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2016年の24時間TV 羽生選手が「被災地に愛を込めて」 くまモンとスケート少女たちと氷上コラボ動画

2016-08-28 | 歴代24時間テレビでの羽生選手のアイスショー演技・被災地訪問他

 

24時間テレビ39、2016年の今年のテーマは、「愛 ~これが私の生きる道~」 でした。

24時間テレビ公式ツイッターhttps://twitter.com/24hourTV/status/769491363918336005?lang=ja より

 

昨年のニコニコマークの自画像が、自分であることの証明として、そのままそっくりの笑顔を披露してくれた羽生選手!

す、すごい!

 

 こちらは、リハーサル時の、羽生選手とくまモンたちの様子の映像です。↓

くまモンが、上手にスピン…(というか、回転?)しています!(笑) 羽生選手も大喜び! いい笑顔ですね!(笑)

 

 

驚いたのは、まずオープニングから、羽生選手が登場したこと!

テーマが「愛」だけに、オープニングソングは、KANの「愛は勝つ」!

うわ~!懐かしいねこの曲! 会場に響き渡る、冒頭のあのキラキラした感じの明るいピアノの音色が、とても印象的でした!

氷上で、熊本の復興シンボルの「くまモン」と、熊本のスケート少女たちと並んで登場した羽生選手は、

超のつくニコニコスマイルで、この歌を誰にも負けないノリノリっぷりで熱唱していました!(笑)

 http://www.dailymotion.com/video/x4qlgf8_160827-24htv-%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0_sport

(本当のテレビ映像は、「夜空に流星を 見つけるたびに 願いをたくし 僕らはやってきた」の歌詞の部分だけですが、こちらの動画は、動画主様が、その後ろの歌詞の部分「どんなに困難で~」の部分をもつけて、同じ映像をリピートして下さっています。)

 

羽生選手は、この曲を知っていたのでしょうか?!

この曲が最初に大流行したのって、確か、羽生選手が生まれるちょっと前くらいだったと思うのですが、

そんなことは羽生選手には全く関係ないようで(笑)、ちょっと戸惑い気味に見えた熊本少女たちをリードするがごとく、

くまモンとも肩を組んで、ノリノリで首を左右に振って熱唱する21歳の男子大学生…   違った、ギネス記録保持者!(笑)

全国の羽生ファンは、観ながら思ったことでしょう。 

(羽生選手! あなたは一体何者ですか?!(笑) やっぱり、本当に、くまったモンだな!)

 

熊本のスケート少女たちよりも、くまモンよりも、誰よりも楽しそうで、たとえ一瞬映っただけでも、

笑いを堪えたくなるほど「安定のノリノリ状態」の羽生選手の姿と、ニコニコマークと同じようなニコニコの笑顔は、見ていて楽しかったですよ!

ええ、「必ず最後に愛は勝つ」でしょう! 決まってますとも!(笑)

羽生選手も楽しめたようで、よかったですね!

 

 

そして、本番のアイスショー。

当初の予定だった8時50分をかなり過ぎて、9時過ぎから、羽生選手の

「被災地に愛を込めて~ 羽生結弦・一夜限りのアイスショー」はスタートしました。

 

今回滑って下さったのは、くまモンと熊本スケート少女たちとのコラボを、「星に願いを」の曲に合わせて、

星空や、熊本の花「りんどう」のイメージに合わせて作られたプログラムを、事前撮影したものを先に放送し、

それから、その場の生放送で、羽生選手一人で滑って下さったのは、「白鳥の湖 ~ホワイト・レジェンド~」でした!

 

きゃ~!

まさかの白鳥だったとは!! 全然想像していなかったから、私はビックリしました! 

よもや、この年になった羽生選手で、この白鳥の演技が再び見られるとは思っていなかったので、元から白鳥大好きの私はもちろん、嬉しい悲鳴。

羽生選手のシニアデビュー年のSPだった、この「白鳥の湖」は、EX化されていますけど、元が試合のショートのプログラムだから、普通のエキシビション用に作られたプログラムよりも、結構負担がある演技なはずだと思うのです。

でも、滑って下さいましたね!

 

「熊本へ、東北へ、様々な困難に直面している人たちへ 愛を込めて」 の演技だそうです! 感謝ですね!

→羽生選手のアイスショー全体の演技動画です http://www.dailymotion.com/video/x4qlv2m_160827-24htv-%E3%81%8F%E3%81%BE%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%81%A8%E6%B0%B7%E4%B8%8A%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%9C-%E7%94%9F%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC_sport

 

熊本のスケート少女さんたちは、と~っても可愛かったですね!

衣装も凄く可愛かったです! 

ロイヤルブルーも氷に映えて綺麗だったし、花のデザインも素敵でした! 皆様とても似合っていましたね。

ラストの演出もとても良かったです!

録画でよくよく見返してみたら、一人一人、ちょっとずつ衣装のデザインが違っていて、かなり凝っていたことが判明。

 

くまモンは巨大な白のスケート靴を履いて登場しましたが、なかなかの腕前で、最後には、ゆっくりながらもスピンまで披露!

あの巨体でスピンは相当大変だと思うので、中の人は、かなりすごい人ですね、きっと! (笑)

 

羽生選手は、バラード第一番の2年目の衣装(金入り)で、華麗にご登場!

確かにこれが一番星空イメージには近いですね。

くまモンと繰り広げる、平和すぎるご挨拶が素敵でしたね~! 

長く魅せて下さったイナバウアーも、音楽に合っていてカッコ良かったです!

 

この「星に願いを」のプログラムの歌詞と、オープニングで歌っていた「愛は勝つ」の歌の中で、

羽生選手たちが映された部分 「夜空に流星を 見つけるたびに 願いをたくし 僕らはやってきた」 の歌詞の部分は、

意図的に連動させたんでしょうね、きっと。

 

くまモン公式ツイッター https://twitter.com/55_kumamon?lang=ja より

 

  

その後の「白鳥の湖」で白鳥を演じた羽生選手は、気合十分でしたね。

最近の羽生選手は、10代の頃よりも体格が良くなってきたので、この白鳥の衣装が、逆に、今の良いスタイルを隠してしまって、

ちょっともったいないくらいになってきたな、と初めて感じたほどです。

 

ソチ五輪のEXの時の白鳥の演技は、やや悲しみや苦しさ、儚さが強く印象に残りましたけれども、

今回のものは、それらよりも、さらに乗り越えようとする意志や希望、力強さのほうが強く感じられる、

そんな素敵な演技だったと思います!

ラストの、澄んでいながらも希望に満ちたような羽生選手の表情が、本当にとても良かったですね! 素晴らしく印象的でした!!

 

演出がかなり凝っていましたけど、ちょっと目がチカチカしすぎて、羽生選手の演技をもっとじっくり見たかった私としては、

その点は、少々もったいないような気がしました。

羽生選手の演技だけを集中してみてみると、かなり素晴らしい演技をして下さっていただけに、

ライト等の演出がやや過剰だったのもあるかもしれませんが、せっかくの演技中なのに顔しか映らなかったり、

氷上の演出を映すために逆に距離が遠くなりすぎて羽生選手が何をやっているか、ちょっと見えなかったり、と、

カメラワークも一部惜しい点があり、

もうちょっと羽生選手の全身にカメラをフォーカスしてくれた方が、より伝わるものがあったのではないかという気がしました。

 

多分、最後のあたりは、あの模様のど真ん中の空白の部分に羽生選手が入ってスピンしてくれる予定で作られたように思うのですが、

ずれてしまっていたのが、ちょっとだけ もったいなかったですね。(笑)

 

でも、そういう点を差し引いても、繰り返し観たくなるような、そんな演技でした!!

日テレさんが、角度の違う映像なども、後日出して下さると有り難いですけどね・・・! さて、どうでしょう。 あるのかどうか。

 

(→ 追記: 24時間テレビの舞台裏、として、ニュース番組内で出されました! 羽生選手の、ノーカット&別角度の映像!

