ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

さかもとえいぞう@四谷OUTBREAK 06.3.28

2006年03月31日 | 音楽(主に日本のHR?)
平日で、しかも忙しい時期なのに・・・と行くのが結構たるかったのですが(汗)行ってしまえば楽しいのはいつものことで。今回もとっても楽しかったです。
対バンのDEAD BONEZ(仮)も楽しかったし。
まずは村上宏之さん率いるDEAD BONEZ(仮)。なんで(仮)なのかというと、ヴォーカルの竹内佳雄さんが嫌なんだそーです、なんか「死んでる骨」って感じで(笑)
しかし、発表された新バンド名候補も観客の反応が悪くてボツに。しばらくは(仮)のままで続きそうです。
このバンド、昨年末の英三さんのライブで村上宏之さんが「何かやらない?」と言われて集めたメンバーでセッションをやったのですが、その時も「バンドとして活動しようか」なんてMCで言ってたのですが、その後サイトもOPENしたりして、すっかりバンドの形になったようでした。既に固定ファンもたくさんいるようでしたし。村上兄弟がいるんじゃ当然か(笑)
あ、全く余談ですが、宏之さんと孝之さんの見分けがつくようになりましたー。って髪型が違うだけではないよね?(汗)マナカナよりは見分けつくと思いました(笑)
このDEAD BONEZ(仮)、6月にもライヴをやるようで、あとで英三さんが「僕としかやらないと言ってたのに」と拗ねてました(笑)
ビジュアル的にもいいし、メンバー一人ひとりのキャラクターが立っているのも楽しいです。特に、ビジュアル的には一人浮いているようなベースの平田さんのキャラが面白くて(笑)ちょっと仕込みすぎかなーと思う部分もありますが、MCも楽しかったです。
曲も、もともと80年代ポップスをハードにアレンジしてカバー、というのから始まったのですが、オリジナルの曲もハードかつオシャレな感じ?で、曲自体も楽しめました。
いやーまた見てみたいなあと思いつつ、本命?ライブも行くのかったるくなりがちな今日この頃、多分6月は行かないでしょう・・・
でも、8月ごろやるかもな英三さんのライヴにはまた出るみたいなんで、それを楽しみにしてようと思います。

そして英三さんですが。実は新譜発売から1ヶ月あったにもかかわらず1回しか聴いてなくて(汗)予習全然足りない状態だったのですが・・・(汗)
まあ、既にライヴでも聞いていたので、新曲も普通に楽しめましたけど、やはり前から知っている曲はもっと楽しめたので、今度からちゃんと予習して行こうと反省・・・いつも反省してる気がしますが(汗)
しかし、バックの少年ハンサム隊は上手いですねえ。テクニックもさりながら、BLACKESTなんてイントロだけで英三さんらしい情念を感じさせる演奏で、若いのにすごいなあ、英三さんに選ばれただけのことはあるなあ、と思いました。
特にドラムの藤野くんがいいなあと思う一応ドラム好きな私。メジャーデビューしているバンドのドラマーでもドラムソロがつまんない、という人はたくさんいますが(汗)彼のドラムソロは聞き飽きないです。ホント上手いよなあ。
ただ、このメンバーだとコーラスがないのがちょっと寂しいですが。
ベースの坂3が仮面を被ってデスヴォイスで叫ぶ「銀の鞭」もやりました。この一曲のためだけに登場のVIGILANTE海野さん。本当にこの曲だけでした(汗)いい人だよなあ・・・まさかこの1曲のために大阪まで行ってたんでしょうか!?
そして、その後仮面を被ったままの妖しい姿で、フツーにMCを喋りだす坂3のギャップも面白かった(笑)
「英三さんが有線大賞を狙って作った」と言われていた???PRECIOUS MOMENTは、カラオケで歌ってました(笑)歌い終わった後、「メンバーに愛想つかされたらこういう形になるんでしょうねー」なんて言ってたのがウケました(笑)
後半はこれまでのアルバムの曲を怒涛のようにやって、盛り上がりました!
スタンディングのライヴはしんどいなあなんて思う今日この頃なのですが(汗)久々にとても楽しいライヴでした。時間もこのくらいがちょうどいいかも(笑)
また次のライヴが楽しみです。DEAD BONEZ(仮)もまた観たいなー。
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ラジオドラマ聞き返し中その14

2006年03月31日 | 指輪物語&トールキン
ラジオドラマ、ぼちぼち聴いてます。まだTTTなんですが、内容的にはRotKにも入って来てますね。結構時系列に忠実な順番に話が進むもので。

