波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

旅の締めに現れた若武者たち(北関東紀行5)

2010-09-01 00:16:20 | 一人旅
こんばんは、白黒茶々です。
長々と綴ってきた北関東紀行のレポートも、ついに最終章となりました。 あとは残りの目的地に寄って帰るだけですけど、今回のラストはどのような展開になるのでしょうか?とにかく、あとちょっとだけお付き合いくださいませ~



高崎の次に私が向かった先は、前橋でした。 そこで目当てにしていたものは………



やはりお城でした。 しかし、この地にあった前橋城も明治以降に開発の波に飲まれてしまい、現在は街中にひっそりと残っているこの車橋門の跡と………



群馬県庁のまわりに本丸の土塁の一部が認められるだけです。



その本丸跡のすぐ近くには、昭和初期に建てられた群馬会館があります。このような味のある建物は、私は結構好きですよ。 さらに、その向かい側には………



群馬会館と同年代の群馬県庁の昭和庁舎が残されています。 現在この建物は、パスポートセンターやホール、展示スペースとして活用されています。もちろん、日曜祝日にも開放されていて、入場は無料ですよ。 しかし、その背後には巨大な建物が………



こちらは現在の群馬県庁です。それにしてもかなり高いですね。 この庁舎を眺めていると、先程の昭和庁舎が踏み潰されそうで必死に地面にしがみついているように見えて仕方がありません。 
ここまで来たら、もちろんこの建物にも上っていきますよ



展望フロアは地上32階のところにあって、エレベーターを使うと約2分でそちらに到達することができます。 日曜祝日はもちろんのこと、夜景を見るために夜も開放されていているので、かなり良心的です。
先日の「秘密のケンミンSHOW」の「辞令は突然に」の群馬県編で、東京一郎とはるみも眺めたそこからの眺望は………



市内はもちろんのこと、遠くの赤城山も望むことができます。 しかし、前橋城の痕跡はあまりにも真下過ぎて、よく見えませんでした。

前橋を堪能したあと私は、この一人旅の最後の目的地に向かいました。 電車で埼玉県の吹上駅(行田市)で降り、そこからさらにバスに乗って向かった先は………



忍城(おしじょう)です。かつて石田三成による水攻めや総攻撃にあっても落ちず、小説「のぼうの城」の舞台にもなったこのお城も、やはり近年になって開発の波に飲まれてしまい、現在ではこの本丸の土塁の一部と、近くの水城公園にお堀の面影が残っているだけです。



それでも、本丸跡には歴史博物館の一部として模擬建築ながら御三階櫓が建てられ、そこからお城の風格を感じることができます。 やはり、ここは………



お城をバックに記念撮影でもしておきましょう 博物館のほうも内容が充実していましたし、今回の一人旅はいい感じで終わりそうです。ところが、満足して帰ろうとしたときに、いきなり私の目に強烈なものが飛び込んできたのです。

それはなんと、忍城おもてなし武将隊という甲冑を身につけた若武者たちであります 昨秋、浜松で開催されたモザイカルチャー世界博に名古屋おもてなし武将隊というのが来ていましたけど、その流派でしょうか?とにかく、ここは彼らにお願いして、一緒に写真を撮ってもらうようにしましょう。 「すみませ~ん、ちょっといいですか~?」



そうしたら、彼らは私の申し出に快く応じてくれましたよ。 しかも、兜や刀まで貸してくれて。その際に「どちらからいらしたのですか?」との彼らからの問いに、私が「静岡県です」と答えたら、「おおっ そんな遠くから」と感激してくれました。さらに「名古屋の武将隊にも逢ったことがあるのですよ」という話をしたら、「おおぉ~ ボクたちは彼らの手ほどきを受けたのですよ~」と、喰い付きのいい反応をしていました。そのノリで…………



このような写真も撮ってしまいました。 できることなら、このままこの武将隊に入隊したかったのですけど、一人旅に行ったっきり帰ってこないというワケにはいかないので、後ろ髪を引かれつつも忍城をあとにしました。 いつかまた、彼らと再会できますように~



あとは電車に乗って、来た道を引き返すだけです。 途中の熱海駅では、列車の待ち合わせ時間に鯛めし弁当をかっこみ………



締めに、埼玉県民なら誰もが知っている十万石饅頭をいただくことにしましょう。はもっ
これは饅頭でも、ただの饅頭ではありません。 皮はもっちり、中のあんこはしっとりで、しかも甘さはさっぱりとしていて後味は残りません。まさに謳い文句の通り「うまい、うますぎる十万石饅頭」でござる
その後は電車に遅れ等はなく、予定通りに帰宅することができました。



