ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

リューベック市庁舎

2005年08月31日 | 旅行
ホルステン門をくぐって(しつこいようですがくぐらなくてもいいです(笑))川を渡ってホルステン通りに入ると、いよいよ旧市街です。
川を渡る手前の右手に、有名な14世紀の塩の倉庫の赤レンガの建物があります。なぜか写真とりそびれました・・・(汗)1階はショーウィンドーのお店になってますが。
しかし、ホルステン通りは近代化されたお店ばかりで、旧市街というイメージとはちょっと違って違和感というかがっかりというか、でした・・・
そのままブライテ通りにつきあたる前に、市庁舎前のマルクト広場が見え始めたので左折してそちらに向かいます。
マルクト広場自体は「ブッデンブローク家の人々」にはそんなに出てきませんが、冬の魚市の様子なんかが描写されていましたね。
そして、市庁舎は、トーマス・マンの父親がモデルのトーマス・ブッデンブロークが参事会員として出席していた議事堂があるところ、でもあるんですよね。
ツアーで内部を見ましたが、残念ながら昔の議事堂には入れなかったようです。修復中なのかな?
市庁舎の黒っぽい外観は、煉瓦に釉をかけて焼いているからなんだそうです。そういえば「ブッデンブローク-」に「透過煉瓦」というのが出てきましたが、これのことだったのかな。なんだか想像していたのとは大分違う雰囲気でした(汗)
左手の白い部分もしっかり市庁舎の一部で、後でツアーに参加した時に歩きましたが、結構浮いてますよね・・・もうちょっと考えて建てて欲しかったかな???
市庁舎沿いのブライテ通りは、ホルステン通りからベッカー街まで車両通行止めの石畳になってました。メング通りで車が横切るようになってましたが・・・
しかし、ブライテ通りは、市庁舎以外はお店やデパートや銀行が並んでいて、憧れていた身としてはかなりがっかりでした・・・
最後に市庁舎のブライテ通り沿いの出窓と、使ってないトマソンな階段の写真です。ブライテ通りは歩行者天国状態で、観光客でいっぱい。露店やストリート・ミュージシャンも出てました。

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Unsung Heros of the Lord of the Rings断念

2005年08月31日 | 指輪物語&トールキン
大分前に入手してたらたら読んでいた、Lynette Porter著の「Unsung Heros of the Lord of the Rings」、今更なんですが読むの断念しました(汗)
この本、メリー、ピピン、エオウィン、ガラドリエルとアルウェン、レゴラスとギムリと、脇役にスポットを当てて論じているというので興味があって買ったのでした。
しかし、序章から、9.11テロ後の無名の人々の英雄性が求められる風潮がなんたらかんたらと書いてあって、かなり引いてしまったのでした・・・
なんとかメリーの章は読んだのですが、いろいろと「何か違うのでは」と思う解釈も多く、ひっかかりつつ読んでました。
なるほどと思う部分あることはあったのですが。
何よりも、この方は30年来の原作読者と言いつつ、結構間違いも書いてるんですよね。原作のペレンノール野のメリーが、魔王を刺すまでデルンヘルムがエオウィンだと気付いてなかったようなことが書いてあったり。これではかなり話が変わって来ます・・・
そして、なんだか黒門前の戦いのことをさかんに「コルマルレン野の戦い」って書いてるんですよ。コルマルレンはイシリアンじゃないのか? 黒門前は強いて言えばダゴルラド平原になるのでは・・・でもやっぱり「黒門前の戦い」ですよねえ。
そんな原作に関する信頼できない記述に加え、原作と映画の違いを論じているそのやり方にもうーん、でした。
そもそもこの人はPJ映画も結構好きらしく、もちろん原作との違いを嘆いている部分も多いのですが、基本的に両者を同等のような扱いで論じているため、どうしても違和感を感じてしまうのでした。
いや、映画批判するのが正しいとかそういうことではないんですが(汗)なんだかただ平行して論じているために、あまり面白くなくなっていたのは否めないと思います・・・
視点が「原作がいかに改変されたか」とか、逆に「映画が原作からどのように生まれたのか」とかだったらまだしっくりしたような気がするのですが、両方を並列させて、その中からキャラクターの共通する「英雄性」を見出そうとしているのですから、ちょっと無理があったように思います。
Heroがどうとかこじつけずに、素直に原作と映画の違いに論点を置いていればまだ良かったんじゃないかなあと思うんですが・・・
でもとにかくメリーの章は根性で読んで、ピピンを途中まで読んで挫折しました・・・他に読むものが色々出て来て中断したせいもあるんですけど(汗)
ピピンの章では、ピピンが映画でアホ扱いになってしまったことにかなり憤慨しており、原作のピピンがおバカさんではないことを熱心に論じていて、それにはなるほど、と納得したのですが。原作のピピンは、賢くて頭も切れるけれど、若く育ちが良いために少々考えなしで衝動的なのだ、というような内容でした。
そして、そのピピンの若さゆえの衝動的な面と、その後の成長を説いていたのですが、読んでいて、なんだこの人ピピンファンなんだ、と思ってしまって一気に萎えてしまいました(汗)明らかにメリーについて語るのとテンション違うんだもん・・・
ドイツから帰ってきて、久々に今度はエオウィンの章をちらっと読んでみましたが、原作のエオウィンが戦いに行った理由について、私の解釈と全然違うことを書いていたので早々に挫折してしまいました。そもそもエオウィンの章のタイトルが「Eowyn as Action Hero」ですよ・・・(汗)もっと読んだら面白い部分もあったかもしれませんが、読む気をなくしてしまいました。
そして最後にレゴラスとギムリのところを読んでみたのですが、これはまあ読めました。レゴラスとギムリが示す、異なる文化の交流と理解について書いていたのですが、そういうのを「英雄性」とこじつけて書くのはどうなんでしょうか・・・かなり苦しいと思ったんですが(汗)
そんなこんなで、せっかく買ったけれど挫折してしまいました(汗)
日本語だったら、つまらなかったり合わなかったりしてもとりあえず最後までは読めたと思うんですけど・・・残念です。HoMEシリーズとかに比べたらはるかに読みやすい英語だったんですけどね~。逆にHoMEがこの程度の英語だったら、面白くて読み進めたような気もします(汗)
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リューベックのシンボルホルステン門・・・のはずなんですが(汗)

