ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

良いお年を・・・

2003年12月31日 | 旧指輪日記
SEEはデザインチームのコメンタリーを観終わりました。これでようやく全部観終わりましたー(汗)
なんか、デザインチームの話が一番心和んで観てられましたね。この映画で最も成功している部分でもあるし、一番素晴らしい部分なのかもしれません。
私などはついストーリーや俳優に目が行ってしまうのですが、美術面の裏話を聴くと、映像を観る目もまた違って来ます。まあ、スタッフとしては「中つ国の文化として自然に画面になじむ美術」を目指していたそうなので、思惑通りではあるんでしょうけど。
つい忘れがちになってしまうのですが、この映画のすごいところに、ファンタジー映画ならではの嘘くささがほとんど感じられない映像、というのがありますよね。もし映像がちゃちだったら、ストーリーの改変に文句をつける前にそういうところに目が行ってしまっていたでしょう。そういう意味では、やっぱりすごい映画だなあと思いました。
ジョン・ハウが、「この映画の場面は皆絵のように美しい。この映画の場面を絵に描けたら幸せなのだが」なんて言っていて、思わず「描いてイラスト集出してくださいー!」と思ってしまいました(笑)
でも、そんな中でも「えーっ?」と思うような話も(汗)例えばレゴラスの角笛城でつけてた肩当てですが、オーランド・ブルームに「何かつけて欲しい」と頼まれて作ったらしいのですが、「レゴラスだとわからなくなるから本当は何もつけたくなかった」のだそうで・・・(汗)うーん、あれだってロリアン軍に比べてあまりにも軽装で、それでも怪我ひとつないレゴラスって何者!?って感じだったんですけどねえ(汗)
あと、裂け谷から避難するエルフたちの持つランプ、美しいんだけど、あの指からつるす構造では絶対疲れて10分も持ってられないと思います・・・いくらエルフと言えども(汗)

そんなこんなでいよいよ今年も終わりですね。
昨年の今頃・・・は出かけてたんですが(汗)まだサイトの方もほとんどアクセスがなかったのですが、当時からは考えられないくらい沢山の方に観ていただけるようになりまして・・・本当にありがとうございますm(_ _)m
来年はいよいよSEE上映に続いてRotK公開ですね。まだなんだか映画が終わってしまうという実感がなかったりするんですが(汗)
それでは皆さん、良いお年を!
って、明日も日記書きますけど(笑)

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デザインチームのコメンタリー

2003年12月30日 | 旧指輪日記
SEEのコメンタリーもあとはデザインチームを残すのみとなりましたが、まだディスク1しか観られてません(汗)
このデザインチームのコメンタリー、参加メンバーの名前のリストが出ているところで画面を止めておくと、SEE本編の木の鬚のエント女の詩の場面の音楽が流れるんですよね。途中までなんですが。
ここの音楽好きなのでかなり嬉しかったですねー。しかも、本編では木の鬚の声がでかすぎて音楽良く聞こえなかったので(笑・吹き替えの方がまだマシです。ジョン・リス=ディヴィス声でかすぎー!)思わず何度も聴いてしまいました(笑)
しかし、今回のメンバーには衣装のナイラ・ディクソン氏が入ってないんですね。特典映像にも衣装のことはなかったし、ちょっと残念でした。なんでだろう? ひょっとしてFotRのDVDでTTTの衣装のことまでやってたんでしたっけ?(角川の公式ガイドブックと混同してるかも・・・)
FotRの時もそうですが、デザインチームの話は本当に面白いですね。セットや小道具の細かい部分までは何度も観ていても全然気付かなかったりするのですが(汗)、説明を聴くと「なるほどー」と思って、また観る目が違って来ますね。
TTTではやはりローハンの文化の表現に力が入ってたんだなあ、ということが特に黄金館内部の装飾の話を聴いていてもわかります。
あと、馬がつけている面当て?が馬の負担にならないようにウレタンで作ってあったとか、細かい気遣いが微笑ましかったです。
話を聴いていると「お金かかってんなー(汗)」というのもすごく感じます。デザインチームの話だけじゃないですけど・・・
やはりハリウッド映画の莫大な予算がなければ実現できなかった映画なんだなあというのも実感します・・・だからこそあのようなリアリティに富んだ映像が実現できたのでしょうね。
(そして、一般受けするようなストーリーの変更も要求されてしまうのだなあ、というのも・・・(汗))
しかし、一番気になったのは、兎シチューのシーンで「この映画に出てくる料理は皆食べられるようになっている」という話でした。なんだ、あのシチュー食べられたのか・・・。誰も一口も食べてなかったので、食べられないシチューなのかと思ってました。
でも、それならちょっとくらい食べて欲しかったなあ・・・せっかくホビット庄の最高の塩で作ったシチューだったろうに・・・ちょっと残念です。