家では、箔がお待ち兼ねの様子でした。 今回は気ままな一人旅でしたけど、秋にはワンコが集まるオフ会や展覧会に連れていってあげるので箔ちゃや、それまでもう少し待っていてくださいませ。


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いざ日光へ参る(北関東紀行1)

2010-08-24 00:05:36 | 一人旅
こんばんは、白黒茶々です。
今年もお盆休みがやって参りました。 昨年のこの時季には、北関東方面に行くつもりが、なぜか進路変更をして新潟方面に向かってしまったので、今回は2年越しに本来の目的地を目指すことにしました。



そのためには、約2日ほど家を空けなければなりません。しかし、気軽(?)で過酷な一人旅に箔を連れていくことはできないので、ここで涙の別れをすることに。 箔ちゃ、いい子にしているんだぞ~



そうしたら、最寄りの駅から終電に乗り、さらに豊橋駅からは臨時の夜行快速列車のムーンライトながらに乗り換えました。 その中でグッスリと寝ていれば、翌朝には東京にたどり着くことができるのです。
しかし、今回の目的地はまだその先にあります。さらに電車を乗り継いで行ったら………



栃木県の宇都宮に到着しました。 とりあえずここで朝食でも食べながら、さらなる乗り換えの列車を待つことにしましょう。 そうそう、こちらのモーニングセットのホットドックは、なかなか美味しかったですよ。 そいつを食べ終わったら、その駅から出ている路線に乗っていき………



45分ほどしたら、日光に到着することができました。 最初の目的地は、もうこれでお分かりでしょう。そうです 日光東照宮なのです。私のお得意のお城ではないのですけど、こちら方面に出向く機会があったら是非行ってみたいと、以前から思っていたのです。 駅からバスに乗って、私が降り立った先には………



「あれっ なんか東照宮とは違うような………」と感じられた方もいると思います。そうです。こちらは日光東照宮にほど近いところにあって、まとめて世界文化遺産に指定されている、三代将軍徳川家光公の霊廟、日光山輪王寺・大猷院であります。東照宮を大造営した家光は、その近くにまつられることを願っていたのでしょうか。とにかく、まずはそちらから参拝することにしましょう。 この仁王門を潜って、グイグイ進んでいくと………



二天門が見えてきます。 有名な東照宮の陽明門よりは装飾をおさえ、朱色を主体にしてありますね。 しかし、まだここで終わりではありません。さらに石段を上っていくと………



ハアハア……… またしても石段が。それでも、ようやくゴールが見えてきましたよ。 この夜叉門を通過すれば、いよいよ大猷院の中心となる拝殿と本殿にたどり着くことができるのです。



こちらは本殿ですね。なかなか豪華絢爛な建物ではありませんか。 その際に本殿の内部も見せてもらうことができたのですけど、そちらも壁や柱などに細々とした装飾がなされていて、私は綺麗だと感じると同時に修理が大変なのではと思ってしまいました。



輪王寺大猷院を見終わったら、次は二荒山神社に参りましょう こちらは縁結びの御利益があることで有名で、多くの人で賑わっていました。そこからさらに東に行ったところに………



日光東照宮があるのですよ。 ここはまだプロローグの段階なのに、すでにすごい人で賑わっていますね。それでも、東照宮の雰囲気は感じられます。え、カメラのスイッチを押して欲しいって?まかせてください はい、チ~ズ



入口を入ってすぐのところで、五重塔が迎えてくれます。徳川家康公が最初にまつられた静岡市の久能山東照宮にも五重塔があったのですけど、明治時代になぜか取り壊されてしまいました。 そうそう、家康公は「亡くなったらすぐに久能山に葬り、その一年後に二荒山の麓(日光)に小さな御堂を建てよ」遺言しました。そして家光が後にその小さな御堂を大改築したのがこの日光東照宮なのです。 では、先に進んでいきましょう



五重塔からほど近いところにある神厩舎の装飾の中に、この有名な三猿がいるのです。 彼らの真下には、カメラや携帯電話を構えた人がたくさんいますね。実は、私もその中の一人です。 さらにその先を直角に曲がって、進んだ先には………

