ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

「太平洋序曲」見納め(涙)

2002年10月29日 | ミュージカル・演劇
「太平洋序曲」3回目にして最後の観劇でした。もう見られないかと思うと悲しい・・・(涙)
今回も前回同様前の方の良い席で、存分に堪能して来ました。
1曲目、「太平の浮島」を聴き見ながら、すでにうるうる来てました(汗)
なんか、見ていられるのが幸せって感じで・・・
この他にも「帰り待つ鳥」とか「木の上に誰か」とか、なんかうるうるしっぱなしで目薬不要って感じでした(笑)もちろん最後の「ネクスト」も。
いまさらですが、音楽がとにかくいい! 日舞を巧みに取り入れた振り付けもいい! そしてキャスト一人一人が皆楽しそうに演じているのを見ていると、こっちも嬉しくなってしまうのでした。
今回ちょっと横の方だったので、「黒い竜が4匹」の時、襖を色んなキャストがかわるがわる動かしているのが初めて見えました。息を合わせて襖を動かしながら、顔を出したらちゃんと演技してたりして。うーん、すごいですよねえ。
そしてこれもいまさらなんですが、国本武春さんてすごいなあと思いました。間の取り方とか実に上手い! 効いてます。歌も以前より格段に上手くなられたと思います。
今回のお客さんは、初めての人が多かったのか、笑うシーンでもかなりウケてました。私の隣の隣の男性がむちゃくちゃウケてました(笑)
「プリーズ・ハロー」の後なんか、ショーストップするくらいのすごい拍手でした。
それから、外人さんが2人観に来てたのですが、なんか途中で掛け声かけたりして、一人すごく盛り上がってました(笑)ひょっとしてアメリカからおっかけて来てる人だったら面白いのにね、なんて話してました。まあ、日本に住んでる人だと思いますが・・・。
5回目でしたが、まだまだ細かいところで初めて気が付いたようなところがあって・・・これで見納めかと思うと悲しかったです。
また再演しないかなあ・・・
欧州公演なんかあったら、ぜったいまた観に行っちゃうぞ。

しかし、ミュージカルファンの中にも、評論家の中にも、あまりこの作品を気に入らない人もいるようです。
まあ、好き好きですからね・・・。万人受けするような単純明快な話ではないし。
別に、全ての人に受け入れられる必要はないから、いいんじゃないかと思います。
わからない人にはわからないけど、ハマる人はハマるという・・・
なんだか「ロード・オブ・ザ・リング」に通じるところがあるかなあ、とふと思いました。
lotrの場合は、ヒット映画なもんだから、面白いと思えない人たちがボロクソに言ってましたが(汗)わかる人だけわかればいいんじゃないかと思いますね。それで興行が成り立つんだから充分でしょう。
とか言って、私自身も「モーツァルト!」が気に入らないとか言ってますけどね(汗)まあ、わかる人が楽しめればそれでいいのではないでしょうか。なんてね。
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「モーツァルト!」2回目。泣きましたが・・・

2002年10月26日 | ミュージカル・演劇
日生劇場の「モーツァルト!」2回目を観てきました。モーツァルト役はやはり井上芳雄くんです。
前回見た時、日記で結構酷評したんですが(汗)今回は・・・まあ、結果としては泣きました(汗)
前回よりも前の席だったこともあってか、今回は市村正親さんの演技が良く見えて、なんというか泣かされてしまいました(汗)
まず、一幕のソロで、息子を心配する気持ちに泣かされてしまいました。正直、歌としてはそんなに上手くないと思うのですが、演技として聴けてしまうので。
久世星佳さんのソロをバックに気持ちを揺らされるところでも泣けてしまいました。
井上くんが若さと熱情で、身体全体で演技しているとしたら、市村さんはわずかな表情や身体の動きで感情を表現してしまっていて、その対比も見ていて面白かったですね。
しかし、本当にわずかな表情の動きで泣かされてしまうのですから・・・やっぱりすごい役者さんだなあ、と思います。
高橋由美子さんも、なかなか気持ちが入っていて良かったと思います。歌声もきれいだし。
最後、全員で歌うシーンで、直前のシーンで弟の死に嘆いているからか、悲しみを全面に出して歌っていたので、なんだか胸をつかれてしまって、ここでも泣いてしまいました。
松たか子さんも、前回見た時より良かったように思いました。コンスタンツェは西田ひかるさんよりは彼女の方がハマっているように思います。12月の公演がちょっと心配になって来ました・・・(汗)
この他、最後にモーツァルトが死ぬ直前、アマデのペンを手にして、「ぼくこそミュージック」という、1幕最初の方で歌っていた明るいナンバーをリプライズで歌うシーンなんかも泣けましたし。

