JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

鳥籠の中が一番

2007年05月13日 | v-x

日曜日だとゆうのに、なんだか朝から忙しい一日でした。
まずは、前々からせかされていた庭仕事、これが思いの外大変な作業で、結局は買い物、昼食を挟んで半日以上、午後2時過ぎまでかかってしまいました。
まぁ、『母の日』のご奉公と思い、我慢しましょう。

珈琲を飲みながら一息ついていると、こんどは友人S君からの電話。
「エ~ン、パソコンがおかしくなっちゃったよぉ~~~~」
電話口の説明では、何が何だかわけがわからず、
「ちょっと来てみてよ」
それがね、ちっともおかしくなってなかったのでありまして、つまらぬS君の勘違いから呼び出されたという・・・・・・「オイ、S!いいかげんにせぇーよ」
家に帰れば、はや夕食準備の時間、とほほほほほ、せっかくのお休みがぁ~~~~!!

ということで、『料理当番、今日の一品』
今日は、鮭のムニエルを作ってみました。

『簡単手作りトマトソース』で食べるムニエルも、なかなかのものでありましたよ。

ところで、今日は『母の日』でもありますが、『メイストーム・デー』という日であることを御存じでしょうか?
別れ話を切り出すのに絶好の日なのだそうで、さり気なく別れを告げる男女や、涙に暮れる男女が、夜の街にも多くいるのかもしれません。
だめですよ「チャンスはあと数時間だぁ」なんて見つめ合うのは、我々のような年齢のご夫婦ならお互い様というもの。(笑)

結婚は鳥籠のようなものだ。
外にいる鳥たちは、いたずらに中に入ろうとし、
中にいる鳥たちは、いたずらに外に出ようともがく。

であります。鳥籠の中入ってしまえば、そこにとどまるのが正解でありますよ。

いっぽう、
女房は死んだ、おれは自由だ! 
と言ったのはボードレールだったでしょうか・・・・失礼

さて、今日の一枚は、リチャード・ウイリアムスです。
といっても、彼のリーダー・アルバムというのは、このキャンディド盤、一枚ぐらいだと思います。(私の知る範囲では、他を知りません。)

ウイリアムスは、ジジ・グライスのグループ、チャーリー・ミンガスの下、ユセフ・ラティーフのグループと渡り歩いたトランペッター。
サイドメンとしては、そこそこ名前も見たことはあるのですが、さほど強烈な印象があるミュージシャンということもありません。
そういえば、サド・メル楽団が初来日した頃は、同楽団にも籍を置いておりました。

じゃあどうして印象の薄い彼のリーダー盤を取り上げたのか。
私は正直、ウイリアムスを聴く一枚というより、リチャード・ワイアンズのピアノに興味を持ちます。地味ではありますが、なかなか面白いピアノであると私は思います。

NEW HORN IN TOWN / RICHARD WILLIAMS
1960年9月27日録音
RICHARD WILLIAMS(tp) LEO WRIGHT(as,fl) RICHARD WYANDS(p) REGINALD WORKMAN(b) BOBBY THOMAS(ds)
1.I CAN DREAM, CAN'T I
2.I REMEMBER CLIFFORD
3.FERRIS WHEEL
4.RAUCOUS NOTES
5.BLUES IN A QUANDARY
6.OVER THE RAINBOW
7.RENITA'S BOUNCE