2005年08月30日 | 旅行
Linden-Platzを通り過ぎると、リューベックのシンボル、ホルステン門が見えてきます。
この少し手前の右側にツーリストインフォメーションがあります。1時間3ユーロでインターネットもできるようでした。日本語サイトも見られるようでしたが(書き込みは無理でしょう)時間がなくて試せませんでした。
で、ホルステン門なんですが・・・ご覧のとおり見事に工事中でございました(汗)
今年始め頃リューベックに行かれた方の旅行記で工事中だったと書いてあったのですが、まだやってたんですねえ・・・いつまで続くやら。
足場を覆っているシートに元のホルステン門の模様がプリントされているのが余計に情けなさを誘います・・・(笑)
でも、トーマス・マンの作品ではホルステン門はそんなに出てきませんので、思いいれもさほどないのでokでした(笑)
むしろよく出てくるのは北側のブルク門なんですよね。
ガイドブックなどにも全く載っていないので、ブルク門はなくなってしまっているのかと思ったら(南西のミューレン門はなくなっていたので・・・)しっかりありました。うーん、なんでホルステン門ばかりもてはやされるのでしょうか。面白い形だから?(汗)
ホルステン門をくぐるといよいよ旧市街に入ります。ま、別にくぐらなくてもいいんですが・・・両脇を道路と歩道が通っているので。くぐったのは最初の一回きりだったなあ・・・(笑)
門の地下には博物館があったのですが、結局行きそびれました(汗)
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One Man LotR!