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LotR展覧会inシンガポールと、STARLOG日本版

2003年12月29日 | 旧指輪日記
さっきTORnを観てたら、LotRエキジビション、3月からシンガポールでやるそうですね。詳しくはこちらをご覧ください。もうチケット予約始まってるんですね。会期は3/13~6/4だそうです。
アジアではシンガポールだけみたいなことが書いてありました。うーん、香港だったら行きたいと思ってたんですが、シンガポールは微妙な距離ですね(汗)
しかも、来年の海外旅行はLotR交響曲に賭けようと思っているので、微妙に二の足踏んでます(汗)

さて、昨日は本屋でSTARLOGの日本版を見かけて、でかでかとドミニク・モナハンのインタビューが出てたので思わず買ってしまいました(笑)
インタビューがフロド、アラゴルン、ピピン、メリーというメンバーなのが気に入りました。RotKではメリーとピピンがかなりクローズアップされてそうで嬉しい限りです。
でも、ドミニク・モナハンやビリー・ボイドのインタビューを読んで、やっぱり原作とは違うなあ、という思いを新たにしました。
思えば最初から、PJのメリピピの描き方は原作とは違ってました。原作よりコミカルになっているというだけではなく、原作よりもホビットを活躍させようとしているのが感じられて・・・。TTTでエントたちを動かしたやり方が一番顕著でしたが、FotRでも、劇場版ではカットされましたがメリピピがウルク=ハイを倒す場面もあったし、TTTでもアイゼンガルドで結構戦ってましたよね。
このメリピピの改変というのは、映画らしくわかりやすくするためなのかもしれませんが、どうもPJは原作よりもっとホビットに「英雄的」な部分を与えたがっているように思えるんですよね。
サムの改変について、ショーン・アスティンのことを色々書きましたけど(汗)実はPJのホビット観もアスティンほどではないにしろ、私が原作から受けた印象からはちょっと違うんだよな、ということを実感したように思います。
ただ、メリピピに関しては、これはこれで感動できるかな、と思ってますが。
あと、ピピンとデネソールのエピソードがありそうなことが書いてあって、嬉しかったです。でも、メリーとセオデンのエピソードはカットらしいですよね・・・両方の対比が好きだったので、メリーとセオデンのファンとしてはちょっと複雑です・・・