という訳で、結構泣けてしまったのですが、それでも、あまり好きな作品じゃないなあ、というのには変わりはありません(汗)
音楽もいいし、大筋も悪くないのに・・・なんででしょうか。
舞台装置や衣装が好きじゃないのもあるんですけど・・・あ、振り付けも・・・
まあ、あと2回、観てもいいかな、という気にはなりましたけどね。さて、12月にはどう変わっているでしょうか。
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ラウドネス

2002年10月25日 | 音楽(主に日本のHR?)
渋谷公会堂で、7ヶ月ぶりのラウドネスを見ました。もっともMCで言われるまで7ヶ月ぶりだなんて忘れておりましたが(汗)
舞台上にはUFOのような、要塞のような(笑)派手な照明機材が陣取っていて、舞台上のセットは全く見えない状態。メンバーが入って来ても、機材が邪魔で見えない・・・機材の間からニイちゃんが手を振ってたのがちょっと間抜けでした(汗)
で、その照明が天井の方に上がって行って、メンバーの姿が現れ、ライヴ開始。
最初はニューアルバム「BIOSPHERE」から続けて3曲。(2曲だったかも・・・)そして、いきなりさかのぼって、1STから「LOUDNESS」「SEXY WOMAN」「アレスの嘆き」と続きました。
それから、今度は前に出たアルバム「PANDEMONIUM」から2曲。PANDEMONIUMと共に後ろに「PANDEMONIUM」のジャケットと同じ絵?の幕が舞台の後ろに降りてきました。
続いてドラムソロ。(だったと・・・曲順ちょっとあやふやです(汗))途端にそれまで以上の爆音で、バスドラが叩かれる度に胃がひっくりかえって吐きそうな気分に・・・(笑)耳もちょっとヤバかったです。さすが「騒音」ですな・・・(汗)
最後に銅鑼が上から降りてくるはずがしばらく降りないというアクシデントがありましたが、すかさず客席にコールさせている間になんとか降りてきて、事なきを得ました(?)
それからギターソロがあり、この時天井から金属製の皿の上に炎が燃えているものがすーっと4個ほど降りてきて、これがなかなかカッコ良かったです。ちょっとアジアっぽい雰囲気で。今回の演出、爆発があったりとか派手なのがあまりなくて、個人的にはこういう演出の方が好きですね。
今回のギターソロはいつもにくらべて短め?で、途中からドラムとベースも一緒にやってましたので、いつもよりあっさりした感じでした。
それから、復活後第一弾の「SPIRITUAL CANU」から2曲やった後、本編最後にようやくお馴染みのCRAZY NIGHTに。この時、後ろの「PANDEMONIUM」の幕が落ちて、代わりにお馴染みの朝日新聞・・・ではなくて「THUNDER IN THE EAST」の太陽のマーク?の幕が降りてきました。
アンコールはCRAZY DOCTORとIN THE MIRROR。そして2度目のアンコールのS.D.I.でライヴ終了。
今回は、なんだか「えっもう終わり?」という感じでした。今までは昔の曲のメドレーなんかをやっていたので、そういうのがない分あっさり終わったように思えたのでしょうか。復活後のアルバム中心でしたし。いつも昔の曲の方が盛り上がっていたように思うので、今回のセットリストはどうだったんだろう、とちょっと思いました。個人的には復活後のアルバムも好きなんで、それなりに楽しめましたが・・・
さて、次は大晦日に、なんとうるゴメと一緒のイベントです。どの曲やるのかな、というのも楽しみです♪
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「太平洋序曲」2回目

2002年10月24日 | ミュージカル・演劇
新国立劇場での「太平洋序曲」の2回目を観て来ました。初演、N.Y.と合わせると4回目になりますが。
今回、実は職場の団体観劇でした。と言っても、演劇に関心のある人たちが希望して申し込んだはずなので、今まで話題になっていたいわゆる「貸切」のお客さんとは違うんですが。でもまあ、いわゆるミュージカルファンとは違う、初めて観る人たちが30人ばかりいたことになります。(私も入れてですが)
最初、「太平の浮島」が終わった時には拍手がまだ少なかったのですが、舞台が進むにつれて、だんだん反応が良くなって行くのがわかって、面白かったです。
初めて観る人が多いので、笑いを取るシーンも結構新鮮な笑いが起きてましたし(笑)
そして、最後の「ネクスト」が終わった後、カーテンコールが2回終わるまで、拍手がまったく止まりませんでした。

