JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

は~あ~~~~?

2006年09月27日 | j-l

今日は夜まで雨かと思っていましたが、夕刻には晴れ間が広がり、夕焼けを拝むことができました。明日は秋らしい空が広がりそうです。

「今週は家にお酒いっばいあるんだから、飲んで帰らないようにすれば」という家人の申し入れを素直にきいて、ここ一週間で一度しか外で飲んでおりません。(偉い!!)
今日も今日とて、飲みに行きたい気持ちをググッとこらえ、帰ってまいりました。

「あれ?帰ってきたの?」
「は~あ~~~~?」
「そろそろ飲んで帰ってくる頃だと思って、なんにも用意してないよ」
「は~あ~~~~?」
「まぁどうせ食べないんだから(飲むんだから)適当なので飲めば」
「は~あ~~~~?」

(「なんだいなんだい、え? ひとが誘惑に負けずに帰ってきたんだから、その言い方は無いんじゃないの。くそっ、飲み行っちゃおうかなぁ・・・・・・・」)

「あっ、そうそう、これから出かけんのは、止めなさいよ!」
「は~あ~~~~?」

いいよ、いいよ、てめら食べたのより美味しいもの作って、飲んでやるよ~~だ!
ということで急遽作ったのがこれ、電子レンジを使った「簡単蒸し鳥のピリ辛ソース」です。

それにしても、ちょっとだけカチンときています。
明日は連絡もせずに飲んで帰ってやろうか!?

  二度目には かかあも手食わぬ せいうが酒(生姜酒)

江戸の川柳にこんなのがありましたね。
おもてで飲んでばかりもいられない、かといって家じゃ堂々と飲めないものだから、奥さんに風邪をひいたと嘘をついて、せめて生姜酒でも飲もうという旦那様の浅知恵、一度は通用したものの、二度目以降はつうじないという、なんとも悲しい川柳であります。
こんな悲しい旦那を思えば、家とはいえ飲めるだけいいか、なんてね・・・・・・

「明日飲んで帰るときは、早めに連絡しま~~す。」

今日のような、冷たい仕打ちを受けても、所詮、おやじは弱いものなのです・・・よ。

さて今日の一枚は、まだコルトレーンのグループに在籍中の時に、エルビン・ジョーンズが残した傑作アルバムです。
表題曲「DEAR JOHN C.」なんか聴いちゃうと、エルビンはやっぱり凄い、コルトレーン・グループのドラマーで本当に良かった、なんて思えてしまうのは私だけでしょうか?
おまけみたいな言い方で申し訳ないですけど、リチャード・ディビスのベースも光るものがありますよ。
ちなみに、このアルバムはCDでの所有アルバムですので、曲順等、レコードとは異なる部分があります。

DEAR JOHN C. / ELVIN JONES
1965年2月23,25日録音
ELVIN JONES(ds) CHARLIE MARIANO(sa) ROLAND HANNA, HANK JONES(p) RICHARD DAVIS(b)
1.DEAR JOHN C.
2.BALLADE
3.LOVE BIRD
4.EVERYTHING HAPPENS TO ME
5.SMOKE RINGS
6.THIS LOVE OF MINE
7.ANTHROPOLOGY
8.FEELING GOOD
9.FANTAZM
10.THAT FIVE-FOUR BAG

おまけ、
いちおうの「簡単蒸し鳥のピリ辛ソース」レシピです。
もも肉にフォークか何かで(私はアイスピックを使いました)、肉をブツブツブツと刺して、塩胡椒で下味を付けます。
皿に肉を置いて、酒をビャッとかけ、薄切り生姜をパラッと、ラップをして電子レンジにかけます。(途中裏返すといいかもしれません。)
7~8分で蒸し上がりますので、この間に白髪ネギとソースを用意しますが、ソースは小さな鍋に、唐辛子、砂糖、醤油、酢、酒(少々)、ごま油(少々)を混ぜて一煮立ちさせたもの。
蒸し上がった鶏肉を切り分け、白髪ネギを乗せ、最後に熱いソースを上からかけて出来上がり。ほ~ら、10分もかからず出来ちゃった。