こんばんは、白黒茶々です。
6月中に梅雨明け宣言があり、それに伴って夏の暑さもやってきました。 そんな6月26日の日曜日は朝から真夏日で、私はなるべく日なたを避けつつ、波&狛と一緒に朝の散歩に出ました。
そのあと、彼女らを久しぶりに豊橋公園に連れていくつもりだったのですけど、みるみる曇っていって雷雨が迫って来たではありませんか
梅雨が終わったのではないのですか
とにかく、変な天気です。
そのあと、いくら待っても雨がやむ気配はありませんでした。 このようになるとは思わなくて、私はうっかり「お出かけするオーラ」を出してしまいました。
波はそれを敏感に感じ取り、すっかりその気になっているというのに。
こうなったらやむを得ない
向かっている間に雨が弱まることを願って、強行策を採ることにしました。
………という勢いで、やって来ましたよ 豊橋公園に。こちらの公園は、近世城郭の吉田城の跡でもあります。
まだ雨は降っているのですけど、外を歩いていけないこともない程度でした。
ただし、このような天気なので、私たち以外にワンコ連れはいませんでした。
そうしたら、まずは公園内にある美術博物館の前で写真を撮っておきましょう。 こちらの施設は来年の9月まで改修工事がおこなわれます。
次の撮影スポットは、エール/テーマガーデンです。 こちらは、豊橋市でもロケがおこなわれた朝ドラの「エール」が放送されたことを記念して造られました。
ピアノやハート型の花壇などがあって、「エール」をイメージしていますね。
さらにその先に進んでいきますよ
私たちはこちらで雨宿りをすることに。 ………といっても、この頃には雨はやんでいました。
以前にも触れたことがあるのですけど、この建物は、戦前に豊橋公園の場所にあった歩兵第18聯隊(れんたい)の哨舎という守衛の詰所の遺構であります。
その向かいには………
このあたりは吉田城の門の跡でもあり、石垣に鏡石という巨石がはめ込まれています。 鏡石には、城主の権威を示し見栄えをよくする役割りがあります。
さらに私たちは、公園の近くの豊橋市公会堂の前まで来ました。 こちらの建物は、昭和6年(1931年)に中村與資平氏が設計し、建てられました。
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さらに私たちは豊橋公園の園内に。
「戦災復興」というフリチ……… いや、平和への願いを込められて造られたと思われる男性像の傍らには、平和か恋愛成就的な鐘が新たに設けられていました。 今度訪れる時には完成していると思うので、その用途を確認してから鳴らします。
それらを仰ぎ見たら、吉田城の本丸跡に向かいます。 そのあたりには16世紀の末に池田輝政(当時は照政)によって築かれた立派な石垣が残っています。
その正面入口となる南多聞の石垣は最近崩れて通行止めになっているので、東側の裏御門跡のほうに廻っていきます。
その豊川に面した北側には、昭和29年に建てられた模擬鉄(くろがね)櫓が聳えています。 ちなみに、現在は主に土日に開放されていて、無料で内部を見学できるようになっています。
そういえば、この建物は私が学生だった頃は非公開というか、閉め切られていました。
愛犬の背景にしたい風景ランキング……… はさておき、やはりここに来たら記念写真を撮っておきたいですね。 豊橋市では吉田城の史跡としての認識を高めるために、豊橋公園の名前を変えることを前提として新しい呼び名を公募しているそうです。
「吉田城公園」的なものに誘導したい魂胆がありありなのですけど、長い間「豊橋公園」として親しまれてきた公園の名前が変えられたら、市民の方たちはどのように思うでしょうか?
静岡市の駿府公園が駿府城公園になった時には、何の抵抗もなかったのですけどね。
そうしたら、いっそのこと「豊橋城公園」に……… いやいや
豊橋市民ではない私たちも、豊橋公園は慣れ親しんでいます。 その名称問題が今後どのような展開になるのか、気になりますね。
それと、「戦災復興」像の隣の新名所のほうも。
それらへの思いを抱きながら、私たちは次の目的地となる最近全国に知れ渡った珍百景なところに向かいました。