上海下町写真館2010

上海より半年ぶりに帰国しました。マイペースで故郷の風景や歴史などをご紹介します。

上海ストリート:万博中国館は「中華芸術宮」になった。

2013年01月12日 06時00分00秒 | 上海街角スナップ
地下鉄8号線の駅名も「中華芸術宮」に変わりました。

内部は5階建てでとても広く、名前の通り「芸術の宮殿」のようです。

歴史的、叙事的な作品も多いようです。

巨匠達の常設展示場から、新人の発表場所としてもスペースは十分あります。


租界当時の蘇州川を描いた2012年の作品です。

風景画もいいですが、肉体労働者を写実的に描いた絵画には感動します。

以前、上海美術館に行った時は、「抽象画が多い」と言う印章でしたが、汗や荒い息を感じさせるようなリアルな絵です。

音楽学院の生徒達を描いた2011年の作品。


映画「風雲儿女」の撮影現場を描いた2011年の作品です。

上海歴史的絵画展の出展作品は、古そうに見えますが殆どが万博が終わった2011年の製作でした。

最上階の回廊から見る黄浦江の風景も、まるで絵画を見るようです。


撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmL F4