まずはピピンがパランティアを覗くシーンなのですが、ラジオドラマでは、ピピンが拾ってすぐに覗いちゃうんですねー。
うーん、それだとパランティアが危険なのかどうか知らずに覗いたわけで、ピピンに全然罪がないことになってしまう・・・それはちょっとつまらんなあ。"Forgive me"とか言ってても「いやあんた別に悪くないよ」と思ってしまいます(笑)
ピピン役の人のサウロンの声まね?がメチャクチャ上手いです。というか、ピピン自身が自分の体験を語っているシーンなので、こんなに上手いのはどうかと思うんですが・・・ってマゴットさんがナズグルと会った時のことを語っていた時も思ったなあ。このあたりはラジオドラマならではでしょうか。
この時のガンダルフの声がとってもいいんです! 静かに優しく諭すような話し方で。これ聴くと映画のガンダルフがやりすぎに思えてしまいます。
しかし、ガンダルフがいいだけに、ピピンの罪が軽いというかないのが残念・・・ピピンの馬鹿な行動に対してこのガンダルフだと素晴らしい、という感じなのに。
でもやっぱり映画よりも好きだなー。

続いて黒門前のフロド、サム、ゴラム。ゴラムを問い詰める?フロドの毅然とした感じが・・・いいですねえ。イアン・ホルムのフロドやっぱりいいなあ。
(感想それだけかい(汗))

そして今度はアイゼンガルドから馬鍬砦に向かうセオデン一行。ヘルム峡谷に立ち寄るまえ、かな?
ハルバラドたち野伏さんたちが追いついてきます。
再会を喜ぶアラゴルンが・・・なんかいいんだよなあ。このアラゴルン好きだ(笑)
そして、エルロンドからの伝言により死者の道を行くことを決意?するアラゴルンに、「それじゃあ僕はどうなるの!?」と叫ぶメリー。それにたいして「あんたのことを忘れていたよ!」と言うアラゴルン・・・っておい(汗)忘れてたって・・・ひどすぎる~(汗)
しかし、このアラゴルンの言い方がなんというか暖かくていいんですよねー。微笑ましいくらい。多分、本当に忘れていたんじゃなくて、冗談でからかってたんじゃないでしょうかね。
いやこのシーン好きだ~
それに対して、「お荷物みたいに置いていかれるのはいやだ」と主張するメリー。ラジオドラマのメリーの個性を今まであまり感じないでいて、ピピンのかわいさの方が印象が強かったのですが、ここのメリーは好きだなあ。
アラゴルンは、メリーはセオデン王さえよければ一緒に連れてってもらえばいいと言い、セオデンは承諾し、エオメルにメリーに合う鎧兜、剣を用意するように言います。
これに感激したメリーが「剣なら持っております」と言ってセオデンに剣を捧げます!
「殿を父ともお慕い申し上げます」「しばしの間なりともな」も原作どおりにあって嬉しいです
いやー、やっぱりメリーいいなあと思いました(笑)

映画、ミュージカルともに、FotRはいいけどTTT以降が今ひとつ・・・だったりしたのですが、ラジオドラマは原作と同じく、RotK部分に入ったらますます面白くなって来ましたねー。映画もミュージカルもできなかったことなので、これってすごいことかなあと思います。
ラジオドラマ、最初に聴いた時には盛り上がりに欠けるなあなんて思ったりもしたのですが、やっぱりいいかもー。今後も聴いて行くのが楽しみです!
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LOSTがBS-iで4月より放映開始!

2006年03月30日 | 指輪物語&トールキン
たまたま妹がネット上で発見した情報なのですが、ドミニク・モナハン出演のLOSTが4月12日(水)からBS-iで放送されるそうです!
まだBS-iのサイトにはまだ出てないんですが。私が探してみた中ではこちらに出ていました。24を凌ぐんですかねえ、LOST・・・ゴールデングローブ獲ったからか。しかしそのわりにはなかなかマイナーなところでばかりの放映ですが・・・
BS-iでもまだまだ一般的には見られないですが、うちの実家では見られるので、ビデオ録ってもらおうと思います。いやーこんなに早く見られる日が来るとは思わなかったなあ。
ちなみに妹は韓国ドラマ関連の情報を見ていて発見したそうな。前に一緒にN.Y.に行った時に私がテレビにかじりついてドムの写真撮ってたので(笑)覚えいたみたいで教えてくれました(笑)まあ、もともと海外ドラマ好きでもあるんですが。24もシーズン5の放映が始まったら妹が録画すると思うので、便乗して見せてもらう予定(笑)
なんで韓国情報にこの話が出ていたかというと、韓国の俳優さんが出ているからですねー。LOST一度だけ見たことがありますが、女性の方のキム・ユンジンさんはとっても綺麗な人でしたね。
と彼女の名前を調べようとAXNのサイトを見てたら、チャーリーの吹き替えは村治学さんじゃないんですねー。ちょっと寂しい・・・
そして、ドムと婚約したのがクレア役の人じゃないことを今日初めて知りました・・・(汗)そうかあ、ケイトでしたか~。ヒロイン(ですよね?)ゲットなんてすごいじゃんドム、といまさら(笑)