さて、周りの反応はおいておいて、自分の感想なのですが。
今回、かなり前の席で見ることができました。初演で一回だけ観た時もかなり前の席で、その時にものすごく衝撃を受けたのですが、今回久しぶりに前の方の席で観て、最初に見た時の衝撃と感動が甦りました!
妹も、実は今回初めて前の方の席で観たのですが、「後ろで見るのと全然違う」と言ってました。後ろで見るのも、花道で何をやっているのかが良く見えていいんですが、やはり前で見た方がいいですねえ・・・。
「黒い竜が4匹」で襖が流れるように動いたり、前にドン! ドン! と迫って来るところの迫力などは、やはり前の方で観ると違いますね。
「太平の浮島」で、金の扇子がとても効果的に使われてるんだなあ、なんてことに初めて気が付いてみたり。
あそこの振り付けは、日舞を効果的に取り入れていて、すごくいいなあ、と改めて思いました。
1幕の最後、金の襖についていた赤い線は、その時出ていた役者さんが赤インキのついたローラーで引いていたこととか、「ポーラー・ハット」の最中に、着替えと一緒に香山と万次郎にシワや白髪のメイクがされていたこととか、初めて気が付いたとこがたくさんありました。
そして、役者さん一人一人の演技がよく見えて、感動に拍車がかかりましたね。
おそらく、私が見た初演の時よりも、一人一人の役の解釈も深まってるでしょうし。
喉が疲れてるかな、という感じの役者さんが多かったのですが、それがかえって感情の高まりを表していたような・・・。「帰り待つ鳥」の広田勇司さんの歌が、今回はなんだかいつになく胸にじーんと来ました。
「木の上に誰か」も、相変わらず良かったですね。
「プリーズ・ハロー」のところでは、以前はロシア司令官、フランス司令官にまでならないと笑えなかったものですが、最近は最初のアメリカ司令官から結構面白いなあ、と思えるようになって来ました。皆とても楽しそうにやってますね。
余談ですが、席がオランダ司令官が出てくるあたりだったので、オランダ国旗が肩にかかってちょっと嬉しかったです(笑)
そして、今回一番新鮮に感じたのは、香山と万次郎の絆、でした。
最後に万次郎が香山を刺した瞬間、はっとして慄く表情が、今回初めて見えたのです。思わず胸をつかれてしまいました。
初演の時はそういう表情には気が付きませんでした。単に気が付かなかったのか、公演を重ねて演技が深まったものなのかはわかりませんが・・・。とにかく、今回観た万次郎からは、友であったはずの香山を殺してしまったんだということに対する衝撃が感じられて、思わず涙ぐんでしまいました。
そう思ったら、その前に香山が万次郎に銃を向けながらも撃つことができなかったのも、やはりかつての友を殺すことができなかったからなんだなあ、と思えて、相乗効果で泣けました。
そして、ネクストが流れている中、死んだ香山が立ち上がってしばらく悲しげな表情で立っているのも見えて、またまた泣けましたね。
「ネクスト」で、原爆投下で一度倒れた人たちが、機械のように震えながら立ち上がって行く様も良く見えて、ゾクゾクしました。
最後に香山とたまてが出て来た時も、最初に出て来た時と全く同じ会話をしているのが分かって、それも感動したなあ・・・
という訳で、4回目にして新たに感動してしまったのでした。
ああ、あと1回しか観られないのが悲しい・・・。また再演してくれるといいのですが
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ロード・オブ・ザ・リング予告

2002年10月22日 | 旧指輪日記
以前から公式HPで観られるようになっていた「二つの塔」の予告編の日本語字幕版と吹き替え版、今日やっと観られました。
一応ブロードバンド環境にもかかわらず、ちょっと前までは300KBでも画面が動かない状態(汗)かなり混んでたんでしょうねえ。
今日ようやく300KBのが観られました。500KBはまだ途中で止まってしまいます。