これは素晴らしい♪ 動画の、05:18~ が白鳥の演技です。 http://www.dailymotion.com/video/x4qrvsy_160829-24htv-%E8%88%9E%E5%8F%B0%E8%A3%8F_sport )

 

24時間テレビの時に、演技中になされる「解説」も、毎年恒例になりましたけど、

「星に願いを」のほうは、解説がついていてよかったと思いましたけど、

やはり「白鳥」のほうは、曲が曲だけに雰囲気を壊しやすいので、演技中は黙って下さった方が、私は有り難いように思いました…。

 

でも、録画されたものを繰り返し観ていたら、演技そのものは、本当に素晴らしい、美しい演技でしたね!!

 

予定開始時刻がかなり遅れたのは、何かハプニングでもあったのでしょうかね…?

羽生選手が、最初はかなり緊張していたように見えたので…

 

 カワイイ「くまモン」のうちわを持って見ていた、熊本のジュニアスケーターの皆様たちが、喜んで下さったようで、本当に良かったですね!

熊本の皆様も、きっと励まされたのではないかと思います!

 

羽生選手の思いが、日本全国の人たちの、届くべき人たちに、届いていますように…!!

 

 

 

 さて、こちらは、動画主様が編集して下さった、直前のリハーサルの様子を抜粋した動画。

http://www.dailymotion.com/video/x4qlb9z_160827-yuzuruxkumamon-at-24htv_sport

 

さらに、こちらは、番組内での直前の放送シーンの一部。

羽生選手が、「上手なので」とくまモンのスケートを褒めています。 

調子に乗るくまモンですが、(笑)わざわざ転んでみせたりして、芸が細かいです! (あれ、わざとですよね?違うのかな?(笑))

動画 http://www.dailymotion.com/video/x4qllwx_160827-24htv%EF%BD%B0%E4%BC%9A%E5%A0%B4%E3%81%8B%E3%82%89%E7%94%9F%E4%B8%AD%E7%B6%99_sport

 

羽生選手はこの中で、↑ 自分も、震災後だけでなく、今年、滑りたくても滑れない期間があったことを語っています。

以下、太字が、羽生選手が語った言葉です。

コラボについて 「本当に気持ちのこもったものになっていますし、是非これをきっかけに、ちょっとでも前を向く、きっかけになったらな、と思います。」

熊本地震について 「そうですね、僕はカナダにいて、怪我の療養中だったんですけれども、本当に心が痛くなりましたし、僕自身も同じような経験をしているので、なんとか力になりたいな、と思っていました。」

熊本でスケートを頑張っている子供たちへ 「とにかく僕も、スケートができない期間、今年もありましたし、また震災の後も出来なかったので、何かそういう中で希望を持っていただければな、と思っています。」

そういう体験を自分自身もしていることは、最終的には、同じような境遇に陥った人への、思いやりに変わるので、

そう考えると、全ては感謝ですね!!  有り難いことです。

 

こちらは、「星に願いを」の羽生選手部分のみの動画。http://www.dailymotion.com/video/x4qn22z_%E6%98%9F%E3%81%AB%E9%A1%98%E3%81%84%E3%82%92-yuzu%E9%83%A8%E5%88%86_sport

 

熊本の花「りんどう」の花言葉だという、「あなたの悲しみに寄り添う」 というのが、本当に素敵な紹介でした!!

 

こちらは、羽生選手の「白鳥の湖」部分だけの演技動画。http://www.dailymotion.com/video/x4qn1we_whitelegend_sport

 

 

羽生選手、くまモン、熊本スケート少女の皆様、本当にお疲れさまでした!!

とても素敵な、心温まる演技を、どうもありがとう~~!! 

 

 

「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。」 

(ローマの信徒への手紙 12章15節  新約聖書・新共同訳より)

 

「愛には偽りがあってはなりません。 

悪を憎み、善から離れず、兄弟愛をもって互いに愛し、尊敬をもって互いに相手を優れた者と思いなさい。」

(ローマの信徒への手紙 12章9,10節  新約聖書・新共同訳より)

 

最後におまけ。

動画主様が、2011年のジャパン・オープンの時の羽生選手の演技(当時16歳)、今回の演技(21歳)を並べて比較して下さった動画です。

http://www.dailymotion.com/video/x4qmius

途中にイナバウアーが入って、逆にラストのビールマン・スピンが取り除かれたことがわかりますね。

でも、上も下も、どちらの演技も素晴らしいですね!! 

やっぱり羽生選手の白鳥の演技は、何度見ても惚れ込みますね、私は。

 

 

 


羽生選手、24時間テレビ39(2016年夏)にて、熊本の「くまモン」と共演アイスショー予定!

2016-08-26 | 歴代24時間テレビでの羽生選手のアイスショー演技・被災地訪問他

8月26日  本番のアイスショーの放送予定時刻、直前リハーサルが映される放送予定時刻、を追加しました。 インスタグラムにUPされた、羽生選手の写真を追加しました。

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24時間テレビ39      2016年の今回も、羽生選手の出演が決まりました!

 

今年の、「羽生選手の一夜限りのアイスショー」は、

被災地熊本のスケート少女たちと、さらには熊本復興のシンボル「くまモン」との共演」だそうです!

 8月27日(土曜日)

現在のところ、羽生選手のアイスショーの放送予定時刻は、

夜8時50分ごろ(20:50前後)になっているようです。

(最終確定は、当日のテレビ番組欄で御確認下さい。 

今回は生放送だそうですし、時間は多少、前後すると思われます。)

なお、一般の観覧はない、とのことです。

 

また、「24時間テレビ生放送直前スペシャル」として、

15:30~16:55までの間で、

羽生選手のアイスショーの、直前リハーサルの様子が、映されるようです。

 

 (8月26日夜の羽生選手の様子(写真)を、インスタグラムにUPして下さった方がいらっしゃるので、

ご紹介。→ https://www.instagram.com/p/BJkiOEkBJNk/?taken-by=masakikataoka

とってもいい顔していますね!(笑) 明日は楽しんで頑張って下さいね!)

 

24時間テレビの公式HPに、羽生選手のアイスショーのことが正式に掲載されました。

「羽生結弦 被災地に愛を込めて… 熊本・くまモンと氷上コラボ」 だそう。

 

24時間テレビのHP →http://www.ntv.co.jp/24h/topics/2016/08/post-12.html

(すみません、上のリンク、今まで間違ってクリケットのページを張ってしまっていましたので、正しいものに訂正しました。

申し訳ないです! ボケすぎていました!) 

 

上のHPより拝借

 

…この羽生選手、とても良い笑顔ですよね。

なんというか… なんか、カワイイですね…(笑)

 

昨年のニコニコマークといい… どうも羽生選手は、24時間テレビが絡むと、カワイイ系というか、ピュア系の威力を恐ろしいほど発揮するような気が…。(笑) 

対等に勝負できるのは、ジェイソン・ブラウン選手のベビースマイル系ニコニコ笑顔しかないのでは、と思う今日この頃です…

 

そうそう、昨年のあの可愛さ最強の、羽生選手が自分だと主張する(笑)「ニコニコマーク」で思い出したのですが、

少し前にあった、P&Gのリクエストで、

「好きな絵を描いてみて下さい!」とか、「自画像を描いてみて下さい!」と書いてみればよかったな、

と今頃になって思いつきました! ちょっと遅かった!(笑)

 

 

→ニュース動画 http://www.dailymotion.com/video/x4pqiao_160822-24htv%E7%95%AA%E5%AE%A3-%E3%81%BF%E3%81%A9%E3%81%93%E3%82%8D_sport

 

氷上コラボっていうくらいだから、きっと、「くまモン」は氷上に現れるのでしょうね。

ただリンク外で、滑っている羽生選手を見ながらニコニコしている「くまモン」で終わるわけではなさそうですね…

 

熊本のスケート少女たちと、くまモンと、21歳の男性の共演。

 

「えー?!」ってならずに、「あ~ なるほど!」と何の違和感もなく納得してしまい、

余裕で平和な様子がイメージ出来てしまうところが、羽生選手の、妙に変に凄いところです。(笑)

 

 

…さて、一体、何を滑って下さるのでしょうね?!