そして、明日、明後日と地上波でRotKをやりますねー。テレビで宣伝をやる度に、RotKなのに「旅の仲間のテーマ」が流れるのでドキっとしてしまう・・・(笑)
今回はBSでやらずにいきなり地上派なんですねえ。
しかし、多分私は腰をすえては見られないと思います・・・1日はほとんど見られないし。
なんだかLotRのテレビ放映って見られたことがない・・・FotRを地上波でやった時は確かRotKの先行上映の日だったし、TTTの時はLotRシンフォニーの日だったし。なんでこんなにLotRがらみのイベントとぶつけるの、と不思議でしたが(笑)
本当は見たいけど、アホのように何度も見ているので、今更見られなくても「ま、いっか」という感じですが・・・
でも、前半がどこで終わるかだけはとても気になるので、なんとか明日の終了時間くらいにはテレビを見ていられるといいなあと思います(笑)
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指輪ミュージカルステージ写真とグラスゴーのLotRシンフォニー

2006年03月29日 | 指輪物語&トールキン
指輪ミュージカルの記事を読むのもすでに飽きてきていたりして・・・(汗)
TORnにリンクされていた記事に、ステージ写真のスライドショーがついてましたのでご紹介。
なぜか同じ写真が結構続くのですが、初見の写真も。
16番目のカーテンコールの写真では、最前列のホビット、左からピピン、メリー、ロージー、ビルボです。ロージーこんな感じなんですよ。ちょっとファニーな感じ???
最後の写真では、LotRでサウロンなどを演じたSala Bakerが写ってました。

もうひとつ、LotRシンフォニーの情報が。こちらもTORn経由です。
6/24(土)25(日)にスコットランドのグラスゴーで、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(RSNO)の演奏で、The Glasgow Royal Concert Hallで行われるそうです。
指揮者、ソリストは不明ですが、スコットランドいいなあ・・・なんて思ってしまいました(笑)
チケットはThe Glasgow Royal Concert Hallのサイトで発売中のもよう。
なおRSNOのサイトでは、上のフレームの画像がクリックするごとに変わるのですが、LotRシンフォニーバージョンの画像もありますのでトライしてみてください(笑)スクリーン映像にも使われた、アラン・リーのゴラムの鉛筆画(映画バージョン)でしたよ!
スコットランド、夏だったらかなり迷ったのですが、行けない日程なので迷いようがありませんが・・・ああ、夏で指揮がショアだったらもうグラスゴーで決まり、なのですが。でも夏だったらショアが指揮は多分ないもんなあ。サンディエゴがあるから。
サンディエゴもせめてもうちょっといいホールだったらなあ・・・(オケもできればもうちょっといいところを(汗))
ピッツバーグも今年はなさそうな雰囲気だし、夏のコンサートの話もまだ出てこないので、このままだとサンディエゴに行くことになりそうな感じですが・・・いやまだわかりませんが(笑)
あーでもそろそろバーミンガム行きたいんですけど・・・いつになったらセアホールの水車小屋に行けるのでしょうか、私は。(コンサート行くのやめてバーミンガムに行けば、というかんじでしょうが(汗))
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「馬と少年」は映画化できるか(ネタバレ)