両方見ての感想ですが、やっぱり吹き替えが好きかなあ。
言葉遣いがいいんですよね。最初は声に違和感があるんですが、観ているうちに気にならなくなるのは第一部の映画で実証済み。
というわけで、映画本編も吹き替えと両方観ることになるでしょう。
エオウィン役の声の人、低くて素敵な声だったのがちょっと嬉しかったなあ。なんだか聴いたことのある声のような。榊原良子さんかな?(私が知ってる数少ない声優さんの一人・・・(汗))
エオメルは山寺宏一さんという話ですが。
そういえば、ファラミアの台詞なかったなあ・・・ってゆーか、出てた?(汗)
ギムリも今回しゃべってませんねえ。あ、レゴラスもか・・・(姿はたくさん出てたのでそんな気はしなかったけど(笑))
メリピピもしゃべってないぞー。
ま、どうでもいいんですが(笑)

余談ですが、昨夜(というか今日)ついつい深夜2時までDVD観てしまいました(汗)英語を英語字幕で。
字幕で初めて気が付いた台詞もたくさんあって、(全部はいちいち見てないですが)ボロミアがエルロンドの会議で名乗り出た時、フロドのことを「LITTLE ONE」と言ってたこととか、ギムリがホビットたちにむかって「YOUNG HOBITTS」を連発?してたりとか、色々気がついて楽しかったです。
でも、やはりまだ日本語で台詞が入った方が泣けますね。英語でもわかるところは泣けるのですが。(ボロミアの最期とか)
やっぱり一番泣けるのは吹き替え版だなー、と再確認しました。泣きたい時は吹き替えで観ようっと(笑)
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URUGOMEライヴレポート3連発その3 浜松銀座ライオン

2002年10月18日 | 音楽(主に日本のHR?)
さてツアー最終日の浜松銀座ライオンです。
銀座ライオンでライヴってどんな!? と思ってましたが、一応ステージもあって、ライトとか機材もそれなりに揃っているところでした。まあ、ステージは小さくて、ドラムセットとキーボードとペースアンプ乗っけたらいっぱいで、フロントメンバーはステージの下でやってましたけど(笑)
(最初ステージが2段なのかと思ったら、下の段はステージ下だったのでした(笑))

さて、浜松にはナルチョさんとMISUMIさんの親戚がいらっしゃるとのことで、MCも親戚ネタが多かったです(笑)
余談ですが、ナルチョさんの親戚の方、一般の人と一緒に並んでたんですけど・・・(汗)
客層も、初めての人が多いようで、盛り上がって来てもなかなか立ち上がりにくかったのですが、立ち上がらないからと言ってつまらないわけではないんですよね。ベースソロの後はまあ全員立つ感じになったわけですが、初めてとおぼしき人たちも皆楽しそうだったので、こちらまで嬉しくなりました。メンバーもきっと嬉しかったに違いないと思います。
ちなみにベースソロの時、ナルチョさんトイレのところから出て来てびっくり(汗)よく考えてみたら、トイレの入り口の並びに扉があったので、そこから出てきたのでしょうが、まるでトイレから現れたようでした(笑)トイレ入っていた人たちびっくりしてたみたいです(笑)
ナルチョさん、MISUIMIさんの親戚の子供にベース弾かせたり(指一本ですが)してました。あ、友達も弾かされた?のですが、「指が痛かったー!」と言ってました(笑)素人にはベースの弦痛いですよね・・・(汗)
この日はUNFINISHED BUISINESSのキーボードギターソロの掛け合いが、今までで一番スムーズだったように思いました。やっと気持ちが通じ合った感じ?(笑)杉原さんが楽しそうにジャンプしたりしながらギターソロ弾いていて、見ていてなんだか嬉しかったです。
ボーカルのお二人も、昨日頑張りすぎたのか、声はかなりハスキーになってましたが、楽しそうでした。最後のUNDER MY FEET、久々にNoBさんの真正面で見ましたが、なんだか圧倒されましたね・・・。
という訳で、いつもと違った感じでまた楽しいライヴでした。

てなわけで、3連休ライヴレポートおしまい。
今週はハードスケジュールで(遊びが・・・)「太平洋序曲」やら「モーツァルト!」やら観に行ってるのですが、その話はまた今度にします。まだ観に行くし(汗)
あー、それにしてもLOTRのDVD観る暇がないよー!
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URUGOMEライヴレポート3連発その2 名古屋E.L.L.

