最近読んだ本をヅラッと並べてみると、ちと、「オヤジ臭い本ばかりかなぁ」なんて思ったりして、
昨晩、趣味部屋に避難してからのことですが、大学時代の友人SIGEから電話が入りました。
「元気してる?今、何人かで飲んでいて、バブの話になったもんだから・・・・」
「元気だよ」
「チャリンコも、Nさんも、尚登もいるよ。尚登の出版祝いを横浜でやってんだけど、バブこれから出てくんか?・・・なんちゃって」
井上尚登くんが、新刊「T.R.Y. 北京詐劇」を出版したことにかこつけて、同級生と先輩、6人で飲んでいたのだそうです。
「おまえ、尚登が新刊出したの知ってた?」
「えっ?出たの?」
「だめだよ、おまえは『井上尚登そっちの地方普及委員長』なんだから」
「なんじゃそりゃ」
これが、昨日の記事に『さらに追伸』を載せた理由であります。
しかし、勧めながら自分が読まないのでは、主人公「伊沢修」と同じ詐欺師になってしまいますので、本日購入してまいりました。
右が作者、井上尚登です。(昨年の雑魚寝飲み会のときの写真)
あらためて紹介しますと、井上尚登は私の大学時代の友人で、1999年に「T.R.Y. (トライ)」で、第19回横溝正史賞正賞を受賞しました。「T.R.Y.」は、織田裕二主演で映画化もされましたので、御存じの方もいらっしゃると思います。
その後、「C.H.E.」「キャピタル・ダンス」「リスク」などを出しましたが、今回、満を持して、「天才詐欺師、伊沢修」を再登場させたのです。
さて、内容はいかに? (まだ、読んでいないので、これは紹介できませんね)
ぜひとも皆さん、書店・ネットにてお買い求めいただき、お読みただけますよう、心からお願い申し上げます。
「SIGE、『井上尚登そっちの地方普及委員長』としては、こんなもんでいいかな?」
おっと、ついでといっては申し訳ないのですが
先日、中学校時代の友人、N.S.君から
「読んで、聴いてみて」と手渡された本とCDを紹介します。
ガンと戦いながら、路上ライブ、コンサート、CD発売と、NET FORUM 「戦うオヤジの応援団」との出会いを機に、頑張り続けるオヤジ、東田寿和氏のエッセイ「西へ向かう」と同名のCDです。
日本テレビの「24時間テレビ」でも『奇跡のフォークシンガー』として紹介されたそうですので(私は見ていないのですが)、御存じの方もいらっしゃるかもしれません。
同年代のオヤジとしては、いろいろ考えさせられる一冊だと思います。よろしければ、こちらも一読下さい。
ちなみにどちらもAmazonで購入いただけます。(「T.R.Y. 北京詐劇」「西へ向かう」)
さて、今日の一枚は、尚登の写真を見ていて、なんとなくこの一枚を選んでしまいました。(笑)
以前にジョージ・ムラーツ「PORGY & BESS」を紹介したときに話したと思いますが、ローランド・ハナとムラーツの二人は、サド・メル・オーケストラを聴きに行ったときから、大好きなコンビです。
このアルバムでも、二人の息はピッタリいい感じ、
ハナはもちろん良いのですが、4曲目「ODE TO A POTATO PLANT」でのムラーツのベースも絶品です。
なお、邦題アルバム名は「ジャズ・ポートレイト」です。
AT HOME WITH FRIENDS / ROLAND HANNA
1977年2月17日録音
ROLAND HANNA(p) GEORGE MRAZ(b) RICHARD PLATT(ds)
1.CHERYL
2.TIME FOR THE DANCERS
3.FLIGHT TO ANN'S VILLE
4.ODE TO A POTATO PLANT
5.JED
6.DOUBLE INTENTIONS