 

 

 

今年の24時間テレビのテーマは、「愛 ~これが私の生きる道~」 だそうです。 

なかなか良いですね。(笑)

 

その、羽生選手がテーマを言っている、24Hテレビの番組宣伝動画 

http://www.dailymotion.com/video/x4pqw70_160822-24htv-%E7%95%AA%E5%AE%A3_sport

 

そうですね。 

「愛」 が本当の「自分の生きる道」になったら、素晴らしいですよね。

 

 

ついでに自分も、そのような人間で、そのような人生でありたいな、と思います…

 

 

今年も、素敵なアイスショーになりますように…! 

 

頑張れ~! (でもどうか、無理なく…(笑))

 

と~っても、楽しみにしています! 

 

 


「24時間テレビ38」羽生選手の福島訪問記と、100%の気持ちを込めた「天と地のレクイエム」&「花になれ」

2015-08-27 | 歴代24時間テレビでの羽生選手のアイスショー演技・被災地訪問他

 

2015年8月22日(土)の夜、羽生結弦選手が、24時間テレビ38 に出演し、今年もアイスショーをやりました。

「被災地の想いをつなぐアイスショー」 

今年は、福島に焦点をあて、福島を羽生選手自らが訪問し、そこで出会った方を中心に100人近くをバスで招待し、東京都・東大和市のアイススケートリンクで開催。

 

さて、まずはこちらは、24時間テレビ開始後、武道館に現れた羽生選手の出演シーンを集めて下さった動画です。↓

http://www.dailymotion.com/video/x32nagn_150822-24htv-%E6%AD%A6%E9%81%93%E9%A4%A8%E3%81%AB%E7%99%BB%E5%A0%B4_sport

 

到着した羽生選手、握手するなり、肌が白いことを驚かれて叫ばれてしまいますが、大笑いしている羽生選手の豪快な笑いっぷりは、とてもお元気そうで、見ていて嬉しくなりました。(それもそのはず、この時既にアイスショーの収録を昼に終えていたと、判明します。)

”変態的な謎の歓迎”を見事に笑顔でかわし、無事に(笑)、会場へ入られましたが、

今度は、いつもの氷上の堂々とした様子とは違って、舞台上でどこか緊張気味の羽生選手が見られました。 

そういうのを見ると、やはり羽生選手は、フィギュアスケーターなんだな・・・なんて思います。(笑) 

ついでに、先日の羽生選手の「緊張しいです」発言や、織田さんの羽生選手への「ぐだぐだ攻撃」まで思い出した私ですが、これ以上書くと、 「愚だ愚だ攻撃!と言われそうなので、控えます。

舞台上で、羽生選手の来ているチャリTシャツがアップになりますが、羽生選手デザインの笑顔マークの横の、「ME」 と書かれたマークの中のニコニコ顔に注目です!

これも、どう見てもやはり羽生選手直筆のものでしょうし、「me」ってくらいなんですから、これもまた、羽生選手の自己像なはず。

こちらの「me」さんは、羽生選手デザインの左のものと違って、ちょっと「目(me)」に変化が加えてあり、まつげもないようですけど、それなのにやっぱり、こちらもとてもカワイイじゃないですか…。

これが、20歳の男性が描いたものだなんて、それもどちらも自分のイメージだなんて、Oh! 二つソロって、ますます ソロシイ…!! 

いつか、これらのマークの共演で、羽生選手独自の4コマ漫画でも描いていただきたいものです。 (笑) 

 

さて、こちらは、そんな羽生選手の実際の表情。 

画面右下に表示されていた羽生選手の様子だけをアップにしたものを動画化して下さったものです。 

→ その1  http://www.dailymotion.com/video/x32olm0_150822-24htv-%E7%95%AA%E5%A4%96%E7%B7%A8-%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%97%E3%81%AE%E5%BD%BC_sport

 続き その2 http://www.dailymotion.com/video/x32qmas

 

ひたすら続く、真剣な羽生選手の表情。

やっぱり、とてもお顔が白くって、こちらも見ていて、とっても面白かったです♪  

 

・・・羽生選手を見ながら、オソロシがったり、オモシロがったりしていないで、そろそろ真面目に書きます。

 

今年は、羽生選手のアイスショーは、生ではなくて録画放送、東京に福島の方々をバスごと招待して昼に開催され、リハーサルも含めて、

時間にも余裕をもって開催されたようでしたし、色々と工夫や配慮が沢山されていて、総合的には本当にとても良かったと思います!

 

福島へ行き、仮設住宅の人々や、福島の現状を伝える活動をしている方ともお話し、直接自分の眼で現地を見てきた羽生選手。

また、相性も良く信頼関係の厚い指田さんの生歌で、さらに被災地の学生さんたちが一生懸命歌う歌に合わせて演技をするという羽生選手の演技が、

もの凄く心の込められた演技にならないはずはありません。 もう見る前から 絶対に素晴らしい演技になるだろうな、と…。

 

しかし、羽生選手の演技の直前に出てきた「災害救助犬」の話で、先に泣かされてしまいました。 

長きに渡り、怯えて震えて、出てこられなかった犬。 

同じように、事故後、福島に残された多数の動物たち、飼い犬や飼い猫が悲惨な状態に陥ったことを思い出してしまいました。

世の中、本当にいろんな役割の人が、本当にそれぞれの立ち位置で頑張ってくれていて、そうやって世界は成り立っていますね・・・

 

羽生選手のコーナーは、福島訪問の様子から、始まりました。

事前にニュースで流された映像とは、また違う映像だけが流され、きっと本当はもっとたくさんの映像があったんでしょう・・・

できれば全部を、一度に続けて見たかったな!と思いましたね。(笑)

 

福島訪問から始まり、アイスショーも含めた、24時間テレビ内での羽生選手コーナーの動画全体はこちら 

→デイリーモーション動画  http://www.dailymotion.com/video/x32nful_150822-24htv-%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E4%BB%AE%E8%A8%AD%E4%BD%8F%E5%AE%85%E8%A8%AA%E5%95%8F_sport

 

羽生選手は今回、最初に、「天と地のレクイエム」を 

次に、衣装を着替えて、「花になれ」を、指田さんの生演奏+南相馬市の合唱団の女子学生の皆様(MJC)との共演で、心を込めて演じて下さいました。

 演技だけの動画はこちら↓

 

 

 

 演技はどちらも、非常に丁寧に、細心の注意を払いつつ、一つ一つの動きにとても深く心を込めて下さっていました。

どちらも深い思いやりに満ちた演技で、非常に素晴らしかったのですが、だからこそ、「天と地のレクイエム」の時の、やや遠慮がちの解説が、

テレビで観ていた時には、何を言っているのかよく聞こえなくて、ラジオで入る雑音みたいに聞こえてしまい、羽生選手の演技を見る集中力を妨げてしまう状態になっていたのが、かなり残念でした。 

それがなかったら、もっとたくさんのものを感じ取れた気がしました。 

今回の趣旨を思えば、初めてフィギュアスケートを見る方には、ある程度必要だった説明なのかもしれませんが、ならばせめて、演技が始まる直前と直後に、あの解説を振り分けてくれたほうが、まだ良かったようにも、思いました。 

あるいは、羽生選手の口から、どこかでそれを語ってもらうとか…

特に、犠牲者の数については、演技の直前に明確に語って下さったほうが、よかったように思います。

全身全霊で羽生選手が表現してくれているものを、受け取り手が全身で「感じ入る」機会を大事にしてもらえると、嬉しいですね。

 

「解説」の「朗読の仕方」もまた、「表現」の一つなので、それと演技がピッタリと一致していないと、違和感が出てしまうのかも・・・。

 