2002年10月18日 | 音楽(主に日本のHR?)
さて、2日目の名古屋です。
余談ですが、神戸から名古屋の新幹線、偶然にもメンバーと同じのに乗ってしまいました(汗)
まあ、グリーン車と自由席なんで、ホームでみかけただけだったんですが、新神戸のホームで見かけた金髪の河野さんはかなりすごい眺めでした・・・(汗)

6月の名古屋でのライヴは、河野さんがステージに出てくるなり「パラパラやん!」と叫んだほど少ない客の入り・・・(汗・44人くらいだったようで・・・)
今回も、2.3日前にチケットを買った人が整理番号39番とかいうことで、客の入りが心配されましたが、まあさびしくないくらいは入っていてホッとしました。メンバーも「満員御礼」とか言ってました(笑)まあ、椅子が全部埋まったくらいのものですが。

さて、ライヴが始まると、まず出てきたMISUMIさんにぴっくり。ライトの加減か髪が真っ赤に見えて、(明るくなったらいつもと同じでしたが(汗))全体にふわーっとパーマがかかったような髪形になってました。昨日まではいつもと同じだったのに!? 翌日にはいつもどおりになっていたので、自分でカーラーで巻いたのでしょうか。
そして衣装も、黒のちょっとセクシーなカットソーで、なんかいつもと雰囲気が違って、すごく素敵でした! しばらく釘付けでしたマジで(笑)
MONEY MONEY 20TH CENTURY LEFTOVERSに続いてMCと、昨日と同じペースで進む中、(でもナルチョさんのMCがちょっと元気ないとは05さん談。お疲れだったのかな)3曲目はNoBさん渾身のバラードSETSUNA。
このSETSUNAが良かったんですよ! 本当に渾身の一曲という感じ。もともと泣かせる曲なのですが、この日は特に胸にじーんと来ました。一緒に観ていたお友達のSちゃんは「泣きそうになった」と言って涙をぬぐっておりました。
その次が私が大好きなVIMPIRE BLUE。この曲を妖しいブルーのライトの中、いつになく素敵なMISUMIさんが歌い上げる様は、ビジュアル的にもグッと来るものがありました。
歌も、NoBさんの熱唱に影響されたのか、いつにも増しての熱唱で、もうMISUMIさんにクラクラ、という感じでしたね(笑)
続いて、今度は河野さんボーカルの「鏡よ鏡・・・」。これまた妖しい赤いライトの中、例の妖しい曲が妖しく演奏されました(笑)これもカッコ良かったなあ。
その後のMCで、ナルチョさんに「お化け屋敷みたいだったでしょ」とか言われてましたが・・・(笑)
MCの後「綺麗じゃん」、ROUNDROUNDと続いて、神戸ではJUNGLE MOODだったのがそのままドラムソロに続いてました。神戸でJUNGLE MOODで盛り上がって一度客が立ち上がったのに、ドラムソロでまた座らなければならなくなってしまって、ちょっと残念だな、と思っていたのですが、メンバーの方でもそう思っていての変更だったかも。
しかし、この日はなんだかそうる透さんもすごかった! いつもすごいドラムソロだと思うのですが、なんだかこの日は気合が違ったような・・・。いや、カッコ良かったです。熱狂的なファンの方の気持ちが分かりました・・・。(RAPやってる時はなんだかカワイイのですが(笑))
ドラムソロのあとはCRAZY WORLD。この曲も泣かせる曲ですが、この日はものすごくジーンと来ました。ちょっと泣きそうになりました(汗)
それから、JUNGLE MOOD、AMANO-JACK、SIXTY SIX、TIMEとノリの良い曲が続いて本編終わり。
アンコールは最近のお決まりでどこからともなくナルチョさんが現れてベースソロの始まり。ベースソロが終わるとUNFINISHED BUISINESS、UNDER MY FEETと続いてアンコール終わり。
すごく良かったので拍手も鳴り止まず、もう一回くらいアンコールやるかと思いましたが、このまま終わりました。
いやー、でもすごく楽しいライヴでした!
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URUGOMEライヴレポート3連発! その1 神戸チキンジョージ

2002年10月18日 | 音楽(主に日本のHR?)
さて、この3連休に行って参りました、URUGOME3連休ツアー(笑)
楽しかったけど、今週は疲労で生ける屍状態でした・・・
名古屋で食いすぎて絶対肥ってるし・・・(怖くて体重計乗れません・・・)

