquí, en RTVE Play

RTVE.es

 

8:56くらいからホビット組曲からのタウリエル、闇の森関連の曲が流れます。聞き比べて、基本同じ編曲の曲だとわかりました。女声ソロの部分と、オケのオーボエの部分、+アルトフルートとクラリネットのユニゾンだったところもオーボエソロになってたりしました。

どうして女声からオーボエに変えたんでしょうね。そういえば「銘木」ってもしかしてオーボエのこと???と思ったり。

しかしテネリフェの音楽祭の映像久々に見てみて、闇の森の前に収録されている、ホビットBoFA部分の曲が面白いなあと改めて思いました。映画で使ってない部分が結構あるんですよね。いつかちゃんと聴ける機会があるといいなあ…

そして、今回のパリのコンサートではFotRの曲はLotR Symphonyと同じですが、テネリフェではSymphonyとは違う選曲&編曲の演奏なんですよね。これもいつか聴く機会あるといいなあ…(Live in Concertからの抜き出しかなとも思うのですが)

という訳で、久々にLotRサントラのネタがあったので荒ぶって長々と書いてしまいました笑

来年3月とまだ大分先ですが、CDの発売楽しみです。

そして、日本でもLive in Concertやらないですかねえ…お隣韓国では昨年FotR、今年はTTTをやってますから、来年はきっとRotKかな。羨ましいです…

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