2005年08月30日 | 指輪物語&トールキン
あちこちで話題になっているので御存知の方が多いと思いますが、チャールズ・ロスという人がスターウォーズの一人芝居?で話題になっているそうですね。
この人、LotRの一人芝居もしているということで、どんなんだろう? と思ったら、花さんのところでビデオクリップが見られる公式サイトへのリンクが上がっていました。見てらっしゃらないと思いますが花さんありがとう~とひっそりお礼(笑)
"One man to do it all"というそのまんまなキャッチフレーズが結構笑えるのですが・・・(笑)(トップ下のOne Man LotR紹介のところをクリックすると書いてあります)
VIDEOのところで5分ほどのスターウォーズとLotRのクリップが見られます。
いやー、笑いました! スターウォーズはあまり詳しくないのでわからない部分もあったのですが、LotRは大爆笑! 言葉の壁をほとんど感じませんでした。(アドリヴの台詞はわからなかったけど・・・)
最後の方、映像が映ってないところがすごく見たい!!(笑)
しかしよく見てますよねこの人、映画を。声マネも上手いし、歌もそもそも上手いし。ガンダルフがミナス・ティリスに向かうところのサントラ間違ってたけど・・・(マニアックなツッコミすぎる(笑))
逆に言うと、映画をよく知らないとそんなに面白くないかもしれないですが・・・パロディってそういうものですよね。
一人芝居というと市村正親さんの「クリスマスキャロル」のキャッチコピーが「幽霊からロウソクまで54役を演じる」というものなんですが、チャールズ・ロスの場合は「指輪の幽鬼から(ナズグルはクリップには出てきませんが絶対やってるでしょう)ガンダルフの花火まで40役を演じる」という感じでしょうか(笑)
でも、思ったよりも笑いのレベルが低いというか、衝動的かなあと思ったんですけど(汗)びっくりさせて笑わせるとか・・・いや、すごい笑ったんですけどね(笑)
今N.Y.で10月までやっているのですが、TORnによるとこれはスターウォーズだけのパフォーマンスなのだとか。LotRは来年明けにやるのだそうで、近々スケジュールが発表されるそうです。
来年明け・・・2月の指輪旅行と時期が合わないかなーとか妙な期待をしているのですが(笑)で、クリーヴランドのコンサートのチケット取るのを保留してたりして・・・もし行けるならコンサートの日程減らさないといけないんで。
そうでなくても、夏休みの時期にやってくれれば・・・って来年の夏またアメリカというのも悲しいですけど・・・いつになったらバーミンガムに行けるのやら・・・(汗)
今発表になっているスケジュールでは、来年1/20のOne Ring Celebrationが入ってますね。これはさぞかし盛り上がることでしょうね~。
いつか見る機会があるといいなあ。来日なんかないでしょうかね、やはり(笑)スターウォーズ人気に便乗してでいいから・・・
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菩提樹広場付近とドイツのホテルのこと

2005年08月29日 | 旅行
今日の写真は、リューベックの駅から市街に向かう途中、ほぼ駅前と言ってもいいLinden-Platz、「ブッデンブローク家の人々」などでは菩提樹広場と書かれている広場・・・というか公園の向かいにある、何の変哲もないホテルです。奥にちらっと見えるのはバスターミナル。左端には聖ヤコピ教会のトーマス・マン展のポスターが見えます。
なんでこんな写真を撮ったかというと、「ブッデンブローク-」でトーニがメング通りの家が売られた後移り住んだ2階の部屋、というのが「菩提樹広場の公園に面した」ところにあったはずなんです。「トニオ・クレーガー」でもハンス・ハンゼンの家が菩提樹広場にあったとか。
しかし、駅前ということもあるのでしょうか、Linden-Platzの周囲には家らしき建物はほとんどなく、銀行とかお店とかレストランとか・・・ばかりで、かろうじて家らしく見えたのがここのホテルの並びだけだったんだすよ~(汗)
ちょっと裏手に入ると高級住宅街って雰囲気になるのですが、トーニの家は公園に面してたと書いてあるからなあ・・・
街中に入っても感じましたが、リューベックはオックスフォードほどは昔の面影は残っていなくて、結構近代化されている部分が多かったです。オックスフォードほど街の景観を変えることに厳しくなかったのでしょうね。まあ、京都よりは残ってるかな(汗)
これで世界遺産かあ、と思ったのですが、逆に言えば、世界遺産にすることで景観がどんどん変わるのを防ぐ意図というのもあったんだろうなあ、と思いました。