それではまず1発目、神戸チキンジョージ。
と言っても、名古屋、浜松のインパクトが強くて、あまり書くことはないですが・・・
(神戸しか行かなかった人に失礼な書き方ですが・・・)
後でセットリストを書き出してみたら、なんと9月21日のブルースアレイのライヴと全く同じでした。全然そんな感じはしなかったのですが・・・
まあ、間に下北沢のスペシャルライヴ挟んでたし、そもそも9月の時は怒涛のように新曲聴かされて圧倒されっぱなしでしたもんね(笑)
違ったのは、アンコールでもドラムソロがあったこと(笑)
メンバーは8時起きで新幹線に乗って来たそうで、眠いのか?MCも妙に素な感じでした。普段のうるゴメの雰囲気を垣間見られたような???
うーん、すでに記憶が薄れてるなあ・・・メチャクチャなレポートですんません(汗)
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「モーツァルト!」

2002年10月17日 | ミュージカル・演劇
日生劇場で話題の「モーツァルト!」を初観劇。モーツァルト役は井上芳雄くんでした。(今回井上くんでしかチケット取っておりません・・・)
さて、「エリザベート」コンビの作品、演出も小池修一郎、ということで、前評判も高かったこの作品ですが、ウイーンで観た人の「エリザベートを期待していると裏切られる」という話を聞いていたりしたので、あまり期待しないで観劇にのぞみました。
1幕を観終わった感想・・・「まだこれを3回も観なきゃならんのか・・・」(日生2回、帝劇2回分チケット取っている)
というくらいつまらなかったのです・・・
まあ、2幕は1幕よりは面白かったですが。
最終的には、「もう一度よく観てみてもいいかな」という感想に落ち着きました。
ただし、チケットはじめから1枚しか取ってなかったら、二度行こうとは思わないでしょう。
後から中川くんの回も行こうかと妹と話していたのですが、私は行かないでいいや、と今の段階では思っています。

さて、何がそんなにつまらなかったのか・・・(汗)
まず音楽ですが、曲はかなりいいです。モーツァルトのミュージカルを、モーツァルトの曲を使わずにロック調でやるというのはいかがなものか、と事前には思いましたが、これは思った以上に違和感がなく、良かったと思います。時々流れるモーツァルトの曲も違和感なく溶け込んでましたし。
次にストーリーですが、モーツァルトという人物を、自由奔放でピュアな若者という人格と、神童の姿のままの「アマデ」という才能の化身、という二つの姿に分けた発想はとても良いと思いました。
才能と、ピュアすぎる自分自身のギャップに苦しむモーツァルト、モーツァルトの才能ゆえに彼に愛憎を抱く父と姉、モーツァルトの人格は憎みながらも才能に惹かれてやまないコロレード大司教、そして才能抜きのモーツァルト自身に惹かれながらも、モーツァルトの才能を理解することができずに苦しむ妻コンスタンツェ・・・
これらの設定はすごくよくできてるなあと思いましたし、それらが集約されて来るラスト近くはなかなか見ごたえがありました。だからこそ「また観てみようかな」と思えたわけですが・・・
では、何がいけないのか(汗)
おそらく、1幕のとりとめのなさかもしれませんね・・・エピソードがとりとめもなく積み上げられて、ちょっとせわしない感じで・・・
シカネーダーやウェーバー一家の馬鹿騒ぎも、ああいう派手なシーンも必要なのかもしれませんが、私はいらないなあ、と思ったのですが・・・
私は「エリザベート」も100%好きではなかったのですが、この「モーツァルト!」では「エリザベート」の好きでない部分がクローズアップされている感じがしました。だからダメなのかな・・・
まあ、また何回も観たら印象変わるかもしれませんけれど。

役者さんですが、主演の井上芳雄くんは最後の方の精神のバランスを崩して行く演技が素晴らしかったです。もう本物の役者さんだなあ、なんて思いました。(失礼な言い方かもしれませんが)
姉ナンネル役の高橋由美子さんもとても良かったです。もともと好きなんで、贔屓目もあるかもしれませんが(笑)
松たか子さんのコンスタンツェは・・・うーん、なんとなくとらえどころがない感じがしました。歌も演技も水準には達しているのですが、何かが足りない感じが・・・「ラ・マンチャの男」を見た時にも思いましたが・・・(アルドンサ役は未見ですが)
それから、山口祐一郎さんのコロレード大司教は・・・・・・(汗)
怖い!!
夢に出てきそうです・・・・・・
あの、トイレシーンには一体何の意味があるのでしょうか・・・・・・
あ、それから、オープニングがいきなり大谷美智浩さんから始まって、ちょっとびっくりアンド嬉しかったです。いきなりタイトルを叫ぶ役なんて、ちょっとオイシイですよ(笑)出番は少ないですけど。