2006年03月27日 | 読書
ちょっとナルニアモードな今日この頃(笑)ナルニアの成り立ちについて復習しようと「魔術師のおい」を読もうと思いつつ、なぜか「馬と少年」を読んでしまいました。まあ斜め読みなのですが・・・
なんで読んだかというと、この間友達に「タムナスさんもう出てこないから」と豪語してしまったのですが、後になって「もしかして5巻と7巻に出てた・・・?」とふと思い、確認してみたのでした。ええ、どちらにも出てました(汗)しかも5巻(「馬と少年」)は思ったよりもずっと出てた・・・(汗)
まあ、5巻と7巻は映画化されるか微妙だし、いいか、ということで友達にはわざわざ訂正しないでおきますが(汗)
5巻と7巻「さいごの戦い」がどうして映画化されるか微妙だと思うかというと、アラビア風の敵国カロールメン国の描写が今の世の中ではヤバイのでは・・・と思うからです。7巻は別の意味でも微妙ですが・・・私はどうもあのラストは納得できないんだよなあ。
しかし、そう思いながらもついつい読み進んでしまう・・・面白いんですよね、「馬と少年」って、お話として。初めて読んだ時もそう思ったということを思い出しました。
ストーリーは結構単純だし、「王子とこじき」みたいな展開も先が読めるといえば読めるのですが、なんというか私にとってはナルニアシリーズ全体に言えることなのですが、ストーリー自体ではない、別のところで「いいなあ」と思うところがあるんですね。
「馬と少年」の場合、自惚れ屋の「もの言う馬」ブレーとシャスタのやりとりが面白いんでいよね。全体的なストーリーは単純なのですが、このあたりがちょっとオリジナルというか、斬新で面白いと思います。
だいたい原題からして「The Horse and his Boy」なんですよね。
カロールメン国を「悪い国」として描いてしまうようなところがありながら、こういうところは斬新だったりする。このあたりはトールキンとも共通するように思います。
しかし、このまま映画化というのは難しいのでは、とやはり思ってしまいます。解決策としては、カロールメン国をアラビア風でなく描くという手があるかもしれませんが、「アラビアンナイト」趣味?で描かれているので、これを変えてしまうとかなり原作の味がなくなってしまうと思うんですよね。
アーケン国もアラビア風の国にしてしまうという手もあるかもしれませんね。ナルニアの成り立ちとしては、イギリス人の子孫が治める国ということになるのでおかしくなりますが・・・
しかし。そうやって現代に合わせて改変することって、果たして良いことなのかなあとも思います。よほど上手くやらないと、原作の味を相当損なってしまうことになるのではないでしょうか。
人種や宗教の点で偏見や差別を感じさせる記述というのは、「指輪物語」にもありますよね。褐色人とか東夷とか。
フロドとサムの主従関係というのも、身分の差というものがあるわけで、現代の感覚で言えば二人を対等な「親友」にした方が良いようにも思えます。
でも、実際にフロドとサムの主従関係を弱めたPJ映画では、原作のフロドに盲目的に忠実なサムの健気さ、という味わいはなくなり、かなり違う雰囲気になってしまいました。(まあそれだけが原因ではないと思いますが、それはちょっとおいておいて(汗))
「馬と少年」も、現代の感覚に合わせて改変したら、かなり違う味わいの作品になってしまうのではないでしょうか。それが果たして良いことなのかどうか。原作を大事にするなら、やはりあまりそういう改変はすべきではないのではないかと思うのです。
ルイスやトールキンは、こういう偏見的な部分のある作品を書くことが許された?最後の世代なのかもしれませんね。
しかし一方で、ナルニアも指輪も発表されたのが第二次大戦後だったりして、「昔の人が書いたものだから」と言い切るにも微妙な時代ですが・・・19世紀とかだったらまだしもなんですが。
以前、宮崎駿氏が「指輪」の偏見的な部分を批判していたのを読んだことがあるのですが(細かい内容は覚えていないのですが)、そのとおりではあるんだけど、そのために他の良いところまですべて否定してしまうのは勿体無いのになあ、と思いました。
ナルニアについても、宗教的なところとか時々ひっかかるところはあるんですが、良いところは良いところとして評価したいなあと私は思っています。
そして、良いところと良くないところというのは、切り離して別のものにすることは難しかったりするものですよね、往々にして。
そういう意味でも、どこかを改変すると原作の味わいは失われると思うので、やはり改変は最小限にするぺきではないかと思うのでした。
でもそうなると、やっぱり「馬と少年」の映画化は難しいのかな・・・
って、まだナルニアも2作目の製作が決まっただけだというのに、気が早すぎですね(笑)
コメント (4)
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トールキン教授のお孫さん、指輪ミュージカルを賞賛

2006年03月27日 | 指輪物語&トールキン
またまた指輪ミュージカル関連でございます。だって連日のように出て来るんだもん・・・(汗)
今日はTORnにリンクされていた二つの記事です。
まずひとつは、カナダのCBC放送のニュース番組での特集?の動画です。こちらで見られます。要Quick Time。
既出のリハーサル映像以外にも舞台の動画が出ているのが見所ですね。こうして観るとすごく綺麗な舞台だなあ・・・
あーでもやっぱり灰色のガンダルフ、おでこに波線引いてるような~(汗)
インタビューにいろんな人が出てきますが、サルマン役の人が劇団四季の日下武史氏にそっくりなんだよなあ、なんだか(笑)この映像見て思い出してしまいました(笑)
音声はまるっきり聞き流してしまいましたが(汗)TORnの元記事によると、ロンドンで開幕が難しくてトロントになった経緯、などなどを話しているそうです。

もうひとつの記事は、23日のトロントの初日を見た、トールキンのお孫さんのレイチェル・トールキンさんの感想について書いている記事です。
映画の影響を受けたものになっているのではないかと心配していたそうですが、まったくオリジナルで良かった、と言っているそうです。
えー、そうかなあ、と私は思うのですが、なんだかあまり映画と似ているところがあるという意見を聞かないので、私がおかしいのかなあ?
しかしこのお孫さん、35歳と書いてあるように思うのですが・・・ずいぶん若いですね。ひ孫じゃなくて孫でいいのでしょうか。RotKにゴンドール兵役でカメオ出演したロイド・トールキン氏が似たような年代だったと思うのですが・・・
もしかしたら末娘のプリシラさんの娘さん? と思ったのですが、それで姓がトールキンってのもちょっと不思議なのですが・・・
そう言えば、一昨年の5月にオックスフォードに行ったとき、ロイド・トールキン氏のお母さんで、トールキン教授の次男マイケル氏のお嬢さんのJoanさんに偶然お会いしたのですが、(本当に遭遇しただけですが・・・詳しいいきさつはこちらにupしてますので興味のある方はどうぞ)考えてみたらロイド・トールキン氏も母方の祖父、のはずなのにトールキン姓を名乗っているのですね。うーんちょっと不思議です。
しかし、35歳ではトールキンに会ったこともないはずですよね。いやギリギリ会ってるのかな? でも会ってたとしてもエラノールがフロドを覚えていないようなものでしょうしね。
トールキンの遺族の中でも、HoMEシリーズの編者でもある三男のクリストファー・トールキン氏は映画も真っ向から批判してましたし、今回の舞台化の話が出た時にも激怒していたと聞いたことがありますが、一方でひ孫のロイド氏は喜んでPJ映画に出演するし、今回のレイチェルさんはミュージカルを賞賛しているし・・・ということで、温度差があるのですね。当たり前のことかもしれませんが。
そう言えば、この記事では、批評家のレビューはtepid(微温?)だが、というようなことも書いてありました。まだレビューはちょこっとしか読んでませんが、そんなもんかもしれませんね。ほめてるけど大絶賛でもないというか。
レビューいろいろ読んでみたいと思ってましたが、なんだか大勢がつかめてきてしまったので(汗)また目新しい記事が出てきたら、にしようと思います(汗)
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ナルニア吹き替えデジタル版(ネタバレ)

2006年03月26日 | 映画
今日はナルニア3回目、吹き替えデジタル版を観て来ました。吹き替えを一度見てみたかったので、どうせならデジタル上映で、と。
平日夜は見られないタイムテーブルだったので、やむを得ず日曜の昼間に行って来ました。
幸い満員ではありませんでしたが、かなり後ろで観ることになり、せっかくデジタルなのにちょっとスクリーンが遠かったかな・・・
しかし、映画館に3回も行ったのってLotR以来ですよ。(LotRは3回じゃ済まないが・・・(汗))EP3は3回目行こうかどうしようかと言ってるうちに終わっちゃったのですが。まあ、かなりハマっているということですね(笑)

デジタル上映を見るのはスターウォーズのEP2、EP3、アイランドに続いて4回目でした。
実はSWはデジタルでもフィルムでもあんまり違い感じないんですよね(汗)ところがアイランドでは目が痛くなるくらいくっきり、というのを感じました。
どうも機械的な映像よりも、自然の風景や毛皮や羽といったものの質感で違いがわかるみたいです。
ナルニアはどうだったかというと、暗い場面はよくわからなかったのですが(汗)明るくなると、雪景色の風景や川の色がくっきり、という感じでした。
雪の表面のざらざら感なんかもくっきり、でしたね。
あと、白い魔女の氷の城の玉座がきらきらぴかぴかでした。
それから、戦いが始まる時にに偵察で飛んでいたグリフォンの羽の質感がおお、という感じでしたね。
そういえば、エドマンドが石になったライオンに落書きをするシーン、今まで2回見て、エドマンドが落書きをしていたというのはよくわからなかったのですが、今回初めて、ちゃんと眼鏡と鬚が書いてある顔のアップが映っていたことに気がつきました。
デジタル版じゃないとよく見えない映り方なんでしょうか。暗いですからねえ。DVDだときっとわかるんだと思いますが。今度フィルム版観る機会があったら確認してみようと思います。
またもっと近くで見たい気はするのですが、今度いくとしたらもうレディースデーかレイトショーしか行かないと思うので、もう行かないと思いますが。字幕もデジタルあればいいのになあ。

吹き替えですが、あまり違和感なく楽しめました。CGキャラも多かったですし、人間の大人も良かったです。
子役もおおむね上手かったけど、一般公募の二人はあんまり上手くなかったかな(汗)まあハリポタの吹き替えよりは良かったですけど。
ルーシーの声の子はとても上手くてよかったです。もしかしてチャングムの吹き替えやってた子?と思ったのですが、違ったみたいです。声は似てたけど確かにチャングムよりもしっかりした喋り方でしたし。
でも、「かくれんぼしよ。ピータ~」と甘えるのはジョージーちゃんには敵いませんでしたが(笑)
白い魔女の大地真央さんはだいたい良かったです。でも、石舞台で「死ねー!」「偉大なネコは死んだー!」と叫ぶところがちょっと・・・がくっと来ました(汗)
台詞はだいたい良かったのではないかと。この映画、字幕も結構いいので、字幕の台詞の方がいいなあというところもありましたが。
ちょっと嬉しかったのは、ルーとかエドとか、愛称で呼んでる場面があったところですね。スーはなかったけど。字幕では略して名前を書いていたところはなかったので。今度字幕版で観るときは英語でもルーとかエドとか言ってるか確認しよう。
しかし、ビーバーさんにまでエドよばわりされるのはどうなんでしょうか・・・(汗)