それから、例えば、最後の、「前を向いて生きるしかない」 という言葉。  

その通りではありますし、人の状態によってはピッタリくるだろうと思うのですが、不特定多数に向けられてしまうと、「・・・しかない」は、その言葉の声の出し方、言い方にもよりますけれども、やはりやや後ろ向きすぎる、足を引っ張られるような印象のある言葉だと、私には感じられました。

以前の時は、振付師の宮本さんが、「前を向いていこう、という思いを込めた」、と語っていたかと思います。 

「~よう」と、「~しかない」は、結構印象が変わります。 「花になろう」と、「花になるしかない」には、大きな違いがあるように。

今回の羽生選手の演技を、「音なし」にして改めて動画で見た時、私には、「前を向いて生きるしかない」というよりもは、もう少し「自分の意思で」、ゆっくりとでもいいから、前を向いていこうとしている・・・ そんな意思を表したような演技をしてくれた印象を、受けました。

今回は、きちんと「レクイエム」になっていたように思います。

 

羽生選手は、自分が落ち込んで悲しい時には、とことん悲しんで涙を流して、それから立ち上がるようなことを度々語ってきているので、 

「天と地のレクイエム」では、まずは見る人のその悲しみに寄り添い、共鳴する演技を志しているように、私には感じられます。

そこに、羽生選手の思いやりを感じます。

 

そして、私が強く感じたのは、「震災を、僕は忘れない」という、羽生選手の強い意志です。

「忘れないで」とか、「忘れないで下さい」と、お願い調で言葉にしてしまうよりも、 「僕は忘れません。」「被災地は、まだこうい状態だと、知ってもらえたら。」という言葉を使ったほうが、羽生選手にとっても、観る人すべてにとっても、 より良いのではないか・・・ なんてことを、ちょっとだけ思いました。

今回、羽生選手はこの言葉をテレビ内では口にはしていないのですが、演技中の解説が「忘れないで下さい」を言ってしまったので、そこは私としてはちょっとだけ残念でした。

 

なぜなら、「忘れないで」や「忘れないで下さい」という言葉は、かならずどこかに存在している、「忘れたい」人たちや、「忘れなければやっていけない」ほどに傷を負った人たちのの自由や、弱さ、苦しみを、認めてあげられていない印象になってしまうように感じられるからです。

この言葉は多分、被害のなかった地域の人たちだけに向けている時は、そこそこ効果的です。

でも、全国放送ですので、被災者も必ず多数見ているだけでなく、東日本大震災では、映像を見ただけでショックを受けて精神ダメージを負った方々が出たほどでしたので…。

「忘れなければ、死ぬしかないほど辛い」という状態の人も、必ずどこかにいるであろうことをも、できれば、「忘れないでいたい」です。

 

「僕は忘れません。」「 僕は、あなたがた(被災者)のことを気にかけています。」 という言葉のほうが、今の羽生選手にはよりピッタリくる気がします。

そして、そのほうが、どこかの誰かの心を傷つけることなく、済むように思います。 

羽生選手が、自分の強い決意を語っただけなので、「ごめんなさい、今の私には、辛くて無理なんです」という人たちの心も、そのまま認めてもらえる感じがするからです。

多くの人の自発的な、「羽生選手がそうするなら、私も忘れません。」という意思や、「羽生選手は偉いね。 私もできる何かをしようかな」 というものを引き出しやすく、誰かの心の傷を無理にえぐることなく、より多数の人に、受け入れてもらいやすくなるような気がします。

結果、羽生選手の心も傷つかずに、同時に羽生選手の思いも達成しやすくなるのではないかと…。

 

これは私の想像に過ぎませんが、羽生選手はきっと、ショーなどで「きゃあきゃあと」騒がれれば騒がれるほど、地元に帰って被災地の現実を見た時の、その「華やかな世界」とのギャップが凄く、より強く、心を痛めてしまうのではないかと、金メダリストになった後の羽生選手を取り囲む様子を見ていて、私は感じていました・・・。

 

でも、真実を見つめる強さを持ち、「忘れない」決意をし、自分の弱さを人前で平気でさらけ出すことができ、恐れなく何かを次々と実行できる羽生選手は、やはり色々あっても、最終的には、すごく「強い」人の一人だと、私は感じます。 

すごく感動するし、本当に頼もしい限りです。

そんな羽生選手を応援していて、本当に良かったと、心の底から思います。

でも、そこまではとても出来ない人たちも、多くいて――― それでもいいのだと、私は思います。 

 

バラが桜のようになろうとしても無理があり、 桜がバラのような咲き方を目指す必要もない。 

その人それぞれに、与えられている「ギフト」は、人それぞれ、違うのだから。

 

羽生選手を見ながら、ちょっとした辛さを抱えているかもしれない、どこかの誰かの参考になれば・・・ 幸いに思います。

 

でも、総合的には、希望が強くあらわされた「花になれ」とのセットにされたことで、そこに「羽生選手の半端なく本気な、強い被災地への思い」がよく伝わってきて、とても良かったと思います!!

二つもやってくれて、そしてどちらにもトリプル・アクセルが入っていて… 最高のものを全力で見せようとする、羽生選手のその強い意欲と深い思い、優しさに、とても胸が打たれました。

 

 

さて、お次は、是非ともすべての皆様に見て頂きたい、 24時間テレビ放送翌日の、24日月曜日に放送された、ニュース動画です。

それまでに出されていなかった羽生選手の映像や福島訪問での様子、仮設住宅の方々の思い、アイスショーの舞台裏、そして「花になれ」の演技すべてと、羽生選手が演技後に語った思い、さらには、福島の方々の感想までもを放送したもの。

より、完全に近い形で、羽生選手の「花になれ」の演技が見られます!

→ http://www.dailymotion.com/video/x32u4l8_2015-08-24-every-%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E8%88%9E%E5%8F%B0%E8%A3%8F_sport

 

冒頭で、指田さんや合唱団の女子高生たちとリハーサルをやる羽生選手。

指田さんと入念に打ち合わせをし、一緒に「ぼくた~ちも、はな~にな~れる~♪」の部分を、歌っている羽生選手がしっかりと映っています!

といっても、説明のために一部を軽く歌っているだけで、本格的に歌っているわけではないのですが。

でも、どこかの羽生ファンに勝手にかけられたという、「歌うと、ジャイアンかも?疑惑」 が見事に払しょくされて、良かったですね! (←そんな疑惑を勝手にかけたのは、誰ですか!(笑))

 

そしてこの直後に、指田さんに、「音楽をすぐに続けないで、一瞬の間を置くように」お願いしている羽生選手。

これは、羽生選手の要望だったと判明。  個人的には、こういうところはすごく良かったと思います…!!

まさか、今回は、「演技: 羽生結弦  演出:羽生結弦 」 だったのでしょうか? 演奏の指田さんとは、やはり息もぴったりでしたね。

 

最後に、「皆さんに届くように、精一杯 自分の100%の気持ちを込めて、滑りました。」と、きっぱりと語ってくれた羽生選手。

本当に、「100%の気持ちを込めた」と、観ている側にも伝わる演技でした。 とても素敵でした。

歌っている合唱団の少女たちの、抑えきれないような嬉しそうな顔。   

きっと、羽生選手との共演は、すごい希望と目標になっていたと思うし、一生忘れられないほどの、最高の思い出になったことでしょう。

 

このアイスショーでの羽生選手の演技は、とても丁寧な一つ一つの動作、あえて作った複数の「ため」の演技箇所が印象的でした。 

そして、羽生選手が、福島の方々の「心に寄り添うような演技」を意識しているのが、よく解りました。

 

今日ほど、羽生選手の応援をしていて、本当に良かったと思えた日は、なかったかもしれないほどです。

金メダルを取ってくれた時も、心の底からそう思ったけれども、それ以上に、とても書けないほどに本当に感慨深いものがありました。

 

過去の色々なことが、周りの人たちの色んな思いが、「つながって」いって、笑顔になっていくような・・・ 本当にそんな感覚がありました。

 