ホテルの写真ついでに(笑)ドイツでの宿のことなどを。
今回は、初日のハンブルク、コンサートがあったノイミュンスターのホテルの2泊だけを予約して、後は現地で探しました。と言ってもツーリスト・インフォメーションで予約してもらったんですけど。
日本から予約できるホテルだとどうしても高いのしかなかったので。
しかし、シーズン中ということもあってか、思ったほど安くはなかったです。リューベックで1泊47ユーロ、ハンブルクは50ユーロでした。あ、シャワー付きです。まあ、日本で予約するより1000円弱くらい安かったかな。リューベックはもっと高いホテルしか予約できませんでしたし。
リューベックは11時くらい、ハンブルクなんか9時台にインフォメーションに行ったのですが、どちらも「difficult」と言われつつも、全く空いてないということはありませんでした。
ハンブルクではインフォメーションで全額を支払い、しかもクレジットカードが使えたのでびっくりでした。現金がギリギリになっていたので助かった反面、余ってしまって余計な買い物に走ってしまいましたね・・・(笑)
どちらの宿も適度に綺麗で快適な部屋でした。水周りも清潔だったので感動しました。冷房はなかったけど、夜は涼しかったので全然問題なかったですね。
テレビもついてたし。サッカーのドイツ代表監督がクリンスマンになっていたのを知らなくて、最初テレビで見た時はびっくりしました! そして毎日のようにテレビでクリンスマンを見かけました。すっかりおじさんになったなあ・・・(笑)最初誰だかわからなかったですもん(汗)
しかも対オランダ戦を見たらオランダの監督はファン・バステンだったので、なんだかタイムスリップしたような気分になりました(笑)ファン・バステンは全然変わってなかったですね。
そういや高原は全く見なかったな・・・(笑)
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ドイツのデアゴスティーニ

2005年08月29日 | 指輪物語&トールキン

またドイツの話に戻るのですが、これがドイツの本屋さんで入手したデアゴスティーニのシリーズ物です。
これはハンブルク中央駅構内にある、二階まである結構大きな本屋さんで入手しました。ここ以外では見なかったですね。ハンブルクではTHALIAという本屋さんが一番大きいようなのですが、こういうのは売ってなかったような・・・探したりなかったのかな?
最初に見かけたのが左のファラミアのでした。でも、ノイミュンスターに移動する日だったので、最後にハンブルクに戻ってきてから買えばいいや、とその時は買いませんでした。
そうしたら、5日後に戻ってきたら、すっかり右のスナガに取って変わっていたのでした。うわー、ファラミアがなくなってる~! とあせりましたが、よくよくみたらスナガの後ろの方に5冊ほど隠れていてホッ。
というわけで両方買ったのですが、しかしドイツの本屋さんは買っても袋に入れてくれないことが多く、買い物袋を忘れた私はこの2冊?を裸のまま持って電車に乗るという恥ずかしいハメに・・・(ホテルが中央駅から一駅のところなんで・・・)
ファラミアの方は、日本では売ってなかったですよね。日本でも売ってたデアゴスティーニのシリーズよりもさらにちゃっちい、お菓子のオマケに毛が生えたようなフィギア???でした。組み立て式だし。
私、最初このフィギュアオークだと思ってて(笑)「なんでファラミア表紙なのにオーク?」と思ってました(笑)なんか、剣が尖ってて危ないからか、頭の後ろにくっついてて曲がってるから余計にオークに見えたような気がします。
で、右のスナガなんですが、よくよく見てたら、なんかこれ日本で売ってたシリーズと似てるなあと・・・
調べてみたら、どうもやはり日本では39番目に出ていたものと同じようです。うーん、日本ではどこか1つ飛ばしたんですねえ。
しかしこれ、この写真だとよくわからないかもしれませんが、薄いペラペラな冊子と、小箱に入ったフィギュアがただビニール袋に入ってるだけなんです。確か日本はケース仕様の本みたいな形になってて中にフィギュアが埋め込まれてましたよね?
うーん、どちらがいいんでしょうねえ。ドイツの方が場所とらなくていいような気が。それに、この程度のパッケージだと、あの程度のフィギュアでもあまりガッカリしないで済むかも・・・?(日本のは開けて見た時の衝撃度が結構大きいですよね(笑))
しかし、日本のデアゴスティーニはもう40番までで終了してるそうですが、今40番が出てるということは、ドイツの方が出るの遅かったんでしょうかね?
ファラミアの方のシリーズと交互に出ているようなので、それで遅いのかもしれませんねえ。
ちなみになぜスナガのフィギュアを買ったかというと、もちろんメリピピの写真に惹かれてだったのですが(笑)中にもちゃんとメリピピの写真もあったので良かったです。エオメルとかもあったし。
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リューベック中央駅 ドイツの鉄道のこと