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制作・ポストプロダクションチームのコメンタリー

2003年12月27日 | 旧指輪日記
昨日制作・ポストプロダクションチームのコメンタリーを観終わりました。
一番印象的だったのは、アルウェンが戦いに参加するという設定をやめるべきだとリヴ・タイラーが主張し、PJたちがアルウェンの設定を考え直すことになったという話でした。てことは、リヴ・タイラーが何も言わなかったら、アルウェンどーなってたんでしょうか・・・(汗)リヴ・タイラーありがとう、というのもありますが、なんだかちょっと考えてしまいました・・・
エオウィンのシチューの場面の話も出て、あの場面は賛否分かれたということですが、やはりあの場面のエオウィンに違和感を感じていた人がスタッフにもいんだなあと思ってちょっとホッとしました。
でも、ちょっと考えてしまったのですが、アルウェンにしろエオウィンにしろ、数少ない女性キャラクターということで、かなり改変の対象になってしまってたんだなあと・・・。他の話からもそれは随所に感じたのですが。
女性を目立たせたいという理由には、女性がいないと華がないという男性からの立場と、逆に女性が共感できないという女性からの立場と両方があるのだと思いますが、少なくとも女性側からは原作どおりのエオウィンやアルウェンで充分共感できるのにな・・・というあたりを、実際に演じたミランダ・オットーやリヴ・タイラーが主張してくれたのは嬉しいことだと思いました。
あと、サントラについては、エントの行進の場面の歌についてのショアのコメントが聴けて嬉しかったです。やはり「無垢な少年の声が中つ国の自然と深く結びついている」のだそうです。ただ、角笛城の場面でもこの曲が出て来た理由には触れてなくて残念でしたが・・・やっぱ使い回しなんでしょーか(汗)
そして、ショアの口から「三部作が終わって嬉しいだろうと聴かれるけれど、嬉しいはずがない」とか、「音楽家として日々楽しんでLotRの音楽を作っていた」という言葉が聞けて嬉しかったです!
そうそう、ショアにとってはTTTで印象的なのは「北欧を思わせるローハンの文化とゴラム」なのだそうで。確かにサントラを聴いているとショアがローハンとゴラムが気に入ったんだなーというのはわかりますね(笑)
「この物語の核はフロドとサムとゴラムの物語だ」なんてことも言っていて、ああそう思ってたんだ、とちょっと意外でした。いや、フロドルートの音楽あんまり気合入ってないような気がしてしまってたもんで・・・(汗)

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いろいろ・・・

2003年12月26日 | 旧指輪日記
オーディオコメンタリーはその後全く見られていません(汗)ようやく仕事納めとなりましたので、コメンタリーの残りとサイト更新(ネタばかりたまってます・・・(汗))頑張ります!
あ、RotKの公開日2/14と正式に発表されましたね。まあ、大分前から2/14公開と思ってたので、特に影響?はないですが。

そうそう、監督チームコメンタリーのことでまたひとつ書き忘れたことが(汗)メリピピのアイゼンガルドの場面で、PJが「二人は第三部の冒頭でもパイプ草を楽しんでいる」みたいなことを言っていて、「それってもしかしてギムリとの再会シーンあるってこと!?」と舞い上がってしまいました(汗)
まあきっとサルマンと一緒にカットされちゃったんだと思いますが(涙)今まで撮影しているとかの情報すら聞いてなかったので、せめてSEEでは観られるのかな、と希望を残すことができて良かったです!

SEE話ばかりで書く隙がなかったのですが(汗)文庫版「追補編」無事に購入できました。本屋で「王の帰還下」のとなりに並んでいるのを見て「うわ、厚ー(汗)」と思いました・・・この厚さでは果たして読みやすいのかどうか疑問かも・・・紙質も厚いから余計に(汗)
まだあまり読んでないのですが、ホビットの系図のところでメリーのヨメさんの名前がちゃんと載っていたのでよしよし、と思いました。でもでぶちゃんフレデガーの妹とはわからないようになっていたのが残念です。
あと、帯のところに(この帯太すぎ・・・表紙半分隠れてます(汗))「中つ国のうた」という、2004年発売予定と聞いていた「中つ国詩集」がもう出ているかのように書かれていてあせりましたが、評論社のサイトによると2月発売だそうです。これも楽しみだなー。

「終わらざりし物語」は、やっとこさトゥーリンの話に入ったところです。(読むの遅すぎ・・・)
とりあえずトゥオルの話の感想しか書けませんが(汗)「シルマリル」はあらすじだったんだなあと改めて実感しますね。
一番感銘を受けたのは、ネヴラストの荒々しい海の描写と、ヴォロンウェが語る柳の国ナンタスレンの情景の描写でしょうか。トールキンらしい自然の描写が美しくて心を奪われます。特に、海に関する描写は「指輪」にはなかったので新鮮でした。
でも、トゥオルの人となりはあまり伝わってこないのが残念でした。話途中だもんなあ・・・イドリルが出てくるところまで書いてあったら良かったのに、と残念でした。