3回目を観たわけですが、なんだか回数を重ねるほど涙腺が緩むようになって来ました(汗)まだ泣くまでにはいたってませんが。
感動して泣くというのとは違うんですが・・・なんというか、心の琴線に触れる映像がたくさんあるというか・・・
最後の衣装ダンスから飛び出すシーンが好き、というのは最初から言っているのですが、なんというか、子供心が呼び起こされるというか・・・うまく言えないけれど、子供の頃の憧れを見せてもらってるような、そんな気がするのかもしれません。残念ながら子供の頃にはナルニアを読んでいなかったのですが。
戦闘場面で、騎馬やケンタウロスに混ざってネコ科の豹とかが一緒に走っていく動物混成軍団になぜかうるうるしてしまうのですね。
実際にはもの言う動物たちの国ってどうなの、というのはありますけど(汗)原作読んでるともの言わない動物の肉は食べて良かったりするらしいし、最後には白鹿狩に行ってるし。まあ、おとぎ話だから・・・と細かいところは気にしないことにしてますが。
この映画のことを、子供向けだとかなんだとか批判している人がたくさんいるようですが、子供向けなんだから細かいことはいいじゃん、と思います(笑)
今日初めて昼間見たので、子供たちがたくさん見に来ていたのですが、終わった後「面白かったね」と話している子供が結構いました。皆結構静かに集中して観てましたし。(大人の方がうるさかった・・・(汗)鑑賞中に感想を述べ合うのはやめましょうよー(汗))
原作ファンにも評判いいし、対象の子供たちにも面白いと言わせたのなら、もうこの映画としては成功なんじゃないでしょうか。だから、もう、原作ファンでもなく子供でもない、という人の批判的な意見は無視していて良いのではないかと思いました(笑)そういう人たちのためには作ってないわけですから。
でもちょっと、ナルニアにハマって、もしかしたらハリポタにハマる大人の気持ちが少しわかったかも、と思いました。私はハリポタの世界の魔法で心躍らせたりとかは全くないのですが(汗)ナルニアにはそういうものを感じます。
ハリポタに批判的な自分をやや反省しつつ(汗)あれも、子供たちとあの世界が好きだという人たちのための作品であって、気に入らない人は自分には向いてないのだと諦めればいいのであって、批判するのは本当は違うのでしょうね・・・

というわけで、また字幕で見たいかな、と言う気がしているので、4回目も行くかもしれません(笑)
ただ、しばらく見なきゃならない映画が何本か溜まってますので、それを見終わってまだやってたら、という感じになりますが。
そういえばナルニアってキラン・シャーが出てるので、実はLotRキャスト映画になるのかな(笑)
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指輪ミュージカルの批評もうひとつ

2006年03月26日 | 指輪物語&トールキン
また指輪ミュージカルの話です。
今日はTORnにリンクが貼ってあったこちらのレビューを読んでみました。
この記事、内容がどうとかいう前に、劇中の曲のデモ録音版がMP3で聴けるんですね。ロリアンに入ったところの音楽です。
なんだかエルフが鳥か何かみたいなエスニックな雰囲気にびっくりするかもしれませんが・・・私は好きなんですけど。こうして聴くととても綺麗な曲ですね。
だいたいFotR部分は良かったんだよなあ・・・。

レビューの内容ですが、こちらは星5つ中4つとかなり高得点な評価です。
しかし、私の感想とは微妙に違うのですが。昨日の記事の中の辛口評価の方が近いかも・・・
まあ、観る人によって感じるところも色々ということでしょうか。
おおむね褒めているのですが、良くなかったところとしてバルログとヘルム峡谷の戦いを挙げています。
バルログは、アルミホイルみたいだったと・・・(汗)うーん、これはそーかも(汗)なんか黒い紙状のものがうにょうにょうにょ、と開いたらバルログになりました、みたいな感じで・・・(汗)私はああいうのもありかなと思ったんですが。
ヘルム峡谷の批判の理由はよくわかりません(汗)装置がダイナミックでどうこうとは褒めてるんですが、out in feeble flagwavingって・・・愛国心の欠如???よく意味がわかりませんでした(汗)
キャストについては、フロドとサムを褒めています。ゴラムは素晴らしいと絶賛してます。これはどの評でも共通していますね。私も全く同感です。ゴラムのキャラクターがおかしなものだと話がぶち壊しなので、その点ではこのミュージカルもPJ映画も難しいところを見事にクリアしていたと思います。
アラゴルンとアルウェンも褒めてるけどここは私としては微妙(汗)アルウェンは確かに歌は大変上手かったですが。
ガラドリエルは酷評してます(汗)確かに雰囲気はとても変わっているけれど、私は結構好きなんですけどねえ・・・。私が見た時はガラドリエルのソロが終わった時には観客から拍手が起こってましたよ。
ブレント・カーヴァーのガンダルフは褒めてますね。LotRファンにはやや評判が悪いガンダルフなのですが。やっぱり若すぎると思うなあ、私も・・・

また他のレビューもこれから読んで行きたいと思ってますが・・・読めるかなあ(汗)
ちなみに私の評価ですが、星5つ満点としたら、うーん3.5かな。4はあげられない感じです。プレビュー中で現在公演中のバージョンとは多少違うことは違うのですが。
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「ライオンと魔女」原作読み返してみました(ネタバレ)