2005年08月28日 | 旅行
今日の写真はリューベック中央駅です。中央駅っても駅これしかないような気がするんですが・・・(汗)でもhbfってなってたから中央駅なんだろうなあ。うーん。
実は工事中のためか、この中央の入り口は使えませんでした・・・画面に入ってない右はしのほうから出入りします。エレベーターもエスカレーターもなく、仮設の階段をスーツケースかついでえっちらおっちら登りました(汗)
この駅、「ブッデンブローク家の人々」にも「トニオ・クレーガー」にもちょこっとしか出てきません。「ブッデンブローク-」ではトーニがミュンヘンから帰ってきた時に使ったとか書かれてますが、実際に舞台にはなってません。
ミュンヘンにしろ、アムステルダムにしろ、この駅を使って行き来していたとは思うんですが。
「トニオ・クレーガー」には、トニオがハンス・ハンゼンと学校の帰り道に「停車場をちょっと眺めて」というくだりがありますが、この駅なんでしょうね。

今回、移動距離が短いので、ジャーマンレイルパスは使いませんでした。(余談ですがジャーマンレイルパスはブリットレイルパスよりもかなりお徳ですね・・・イギリス物価高すぎです(汗))
で、片道の切符をそれぞれ買うことになりましたが、ハンブルク中央駅の窓口でハンブルク→ノイミュンスター、ノイミュンスター→リューベックのチケットを買いました。ノイミュンスターでは荷物をひきずりながら切符を買うことになると思ったので、面倒かなあと思って。
結果的にこの判断が正解でした。というのも、ノイミュンスターもリューベックも駅に有人の窓口はなかったんです。多分・・・
どこの駅にも自動販売機があって、そこで手軽に切符が買えるようでした。つまり、実はハンブルクでも窓口に行く必要はなかったのですが、まあ初めてだったので窓口に並んで良かったと思います。
ハンブルク中央駅の窓口の係りの人はとても親切で、何時くらいに乗るのか希望を聞いて、列車の時刻をプリントアウトしてくれたりしました。結果的にはハンプルク→ノイミュンスター間は他の列車に乗りましたが、ノイミュンスター→リューベック間は途中乗り換えもあり、丁度良い時間を教えてもらえてとても助かりました。
しかも、ノイミュンスター~リューベック間は、私はハンプルクで乗り換えかと思っていたのですが、どうも別のもっと近い路線があったらしく、バート・オルデスローという駅で乗り換えになっていて、よくわからないままそのとおりの列車に乗って無事到着しました。
ガイドブックにもそのあたりの路線図なかったし、駅でもみつからなかったんですよね・・・今度トーマス・クック時刻表をよく見てみようと思います。
ノイミュンスター~バート・オルデスロー間は、どうやら単線の、かなりローカルな路線だったみたいです。駅も自動販売機すらあるのやらの無人駅ばかり。結局検札なかったしなあ・・・(笑)
でものんびりとした車窓の景色は楽しかったです。時間が短かったのが残念です。
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川崎イッキミ

2005年08月28日 | 指輪物語&トールキン
昨日~今朝にかけて川崎TOHOシネマズのイッキミに行って来ました。
4時間仮眠とって、今晩は早く寝る予定なんですが・・・眠いです~(笑)
それでも、仕事帰りで臨んだ前回の六本木よりは大分マシでしたが。今思えばあの時は意識失ってた時間の方が長かったような気が(笑)
チケット発売が先週の土曜で、月曜にはほぼ売り切れ状態だったと聞いていたのですが、当日行ったら残席わずかで、最前列やはじの方は結構空いてました。SEEイッキミは売り切れだと聞いたので、やっぱり劇場版だと少ないのかなと思ったり・・・
しかし、実は2つのシアターでやっていたということが判明。チケットの売れ行きが良いのでシアターを増やしたのでしょうか。でもそうしたら、早めに買って前のほうの席になっちゃった人がかわいそうだよね、なんて話していましたが。
面白かったのは、24時をすぎるとエレベーターが下りのみになるので御注意ください、という説明があったことでした。休憩でうっかり下に下りちゃったら戻ってこられなくなっちゃうんですね・・・(笑)
アンケートが配られたりしていたので、来年もLotRイッキミやってくださいと書きました。多分皆さん書かれていたのでは(笑)
年一回連続上映でもなんでもやってくれたら嬉しいことですよね。これだけ人が入ってたならやってくれるかな。

前回よりは比較的起きていられたとは言え、やはり連続上映はどこか頭の働きが麻痺しているような感じで、起きているときも漠然と見てしまいましたね(汗)一回も泣きませんでした。比較的頭がはっきりしていたRotK冒頭のメリピピの別れの場面や、ペレンノール野のローハンの突撃の場面でちょっとじわっとなりましたが。
川崎のTOHOシネマズは、大きいシアターは音がいいそうですが、小さいシアターは普通でしたね。それでもうちの近所のシネコンよりはいいけど・・・(汗)
それでもその前に機内上映で見たりしてましたから(笑)やっぱり大画面でサントラもちゃんと聞こえるのはいいよなあと思いました(笑)

前回は、久々に見た劇場版に違和感を感じたり、「字幕ひでー」と思ったりしましたが、すっかり馴れてしまったようでした。FotRはSEEもいいですけどね。
見ていて、FotRは面白いよなあ、としみじみ思ってしまいました。本当にいい映画です。
TTTは、FotRと比べると明らかに面白さが半減していますね(汗)でも、新登場の人間たちがカッコイイのですが。エオメルもエオウィンもセオデンもグリマもファラミアも。
TTTのクールなファラミアはカッコイイよなあとしみじみと見てしまいました。どうもTTT SEEのファラミア好きじゃないもんで・・・(汗)
RotKになると、TTTよりも物語が動き出す感じがあり、離れていた旅の仲間たちの絆も感じられるようになり、やはりTTTよりは面白いかな、と感じました。あくまでも原作へのこだわりは脇に置いといて、純粋に映画として、ですが・・・
冒頭、スメアゴルの悲しみの後に、フロドとサムの暖かいやりとり、その後にアイゼンガルドでの仲間たちの再会をやっているのは、なかなかいい構成だなあと思いました。すっと物語に入れますね。
ふと思ったのですが、サムの「帰りの分です」の台詞を聞いたフロドの表情、サントラが明るくなるので、フロドの気持ちも明るくなったのかと思っていましたが、よくよく表情を見るとそうでもないのかも・・・もうちょっと複雑そうです。イライジャが演じていた時はそういうつもりはなかったのかもしれませんね。
でも、ああいうサントラがついているということは、少なくとも編集の段階ではPJはあそこはフロドがサムの言葉に気持ちを明るくされたということにしようと思ったのかもしれませんね。ショアの解釈が違っていたらクレームつけるでしょうし。
しかしRotKは後半かなり意識を失ってたので、全体的な感想はあまり・・・なのでした(汗)

あと、今更ながらちょこちょことツッコミどころも・・・
フロドのバックル村の渡し場での跳躍力、そして滅びの山で溶岩の流れから逃げた時の二人のジャンプ力を見ると、カザド=ドゥムの橋の亀裂、実はホビットは一人で跳べる距離だったのでは、と思ってしまったのですが・・・
つまり、ボロミアが過保護で余計なことをしたために亀裂が広がって事態がややこしくなったのでは・・・(笑)
それから、これはご一緒してくださったMさんの指摘なのですが、ネン・ヒソイルでフロドが指輪を見ながらガンダルフの言葉を思い出している場面、舟に荷物がしっかり積んであるのですが(それもフロドが乗る予定の舟だけでなく)、確か上陸した時に荷物皆岸に上げてたよね、と・・・
ということは、フロドがわざわざ全部積み直したとした考えられないと思うんですが(笑)荷物積んで、それからゆっくりと悩んでいたのでしょうか・・・(笑)

しかし、連続上映は3回目ですが、いつもTTT終了時には余裕なんですが、RotKが終わる頃にはへろへろになってるのはなぜでしょう・・・(笑)
意識がある時間が長かった分、前回よりも足腰背中の痛みは気になってしまいました。時間は同じなのに・・・やっぱり睡眠の力ってすごいですね(笑)
長時間おつきあいくださったMさん、Yさん、どうもありがとうございました!
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荷物が一緒に帰ってこられなかった顛末

2005年08月26日 | 旅行
これから毎日少しずつ写真をupしつつ旅行の話を書こうと思います。
この写真は、ノイミュンスターのホテルの廊下から見えた近所の家の裏庭です。多分一般的な家庭だと思うんですが、裏庭が広くて素敵ですよねー。
ノイミュンスターの、ホルシュテンハレから駅まで続く道には、こういう普通の家庭の一軒家が並んでいました。三角屋根のかわいらしいおもちゃのような家と、芝生が青々とした広い裏庭がいいなあ、と思いました。
この後行ったリューベックやハンプルクの街中ではこういう一軒家は見かけなかったので(トラーヴェミュンデでちょっとみましたが)、もっと写真撮っておけばなあ、と後悔しています。