今回、スケートだけでなく、羽生選手にはもう一つ、ものすごい才能が備わっていると気が付きました。

仮設住宅の裁縫教室での羽生選手の様子を見ていて、ややご年配の女性集団の中でも、全然違和感なく溶け込んでいた羽生選手。

「この裁縫教室のメンバーには、一人だけ、ちょっと若い人もいるんだけどね~」などと言われても、「ああ、そうですね、あの人でしょ?」と、思わず言ってしまいそうな雰囲気で、混ざっていました。(笑)

以前、小さい子供たちを相手にしていた時の羽生選手も、その子供たちと同じレベルにまでなって、完全に「子供化」していたように見えたので、

羽生選手は、相手の人と「同じ目線に立って」「同じような状態になって」話すことができる人なんだな…と。

(実はこれ、昨シーズンの「オペラ座の怪人」のファントムを見ていた時にも気が付いたことだったのですが、その辺はまた改めて・・・。)

 

幼稚園児から90歳代まで、ファンがいるという羽生選手ですが、それは他でもない、羽生選手自身が、それほどの幅広い年齢の人に対してでさえ、対等な立ち位置で向かい合い、共感することが出来るような人だからなのではないかと、しみじみと思いました。 

 

福島の悲しい現場に向かう車の中や、黒い袋が積み上げられた場所のすぐそばに立ちながらの、恐れのない毅然とした態度も印象的でしたし、そういう面も含めて、羽生選手には普通の人にはできない、稀有な「適性」がことごとく備わっていて・・・ 

それらを見る限り、羽生選手がやろうとしていることは、やはり羽生選手の使命なのだなと、改めてそのように思わされた、一連の放送でした。

 

こちらは、22日の「24時間テレビ内」で放送された「花になれ」と、24日のニュースで放送された「花になれ」の、両方の映像を、

動画主様が並べてくださったものです。 ↓

http://www.dailymotion.com/video/x32vflk_24-ev_sport

 

左の、「24時間テレビ」内の演技では、観客の様子を映していた場面が、右の24日のニュース動画のほうでは、きちんと羽生選手の演技を映していて、さらに一部ではありますけど、違う角度から取って下さった映像を採用してあるので、こうして並べてみることで、全体がよく解ります。

画面2分割でもいいので、できれば、羽生選手の演技のみのすべてを、きちんとどこかで見られると、ファンとしてはとても有難いのですけれども・・・。

日テレの24時間テレビ関係者の皆様には、今後に期待していきたいと思います!

 

こちらは、さらに別のニュースで特集された、24時間テレビでの感動シーン特集として、羽生選手の「花になれ」の演技と、演技後の羽生選手からのコメントを放送して下さったもの。既出映像も多いですが、映像がキレイです。

http://www.dailymotion.com/video/x33ju3e_2015-08-29-%E8%A2%AB%E7%81%BD%E5%9C%B0%E3%81%B8%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8_sport

 

 

「花になれ」の最後の羽生選手の表情は、本当に、今まで見たことないほどに、嬉しそうで、幸せそうで、とても輝いて見えました。

「僕たちも、花になれる・・・!」と、心からそう確信しながら、羽生選手が観客の福島の方々に向けて、またテレビで観ているすべての人たちに向けても語りかけている、そんな優しい笑顔に見えました。

本当に良かったな、と・・・  心の底からそう思える笑顔を見せてくれて、本当にありがとう。

そして、最後の福島の方たちの感想を聞いていて、思わず涙がこぼれました。

 

羽生選手は、「皆さんに喜んでいただくためにも、試合で結果を出すことが大事」と、語っていましたけど、もちろんそうなのですが、

福島の方々が感想で語って下さったみたいに、「一生懸命滑ってくださって、それが本当に有難い」という、まさに、その言葉に尽きると思います。

羽生選手の最大の魅力は、その「全身全霊」「一生懸命」な思いや素直さ、情熱、優しさが、ストレートに届き、強く伝わってくる、そういう部分。

それは並外れて凄いし、やはり、技術的にも非常に優れたレベルにまで到達しているからこそ、自由自在に表現できることでもあって、

そういった総合的な結果として、試合での結果もついてくることになれば、きっと一番嬉しいだろうと、私は思います。

 

「花になれ」の演技については、もう何も言うことがなく、何か書くのも、申し訳ないような気がします。

 

このブログのタイトルを、この演技のタイトルから使わせてもらっていて、本当に良かったと思いましたし、とても幸せに思いました。

 

自分がかつて感じた、この羽生選手の演技から受け取った、深い慰めや共感、自分への正直さ、希望や勇気、優しさに満ちた力強い励ましなどを、福島の方々にも少しでも感じてもらえたなら、

羽生選手を応援してきて、多分、私にとって、これ以上に良かったと思えることはもうないのではないか、と思うほど、嬉しかったです…

 

本当に・・・

そう結んで終わりにしたい・・・

 

ところですが、

 

 

いやいや、まだまだ、羽生選手の演技には、まだこの上が絶対にあると私には思えるので!(笑)

 

この先も、自分に出来る範囲で、応援していきたいと、思います!(笑)

 

 しかし、「花になれ」の最後に見せてくれた、本当に輝くような喜びにあふれた、羽生選手の笑顔。

見たことないほどの最高の笑顔だな… と、思って、

あれ? いや、ちょっと待って、どこかで似たようなのを見たことがあるような気がするけど…? 

と、思い出したのが、やっぱり、これ。 ↓

 

 

似ていた~~~!!!(笑)

 

24時間テレビでの演技放送後の、武道館での羽生選手のコメントが、こちらです。

 

感想を振られた少ない時間の中で、放送されなかった福島の実態を、少しでも伝えようとしてあえてチラッとでも話してくれた羽生選手に、感動しました。

そういう羽生選手の行動と姿勢の一つ一つに、感謝したいと思います!

 

羽生選手、どうもありがとう!!

いつも書いている気もするけど(笑)、今回は本当に「万感の思いを込めて」、ただ、「ありがとう・・・!!」の言葉を、贈ります。

 

そんな数えきれないほどの多くの人たちの想いを、自分に出来る範囲で、出来ることで つなごうとしてくれる羽生選手には、ただ頭が下がる思いです。

さすが、「出来ることを、出し惜しみしない」主義の、羽生選手。

羽生選手を見ていると、私も、「本当にやるべきことを、きちんと全力でやれているのかどうか」―――そんなことを、いつも思わされます。

 

 

今回の一連の映像を見ていて、私は、聖書にある、非常に有名な、次の言葉を思い出しました。

 

悲しむ人々は、幸いである、  その人たちは、慰められる。

柔和な人々は、幸いである、  その人たちは、(神から約束された)地を受け継ぐ。

義に餓え渇く人々は、幸いである、  その人たちは満たされる。

憐み深い人々は、幸いである、  その人たちは憐みを受ける。

心の清い人々は、幸いである、  その人たちは神を見る。

平和を実現する人々は、幸いである、  その人たちは神の子と呼ばれる。

義のために迫害される人々は、幸いである、  天の国はその人たちのものである。」 (マタイによる福音書5章4節~10節/ 新共同訳)

 

解りやすい、英語版をも載せてみます。

Happy are those who mourn;   God will comfort them!

Happy are those who are humble;    they will receive what God has promised!

Happy are those whose greatest desire is to do  what God requires;    God will be merciful to them!

Happy are the pure in heart ;   they will see God!

Happy are those who work for peace;   God will call them his children!