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RotK新予告とコメンタリー続き

2003年12月25日 | 旧指輪日記
先ほど公式サイトにupされていたRotKの新予告を観ました。いやー・・・既に観られた方の「良かった」発言を聞いているのでなおさら期待が高まってしまいますねー。
ピピンが戦ってるよー! メリーはどうした!(怒)と思ったけど、メリーの戦いはかなりネタバレですもんね。
あと、フロドに語りかけるガラドリエル、なんかちょっと怖かったんですけど(汗)前はあそこで泣いたんですが・・・(汗)
アルウェンもちょっとかわいそー、という感じでした。あの設定、意外と気にならないかもと思いました・・・
そしてそして、サムに泣かされてしまいました・・・あのシーン反則ですよ~(汗)袋小路に帰って行くフロドの姿の幻想、明るい緑に包まれたホビット庄の光景・・・そしてやっぱりショーン・アスティンは上手いなあと思いました。どんなサムにしろ、最後に受ける感動だけは同じかもしれないと、ちょっと思えました・・・
しかし、ホビッツ4人に跪く人々、なんて超ネタバレな映像が入ってたけどいいんですかねえ?(汗)
あ、そう言えばファラミアみかけなかったなあ・・・(汗)

さて、SEEのコメンタリーはポストプロダクションチームの前半観終わりましたが、意外にハワード・ショアのコメントが少なくてつまらなかったので(汗)監督・脚本チームの感想に書き忘れたことを・・・
木の鬚の「南へ行くのは好きなんじゃ」って台詞、ジョン・リス=ディヴィスのアドリブだったんですね! 私なぜかあれ原作にある台詞だと思ってたのですが、言われてみればなかったかも(汗)
私が劇場版の木の鬚をなんとか受け入れることができたのは、この台詞と野鼠のことを話す場面のおかげだったんです。あれがなかったらSEE観るまでダメだったかもしれません(汗)ありがとうジョン・リス=ディヴィス!
しかし、ジョン・リス=ディヴィスはアドリブが多いと聞いて一抹の不安が・・・まさか野鼠の台詞までアドリブじゃないでしょうねー(汗)もしそうだったら・・・PJの木の鬚の解釈には全くついて行けないということになってしまいますが・・・(汗)
まあ、アイゼンガルドに行進して行くところはいいんですけど、あれは原作の台詞のせいもあるしなあ・・・

あと、以前からずっとローハンの避難民にすごくカワイイ娘がいて気になっていたのですが、その娘がイライジャ・ウッドの妹だということが判明してびっくりでした! そりゃカワイイわけだ・・・(汗)

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監督・脚本チームコメンタリー

2003年12月24日 | 旧指輪日記
SEEはようやく監督・脚本チームのコメンタリー観終わりました。
ディスク2で印象的だったのは、アルウェンに重要な役割を持たせようとしていたPJと脚本の二人に対して、リヴ・タイラーが原作どおりのアルウェンにするように主張したという話でした。TTTの追補編を思わせるアラゴルンの死後のシーンもリヴ・タイラーの希望で入ったのだとか。
なんだかリヴ・タイラーってLotRファンには嫌われてるようですが(汗)私は彼女のことは決して嫌いではなかったので、この話はちょっと嬉しかったです。まあ、それでもパスポートやカードでアルウェンが出たら「ハズレ」と思ってしまいますけど(汗)
それにしても、ミランダ・オットーといい、女性キャストは結構原作の内容を掴んでたんだなあと思いました。ケイト・ブランシェットも良かったですしねえ。
あと、エオウィンの追加シーンは、結局のところエオウィンのキャラクターとしては違う、という判断のもと劇場版からカットされたのだという話を聴いて、かなりホッとしました。FotRのSEEでは「どうしても入り切らなかった」場面ばかりだったように思いますが、TTTの場合は「こんなのも撮ってました」的な場面も入ってるんだなあと。違和感を感じる追加場面については、こんな風に思って観ればいいのかなあと思いました。
ストーリーを変更した部分についての説明には、まあ言うことはわかるけど、本当にそんなことする必要あったのかなあ、という疑問はありました。アラゴルンの崖落ちとロリアンからの援軍についてですが。
エオメルがエルケンブラントの代わりに救援に駆けつけるという変更について「なぜか批判されなかったけれど」と言ってましたが、そりゃそうですよ。あの変更は、上手いこと纏めたなーという感じでしたし、エオメルも出番は減ったけれどカッコ良かったし。そんなに文句言う必要がなかったから文句がでなかったわけで、やっぱり文句が出る場面にはそれなりの理由はあると思います。
それにしても、「時間がなかった」という彼らのコメントは信じたいなあと思いました・・・。FotRだって元々はかなりすごい変更をしていたようですが(汗)時間をかけて考えるうちにだんだん原作どおりに修正されて行ったそうですから・・・。もっと時間があったら、もっと原作に近いTTTが観られたかもしれないのに、と思うと残念ですね・・・