さて、荷物が1日遅れになった顛末について、これから旅行に行く方に何かお役に立つかもとも思ったので、書いてみます。
今回はKLMオランダ航空でアムステルダム乗り継ぎでハンプルクに行きました。
実は行きのハンプルク行きは2時間も遅れたんです。他の飛行機も遅れまくっていたのですが、ハンプルク行きが一番ひどかったかなあ(汗)
ルフトハンザのハンブルク行きはキャンセルになっていたりして、もしこのまま欠航になったら、まずインフォメーションに駆け込んで宿を確保して、それからハンブルクのホテルに電話して・・・なんてシミュレーションを頭の中でしていたりしました。まあ、2時間遅れで到着が深夜になったとは言え(バスとSバーンで2ユーロくらいで行けるはずだったのにタクシーで20ユーロかかってしまったとは言え(笑))何とか飛んでくれて良かったのですが。
しかし、この時点でちょっと不安が。帰りの乗り継ぎは1時間15分くらいしかなかったんです。この便しかないから仕方ないとは言え、大丈夫か? という不安が・・・
で、帰りの日、空港に着いた時点では定刻どおりでホッとしました。
が、気がついたら30分遅れになってる(汗)最終的には50分おくれで出発しました。
うーん、ギリギリだなあ・・・と思いながらよくよく乗り継ぎの日本行きの搭乗券を見たら、搭乗時間が30分早くないか??? もし出発時間の30分前がこの時間なら、乗り継ぎ時間5分しかないのでは・・・(汗)
一瞬あせりましたが、まあなるようにしかならないよなと(笑)周りの人たちも皆乗り継ぎを心配してましたし(笑)
到着直後のアナウンスでは、「乗り継ぎは皆大丈夫です」みたいなことを言っていたような気がしたのですが、とにかく急いでターミナルへ。
モニター画面で確認したら、東京行き「GATE CLOSING」となってました(大汗)しかも出発時間やっぱり30分近く早くなってる~!
こんな急ぐ時に限って、ターミナルは遠いし、アムステルダムで出国審査だったりします(汗)まあ審査は一瞬で質問もなし、なんですが(行きは入国スタンプも押してくれなかった・・・帰りはインク切れ切れで字もよく読めない薄~いスタンプがついてました(笑))他の便も遅れたのか、ちょっと並んでました。まあ、後から来た男性が「出発時間過ぎてるから順番変わってもらえないか」と並んでる人に訊いたら「私たちもだ」とか答えていたので、皆そうだったのかな(汗)
もうだめかも、と思いつつ、出国審査を経て、ターミナルをずーっと行って(既に走るのやめてました(汗))、なんとかゲートにたどり着きました。
そうしたら、まだ搭乗してるじゃないですか。どうみても東洋人ばかりで間違いなく東京行き。ホッとして思わず機内用のミネラルウォーターを買う余裕までありました(笑)
結局、チェックインが済んでいれば、到着が遅れても待っていてくれるんですね。しかも同じ会社の便の遅れが原因ですしね。私が乗った後も、「最後のお客様を待っております」と行って、結局最初の出発時間をさらに15分過ぎてからようやく出発しました。