てな感じが第一回目の感想です。
さて、第二回目以降この感想は変わるでしょうか? 変わったらきっと日記に書くでしょう(笑)
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太平洋序曲

2002年10月16日 | ミュージカル・演劇
11日からやっている新国立劇場での「太平洋序曲」を観て来ました。
N.Y.まで行ったので、すっかり何回も観ているつもりなっていましたが、実はこの日でまだ3回目でした。
初演の時は、こんなに良いとは思わず、後ろの方の日程で1回分しかチケット取らなかったもので。
今回はあの手この手を使って、全部で3回観に行くことになってます♪
余談ですが、井上芳雄くんが観に来ていました。最近客席で遭遇する確率が高いです(笑)
そして客席と言えば、どこぞの男子高校生の団体が来ていました。茶髪、金髪がゾロゾロいて、(ドレッドの子までいた・・・)一見派手な子たちでしたが、意外にマナーは良く、うるさくて邪魔ということはありませんでした。
でも、ノリは悪かったですけどね・・・。ぐっすり眠っていて、休憩になっても気付かずに寝ている子がいたのは笑いました(笑)
学生時代に私もやったことありますが、気が付いたら休み時間だったってやつ・・・(笑)

さて肝心の舞台の方です。
実は出演者のHPなどでも、アメリカ人にくらべて日本人の反応が大人しくて戸惑い気味だというようなことが書いてあったのですが・・・確かに日本の観客は静かです。
この日は男子高校生の団体くんたちのおかげもあって、実に静か・・・。
私自身、アメリカでの大盛況の公演を見て来たので、出演者の戸惑いも分かるように思いました。
そういうのを知っているリピーターらしき人たちが、盛り上げようとしてか一生懸命笑ったり、拍手したりしていたのも、なんだか悲しかったなあ・・・。
でも、日本の観客、確かに反応は大人しいですが、別に面白くないと思っているわけではないと思うのです。奇しくもURUGOMEのライヴレポートでも同じようなこと書きましたが。
アメリカ人は、とにかく楽しいのが好きなので、ちょっとでも面白ければゲラゲラ笑います。ブロードウェイで他のミュージカルを見ていても思いました。
でも、しみじみと胸に染みるようなシーンをじっくり味わったりしてるのかなあ、という疑問はあります。レミゼやRENTを見ていた時、私が涙でぐちゃぐちゃになっているのに、周りのアメリカ人で泣いてる人は一人もいませんでした。
日本の観客も、大人しくても、ちゃんと観るところは観てます。カーテンコールの拍手はものすごく正直です。良ければいつまでも拍手してるし、つまらなければすぐに拍手は消えるし。出演者が出てくる時も、「有名な人」よりも「その日一番良かった人」の時に一番大きい拍手がちゃんと来ます。みんなちゃんと見てるんですよ。
というわけで、無理に盛り上げる必要はないと思うし、出演者の皆さんにも気にせずに、日本人向けの良い舞台を演じていただきたいと思うのでした。

実は今回初めて後ろの方で見たので、花道が良く見えて面白かったです。劇場空間全体が使われていて、なるほど小劇場での公演なんだなあ、と改めて思いました。大劇場でも意外に違和感はなかったのですが。
演技の細かいところも、日本向けにアレンジされていたように思いました。ギャグの間の取り方とか。
今回一番新鮮?だったのは、「ウェルカム・トゥ・神奈川」かな(笑)女将が一人だけ男が女装している村上勘二郎さん演じる女郎をかなり激しくどついていて、新鮮で笑えました(笑)
しかし、何よりもインパクトがあったのは、やはり音楽でしょうか。3ケ月ぶりに聴く音楽に心が震えました。「木の上に誰かが」では思わず涙が出てしまいました。
他にも、細かいところで色々気が付いたとろなどもあったのですが、今はとにかくもう一回観たい! という気持ちでいっぱいです(笑)あと2回も見られるのが幸せ・・・
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