波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

規格外の大仏とお城とソフトクリーム(越前訪問その2)

2021-11-13 00:27:11 | 旅行記

こんばんは、白黒茶々です。

前回、丸岡城を堪能したら11時台になっていました。 ちょっと早いのですけどお昼を食べる流れとなったので、私は北陸方面に来たら入ると決めていたお店に向かいました。 それは、この地方のローカルチェーン店で、野菜増し増しラーメンに「8」の字と書かれたナルトが乗っている………

8番らーめんさんの勝山店にございます 私はすぐに席に案内されたのですけど、そのあとには続々と客が入ってきて、席待ちの列ができていました。 このチェーン店は、地元でも愛されているみたいですね。 数あるメニューのなかで、私が選んだのは………

野菜ラーメンの味噌味(649円)でした 過去2回はとんこつ味だったので、そろそろ新たな領域に入ってみようと考え、こちらも心に決めてきていました。 後で教えてもらってわかったのですけど、とんこつ味はなくなって、代わりにバター風味ができていました。
とにかく、気になる味は……… 野菜は程よい歯応えを残した状態で炒めてあって、その層を突破したら麺が顔を出しましたよ さらにそれらを味噌味のスープが包み込んでいて、箸と私の吸引が止まりませんでした お腹も心も満たされた私は、とともに次の目的地に向かいました。

その寺院はその8番さんから程近いところにあるのですけど、門前町が寂れていて、開いているお店はわずかでした。

その一角にミニサイズの大仏様(?)があったので、波&狛とともに撮っておきました。 さらにその奥には………

巨大な大門が聳えていました ちなみにここから先は有料ゾーンとなります。 波と狛には控えていてもらったのですけど、ワンコと一緒でも入れるみたいです。 しかし、建物内は抱っこのみ可となりそうです。2頭同時は厳しく、特に最近の狛は体重が増し増しなので、心穏やかに参拝したかったら、やはり別行動が最適かと。

「越前大仏」の名で知られているこちらの寺院は、正式名を「大師山清大寺」といいます。 相互タクシーの創業者の多田清氏が私財を投じて、昭和62年(1987年)に建立しました。

大門だけではなく、その内側で睨みをきかせている仁王像大仏殿大仏殿五重塔、……… など、日本一の大きさを誇っています。

コンクリート製ながらも、大仏殿は開口58m、奥行48m、高さ52mもの規模となっています。 奈良の東大寺のものよりちょい増しとなっていて、やはり日本一です。 開山当初は拝観料が3000円もしたのですけど、その頃はバブル景気の真っ盛りで、物珍しさも手伝って多くの人が押しかけました。 駐車料金や五重塔の入場料も別途で取られたというのに。 ちなみに現在は500円の入場料のみで、すべてを拝観することができます。
気になる大仏殿の内部には………

巨大な大仏様 毘盧遮那仏で、本体の高さは奈良大仏より2mほど増しの17m。2mの石台と3mの蓮台の上に乗っていて、さらに23mの光背を備えているので、よりスケールの大きさに圧倒されます。

その大仏様を目線と同じぐらいの高さの回廊から眺めると、こうなります。 ほら、大仏というと下から見上げたときの景観を考慮して、よく頭を大きめに造ったりするじゃないですか。しかし、こちらの大仏様はスマートな姿をしております。 その大仏殿の裏側には………

ペットの供養塔があります。 こちらには、全国で亡くなったペットが祀られているそうです。前回訪問してからの4年の間に、白黒茶々家では犬のと猫のがこの世を去りました。 なので、彼らのことをお願いして手を合わせておきました。

そうしたら、今度は五重塔に登りますよ こちらもコンクリート製ではあるのですけど、75mもの高さがあってやはり日本一 しかも、実際に登ることのできる数少ない塔でもあります。 丸岡城のような急階段……… ではないのですけど、4階まではエレベーターが通っているのですよ。 その最上階の回廊からは………

お寺の全景だけではなく、遠くの勝山市街を臨むことができます。 ここで「大仏殿の向こうにお城のようなものが見えるような」と気付かれた方は、なかなか鋭いです

越前大仏の南側には、お城を模した勝山城博物館という施設があるのですよ せっかくなので……… というよりは、実は今回のスケジュールにしっかりちゃっかり組み込まれているので、今からそちらに向かいます

田園風景の中に巨大なお城が聳え立つ風景は異色なのですけど、私としてはOKです。 姫路城っぽい姿をしているものの、3つあるハズの小天守が1つしかないのはご愛嬌ということで。

その勝山城博物館のすぐ近くまで来てみました。 こちらから見ても、かなり大きいですね。 土台も含めた高さが57.8mもあって、名古屋城の大天守よりちょい増ししているとのことです。 そうしたら、現在全国に存在している天守のなかでは最も大きいということに

しかし、天守台の石垣に竜のレリーフを浮かべるのは、城郭にはあり得ません。 いかにも模擬城なのですけど、実はここに建てられたことには意味があったのですよ。

勝山市役所のあたりには、かつて勝山城という近世城郭が存在しました。 しかし、時代の流れとともにその痕跡はほぼ消滅してしまいました。 そのような状況の中で、勝山市出身の多田清氏は私財を投じて展示施設を伴った勝山城博物館を市の郊外に建設する決意をしたのです その模擬城は、越前大仏から5年後となる平成4年(1992年)に完成しました。 いかにも仰々しいお城ですけど、元祖勝山城には天守台はあっても天守は建てられなかったこともあって、完成時には地元民に「ようやく我が町にお城ができた 」と歓迎されたそうです。

その勝山城博物館の駐車場には、ラブリー牧場が直営しているラブリー牧場みるく茶屋というお店があります。

その牧場のジャージー牛の乳製品を食べることができるのですけど、どれも美味しそうで目移りしてしまいますね。 それらの中で、私が選んだのは………

ラブリーコーン(420円)こと、コーン入りのソフトクリームでした。 気になるそのお味は……… 牛乳の風味が濃厚で、冷たくて美味しい さらに、それらを優しい甘さが包み込んでいますよ。 やはりこちら方面に来たら、8番らーめんともどもハズせません。 ということで、私がラブリーソフトに舌鼓を打つシーンでもって、今回の話を締めさせていただきます。 いや、ごちそうさまでした


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