いいところ(?)で終わらせてしまって申し訳ございません。 私の道中日記はこのあたりで一旦終わらせていただきます。それでも、こちらの東照宮に行ったことのある方なら、その先に何があるのかすでにご存知だと思います。
私の一人旅はこのあともまだまだ続くのですけど、思いのままに綴っていったら、あまりにも長くなってしまいました。 なので数回に分け、これからは更新のペースも上げてレポートしていくつもりです。ちなみに次回は、東照宮の派手なもんやかわいいヤツが出てきます。興味のある方はぜひ、そちらにもお付き合いくださいませ~


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今年も行ってきました、甲子園

2010-08-14 00:01:54 | 一人旅
こんばんは、箔ですワン。
暑い日が続いていますね。これはウチのお父さんの母校の野球部の帽子ですけど、似合っていますか~なのだ?



夏といえば高校野球ですよね~ お父さんは今年もそれに熱くなっているのだ。 ただし、観るほうにですけど………


はい、白黒茶々です!
今年も高校野球のシーズンがやって来ました。 しかし、今回は私が腰痛に遭ってしまったこともあって、例年とは多少勝手が変わりました。
ところで、私の母校の新居高校は今年はどうなったのかというと………今回は私が身動きできなかったので、代わりに、直接その試合を観てきたという同級生のT君からその様子を聞いたり、画像を送ってもらったりしました。 それによると………

新居高校は初戦の1回戦では、浜松市の山間地にあるH高校と当たりました。そこの野球部は、新入生が入るまでは部員不足で公式戦に参加できないほどの状態でした。それでも、そのぶん結束力は強く、守備等はしっかりしていたそうです。
対する新居は、好投手近藤君を要する投手力と守備力主体のチーム。その両者が戦った結果は………



6対0で新居高校が14年ぶりに夏1勝をおさめました。 そして,
静岡県では甲子園と同じように勝ったチームがバックネット前に並んで校歌を歌うようになっているのですけど、記念すべきその場面で流れてきた校歌は、なんとH高校のものだったのです。 それはすぐに止まったものの、そのあとはウンともスンとも言いません。どうやら担当者が間違えたのに加えて、球場のカセットテープが故障してしまったみたいです。
そこで球場関係者が伝令に走り「演奏お願いします」と、スタンドにいる新居のブラスバンドに直接要請してきました。 自前の演奏による校歌斉唱。それはそれで、かえって盛り上がったそうです。

初戦に勝ったら、次は2回戦がありますよ。しかしその相手は、昨年の甲子園出場校の常葉学園橘高校。しかも今年はシード校で、その高校にとっての初戦は新居高校ということになります。かたや新居は14年ぶりにやっと初戦を突破したところ。 果たして、どのような勝負になるのか………



結果は、4対1で常葉橘のほうが勝ちました。 それでも、終盤まで勝負がもつれる好試合となり、T君は敗れた新居球児に「よくやった 」と声をかけようとました。ところが、ほとんどの選手はその場で泣き崩れていたそうです。 「本当に勝ちたかったんだね」こういう時は、どのような言葉をかけてあげたらいいのでしょうか?
それにしても、強豪校の常葉橘に初戦の固さがあったとはいえ、新居はよくやりました。 その後、常葉橘高校は快進撃を続け、2年連続2回目の甲子園出場を決めたのです。

そうしたら、今度は甲子園のほうに試合観戦に行かなければなりません 今回は大会2日目となる8月8日に行けるように、スケジュールを調整しました。それよりも、腰のほうはどうなっているのかですって?………もちろん、大丈夫です。



甲子園観戦の旅は、その当日の未明から始まります。 午前3時頃に浜松駅から臨時の夜行快速列車のムーンライトながらに乗り込み………



何回か列車を乗り換え、8時頃に大阪駅に到着。 そこからさらに阪神電鉄に乗っていくと………



甲子園駅を降りてちょっと歩けば、甲子園球場にたどり着くことができるのですよ



せっかくなので、入場する前に記念撮影をしておきましょう。 私は今年も母校の新居高校を、帽子だけ連れていきました。そうしたら、今度はその日におこなわれる試合ですけど………



なんと、第1試合に我らの郷土代表の常葉学園橘高校が登場するではありませんか 牛場キャプテン、いいクジを引いてくれてありがとうございます。



その後、内野席の見やすいところを確保することができました。 ここまでは順調です。あとはいい試合が観られることを期待しましょう。 頑張れ 常葉橘。



ところが、地方大会からほとんど1人でマウンドを守ってきた橘のエース長谷川君が序盤から打ち込まれ、苦しい展開に。



北大津の打者は情け容赦なく打ちまくり、点差は開いていく一方に。



常葉橘は終盤に意地を見せたものの、結局4対11で敗れてしまいました。 昨年は初出場でベスト16までいったので、それ以上を期待していたのですけど、そう甘くはありませんでした。北大津高校は強いです。雪之丞おじさん、おめでとうございます。