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PREMIREホビット特集?と引き続きコメンタリーのこと

2003年12月19日 | 旧指輪日記
文庫版の「追補編」出てないかな・・・と本屋に行ったら、ホビット4人が表紙の「PREMIRE」日本版が売っていたので思わず買ってしまいました。
ホビット4人のインタビューは面白かったです。ショーン・アスティンがホビットについて色々言っていて、コメンタリー聞いたばかりなので「またか~(汗)」と言う感じでしたが(汗)イライジャ・ウッドの「サムの無邪気さは素敵だと思う」という発言に救われるような思いでした。
でも、そんなアスティンを他の3人がいなしたりしてる様子を見て、この人たち本当に仲がいいんだなあと思いました。そうやって違う意見を持ちながらもお互いを認め合って友だちでいられるというのは素晴らしいことだと思いました。

さて、SEEは監督・脚本チームのコメンタリーのディスク1まで聴きました。
覚悟していたせいか、そんなに怒っちゃうような話はありませんでした。面白い話もいろいろあったし。
そんな中、私にとって一番重要だったのは、PJの木の鬚に対するコメントでした。あの「愉快で間抜けなクリーチャー説」の理由が明らかに・・・PJ曰く「トールキンがあまりにエントを神格化しているので茶化してみた」のだそうで・・・な、なるほど、確信犯だったわけですね・・・(汗)
なんでそんな風にしなければならなかったのはよくわかりませんが(汗)多分好みの問題なんでしょうね・・・
確かに木の鬚にはユーモラスな部分もあります。PJはその辺を強調した木の鬚のキャラクターにしたのでしょう。そして、エントの持つ深遠さ、去り行く種族の悲しみのようなものは取り去ってしまったのだと。
私が木の鬚の一番好きなところ・・・はホビットに優しいところなんですが(汗)その次に好きなのが、この深遠さ、去り行く種族の悲しさ、だったので、PJの木の鬚に馴染めないのはもう仕方ないことですね。どう考えたって平行線ですから(汗)
ただ、SEEの追加場面で、かなり私としても妥協できるような木の鬚になったように思うので、劇場版の時ほどの違和感はなくなりました。エント女の詩を読む場面、PJとしては「まずい詩を読むユーモラスなシーン」のつもりらしいですが(汗)、それでも原作の木の鬚の深遠さやエント女を失った悲しみが感じられるような場面になっているので。やっぱりSEEがあって良かったですね。

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ショーン・アスティン・・・

2003年12月17日 | 旧指輪日記
SEEはまだキャストのコメンタリーを最後まで見たところで止まっています(汗)
しかし、この最後の4分の1に色々私を愕然とさせるコメントがつまっておりました(汗)以下の文章で、ショーン・アスティンがお好きだったり映画のサムがお好きな方が気を悪くされたら申し訳ありません。あくまで私見ですので・・・(汗)

