3日目が始まりました。この日はルスツを出てメーンの洞爺湖に移動するという、今回のたびで最も重要な日です。一日の成功を祈願する意味もこめて、旅行前からガイドブックで心を弾ませていた「羊蹄山と雲海」を見てみようと、家族3人、早朝5時に起きました。ゴンドラに乗り、いざ絶景スポットへ。でも、霧がすごいっ。6年前の由布院旅行を思い出すぜい。
頂上に着いてみると、不安は的中し、あたりは霧一色。晴れた日にはこれだけ見えるんだよ、という看板が物悲しいっす。羊蹄山はいずこ。8郎ら家族のほかにも数人の観光客(少な!)がいましたが、みな不満そうな表情でした。
霧が晴れるのをまとうと、しばらくぶらぶらしましたが、濃くなる一方。まるでゾンビ映画のワンシーンのような雰囲気までかもし出してきました。
映画「ミスト」をほうふつとさせる父と息子の後姿です。もちろん、かーかー撮影。
絶景はあきらめ、しぶしぶホテルへ帰りました。つかれていたのか、再び爆睡する10郎です。手にはもちろんウルトラマン人形。期待させてごめんなー。
一眠りしたあとは朝食。
ホテルの入り口近くにあるアイスクリームショップ(おじさん一人で運営)で糖分を補給。なぜ?
どちらにしろ、2泊したルスツリゾートとはもうお別れ。エクシーガに乗り、出発しました。ルスツは、高原リゾートの名にふさわしい広大な敷地、アトラクションには満足でしたが、つかいにくい部屋には疑問符が残りました。おそらく、ゴルフやウインタースポーツ三昧する方々には最高のホテルではなかったかと。さらば!
向かうは、次なる絶景スポット、洞爺湖です。一番の絶景ポイント「サイロ展望台」には、1時間ほどで着いたかと。半分以上は中国人観光客でした。
しかし、天候は曇り。湖上ももやっていて、あいにくの景色です。かーかーもがっかりしていました。
とりあえず、第二の宿泊ホテル「野乃風リゾート」へ。チェックインするまでに多少の時間があったので、ガイドブックに載っていた、近くの老舗レストラン「望羊蹄」でランチを食べることに。こちらも名称から想像できるように羊蹄山が見えるんだそうです。いや、昔は見えたんだそうです(笑)
店内は歴史を感じさせるアンティークなつくり。ホール担当の店員さんもとてもていねいで好印象でした。
8郎はハンバーグ(1600円)を、かーかーは一日10食限定(1200円)を注文。とてもおいしゅうございました。チェーン店がまねできないであろう熟練のデミグラスソースで舌が満たされました(表現あってる?)。妻と二人、「もう一度来てもいいね」と共感。おすすめです。
すばらしいランチで腹を満たして店を出ると、空が青々と晴れているじゃないですか。妻と目が合いました。「もう一度、サイロ展望台に行ってみよう!」。すぐにエクシーガを飛ばしました。
さきほどとは別の場所のように晴れているではありませんか!
早速、愛機スタイラスTG-2にミニ三脚をつけ、記念撮影。美しい洞爺湖に負けじと、とーとーのおでこも輝いています。
朝礼で校長先生が使いそうな式台があったので、登って撮影。
パノラマ撮影にも挑戦。うぅ~ん、いまいち!
ホテルに戻ると、チェックインまで、あと数十分ほど時間があったので、裏手の船着場から洞爺湖の遊覧船に乗ることに。
室内は湖上の風が入ってきて心地よかったです。
湖上から見る「野乃風リゾート」。
ウミネコならぬミズウミネコ? 韓国人観光客がエサを投げまくっていたのには閉口しました。
サミットを記念して万国旗が張られたままでしたね。
さあ、ついに「野乃風リゾート」にチェックインです。ロビーの奥には洞爺湖を真正面に拝める硝子張りのホールがありました。
オリジナル商品も展示されていました。
室内はご覧の通り。洞爺湖が真下に見える絶景です。最上階から一つ下の8階だったかな。10郎が落ちそうです(笑)
最上階に移動し、初めて家族風呂なるものに入りました。予約制。50分限定ですが、家族3人、汗をかきまくりました。
10郎も作務衣に着替え、温泉気分を満喫です! (この刀に見立てた靴ベラ、よほど気に入ったのか、チェックアウト時に洋服の下に隠して持ち帰ろうとしていたのには笑えました!かーかーに発見され没収となりましたが)
ディナーはブッフェ。部屋付けじゃなかったのが、残念(あまり落ち着けズ)でしたが、メニューはどれも一流。ボンビー育ちの8郎にはすべてがおいしかったっすー。それにしても10郎、ぜいたくな4歳の夏だね
部屋に戻ると、遊覧船が湖の中央に移動するのが見えました。ついに、湖上花火大会の始まりです。8郎一家はもちろん部屋から眺めます。
始まった~。た~まや~
スタイラスの機能では花火撮影はこれが限界。本当はもっとすばらしい景色でした。8郎はサッポロクラシックを飲みながら観賞しました。つかれていたのであとは爆睡。さ、明日4日目の予定は確定したものがありません。どうなることやら。