Happy are those who are persecuted because they do what God requires ;    The Kingdom of heaven belongs to them!」

(Matthew chapter 5.  verse 4―10)  (Today's English Version)

 

 

これは、「山上の説教」と呼ばれる、非常に有名な、イエス・キリストが大群衆に向けて語った言葉です。

 

これらの一連の言葉の最初には、次の言葉があります。

「心の貧しい人々は、幸いである、  天の国はその人たちのものである。」 (マタイ・5章3節 新共同訳)

「Happy are those who know they are spiritually poor,  the Kingdom of heaven belongs to them!」

 

 ここで、「心の貧しい」と訳されている言葉は、英語だと、「spiritually poor」となっていて、「心」と訳されていますが、「霊」の状態が「poor」=貧しい、すなわち、息も絶え絶えで枯渇し、餓え渇き、あるいは、ボロボロになっていることを表しています。

「自分は救われなければならない状態にある」と、自分でわかっているほどの状態を指すと言われます。

そのような人は、謙遜な状態になるので、「幸い」であり、「天の国はそんな人たちのものである」と、イエス・キリストは大勢の群衆に向けて語ったというのです。

 

「立派な行いをした人だけが天国に行ける」、「自分の思いや願いがすべてかなって、すべてが順調なことこそが、幸せ」

だという一般的なイメージと、正反対のことが述べられています。

 

 

 悲しみや、困難のふちにある方々に、少しでも希望が見え、幸せが待っていますように…!

そんな人たちのために、できることを精一杯やろうとしている羽生選手を始め、それに協力して下さる多くの方々の上にも、更に大きな幸せが、この先にありますように…!!

 

そして、お一人お一人が、素敵な「花」になれますように…!

 

 


24時間テレビ38(2015年)直前、福島を訪問した羽生選手と、そこで見た現実のニュース動画

2015-08-21 | 歴代24時間テレビでの羽生選手のアイスショー演技・被災地訪問他

最新情報追加: 8月22日、 アイスショーの場所は東京都の、「東大和市のスケートリンク」と判明、

                   福島訪問の際に出会った方を中心に、福島の方、およそ100人程度を招待してあるそうです。

               時間は、夜、およそ8時45分ごろから。 

               演目情報の最新情報: 演技は、被災地への思いを込めたもの、2つだそうです!  

               一つは、福島の南相馬合唱団(MJC)とのコラボ、だと、直前報道では言っています。

               直前リハーサル中の、羽生選手の映ったニュース動画はこちら → http://www.dailymotion.com/video/x32m0sc_150822-24htv-%E7%9B%B4%E5%89%8Dsp_sport

 

               共演の指田さんは、「花になれ」を歌うと、ツイッターで報告されています。 →指田さんツイッターhttps://twitter.com/sashida_fumiya?lang=ja

以上、追加情報

*************************************************

 

 

羽生選手が、明日から始まる「24時間テレビ38」(2015年)のために、福島を訪問されています。

そのニュースの動画をあげて下さった動画主様がいらっしゃるので、ご紹介します。

 

デイリーモーション動画→ http://www.dailymotion.com/video/x32gso8_150821-%E5%BD%BC%E3%81%8C%E7%9F%A5%E3%82%8B-%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E3%81%AE%E7%8F%BE%E5%AE%9F_sport

 

富岡町の現実を伝える活動「富岡町の語り部」をされている遠藤さんが、羽生選手へと見せて下さる笑顔。

 

辛いけど頑張ろう、という気持ちと、このように真摯に報道して下さること、羽生選手がわざわざ来て話を聞いて下さることへの嬉しさと、

きっと様々な思いが交錯していらっしゃったことでしょう…

 

 

 

羽生選手が、あそこまで出向いていることの意味。 

その重さ。

羽生選手の思いを知るためにも、すべての羽生ファンの皆様に、出来ればこのニュース動画は見て頂きたいと、私は思いました。

そして、ここまで報道して下さった報道陣にも、感謝したいです。

 

もっともっと悲惨な現実は、沢山あったし、今もあると思うけど、おそらく、それらは、この番組で放送できる内容ではないだろうと思うので…

 

これを見ながら、泣いている人は沢山いるかもしれない。

その涙の理由や、思いは、一律ではなくて、きっと理由は様々だろうと思います。

 

黒い袋が積み上げられた山の近くまで行っている羽生選手の身を案じて、色々と気を揉んで心配しているファンも沢山いるかもしれない。

それは、人間として普通の感情だと、私は思います。

 

沢山の人の心を引き裂き、多くの人を混乱させ、絶望させ、今も心を分断させている、重い重い出来事だということ。

今も黒い袋は増え続け、誰かが作業をし続けていて、今も原発敷地内で命のリスクを懸けながら、大勢が作業をしていて、

そのうえでやっと、今の日本がかろうじて成り立っているということ。

あの日から、この地で、周辺で、関係した人々の間で、どれだけ沢山の涙が流されてきたのか。

 

その一部を、少しでも伝えようとして下さる、羽生選手の思いと行動力には、ただただ「ありがとう」、としか言えません。

 

 

羽生選手が福島でアイスショーと聞いた当初は、正直、私はかなり胸が痛かったです。

 

羽生選手は、20歳の、将来を期待されているアスリートですから…

 

でも、私は、泣くならば、むしろ本気で祈ることを決めました。

「何も出来ない」なんてことは、ない。

 

 

ここで伝えられた内容は、私は、ほぼ全部 知っていました。 

 

でも、この放送を見ていて、私は泣きながらも、きつい状況を潜り抜けてきたはずの、富岡町出身の「遠藤さん」の穏やかな優しい表情、そして、

彼の話を真剣に聞き、頷きながら、その気持ちを受け止めようとしている羽生選手、

迷いも恐れもなく、真剣そのものの表情の羽生選手を見ていたら、最後には、希望と感謝しか湧いてきませんでした。

 

過ぎた時は戻らない。

でも、悲しみの涙は、深ければ深いほど、大きな喜びの涙に変わる瞬間は、きっとある…

何かは失っても、きっともっと大切な何かに気付いたり、もっと大事なものを得られることもある…

 

闇がより深いほど、「希望の光」は、より強く輝いて見えると言います。

 

 

この映像と、そこに映る羽生選手の様子を見ながら、そして、番組の最後に語る羽生選手の言葉を聞きながら、そう感じることができました。

 

 

お互いを思うからこその対立、真剣で切実だからこその分断、命がけだったからこその傷つけあい。 

そんなものを数えきれないほど生じさせた、大震災、大津波と、それに続く未曾有の原発事故。

 

でも、羽生選手が言ったみたいに、

「人と人のつながりって、すごく難しいですけれども、

でも、みんな同じようにつらい思いをしている。絶対につらい思いを共有できると思うのに…」

それを、その可能性を、今は信じたいですね。

 

そしてきっと、人によっては、

「離れていってこそ、冷静になれて、再び思いやりあえるようになることもある…」

「離れることこそが、精一杯の、その時に出来る、お互いへの、”最高の思いやり”だった」 という側面もあるのだろう、と、 私は信じたいです。

 

 

テレビがこのように事実を伝えて下さっただけで、どこかから見ながら、堪えきれずに涙をながしながら、心の奥で感謝している人達がいることを、私は確信しています。

 

制約や規制、恐怖、圧力等、色々なものがあっただろうに、

勇気と使命感をもって、ここまで映して伝えて下さったことに、まずは私は感謝したいです。

 

そして、あの増え続ける黒い袋の山の陰には、日々、それを作る作業をしている「人間」が、大勢いるということも、忘れないでいたいです。

恐怖や不安と闘いながら、生活をせざるを得ない子供たちが大勢いることも。

 

 

明日の夜は、いよいよアイスショーです。

羽生選手、指田さん、合唱団の皆様、現地でご覧になる方々、報道される方々、テレビの前でご覧になる方々すべての、健康と心が守られながら、素敵なアイスショーになりますように、お祈りしています!

 

演技は、「花になれ」。 指田さんのオフィシャルツイッターで報告されています。→ https://twitter.com/sashida_fumiya?lang=ja

時間は、新聞によれば、8時45分頃から、「金メダリスト 羽生結弦 アイスショー 被災地の思いをつなぐ」となっています。

(追加: 直前報道によれば、演技は二つだそうです!)

 

 

今一番、希望が必要な方々の心に、届きますように…!!

 

最後には、こんな笑顔が少しでも広がっているといいですね!↓

 

 

羽生選手、指田さん、合唱団の皆様、   希望を胸に、頑張れ!