ショーン・アスティン、そこまでのコメントでもよく喋るなー、と思ってました。
しかし、オスギリアスあたりでのコメントにはさすがに衝撃を受けました・・・バクシアニメのサムを見て、「あんな無能で無様な人物を演じるために労力を使いたくなかった」みたいなコメントに・・・
確かにバクシアニメのサムは間抜けでカッコ悪い部分が強調されているかもしれません。しかしその後に「トールキンは喜ぶかもしれないけれど」と言ってしまっていることで、原作のサムについても「無様でカッコ悪い部分」(無能ではないと思います・・・)が気に入っていないということをさらけ出してしまっていると思います。うーむ・・・(汗)
あと、森の中のラストシーンを、「この場面は気に入っていない」なんて言い出して「ええーっ!?」と思いました・・・(汗)
「あれだけの経験をして元通りなんてあり得ない」って、確かに映画では原作よりもすごい経験をしてしまっているので、その辺に整合性のなさが出てる部分もあるとは思いますが、でもそういうのがホビットらしさなのではないのかな・・・。
そして、「交響曲で荘重に終わるところをフルートで終わってしまっているような」という例えには本当に「ええーっ!?」でした・・・(汗)いや、その静けさがいいんだと思うんだけど・・・
フルートを引き合いに出したのは偶然かもしれませんが、ちょっとショックでした。ハワード・ショアは、フルートという楽器をサムに合わせて使っている場面が多いと思っていたので。
まあ、「サム=フルート」というのは私の思い違いかもしれないですが、それにしてもサムを演じている人自身からのこの言葉はちょっと悲しかったです・・・

この他、バーナード・ヒルが最後の突撃の時、「セオデンはアラゴルンが自分より優れた王だということを認め、全権をアラゴルンに委ねたのだ」なーんて解説があって、なんかガックリ来ました・・・(汗)やっぱそういうセオデン像なんだー(涙)でもバーナード・ヒルのセオデンはやっぱり好きですが・・・

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引き続きキャストコメンタリー

2003年12月15日 | 旧指輪日記
今日はひょっとしたら文庫版「追補編」出てるかも、と「終わらざりし-」を買った本屋に行きましたが、まだ売ってませんでした。明日池袋に行くので、明日は売ってるといいなーと思います。まあ、買っても「終わらざりし」があるからすぐには読めないんですけどね(汗)

昨日は結局キャストのオーディオコメンタリーのディスク2の前半しか観られませんでした。うーん、時間が足りないよー(汗)
引き続きですが、ミランダ・オットーのエオウィンについてのコメントが本当にいいですねえ。エオウィンて女性には共感できるキャラクターだから当然なのかもしれないですが、それでも嬉しいです。RotKが楽しみです!
アルウェンのシーンは、ヴィゴ・モーテンセンもリヴ・タイラーもいないので、話がもたなくてキツい感じでしたね(汗)ビリー・ボイドとドミニク・モナハンの会話は笑えましたが。しかしホントこの二人、ボケ同士で話がオチませんねー(笑)
グリマの涙についてブラッド・ドゥーリフが何かコメントしてくれるかと思って楽しみにしてたんですが、何も言わなかったですね・・・残念・・・
そうそう、昨日書き忘れたのですが、ディスク1のクリストファー・リーのコメントで、「サルマンはサウロンを出し抜こうとしている」というのを聴いて「そうだったの!?」と、嬉しいような複雑な気分になりました(汗)確かにそう言われればそうも取れますが、原作知らない人はそんなこと全然気がつかないだろうし、映画自体は結局どっちでも結果は同じ、みたいな感じになっているし・・・。果たしてアイゼンガルドの場面でこのあたりは解明されるんでしょうか。でも、、最後でそれが明らかになっても、今更どうなの、みたいなのもあったりして(汗)うーん、色々と複雑です、やっぱり・・・
あと、字数があるので昨日書ききれなかったことを。オーランド・ブルームがギムリの代役のブレット・ビーティ氏を褒めて、「画面を見ていても代役とはわからない」なんて言ってましたが、「わかるってー(汗)」と思いました(笑)観客をナメすぎです(汗)
あ、でもロングショットで走ってるのはどっちかわからなかったかも・・・(汗)
ブレットさんも頑張ってはいるんですが、やはりジョン・リス=ディヴィスはすごいなーと思います。黄金館で斧を嫌そうに渡すところとか、ファンゴルンで斧を下ろすところとか、ちょっとした仕草がやっぱりすごいいいですもんねー。

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