8郎夫妻、去った9月に結婚20周年を迎えることができました。ここまで月日を重ねることができたのも、支えていただいた皆々様のお陰です。ということで、20周年記念旅行を計画しました。この秋の3連休を利用して家族3人で楽しんできます。行き先含め、旅行記については、無事に帰沖次第、当ブログにて報告させていただきます。10月後半になると思います。下写真は徐々に秋の気配を感じさせる横長の雲。まるで遠くにアルプス山脈があるようです。5年前の長野県上高地の旅を思い出しました。台風直撃の過酷な旅でしたなぁ。
結婚6年目に授かった愛息10郎ももう中学2年生。5年後の25周年(銀婚式)には19歳になっています。大学生になっているはずなので、親の旅行に付き合ってくれるとは到底思えません(寂)。ということで、20周年のこの旅が親子3人最後の旅になるかもしれないと、さみしい覚悟をしました。それゆえに「お金も惜しまない」と決意したものの、決断が遅かったことから3連休の旅行商品はほとんど完売。グレードを下げたりしながらなんとか妻がチケット、ホテルを抑えました。
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いきなりですがナカユクイでおいしゅうございましたシリーズです。うるま市の「海の駅」にあるカフェ「海中茶屋」に行ってきました。タコミートとモズクそばを融合した「タコ混ぜそば」(1100円)です。異色の組み合わせですが、とてもおいしゅうございました。サイドメニューのモズク天ぷら(350円)は外カリカリ、中もっちりの揚げ具合。いいシェフさんがいると思われます。
このカフェはちょっと値段は高いけど景色もいいし落ち着くので、機会あればまた行きます。
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話を戻します。
長年のブログチェッカーのみなさんはご存知でしょうが、周年旅行を計画するたびに8郎はハワイを希望してきました。ダイアモンドヘッドビーチに寝そべる金髪美女👙を見たいからではありません(多分)。息子の心がピュアなうちに、火山と波と風が造ったというハワイの大自然を見せて、地球のダイナミズム🌋🌊⛅🌀を体感してほしかったのです。同じ島国でもサンゴ礁でできた沖縄とは全く違います。その経験はきっと息子の人生観を多少なりともワールドワイドにしてくれると信じていたからです。島国生まれ島国育ちを誇りに思ってほしいのですが、島国根性だけではこれからの世の中、生き抜いていけないのです。しかし、まだ10郎が生まれていなかった5周年(湯布院)を始め、10周年(北海道)、15周年(上高地)ともに、妻の強い希望である温泉必須の観光地に譲歩してきました。それはそれで楽しかったものの、8郎の心のどこかにわだかまりが残っていたのは否めません。だからこそ「10郎と最後の旅になるであろう20周年こそは何があってもハワイに行く!」と宣言してきたのです。しかし時の流れは残酷💀。。。気づけば歴史的な円安💰になっているではありませんか!(ハワイでは2Lのコーラが630円だとか)。それでも8郎は行きたかったのですが、8郎の給与振り込みの口座カードを預けて20年の妻は海外など見向きもしません(泣)。8郎はまたもハワイを泣く泣く断念したのです。「自分の息子には幼いうちに海外の大自然を見せてあげたい」という小さなころからの夢がまた一つ、はい、消えた!(愛川欣八登場)。悲しいっ。
※しかしこれには後日談があります。往生際の悪い8郎が「いつか円高に戻ったら、父ちゃん1人でワイハに行ってくるかぁ」と冗談交じりに言うと、なんと10郎が「俺も一緒に行く!」と言ってくれたではありませんか! 父の網膜に写る金髪美女に思春期の息子の目もくらんだのか分かりませんが(笑)、父ちゃんの提案に賛同してくれただけでも涙がちょちょぎれるほどうれしかったです。右肩下がりの会社に勤めるサラリーマン一家だけに今後ハワイに行く可能性は残念ながらほぼないでしょうが、息子の賛同表明のおかげで心のわだかまりをクールダウンさせることができ、国内回帰に切り替えることができました。息子よ、ありがとう。
ということで今回の行先はもちろん国内です。それも有名な観光地です。「日本の縮図」とさえ表現される日本古来の伝統文化、そして景観が息づく場所です。沖縄生まれ沖縄育ちの生粋のウチナンチュ8郎がテレビや映画などでしか体感したことのない日本の歴史・文化がそこにあるのです。有名温泉♨はないので妻も妻なりに大幅譲歩したと思われます。3泊4日(実質2泊3日)のタイトな日程ですが、思い切り〝日本〟に浸ってこようと思います。そこに8郎憧れのダイアモンドヘッドビーチはありませんが、海は常に視界にあるようなので海好きのおじさんとしてはうれしいです。8郎家3人の珍道中は、無事に帰宅次第、報告させていただきます。古き日本を感じながら、歩いて歩いて歩きまくってきます!
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ここで、ナカユクイ第2弾として映画ネタを1本。アマゾンでDVDを購入してまで鑑賞した『時をかける少女』(1983年公開)です。故・大林宣彦監督の「尾道3部作」の2作目という位置づけです。ヒンスー(貧乏)小学生だった8郎は映画館で観ることはできなかったのですが、ユーミン作詞作曲の同名テーマ曲だけは耳に焼き付きました。あまりに美しいメロディーと歌詞です。古き良き日本がそこにあります。何度も書いてますが、ユーミンと桑田佳祐のご両人に国民栄誉賞を! 石破茂新総理、衆院選前にどうですか。
映画自体の内容としては、あまりに大林宣彦カラーが色濃く、好き嫌いが分かれるでしょう(8郎は嫌いではない)。なにせ40年前の作品なのでストーリーもセリフも古いのでお勧めはしませんが、肩の力を抜いて昭和の世界にタイムトラベルしたいという同世代の方にはおすすめです。純粋無垢な女子高生を演じる原田知世さんが超絶かわいいことに異論をはさむおじさんはいないでしょう(金髪美女の遥か上に位置します)。世の中の女子高生がみなこうであったら、国粋主義者が変な音頭を取らなくても〝美しい日本〟は復活する! と幻想を抱く昭和生まれのおじさんがここにいました(もちろん冗談です)。でも、これだけ経済格差が開き、道徳心も失い、不良外国人を無制限に入国させている現状では、美しい日本なんてもう無理でしょうね(そもそも8郎は昭和に戻るべきだなんて思っていません。どんな未来であっても歴史は前に進むしかないのですから)。
以上、何が言いたいのか分からなくなってしまったナカユクイの映画紹介でした。
♪ わたしは わたしは
彷徨いびとになる
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ということで、旅行の目的地について完全にお分かりになった方がほとんどだと思いますが(爆)、あえて文字ベースでは触れずに今日のブログを閉じさせていただきます。下写真は出発当日の自宅テラスからの光景。この3連休は全国的に秋晴れ予想!☀ 8郎家の旅としては初めて天候に恵まれそうです(笑)。
では、時をかける8郎一家(広島ヤ●ザではありません)、日本を感じる、かつ最後になるかもしれない家族3人旅行に、
行ってくるじゃけぇ!
(※誤用ご勘弁)