 

 

 

 

 

 


2015年の「24時間テレビ・38」でアイスショー予定の羽生選手と、NHKあさイチでの質問募集

2015-08-18 | 歴代24時間テレビでの羽生選手のアイスショー演技・被災地訪問他

8月19日、演目情報を追加変更しました。 8月22日、時間情報、場所情報、演目情報をさらに追加変更しました。

 

 (お知らせ:  夏季限定、ブログのデザイン着せ替え中です。)

 

昨年もやった、日本テレビ系列の、「24時間テレビ」内での、羽生選手のアイスショー。

今年(2015年)は、今のところ昨年のように観覧募集等もなく、どうなっているのかな?と思っていましたが、

やはりアイスショーはやるようで、22日(土曜日)の20:45(午後8時45分ごろ)~になるようです。

 

 

(追記: 報道によれば、「南相馬市の合唱団と共にアイスショー」だとのことですので、最初は、演目は「花は咲く」になるのではないかと思ったのですが、その後、指田さんご本人から、共演して「花になれ」のほうを滑る予定だとの情報が入り、さらに、

日テレの当日報道では、演技は2つやるそうで、一つは、南相馬市の合唱団(MJC)とのコラボになる、との情報になっています。

指田さんのオフィシャルツイッター → https://twitter.com/sashida_fumiya?lang=ja (「花になれ」だと明記されています。)

とてもビックリしましたが、確かにそれだと、歌詞の意味を考えても、とても素晴らしいものになるのではないかと…。何であれ、楽しみに待ちたいと思います!

 

場所は、東京の東大和市のスケートリンクで、福島の方およそ100人程度を招待してある、とのことです。

時間は、夜8時45分ごろからになる予定だそう。  )

 

 

数か月前に、羽生選手が福島訪問した時のニュースは、全国放送はされませんでしたが、今回は、全国放送。

 

そもそも、24時間テレビへの出演自体が、羽生ファンの間でも、羽生選手のスケジュールや体調、競技への影響等の気遣いから、賛否両論あったようですので、きっとファンお一人お一人、ファンの数だけ、また色々な意見があるだろうと思います。

 

でも、どんな意見でも、そのほとんどは、きっとお一人お一人が、羽生選手のことを本気で考えた上での意見であると思います。

 

24時間テレビの報道陣には、どうか、出来る限りの、「多角的視点に立った」 「真実」や「現実」を伝えてほしい、と、

私は個人的には、そのように思います。

 

羽生選手は20歳。

五輪・金メダリストではあるけれども、未来ある、一人の青年です。

 

 

今年の8月15日前後、いつになく、太平洋戦争ものが沢山、放送されていたように思います。

 

 

重すぎる事実は、あまりにも時が経ちすぎてから、やっと多くに知られることもある。

 

でも、それでいいのか。

情報の手遅れが、人の生死を分けることは、沢山あります…

 

また、多くの人が、真実を知っていたら、悲劇の連鎖が続くのを避け、どこかで何かを変えることが出来た可能性も。

 

2011年から今日まで、福島については、真実はどのくらい報道されてきたのか。

 

  

 

羽生選手は、もし本当に福島にまで行ってアイスショーをやるとしたら、相当な使命感と、深い思いを胸に抱えて、やるのだろうと思えます。

放送する側の方々も、同じくらいの使命感と責任をもって、向き合って頂けたなら、羽生選手のやることも、それに比例して、より報われるような気がします。

 

 

2011年に、陰で沢山、涙を流したはずの、羽生選手。

 

つい先月までのアイスショーでも、被災地を思って、思わず涙を見せていた羽生選手。

 

その羽生選手が、自分でデザインしたという、このマーク。 → 

 

可愛すぎる、でも、ホッとするような笑顔・・・

 

そんな、思いやり溢れた優しい笑顔が、少しでも日本中に広がることを願って・・・

 

 

「24時間テレビ」 のホームページは、こちら。→ http://www.ntv.co.jp/24h/

 

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チャリティグッズ販売のページは、こちら → http://www.ntv.co.jp/24h/shop/

 

 

羽生選手の努力と行動が報われ、羽生選手の健康が確実に守られ、一人でも多くの尊い命と健康が尊重され、傷ついた心が癒され、

福島で、壮絶な思いをされた方々の心と、未来ある世代が守られていくように、そして、今後、少しでもより良い道が開かれていきますように、お祈りしています…!

 

また、大震災・原発事故以降、福島を離れ、被災地を離れ、故郷を離れ、もしかしたら、悲しく複雑な思いで、

涙と共にこのアイスショーをご覧になることになるかもしれない、数えきれないほどに多くの方々のためにも、幸せな未来があるように、お祈り致します…!

 

 

羽生選手、 どうか無理しすぎない程度に・・・  そして、希望を胸に、頑張って!

 

ただ、その気持ちが伝わっただけで、十分すぎるほど、励まされる人、嬉しい人は、沢山いると思いますから!

 

どうか、羽生選手にとっても、観る側の人々にとっても、その時間が、掛け替えのない、宝のような時間となりますように…!

 

 

もう一つ、情報です。

 

今月の、28日(金曜日)に、NHKの「あさイチ」という番組の「プレミアムトーク」に、現在のところ、羽生選手が出演予定です。

そこで、番組で、羽生選手への質問を募集しています。  → https://pid.nhk.or.jp/pid05/enquete.do?enq_id=ENQ0092101

募集は、26日(水曜日)の、正午までだそうです。

 

こちらは、質問とメッセージの、両方です。 → https://www.nhk.or.jp/asaichi/quest02/index.html

 

どんな本音トークが聞けるのでしょうね?! 楽しみにしています!

 

 

 


ありがとう羽生結弦選手!24時間テレビ・一夜限りのアイスショー「ロミオとジュリエット」

2014-08-31 | 歴代24時間テレビでの羽生選手のアイスショー演技・被災地訪問他

羽生選手の、24時間テレビ「一夜限りのアイスショー」が、ついに行われ、放映されました。

・・・想像していた以上に、とても良い番組になっていました。

 

被災地の現状、人々の様子も伝わってきただけでなく、羽生選手の歩みや、真摯な思い、真面目さや、本気度、素直さ、繊細さ、人となりが、羽生選手を良く知らなかった方々にも伝わるような構成になっていたように思います。

当時の映像も沢山挿入されていて、見ていて辛い場面も複数あったものの、真剣な形で誠実に取り上げてくださって、ファンとしてはとても嬉しかったです。

 

羽生選手の、演技直前インタビュー ↓

http://www.dailymotion.com/video/x24w1fx_%E7%BE%BD%E7%94%9F%E7%B5%90%E5%BC%A6-%E6%BC%94%E6%8A%80%E5%89%8D%E3%82%B3%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88_sport#from=embediframe

 

24時間テレビ番組内、羽生選手についての紹介と、本番での演技 ↓

http://www.dailymotion.com/video/x24wew1_140830-yuzuru-hanyu-%E7%BE%BD%E7%94%9F%E7%B5%90%E5%BC%A6_sport?from_related=related.page.int.behavior-only.067ee6560c90d92ca521d6fb8aab95d0140945739

 

この演技を見るときは、2011~12年シーズン当時も、いつもそうだったのですが、なぜか毎回、最後に涙が出てきてしまいます。

 

すごく思いがこもっていて、そして羽生選手に良く似合っていて・・・

 

当時のことを、久しぶりに色々と思い出しながら見てしまいました。

 

この番組の中で、羽生選手は中学生達に向けて、言ってくれました。

 

「本当に大変なことばっかりだと思うんですけれども、

そこに全部、『ありがとう』って言えるくらい、感謝の気持ちを持っていけば、

いつか絶対いいことがあるなって、僕は信じています。」 (羽生結弦選手)

 

