波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

久しぶりの小田原城(スピッツクラブ展覧会その1)

2012-10-31 00:01:01 | お城
こんばんは、白黒茶々です。
10月末の、ある休日の未明のことです。



誰もが寝静まった夜の田舎町に、白い物体を連れた宇宙人……… いや、地求人もいちおう宇宙人のうちに入るので、間違ってはいないのですけど、とにかく散歩をしている人がいたのです。



その宇宙人は………
※もう正体がバレていると思うので、その呼び方はやめてもらえませんか?(白黒茶々注)
支度を済ませてから箔を車に乗せ、始発列車に乗るために浜松に向かいました。



そして、5時34分発の列車に余裕で間に合いました。 あとは気長に各駅停車に付き合いながら、ひたすら東の方向に向かうだけです。



いつものごとく、いったん熱海で降りて、切符を買い足し、箔に背伸びと給水をさせて、私たちは再び列車に乗り込みました。 そして、次に寄った目的地は………



小田原でした。 私は久しぶりに小田原城に行きたかったので、こちらで降りたのです。 その小田原城は、駅からは北側の搦手(裏口)方面を目指したほうが手っ取り早くて行きやすいのですけど、今回はお城の正面となる大手口から案内させていただきます。 ちなみに、私たちの目の前にある単層の櫓は二の丸隅櫓で、これは戦前に再建されたものです。



すでに雨粒が落ちてきていて、時間のほうもゆったりとは取っていないので、手短かに突破させていただきます。 平成21年(2009年)に復元された馬出曲輪の馬出門をくぐっていくと………



今度は銅門(あかがねもん)が迫ってきます。 この流れというか景観は、よりお城を感じるので、私は気に入っています。 しかし、この日はこちらの門のあたりに鎧隊のおいちゃんたちはいませんでした。 彼らが身に付けている甲冑はダンボール製なので、この天候の中で活動するのは、厳しかったのでしょうか?



銅門を過ぎてから、さらに橋や石段を上っていくと、本丸の正門の常盤木門に行き着きます。 こちらの門のすぐ向こうには、以前はゾウ舎があったのですけど………



今は広場になっていました。 こちらには、戦後間もない頃からインドゾウのウメ子ちゃんがいて、国内最高齢となる60歳以上まで生きたのですけど………



3年前の秋に亡くなり、その後ゾウ舎も撤去されてしまいました。その片隅には、本丸の案内とウメ子ちゃんのレリーフが飾られていました。小田原城は国の史跡に指定されていて、そこにゾウがいる光景は本来あるまじき姿なのですけど、私としてはウメ子ちゃんの後継者を迎え入れてもらいたかったです。



それでも、サル舎等はまだありました。 他の動物をこんなに間近に見る機会があまりないこともあって、箔は興味津々の様子でした。

そうそう、小田原城の話をしていたのですよね。こちらのお城は15世紀頃から大森氏の居城でした。しかし、後に北条早雲に奪取され、天正18年(1590年)の小田原征伐で明け渡すまで、北条氏が治めていました。その後は大久保氏などが入り、近世の城郭に整備されていきました。



本丸の奥には、昭和35年(1960年)に外観のみ復元された天守があります。 三層天守のなかでは最大級で、高さは土台となる天守台も含めて、38,7メートルもあるのですよ。



その天守に登れば、眼下に広がる相模湾の眺めが最高 また、そちらからは豊臣秀吉が小田原攻めの際に築いた石垣山一夜城も臨めるのですけど、とにかく今回は時間がない 甲冑の試着体験も含めて、次回の楽しみに取っておくことにします。



それから、本丸の下の御用米曲輪跡では、現在発掘調査がおこなわれています。こちらからどのようなものが発見されて、今後どのように整備されていくのか、楽しみですね。 小田原城の見学がざっと済んだら、あとは駅で列車に乗って、この日メインの目的地に向かうだけです。



そして11時頃に、横浜そごうに到着。この時季に箔と一緒にこちらに来たということは、もうお分かりでしょう。



そうです 私たちはこちらで開催されている秋のスピッツクラブ展覧会を見に来たのです。とはいっても、この日は天気が怪しいということもあって、その会場はいつもの「太陽の広場」のある屋上ではなく、2階の「鐘の広場」に変更されました。 私がスピクラ展を見学するようになってから数年経つのですけど、いつも晴天に恵まれていて、こちらで開催されるのを見るのは、今回が初めてでした。

その鐘の広場では、どのような出逢いや交流があったのか。その様子については、次回レポートさせていただきます。


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コメント (6)
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