しかし、1試合だけ観て失意のまま帰るのはナンですから、名物の甲子園カレーを食べつつ第2試合も観ていくことにしましょう。 それにしても敗北の味なのに、このカレーは深い味わいがあって美味しかったです。それから、辛さやトッピングも選べるので、注文時に店員さんに気軽にお申し付けくださいませ。

実はこのあと、私は腰の様子を見つつも、さらにあるところに行ったのですけど、どこに行ってどんな楽しい(?)ことをしたのかは、また機会があったら触れるようにします。 本当は「次回につづく」としたかったのですけど、スケジュールの都合上厳しいものがあるのですよ。それでも、さすがに今度ばかりは「不測の事態で長期休業」とならないように努めますので、どうかお許しくださいませ。


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お父さん、一張羅でどこ行くのだ?

2009-12-09 01:13:40 | 一人旅
こんばんは、箔ですワン。
ある日曜日のこと、ウチのお父さんが朝早くに起きてゴソゴソと仕度を始めたのだ。

 

今までの例からすると、これはまた電車に乗っておれっちをスピ仲間のところに連れていってくれるのでは テンションを上げて待っているので、早くしてくれ~なのだ。

                   こ、これ、やめなさい

                お、おおおお………お父さ~ん

するとお父さんさんは、いつもとは違う恰好で現れてきたではありませんか なにそれ、一張羅というのかワン?

皆様、こんばんは。白黒茶々にございます。
今日のこの恰好は、今回のお出かけのTPOに合わせたのであります。 今から向かう先は、ワンコを連れての入場がご遠慮というところなので、箔君は留守番していてくれたまえ。では、行って参ります。

セレブな語り口調は肩が凝るので、このへんで勝手に解除させていただきます。 その後、私は電車に乗り込んでいき、中継点の熱海駅で途中下車しました。 熱海といえば、やっぱり………



足湯ですよ。 今回は時間に余裕があるので、ゆったり浸かることにしましょう。そうそう、私が手にしているのはこだま都区内・りんかいフリーきっぷといって、熱海から東京までのこだま&ひかりの自由席往復券に都区内の乗り降り自由が付いて5500円と、かなりお得なもの。 私は今回、この切符を初めて使ってみます。

熱海から新幹線を駆使して、最初に向かったところは………



今は皇居となっているのですけど、全国最大規模を誇るかつての将軍家の居城、江戸城でした。その日私が正装なのは、将軍家もしくは皇室に対しての礼儀からかですって?いえいえ、違います。 それでもせっかくの機会なので、私が江戸城の中を案内することにしますよ。 ちなみに私の後方に見えるのは、二重橋と伏見櫓でございます。



手前が辰巳櫓でその向こうが桔梗門、さらに後方にあるのが富士見櫓です。 いずれの建物も現存しているのですけど、宮内庁管轄のものは文化財の指定はないとのことです。



そして、三の丸から本丸に至る途中にあるのがこの百人番所でございます。 こちらの番所は百人が並べるくらいなので、かなり長いですよ~



そういえば、本丸には松之廊下跡というのもありました。ここで起こった刃傷事件が忠臣蔵のドラマへと発展していったのですね。



さらに、本丸の一角には天守台の石垣が設けられています。江戸城にはかつては日本一高い天守が聳え立っていたのですけど、明暦の大火で焼けてしまいました。 再建を目指して天守台を新しくしたものの、それ以降は天守が建つことはありませんでした。



江戸の最北端にあるのが、こちらの田安門です。十年前にこのお城を訪れたときには、もう少し楽に廻れたような気がしたのですけど、今回はかなり足にきました。 私の知らないうちに規模が拡大したのでしょうか?それとも、私のスタミナがなくなったとか………

すっかり江戸城に入り浸ってしまいましたけど、そろそろ本日の本題に入らなければなりませんね。実は私………



日本武道館にNOAHの試合を観に来た………のではありません。ゴメンなさい。



日が暮れだした頃に、私は再び東京駅に戻り、京葉線のホームを目指しました。相変わらず長くて遠いですね。 さらに列車に乗っていき………



千葉市の幕張に降り立ちました。マー君とリーンちゃんのお出迎えが嬉しいですね。



駅から少し歩いたところにあるのがこのホテルニューオータニ幕張でございます。いや~それにしても大きくて立派なホテルですね。 今からその24階にあるベイコートカフェに向かいます。