2006年03月25日 | 映画
映画を観たらどこが違うか気になる・・・というわけで読み返してみました。何年か前に一度読んだだけなので忘れている部分も多かったし。
まず読んでみて・・・やっぱり私映画の方が好きだなあ(笑)子供達のキャラクターが膨らませられているのはいいですね。特にピーターが原作では印象薄くて・・・(汗)
ピーターとエドマンドの確執と和解なんかも良かったですね。
原作のちょっと説教くさい部分も緩和されてて良かったかなと。ルーシーがエドマンドを心配していたらアスランに「エドマンドにかまけて他の重傷者を放っておくのか」と叱られるところとか。
エドマンドのためにアスランが死んだことを、エドマンドが知っておくべきじゃないかとルーシーが言う場面なんかも、なくて良かったかなと思いました。
そうそう、あのキツネは映画オリジナルなんですねえ。原作でもちょっとは出てきましたが、あんな話じゃなかったんですね。良かった、全く記憶になかったので・・・(笑)
映画オリジナルのシーンとしては、川流れのシーンはいらないなあと思っていたのですが(汗)ピーターがモーグリムに剣を向けられなくて、というシーンが必要だっさたのは理解できました。
でも、アスランがピーターに作戦を細かく授けたというのがカットされていたのは、なんだかピーターが急に戦略家になったみたいで違和感だったけど・・・(キング・ダム・オブ・ヘブンのように・・・(笑))
戦争のシーンはオリジナルにしてはまあまあだったのではないでしょうか。エドマンドが魔女の杖?を壊したのが、ピーターが危ないと思ったから・・・というのも自然でよかったように思いました。
大人になったエドマンドが物静かで優しそうな人だったのは、原作どおりで良かったですね。前にネット上の感想で「あのエドマンドが正義王というのに違和感」というのがありましたが、あのエドマンドが正義王に、というのがいいんだよなあと、原作読んだ時も思ったのでした。
一方で、なくて残念だったのは、ビーバー夫妻のところでのご飯の場面、そして巨人ごろごろ八郎太とルーシーのハンカチのやりとりかな。
巨人の大きすぎて話が通じなくて・・・というあたりはかわいくて好きなんですよね。「カスピアンのつのぶえ」でのリーピチープたちのやりとりがあるからあえて1作目では出さなかったのかも。魔女側にはちゃんと巨人いましたもんね。
ああ、リーピチープともどもちょっと楽しみが増えました(笑)
そうそう、戴冠式の時、なんか顔に落書きのあるライオン?がいてヘンだなあと思ったのですが、あれって原作でエドマンドが石になっている時に落書きしちゃったライオンだったんですね~。読み返して初めて気がつきました!
映画では落書きしてたかな? なんか木の切れ端でいじくってたけど・・・もしかしてあれ炭だったのかな。
原作では別に落書きのままだったってことはないと思うのですが・・・なんだか落書きされたままでいるのがかわいくて、妙に気に入ってしまいました(笑)落書きされた顔が気に入ったのかな。それとも、エドマンド王に落書きされた、というので名誉に思って消さないでいたとか? まさか消えなかったんじゃないだろうけど・・・(笑)

ところで、昨日だったか、新聞の広告で、エドマンドと抱き合うピーターのアップの写真で、コピーが「滅び行くナルニアのために、僕らは何ができるだろう・・・」というすごいのを観てしまいました(笑)
なんかすごい勘違いしてる・・・(笑)だいたいナルニアが滅びるなんてどこから出てきたのか。先まで見据えたネタバレだったらすごいけど・・・原作の最初に出ている7巻までのあらすじだけ読んだんでしょうか(笑)
うーん、どこからこういうミスマッチなコピー出てくるんだろうなあ。LotRの時も笑わせてもらいましたが、今回のはちょっとすごいと思いました(笑)
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指輪ミュージカルの批評

2006年03月25日 | 指輪物語&トールキン
昨日記事を書いた後で気がついたのですが、昨日も紹介したこちらの右の方のフレームの一番上にステージ写真のギャラリーがありますね。昨日リンクを貼った記事には出ていなかった写真や、リハーサル中の写真もあります。
その下には、ヘルム峡谷の戦いの場面の舞台の動き?のCGがあります。これがよく故障してたというやつですね・・・(汗)
さらにその下では音楽が1曲聴けます。というかテレビCMで流れていた曲なんですけど・・・。
これ舞台でも使ってたと思ったんですが、どこの曲だったかなあ。多分シェロブの洞窟の場面だったと思うんですが・・・。途中から流れるのがガラドリエルの歌なんですが、確か贈り物の場面ではなかったはず(笑)多分エアレンディルの波璃瓶をかかげてガラドリエルのテーマが、というシーンだったかな。ってネタバレだったらすみません(汗)
余談ですが、公式サイトで最初に流れるトレイラーはヘルム峡谷の戦いの場面の音楽です。
あと、今日TORnでリンクされているのをみつけたこちらにも右側のフレームにフォトギャラリーがあります。初見の写真などもあります。そうか、皆で並んでたのはエルロンドの会議だったなあ。この裂け谷会議の写真では、中央の一番上にいるのがエルロンドです。この他、スキンヘッドのサルマンも拝めます(笑)あ、メリピピが眉なし時代だ・・・(汗)レゴラスはカッコ良く写っております。
こうしてみると、照明がきれいなんだよなあ。って実際に見てたんだろうが(汗)

で、批評を今日こそは読もうと思って、3つほどざっと読んだところで今日は挫折(汗)
TORnにリンクされていた記事のうち一つは褒めていましたね。音楽と美術の良さ、役者の演技を褒めていました。ただ、メリーやピピンなどの印象は薄かったとか書いてありましたがこれはいたし方ないかと。
原作や映画を観てストーリーを知っている人でないと、特に終盤何が起きているのかわからないだろうとも歌いてましたが、これはそのとおりだと思います・・・
しかし、私が一番疑問に思った脚本上のことにはほとんど触れていなかったので、あれー、という感じでした。(褒めても批判してもない)
もうひとつ、フォトギャラリーがついていた記事も、割と褒めてましたね。
こちらでは、むしろ舞台装置や、黒の乗り手などの装置?を批判してましたね。ライオン・キングみたいでしかもライオン・キングほどのインパクトがないと。
これは私も同感なのですが、問題は技術的なことよりも、全体的な演出のせいではないかなあと思ったのですが。黒の乗り手など、せめて5人揃ってたらカッコ良くて怖かったんじゃないかなあと思いました。(あれ、ブルイネンの浅瀬では5人いたかも(汗))全体的に、数が少なくて迫力が・・・という場面が多かったように思います。

で、昨日星4つ中2をつけていて気になっていたこちらの記事を読んでみました。ちょっと私には英語難しくて(汗)意味ちゃんと取れているのかどうかわかりませんが(汗)
結構辛口ですが、ここまで3つ読んだ中では一番内容が濃いと思いました。
まずは、良くやった、3時間半を退屈させなかった、というようなことは書いています。音楽、次々と変わるシーン、特殊効果などなどで。これは私も同感です。
しかし、キャラクターが希薄だったと書いています。
うーん、確かにそうだなあ・・・あれだけの長い話を一回の舞台に収めたのですから、ある程度は仕方ないと思うのですが。むしろ私は、あれだけ話をつめこんでおきながら、意外にキャラクターが描けているなあなんて思ったのですが。確かにメリピピの区別はほとんどなかったけど(汗)ちゃんとレゴラスとギムリも短い時間でキャラクター出していたし。バクシアニメよりはよくやっていたと思います、そのあたりは。
アルウェンとアラゴルンのバラードが延々続くとか(これは同感(汗)ただし曲は結構良かったですが)、ホビットたちが躍る小馬亭で踊るシーンが余計だとか(これも思わないでもなかったですが(汗)でも原作どおりなのでなんとも(汗))、ディスコ調の派手な衣装のガラドリエルが節のきいた歌を歌ってる(???)だとか(私はこういうのもありかなと思ったんですが)、そういうことも批判してました。
これ原作と比べてというよりは、舞台として観て、ということかな。確かにそう言われるとそうかもしれません。私はあのガラドリエル結構好きなんだけどなあ。贈り物のシーンで泣いたから(笑)
そして、感情が本当に高まった時には誰も歌わないとか。私はこれは別にいいんじゃないかと思いましたが。ミュージカルだと思って行くと肩すかしかもしれませんが・・・でもこの人は、ミュージカルとしてもストレートプレイとしても中途半端、みたいなことも後の方で書いてるんですよね。そういうのはあるかもしれません。
脚本については、全ての話を一夜分の舞台に収めたことで、深みがなくなったと書いています。これは仕方ないと思うし、ある程度は頑張っている・・・というか私の予想よりはよくできてたと思うのですが。
あ、でもTTT以降はたしかにそのとおりかも(汗)
装置についても手厳しく、回り舞台はよくあるものだし、アクロバットなどもライオン・キングやシルク・ド・ソレイユで観られるものよりは見劣りするし・・・というようなことを書いてありました。これは私も同感かな・・・回り舞台は逆にごく普通の演出手段として何とも思いませんでしたけど。
照明は全体的な印象は素晴らしいけれど、登場人物の顔がよく見えず、誰が話しているのか時々わからなくなると書いています。これは気にしてなかったけど確かにそうかな。でもこれはこの舞台の個性って気もしますが。
滅びのき裂の場面は、何が起こったのか、ストーリーを知らない人はわからなかっただろうと書いていますが、これは全く同感(汗)「あれれ?」という感じでした(汗)
James Loyeのフロドは弱いとか、ブレント・カーヴァーのガンダルフは大袈裟だとかも書いてありました。うーん、フロドは結構良かったと思うけどなあ。印象が弱かったのは脚本のせいでしょう。ガンダルフは・・・うーんちょっとそうだったかも(汗)威厳が足りない分大袈裟にしてたかな・・・。
この初日の公演で、舞台の途中に拍手が起こったシーンが2回あり、両方ともゴラムのシーンだったそうです。この二つとも、スペクタクルな場面とは無関係なシーンだったのが興味深かった、とのことです。観客はスペクタクルな舞台より、もっとエモーショナルなものを望んでいたということなのかな。
でも、ファンの評判は良いみたいなんですけどね。私はちょっと違うけど(汗)

とまあ長々と書きましたが、私が感じたことともまた少し違ってたりして、やはり実際に見てみないと感じ方は人それぞれかな、とも思いました。
指輪ファンは、よくないかも、とある程度覚悟して観たら結構楽しめるのではないかと思います。
また時間があったら他の批評も読んでみたいと思います。
コメント
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