とまあなんとか間に合ってめでたしめでたし、と思ったのですが・・・
成田について、ターミナルに入ったところに、名前の書いてあるメモが貼ってある柱の前で係りの人が立っています。よく見る場面ですが、あれ、私の名前があるぞ???
声をかけると、「お客様のお荷物がこの便に載っていないという連絡が入りました」とのこと。
ええ~っ、と最初は思ったんですが、よく考えたら人間ですらギリギリ間に合った乗り継ぎ、荷物の積み替えまで間に合うはずないですな・・・
まあ、後でカウンターに並んでた時に聞いた話だと、乗り継ぎに50分あった人の荷物でも間に合わなかったらしいですが・・・
翌日の便で到着するので、明日自宅まで送ってくれるとのことで、それならかえって重い荷物引きずって歩かなくていいから楽か、なんて軽く考えていました。
ところがこれが甘かったんですね~(汗)
手続きはバゲージクレームのカウンターでやるんですが、たいして並んでないからすぐ済むかと思ったら甘かった(汗)カウンターのお姉さんが懇切丁寧に荷物の特徴を訊いたり、税関申告書を書いたりして、(結局別送品扱いになるんですね・・・)あげくのはてには係りのお姉さんと一緒に税関を通らなければならないんです。
場合によっては税関検査でスーツケースを開ける場合もあるということで、鍵も預けました。うーん、かなり無理やり詰めたのに、もし開けたらちゃんと詰め直せるんか?! と思いましたが・・・(結局開けられてはいなかったようですが)
というわけで、一人当たり10分以上はかかる・・・手続きが済んだのは1時間近く後でした。もうターンテーブル回ってる荷物一個もなかった(汗)
朝到着だったし、別に家に帰るだけだったからまあいいようなものですが、それにしてもちょっと疲れました・・・
乗り継ぎ時間は、やっぱり2時間は余裕欲しいよなあと思いました。まあ今回は仕方なかったんですが・・・

そして翌日荷物が届いたのですが、お詫びの手紙と一緒に、次回航空券をKLMで直接購入する時に使えるという割引券がついていました。その金額25ユーロ
微妙な金額過ぎて使えん・・・(笑)KLMの正規割引航空券が一番安かった場合のみ使えるかな。でも次に欧州行くときは多分イギリスだから、KLM使うかどうかは微妙ですが。ロンドンは直行便も結構安いもんなあ。
とまあそんな顛末でした。25ユーロの割引券が一番笑えたことかもしれません(笑)
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カーネギーホールでLotRシンフォニーが!?

2005年08月26日 | 指輪物語&トールキン
指輪サイトのほうには密かに?upしてましたが、一昨日のTORnのこちらの記事からの情報です。なんとN.Y.のあのカーネギーホールでLotRシンフォニーが演奏されるのだそうです!
と言っても、1、2楽章だけなんですが、すごいのはワーグナーの曲と一緒に演奏されるということです!
詳しいプログラムは、演奏する(というか合唱ですが)The COLLEGIATE CHOLAREの公式サイトをご覧下さい。concert scheduleのところにあります。
ワーグナーは「ワルキューレの騎行」「さまよえるオランダ人」「神々の黄昏」などをやるようですね。
これ、やっぱりLotRがトリですよね。曲の長さを考えても・・・。うわー、いいんだろうか・・・となぜか私がうろたえたりして(笑)
日程は11/13(日)です。ちょっととても行きたくなったのですが、2月のトロント・クリーヴランド行きが控えているので、自重いたしました(笑)
チケットは電話予約しかできないのかな? 詳しくはカーネギーホールの公式サイトをご覧ください。
しかし、ワーグナーと一緒と言っても、単純に「ニーベルングの指輪」だけじゃないところに好感度。最初に挙げたTORnの記事にプログラムの内容が書いてありますが、ここでも単に指輪つながりだから、とかなんとか安直なことは書いてなくて良かったです~。「神話と音楽」というのがテーマ?みたいですね。これはちょっと嬉しいかもです。
正直なところ、ホンモノのクラシック音楽と一緒に、しかも同じオケの演奏で聞いて、LotRサントラがどう聞こえるかにはとても興味があります。ジェームズ・ゴールウェイのアルバムでは肩透かしをくらったので・・・(汗)
聞いてみたいな~。でももうトロントのチケット買っちゃったし(笑)クリーヴランドはこれからですが。(もう発売してるんですが、まだ今ひとつドイツモードから抜け切れなくて(笑))
イラストつきのコンサートではなく、本当にただの楽曲としてコンサートで演奏されるというのも嬉しいですね。編成が大きくてなかなか簡単に演奏はできないかもしれませんが、気軽にあちこちで演奏されるようになってくれたら嬉しいんですが。日本でもこういうのやらないかな。ヨハン・デ・メイの交響曲第一番と一緒にやるのもいい試みですよね。(一緒にやるならやっぱり1、2楽章だけでしょうけど)
まあ、映画の人気がどこまで続くかによるような気もしますが・・・スターウォーズみたいに、一時のブームで終わらず、何年経っても名作と呼ばれるような作品になってくれたらいいんですけどね。
あと何年もして、それでもLotRシンフォニーが演奏されていてくれたら、とても嬉しいんですけど。
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