そちらからは眼下に幕張メッセや海が見えて、沈みゆく夕日もきれいですね。



こちらでのディナーは、ビュッフェ形式になっていて、各自が食べたいものを盛っていくようになっています。 それにしても、肉ライスとケーキやフルーツを一緒に盛りつけるのはどうかと思うのですけど。

さんざん引っ張ってしまいましたけど、いよいよ今回の主役たちに登場してもらいましょう。



本日の6日のお誕生日に挙式をあげられた、シロダヌキさん「先生」でございます。皆さま、盛大な拍手でお迎えくださいませ。 シロダヌキさんは言わずとも知られているスピ仲間なのですけど、この度私を、ゆきさん(ぷりちゃんと小辰君のママさん)黒胡椒さん(小太郎君のママさん)共々、結婚式の二次会のほうにお誘いしてくださったのです。
せっかくなので、みんなで一緒に写真に納まりましょう。はい、チーズ   パシャッ



シロダヌキさんの旦那さんとなる「先生」は塾の先生をやっていて、主に模型を作る趣味があるとのこと。 さらに、塾生たちにも慕われていて、その会場にも多くの卒業生が来ていました。今のところワンコの情報や経験はあまりないみたいですけど、ワンコ大好きなシロダヌキさんとご結婚なさって、ゆうたんとも関わっていくからには、ワンコを避けて通ることはできません。 私たちが引きずり込んで差し上げますよ~、さあ、スピの世界にいらっしゃい~~~



一方、私は自分の席に料理のおかわりを盛ったものを持ってきました。 だから~、おにぎりと肉とケーキを一緒に盛るな~って 
また会場にあるスクリーンには、お二人の生い立ちから本日の結婚に至るまでの写真が映し出され、さらに昼におこなわれた挙式の模様も再生してくれたので、私たちはかなり得した気分になりました。

楽しい宴はあっという間に終わり、帰る時間となってしまいました。京葉線の途中まではスピ仲間3人一緒だったのですけど、残りの道程は私一人だけとなります。 どうか、列車の中で爆睡なんかして、乗り過ごしたりしませんように~~~ 東京~熱海間は新幹線を使い、残りの区間は各駅停車の列車の旅ということに。



そして、0時20分に浜松駅にたどり着きました。自宅から最寄りの駅はまだ先のほうにあるのですけど、列車がそこでもう終わりなので、箔母さんにお願いしてそこまでお迎えに来てもらいました。

これから新婚生活が始まるなんて初々しいですね。 異なる二人が生活を共にすれば、いい意味で何も起こらないワケはありません。これからお二人には、楽しくて面白い家庭を築いていってもらいたいですね。シロダヌキさん、どうか「先生」と末永くお幸せに。


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九州上陸物語

2008-08-23 01:38:41 | 一人旅
こんばんは、白黒茶々です。
昨今はお城の復元ブームなるものが起こっていて、全国各地で昔ながらの手法でお城の建物が建てられています。 私がイチオシの九州の熊本城では、築城400年事業の一環として、本丸御殿が再建され、一般に公開されました。ちなみに御殿というのは、城主の住まいや対面所等がある建物のことです。資料係さん、このあたりで熊本城本丸御殿の画像が出ますでしょうか?



ありがとうございます。 ちなみにこの建物の中には、同城を築いた加藤清正が、豊臣家にもしものことがあったときに秀頼を迎え入れるために設置したとされる昭君の間という煌びやかな部屋も目玉になっています。
しかし、そのお城は今の時点では混雑が予想され、さらに私は家族全員で行くまでは取っておこうと心に中に決めていました。 そこで………

今年の夏、いや、お盆休みはその隣の県の佐賀県にある佐賀城に行くことにしました。 鍋島の化け猫騒動伝説のあるそのお城、いや、その県は、最近でははなわの「佐賀県」という曲で脚光を浴びて(?)います。さらに4年前には、熊本城のものに負けずとも劣らないほど大規模な本丸御殿が再建されました。 しかし、そこまでの道のりは長く険しいので、今回は家族は置いていく一人旅ということでご了承ください。 それに加えて、ワンコと一緒に入れるところも限られてしまうので、箔もお留守番ということでお許しください。



ちなみに今回立てた計画は、連休初日の夕方に地元駅から電車に乗り、新大阪から夜通し走る夏の臨時列車のムーンライト九州(下り)に乗り換え、翌朝九州の博多に到着。 佐賀や福岡市内をゆっくり廻ってから、その夜にさらにムーンライト九州(上り)を使って九州を脱出。さらにその翌日は甲子園で高校野球を観戦しながら帰ってくるという0泊3日の強行スケジュールでした。 

そして、計画実行の日を迎えました。 今思えば、九州上陸は10年ぶりで、さらに佐賀城へは15年ぶりということになるので、今回はその時とはまた違った感動があることでしょう。 その日は予定通りに17時くらいに電車に乗り、一路新大阪へ向かいました。 そこからはムーンライト九州に乗り換えるのですけど………



そのホームにはすでに鉄道大好き人間(鉄男さんや鉄子さん)がカメラを構えていて、その列車の到着を待っていました。 そういう私はよく疑われるのですけど、決して鉄男というワケではありませんよ。 この場合の電車はあくまでも移動手段の一つということでご了承くださいませ。なので九州までは飛行機でも、高速バスでも、ヒッチハイクでも………いや、ヒッチハイクは予定通りに帰って来れない場合があるので、やめておきます。そうそう、今回の列車は青春18切符を使うこともあって、片道あたり約2810円とかなりお得になっています。

そして、21時少し前に新大阪駅を出発。 あとは博多に着くまで車内で寝て過ごすだけです。 列車は順調に進んでいたのですけど、私がふと目を覚ましたら、深夜の広島駅でなぜか長時間停車していたみたいです。 たまに流れるアナウンスでは「この先の雨量計が危険な数値を示しているので、しばらく様子を見させていただきます」のようなことを言っていました。 「明日のスケジュールは余裕を持ってとってあるから、2、3時間遅れても大丈夫 」私はまだ余裕の表情をしていました。 ところが、列車は5時間近く同駅に停車し続け、動き出したと思っても徐行や停車を繰り返しながらの運転になったので、遅れは5時間30分にまで拡大してしまいました。 そうすると、博多駅到着は13時頃ということに………

さらに新たな問題が発生してしまいました。朝食を取るタイミングをハズし、食いっぱぐれてしまったのです。 本来は翌朝7時台に博多に着いた後、現地でモーニングセットをいただく予定だったのに、未明の広島駅や、停車時間の短い乗降目的の駅では食料を調達することもできませんでした。 もちろん、車内販売のような代物はありませんでしたとも
そのような中で、11時頃に下関駅で牽引車両を交換するために長時間停車することになりました。これはチャンスです 予定にはなかったのですけど、その駅では名物のふく寿司弁当を買ってきて、朝兼昼ご飯としました。では、いっただきま~す もぐもぐ………



んん、フグの身は柔らかく、一緒に入っていたヒレやウニの塩辛も全体の味を引き立たせていますぞ。 これは思い切って買っておいてよかったです。
そして再び走り出した列車は関門海峡を通過、いよいよ九州上陸へと相成りました。日が完全に昇り切った13時頃にようやく博多に到着 私はそこからさらに電車を乗り継ぎ、14時過ぎになってついに佐賀に降り立つことができました。



ここにたどり着くまで正味21時間、本当に長い道のりでした。 ………などと感慨にふけっている場合ではありませんね。さあ、さっそく本命の佐賀城に向かうことにしましょう 
そのお城は現在でも広大なお堀に囲まれていて、その中にさらに石垣で囲まれた本丸の一角があります。



そして現存するこの鯱の門を潜っていくと………



大規模な本丸御殿が現れます。 ではその内部に入ってみることにしましょう。



この建物の内部は佐賀県立博物館になっていて、本格的に木造で再建されつつも、空調が整っているので夏の暑いこの時期でもとても快適です。 また、御殿に併設されている………



この御座間は、明治以降城外に移されていたかつての建物を元の場所に再移築したものです。せっかくなので、その内部のほうもご覧ください。



こちらは戸や襖が開け広げられていて、風通しがとてもよかったです。
これだけの施設がなんと入場無料というのですから驚きです。 ただし、いちおう募金箱のようなものが設置されていて、その中に入れるお金はお客さんの満足度によると謳っています。

今回の九州の旅日記はまだまだ続くのですけど、第一部はこのあたりで終了させていただきます。 もしよろしかったら第二部の博多のドタバタ劇のほうにもお付き合いしてくださいませ~

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