波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

11年ぶりの実験

2007-06-29 01:08:25 | Weblog
こんばんは、白黒茶々です。
皆さんはTBS系で現在放送されている「どうぶつ奇想天外」という番組をご存知でしょうか?みのさんが司会をやっていて、高田順二さんがたまに面白いことをやるアレのことです。 この番組は、気が付いたら放送開始から10年以上にもなるので、もう長寿番組と言ってもいいでしょう。
今をさかのぼること11年前、その番組で飼い犬を使った実験をやっていました。「おすわり、お手、おかわり」等ができるワンコは、飼い主の口頭か、または口や手の動きのどちらの指示にでも従うとのことです。 さらにそれをもっと進めた形で「犬は教えてもらっていないことを命令されると、どのような反応をするか 」という実験もやっていました。
「これはウチの犬でも試してみなければ~ 」当時物好きだった私は、さっそく試してみることにしました。まず被験犬になってもらうのは、ミックス犬のタロ君(オス、当時10歳)です。



本邦初公開 これが昔実家で飼っていたタロです。 う~む、日本犬の体にテリア系の顔が合わさっていて、愛嬌たっぷりですね。 ではさっそく例の実験に取り掛かることにしましょう 「おすわり、お手、ふせ」タロは口頭だけでも、身振り手振りのみでも、いずれの場合も忠実に私の言う事を聞いてくれました。 そうしたら、いよいよここからがこの実験の本題です。ではいきます。
「高木ブー」
「はぁ 」首をかしげるタロをよそに、私は「高木ブー」という指示をしつこく続けました。当時の私よ、他に適当な言葉がなかったのか これが例の「教えてもらっていないこと」に当たるのですけど、これをドリフターズの彼本人が聞いたらどう思われるでしょうか?
一方、「これは何かの指示に違いない 」と感じたタロは真剣に思い悩み、「………こ、これでいいのかな?」という表情のまま必死に「お手」をしてきました。「おお~よしよし、その気持ちだけで嬉しいぞ 」一生懸命何かをやろうとしてくれればOKなので、まずは実験成功です。

そこでやめておけばよかったのに、調子に乗った私はさらに当時タロと一緒に飼っていたシベリアンハスキーのリキ(オス、5歳)ででも試してみることにしました。 映像係さん、リキの資料画像は出るでしょうか?



はい、OKです。バブル全盛期の当時はハスキー犬が流行っていて、その犬種の野良犬が出るほどでした。 それにしてもその頃の命名法は、映画の「南極物語」を意識しているのがバレバレです。 ではそろそろリキに例の実験の被験犬になってもらうことにしましょう。 私は寝ていた彼をたたき起こし、「おすわり、お手、ふせ」を一通りやらせたあとに、タロの時と同様に「高木ブー」の指示をしてみました。さあ、彼の場合はどのような反応を示すか………ドキドキ
ところが、リキは「これでいいだろ~ 」という感じでとても面倒くさそうに「おすわり、お手、ふせ」のセットをバババッとこなし、そのあとはまたもとの体勢で寝入ってしまいました。 「これほどまでものぐさなヤツだったとは………」後味の悪い結果になってしまいましたけど、この実験はこれにて終了です。

あれから11年の時を経て、私はあの実験を再びやってみたくなりました。今回の被験犬は我らが白い奇行師の箔君(オス、3歳)です。では皆さん、箔君を大きな拍手でお迎えくださいませ。箔君、こちらへどうぞ~

「おすわり、お手、ふせ」のあとに続く言語といえば………「高木ブー」 おいおい、あれから11年もたったというのにもっと気の利いた言葉は思い浮かばなかったのか さて、今回の実験結果ですけど………



箔は、私の「高木ブー」の意図が最後までわからず、その場で固まってしまいました。 これは、タロとリキの中間の反応といったところでしょうか。いやそれよりも、物好きな私の性格が少しも代わらないということのほうが大問題です。 今まで私と関わってきたものだけではなく、これから関わるであろう動物たちもどうかお諦めくださいませ~
コメント (11)
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