赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
再起動、します
 



AFC Champions League Group E Matchday 1
Urawa 3 x 0 Persik Kediri @Saitama Stadium 2002

定時に退社して一路浦和美園へ。南門に辿り着こうというところで大音量でFIFA Anthemが聞こえてきていつもと違う昂ぶりを覚える。しかし浦和の試合でFIFA Anthemを聞くのは2部の時のひたちなか陸上競技場以来かも。そう考えると実に感慨深いものがある。

開始5分過ぎに北ゴール裏に辿り着き仲間に合流。スタメンの変更は開幕戦からGKが都築に代わったのみ。Persik Kediriはインドネシアのリーグチャンピオンのプライドをかなぐり捨てて横浜FC同様ドン引き。対する我が軍は、ボールを一生懸命回して崩そうという意識は何となく伝わってくるが、まだまだ攻守の切り替えは遅く、ミスが多いし連携も改善の余地は大いにあり。また、中の人数比を考慮すればやむをえない部分もあるとはいえ、クロスの精度も相変らず(試合後に相馬もそれを認識していたようなコメントを残したようだ)。シトンも相変らず調子が上がらず彼にも全くボールが収まらない。ヤマもすっかりシンデレラの魔法が解けてしまったよう・・・。

そんななかでもCKのどさくさから阿部が放ったボレーを相手GKが弾き、それをヤマが押し込みよくわからないまま先制。その後も攻め立てはしても得点には至らず、幾度かの決定的なチャンスも生かすことができない。やっと追加点が入ったのは前半終了直前、ロビーのパスを受けた永井が角度が余りないところから今日もやっぱりGKに当てながらゴール。前半は2×0で折り返し。



後半に入っても状況は変わらずで、後半20分過ぎには遂に調子の上がらないシトンに代わって岡野が投入される。あの出来では交代もやむなしだし、実際岡野がFWに入ることで明らかに前線は活性化したのではあるが、ネット情報ではどうやらシトンは下がる際にユニを投げつけていたとか。自分の不甲斐なさに対する怒りなのか、それとも・・・。75分、再三鋭いミドルシュートを枠に飛ばしていた伸二がついにネットを揺らし3点目。攻撃面では一人気を吐いていたという印象だった。

結局このまま3×0で試合終了、まずは緒戦を「無事に」勝利で飾ることはできた。とはいえ、快勝感みたいなものはまったくなく、むしろ今後の道のりの険しさに寒さが相まって身の引き締まる思い。つかマジで寒かった。手の感覚がなくなるなんて天皇杯でもなかった。まあ、週末の新潟遠征の耐寒訓練にはなったかな・・・。



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