…これ、とても悩ましい記事です。
末期の脳腫瘍を患った、ブリタニー・メイナードさんが薬物を服用して尊厳死。
ヴァチカンはこれを非難。
教義的にはわかるんです。
でも、死に至る病に冒された、と知った時の恐怖、辛い治療、その過程での恥…。
それらすべてに耐えて、得るものはなんでしょうか。
治るなら、努力もできます。でも治らないなら…苦痛の少ない死を選びたい、と思っても仕方がないのではないでしょうか。
がんだと言われた時の、あの恐怖。
あれに加えて、助からない、というなら…。
そんな恐怖に、耐えられる自信、私にはありません。
だから。
非難もできない。でも、肯定もできない。
なぜなら、その決定を、見つめ続けるのも、自分には耐えられないと思うから。死んでしまいたい、とその時こそ思うだろうから。
…わからないことって、この世にいっぱいあるんですね。ほんとに。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます