波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

そうだ、ペーパークラフトのお城を作ってみよう!

2016-09-21 01:18:33 | 探求シリーズ
こんばんは、白黒茶々です。
今月に入ってから、次から次へと台風が発生してはイレギュラーな動きをして、翻弄されている方も多々いらっしゃることとと思います。 直撃されたり被害を受けられた方には、お見舞い申し上げます。
そのような中でも、白黒茶々地方はなんとかよけていってくれたこともあって、今のところは平穏です。 それでも、やはり雨の比率は多いです。そうしたら、 雨で外出できない日は家でどのように過ごすかというと………



そういえば、先日浜松市博物館で小冊子と一緒に買ってきた、ペーパークラフトの浜松城がありましたね。 今回は、この機会にこのお城を組み立ててみようと思います。



その前に、改めて本物の浜松城を確認してみましょう。 現在このお城の天守曲輪にある天守台の上には、昭和33年(1958年)に市民の寄付を集めて建てられた、鉄筋コンクリート製の三層の模擬天守が聳え立っています。ペーパークラフトのお城は、この建物を写し取っているのですけど、果たしてどのくらい本物に近付けているのでしょうか?



まずは、材料と道具を確認します。 ペーパークラフトはA4サイズの厚紙が、全部で5枚。そのうちの1枚は、組み立ての案内図となります。



切り離す前に、インクがつかなくなったボールペンの先などで、曲げるところに線を入れておくと、やりやすいですよ。



その作業が済んだら、ハサミでパーツを切り出します。



さらにそのパーツに折り目をつけたり、のりしろをのり付けしたりして、組み立てていきます。



だんだんと形になってきましたね。 各階を繋ぎ合わせていけば………



歓声とともに、完成と相成ります ところで、皆さんは「寛政の改革」のことは覚えていらっしゃるでしょうか?浜松城主から老中にまで成り上がった水野忠邦は……… って、彼がやったのは「天保の改革」でした。
※ちなみに「寛政の改革」をやったのは、松平定信であります。(編集部注)
それはさておき、ペーパークラフトの浜松城はちょっと大きめのサイズ(200分の1くらい)ということもあって、思っていたよりは作りやすかったです。これは初心者や腕慣らしに向いていますね。

これは、今日見られる模擬天守をモデルにしたものなのですけど、よく見てみると二層目の屋根と破風の重なり具合が実物とは違っていますね。それから、入口に続く石段も、平面化されていますし。さらに、模擬天守のほうは予算の都合で天守台いっぱいには建てられていませんし、………なんて言い出したらキリがないのですけど、これもご愛敬ということで。 とにかく、この場合はパッと見でも浜松城と判ればいいのです。

ペーパークラフトの浜松城で、お城を作ることの楽しさに目覚めた私は、舌の根も乾かないうちに他のお城にも手を出しました。 ちなみに、次の築城の対象となったのは、広島城です。広島城といえば、先月のお盆休みに私がたつぴと一緒に行ったところでもあります。いちおう、そちらの販売コーナーのほうでも扱っていたのですけど………

今回私は、お城のペーパークラフト化に力を入れている、ファセットという岐阜県各務原市の企業から、ネットの通販を利用して購入しました。現在、33種類のお城がラインアップされているのですけど、本物のお城を見慣れている私から見ても、かなり完成度が高いですよ。



………とかなんとか言っているうちに、2D状態の広島城が送られてきましたよ そうしたら、さっそく私がそいつを立体化させていきます。



説明書では、最上階の屋根から作っていってるのですけど、私は上物より先に、その土台となる天守台の石垣部分から着手しました。 そのほうが本物の築城っぽいですし、これから乗る建物の規模や姿を想像すると、士気も上がりますし。



………といいつつも、天守の本体は上から作っていきました。 300分の1と、浜松城より縮尺率が小さいということもあって、細かいですね。それに、パーツが複雑ですし。それでも、私の頭の中には広島城の輪郭が残っているので、大丈夫です。たぶん、きっと。



それから数日が経ち、各階が出来上がってきました。 あとは、それらを繋ぎ合わせていくだけです。そうしたら………



ようやく完成しましたよ 矩形のようでも、実は広島城の天守は東側と南側がやや大きい不等辺四角形の平面をしているのですよ。それは、築城当時の技術力では、まだ真四角の天守台を築くことができなかったからです。 とはいっても、そのまま上まで逓減(ていげん)していくと、全体的にいびつな姿となってしまうので、二層目の望楼の大屋根で形を調整。そこから上は、正方形となっております。広島城と同じように、初期の天守(天主)の安土城は不等辺八角形、岡山城は不等辺五角形、犬山城は不等辺四角形をしていて………
※説明しだしたらキリがないので、このあたりで強制終了させていただきます。(編集部注)
とにかく実際に作ってみたら、細かいところまで忠実に再現されていて、かなり本物に近かったです。



………と、ここまではテンションが上がりまくりでしたけど、模型作りにハマった世のお父さんたちと同じ問題が、我が家にも例外なく降りかかってきました。 完成品は飾って眺めたいのですけど、数が増えるとその置き場所に困ってしまいます。それだけではなく、ウチの場合は巨大猫(ミニ浜松城やミニ広島城から見たら)が破壊する恐れもありますし。 ちなみに巨大犬のほうは、三次元的な場所に置いておけば、手(前足)が届かないので大丈夫なのです。
お城作りたい欲に駆られ、保管場所もなんとか確保できそうな方がいましたら、ぜひペーパークラフトのお城に挑戦してみてくださいませ。


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