波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

白ふわ探険隊、穴の中へ

2014-03-22 00:01:26 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
3月も中旬になると日が長くなり、寒さもやわらぎますよね。 そのような中で、私・たつぴ・箔の白黒茶々家の男衆は、行動を起こすことにしました。草木が生い茂る前のこの時季に、行っておきたいところといったら……… やっぱり古墳の石室や鍾乳洞といった洞穴ですよ そうしたら今回は、同じようにそのようなところが好きで昨年もご一緒してくださった、マーシャの付き人さん夫婦にも声をかけてみることにしましょう。



そして、その当日がやって来ました。その日は朝から晴れていて、絶好の洞穴日和となりました。 白黒茶々家の男衆は、まずは最初の目的地に向かったのですけど、そこに至る道は車1台がようやく通れるような細い山道でした。 ちなみにこちらは、浜松市天竜区青谷の山の中。た、頼むから対向車などは来ないでくれ~ なんてことを願いつつ、私たちはその道をたどっていきました。



そうしたら視界が開けてきて、私たちが目指していたものが見えてきました。 それよりも、言い出しっぺの私が言うのもナンなのですけど、とんでもないところを待ち合わせ場所にしてしまいました。 ちなみに、私たちが最初に行き着いたところというのは………



小堀谷(青谷)鍾乳洞です。 実は私たちは4年半ほど前にもこちらに来たことがあって、今回が2度目となります。 とかなんとか言っているうちに………



マーシャの付き人さんたちがいらっしゃいました。 このようにしてお逢いするのは約1年ぶりなのですけど、その間にサモエドのマーシャちゃんのところに、新たな家族としてフェリシテちゃんが迎え入れられました。 ちなみに右側がマーシャちゃんで、左がフェリシテちゃんです。



私たちにとっては、今回が初めましてのフェリシテちゃん。 彼女はその翌々日の18日が1歳の誕生日で、マーシャちゃんとは異母きょうだい(姉妹?)になるそうです。そんなフェリシテちゃんに、箔は興味津々。さっそくブンブンして、誘っております。 さてメンツがそろったら、まずは………



鍾乳洞(の案内看板)をバックにして、記念撮影をしておきたいですね はい、皆さんいいお顔をくださり、ありがとうございます。



それが済んだら、お待ちかねの洞窟探索といくところなのですけど、こちらの鍾乳洞は見学者が洞内の照明のスイッチを入れて、帰るときに切っていくというシステムになっています。 そうしたら、今度こそ本当にその中に入っていきますよ。



小堀谷(青谷)鍾乳洞は下が舗装されているので、汚れる心配をすることもなく、ワンコと一緒に入ることができます。



ぐいぐいと歩いていったら、フェリシテちゃんとばったり行き逢い、こんにちは~。赤目現象とはいえ、箔が恐ろしい顔になっています。



鍾乳洞自体は小規模なのですけど、内部は広くなっていて天井も高いです。 よく見るとその天井には鋭く伸びた鍾乳石や、漆黒の番人ことコウモリもぶら下がっていました。



それだけではなく、洞内には神像と呼ばれるお地蔵様か観音像のような岩があって、昔から信仰の対象となっているそうです。それにしても、自然の力だけでこのようなものが浮かび上がってくるなんて、スゴいことです。



………と、せっかく盛り上がってきたところなのですけど、鍾乳洞は50mほどのところで上に続いている階段に行き当たって終了。その先に秋吉台のような絶景が広がっていればいいのですけど、何の変てつもない竹やぶに出るだけで、あまりにあっけない結末となっております。 小堀谷(青谷)鍾乳洞はレポートは、以上です。

そこが済んだら、次の目的地に向かいますよ。 そちらはちょっと離れたところにあるので、マーシャちゃんたちは私の車に付いてきてくださいね。そのようにして、私たちが行き着………



いや、あやふやなところがあって、ちょっと迷ってしまいました。 それでも、なんとか案内看板のところまで来ることができましたよ。私たちが目指しているのは、浜松市北区都田にある恩塚山古墳。7世紀前半に小高い丘の上に造られた円墳で、現在は石室の内部が見学できるようになっています。 私が小学生の頃、親に一度だけ連れていってもらったことがあるのですけど、なんとなく覚えています。 あの時は山道を上っていって、古墳のすぐそばまで車で行けたので、ここまで来れたらもう着いたも同然です。

そして今回。古墳に続く道はまっすぐな上り坂だったのですけど、途中から脇に上がる急勾配な細道に別れていました。そこからは車1台通れるかどうかの険しい道になるのですけど、勢いで行ってしまえ
ところがタイヤが滑ってしまい、何回やってみてもダメでした。 そうしたら、その近くに車を止めて、そこから歩いていけば……… といきたいところなのですけど、そのようなスペースはどこにもありません。 だからと言って、道をふさぐような形で止めておくワケにはいきませんし……… 
結局、私たちは今回は恩塚山古墳は泣く泣く断念することにしました。 それにしても、昔のアレは何だったのでしょうか?その時は、あの難所を突破できたのでしょうか?とにかく、マーシャの付き人さんたちには申し訳ないことをしてしまいました。今度その古墳を案内するようなことがあったら、念入りに下調べしてからにします。
気持ちを切り換えて、私たちはその日三つ目の目的地となるところに向かいました。 そして、都田からさらに北の山間部に入っていき、鷲沢風穴を尻目に新東名高速道路を横切り、滝沢というところに行き着きました。



こちらには、旧滝沢小学校があるのですよ。



滝沢小学校は、今から8年前に閉校したのですけど、校舎などの建物は現在でもその地域の施設として使われていることもあって、廃墟感や絶望感みたいなものはあまりありません。



また、学校の入口付近には、二宮尊徳(金次郎)の像がそのままの形で残っています。かつて彼はその場所から、学校に通う児童を見守っていたのでしょうね。



せっかくなのでみんなで、その尊徳さんと一緒に記念撮影をしておきましょう。 ………と、ここまでは普通にコトが進んだのですけど、マーシャの付き人さんがその尊徳さんに関して衝撃的な話をしてきたのです。
「こちらの二宮金次郎さん、夜になると動くというウワサがあるのですよ」
その様子を想像してみたら、「チックとタック」のようなほのぼのとしたものになってしまいました。
※「チックとタック」とは、国語の教科書にも出てきたことがある童話で、柱時計に住んでいる妖精が夜になるとそこを抜け出し、いたずらをするというお話です。(編集部注)
その流れでいくと、二宮さんは勤勉なので、受験生に勉強を教えに行っているのかも知れませんね。 それだけではなく私は、二宮さんが問題を解けなかった受験生を、石製の薪で無表情のまま殴打する姿も想像してしまいました。これは、違う意味で恐ろしい。 いやいや、その手の都市伝説はあちこちにあるので、あまり驚く必要はないでしょう。 ところが、マーシャの付き人さんの話には、まだ続きがあったのです。

「以前にこちら方面に来たことがあって、その際に何枚か写真を撮っていったのですけど、しばらく経ったらカメラのその日のデータだけが消えていたのですよ」
それを聞いて、私はゾッとしました。 さらにこれらの他にも、滝沢地区には心霊スポットがあるそうです。このあたりには、何かがいますよ。これから、霊が集まりやすい鍾乳洞に入るというのに……… 果たして、私たちは無事に帰ってくることができるのでしょうか? 白ふわチームの心霊探索譚は、次回に続きます。


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コメント (2)
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