嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

一粒の光

2004年05月13日 22時03分55秒 | 駄文(詩とは呼べない)
砂時計の砂は少しずつ落ちていく
激しく揺らすと、勢いよく落ちていく

僕に残された砂はあとどれくらいあるのだろう
残りの砂がどんどん減っていっても

僕に出来ることは
砂が落ちていく様子を克明に記録し続けるだけなのか。

それでいいのか
そんなんでいいのか
もっと大事な事があるんじゃないのか

今を伝える事
心を伝えること
それが俺の限界なのか

決めつけたくはない
可能性を閉ざしたくはない

だけど俺の中に
終わりを願う気持ちが隠されていることも
それがずっと消せない事も
それは一つの事実なんだと思う

だからこそ俺は
夜が来る前に
昼の光を作り出さねばならない。

俺の心が真っ黒に染まる夜が来ても
僕の中に光がある

光で今を照らすため
僕は自分で両目を潰した。

見えない明日に向かって

2004年05月13日 00時52分40秒 | 駄文(詩とは呼べない)
もし今、目が見えなくなったら
俺はきっと声を高らかにして笑うだろう
そう思えるほどに
今日の人間はくだらなかった

叶えられない約束もしなかったが
手に入れたい色さえも無かった

終わることを恐れた今たちが
ただただ何度も今日を繰り返すだけだった

俺の時代
俺たちの明日
刹那なんてものは もうどこにもなかった

きっと君は、目が見えなくなったら
「手術で治りますか?」
って聞くよね

だけど俺なら
「最初から何も見えてませんでした。」
って答えそうな気がする

どこか遠くで
やる気の無い俺を 叱咤する声が聞こえた。

見えないくらいで丁度いい
俺の明日