・・・この言葉、思わず涙が出そうになりました。

被災地に残された方々の辛さや大変さとは、全然違った形ではあっても、羽生選手は被災して色々なものを見て経験しただけでなく、フィギュアスケートを普段は見ていない人たちには想像も出来ないような、別の形での、「相当な辛さ」を山ほど味わってきて、それを耐え抜いてきたと、私は一ファンとしてはそのように見てきましたし、今もそう思っています。

羽生選手は、被災地の方々と比べれば、それでもそんなのは全然大したことないって、きっとそう言うだろう、とは思いますけれども・・・。

 

上の、この言葉には、羽生選手自身の、深い深い生きた実感が込められていると思いますし、だからこそ、本当に重いし胸に響きます。

羽生選手は確かに、震災後のシーズンから、上の信念を持ちつつ過ごしてきたことが、演技にも行動にも徹底的に表れていました。

 

それらを見ていて、本当に何よりも、言葉には出来ないくらい私は強く感動させられ、応援しているはずなのに逆に励まされ、心洗われて、なおかつ楽しませてもらい、前向きになり、希望をもち、やる気が出て、激しく落ち込むことがあっても幸せな気持ちへと変えられ、頑張ってこられました。

私は、羽生選手の存在そのものに、感謝しています。

当時から応援していた、羽生ファンの皆様の大半も、多かれ少なかれ、多分同様だったのではないかと思います。

 

 

今回、本当に、出来るだけ良いものを皆様に見せたいと羽生選手が強く決意していたのが、よく伝わってきました。

 

最初に映し出された、リンク横での「陸上練習中の羽生選手の姿」が、本当に真剣で激しくて、目を見張りました。

それに、氷上で見るより、その上半身の動きの激しさ・大変さが、顕著にわかった気がしました。

 

このプログラムを滑るとき、羽生選手はいつも途中で一瞬「ヒヤッ」とするようなシーンが出てしまうのですが、でも、そのヒヤリ感を超えて、全くめげずに立ち向かい続け、その後も全力を出し尽くすところを「見せて」「魅せて」くれるその姿が、いつも本当に凄かったです。

ジャンプもスピンもちょっとした振り付けも本当に秀逸で、その構成の上手さ、衣装・音楽の使い方を含め、羽生選手への似合い方、作品全体としてのまとまりの素晴らしさから、本当にいつもワクワク・ハラハラ・ドキドキできる、ドラマティックで情熱的なプログラムでした。

 

今回のものは、エキシビション・バージョンで、もともとのフリープログラムよりも、短くなっています。

 

もとのプログラムは、冒頭部分が、激しさ、運命、緊迫感などを感じさせる音楽で、羽生選手得意の4回転トーループ・ジャンプを見事に決めるところからスタートし、一気に観客を沸かせますが、その部分はエキシビション・バージョンではカットされており、今回も、途中で、スローテンポの曲に変わっていくところからのスタートになっています。

見ている側が、思わず引き込まれて息をつく暇もないような、緩急のメリハリのついた、本当に素晴らしいプログラムです。

 

羽生選手が、もっとうんと大人になってからでも良いので、またいつか、すべてを見られる日が来たら、とても嬉しいです。

 

 

終了後の羽生選手は、(少しミスが出たことに)ちょっと残念そうではあるけれども、充実感溢れる、穏やかな、本当にとても良い表情でした。

何か大事なことを成し遂げて安堵しているような、本当に穏やかで嬉しそうな表情を見て、私もすごく嬉しかったし、ホッとしました。

 

羽生選手は最後に、「僕自身、一生懸命頑張っていって、これからも、命を削る思いで、努力し続けます。 応援よろしくお願いします。」、と、以前と同じように言いました。

そして、「頑張って下さい。」とも、視聴者・被災地に向けて、言ってくれました。

本当に、すごくいい表情と声で、真っ直ぐで力強い言葉でした。

 

この、ものすごいストレートさと真剣さ。

「命を削る思いで努力し続ける」というほどの言葉が、全く大げさでも、偽りにもならないという、その凄さ。

 

 

観客の多くを感動で号泣させ、「歴史に残る名演技」「歴代最高の演技」などと世界の解説者たちに言わしめた、世界選手権2012年の時の「ロミオとジュリエット」。

羽生選手は、「あれと同じものはもう出来ない」と言っていたし、ご本人の中でもあれは記念すべき特別な演技となっていたようです。 

でも、確かに、あの時の演技とは色々と違っているし、今はずっと大人っぽくなっているのだけれども、その根底に流れているものは、当時も今回も全く同じだなと、私は強く感じました。

 

そして、あの頃よりさらに、「心優しいロミオ」になった気がしました。

 

 

たとえ、ロミオのイメージが似合わなくなるような年頃になっても、羽生選手なら、この演技で、きっと再び何度でも、人を感動させることが出来る・・・

そんな風に、思えてしまいました。

 

羽生選手、本当にどうもありがとう。

いつもいつも、頑張ってくれて、本当にどうもありがとう。

 

十分すぎるほど、伝わってきました。

 

今の羽生選手で、再びこれを見ることが出来て、私は本当に嬉しかったです。

 

 

どうぞお体をお大事に、これからも、末永く素晴らしいスケーターでいて下さい。 

 

私が今回言えるのは、本当にもう、ただ、それだけだというくらい、胸が一杯になりました。

 

 


2014年・ 羽生選手の24時間テレビアイスショーへの観覧席ご招待とその応募

2014-08-23 | 歴代24時間テレビでの羽生選手のアイスショー演技・被災地訪問他

今月末にある、羽生選手の24時間テレビで生中継されるという、一夜限りのアイスショーへの応募が、24日(日)の24時(つまり夜中の12時)締め切りとなっています。

被災地のために滑るという羽生選手。

滑ってくれるのは、2011~12年度のフリープログラム「ロミオとジュリエット」です。 (多分、全部ではないエキシビションバージョンかと。)

今回の会場は、青森県八戸の、「テクノルアイスパーク八戸」 です。

日時: 8月30日(土)夜

 

応募は、次のページから。 → http://www.mmt-tv.co.jp/24tv_2014/hanyu/index.html

みやぎテレビ、及び日本テレビのサイトにつながります。

 

応募される方は、よく読んでから応募して下さい。

追記 注意 :  【応募条件】 宮城県、岩手県、福島県、会場の青森県にお住まいの方  だそうです。 

 

 

今回のアイスショーは羽生選手ただ一人、演技時間は3分半(テレビ中継があくまでも目的)で、他は誰も出ませんし、それ以外の演技もありません、とのことです。

一人の当選券で、二人まで観に行けるようです。

 

また、この点は本当によかったと思ったのですが、日本テレビから以下のような注意書きがあります。

 「近年、オークションでの不正な売買が問題となっております。
 入口では厳密な本人確認をしますので、オークション等で購入されても入場できません。
 くれぐれもオークション等では購入をしないよう、お願い申し上げます。」

だそうです。 

日本テレビ側の、念入りな配慮にファンとしては感謝します。

 

抽選で無料とのことですので、当たるかどうかはわかりませんけれども、

被災地の方で見たいと思いつつ、今まで機会が全然なかった方々は、遠慮なく応募されたら良いと思います!

(もちろん、日本テレビの個人情報への扱いに関する注意書きに同意できる方のみで、確実に当日に行ける方のみ。)

 

行けない方も、テレビで観ることはできると思いますので、楽しみですね!

 

たった3分半でも、羽生選手が滑るその時間が、空間が、本当に素晴らしいものとなりますように!!

 

 様々な災害が続いている昨今の日本ですが、(日本だけでもないですが…)、皆様もどうぞお身体と安全にお気を付けてお過ごし下さい。

 移動の多い羽生選手の安全と健康も、守られますように!

 

追記: 被害が想像以上に深刻になっている広島市の土石流災害… 胸が痛いです。安佐南区は市内でも山よりの地域。 これ以上に拡大しかねない被害が少しでも減っていきますように… 

お亡くなりになられた方々とご遺族様には心よりお悔やみ申し上げます。 一人でも多くの生存者が見つかり、助けられますように!!