僕の見ていたもの、
また一つ壊れた。
僕は壊れたものを直せなかった。
今の僕にはどうしようもないんじゃないかと思ってしまった。
自然な流れに任せる事にした。
それでも一つの可能性を託して
わずかな希望にすがって
小さな小さなねじをちょっとだけ巻いておいた。
可能性の芽が育つまで
どれくらいの時が必要だろうか
ちゃんと育っていくのだろうか
儚く消えてしまうのだろうか
僕は全てを失ったわけではないけれど
変わっていく時を斜めに見て
移りゆく世界の哀しさから 目をそらせずにいる
僕はきっと
あまり長い間、この世界に居られない。
壊れゆくものを眺めながら
静かにそう感じた。
また一つ壊れた。
僕は壊れたものを直せなかった。
今の僕にはどうしようもないんじゃないかと思ってしまった。
自然な流れに任せる事にした。
それでも一つの可能性を託して
わずかな希望にすがって
小さな小さなねじをちょっとだけ巻いておいた。
可能性の芽が育つまで
どれくらいの時が必要だろうか
ちゃんと育っていくのだろうか
儚く消えてしまうのだろうか
僕は全てを失ったわけではないけれど
変わっていく時を斜めに見て
移りゆく世界の哀しさから 目をそらせずにいる
僕はきっと
あまり長い間、この世界に居られない。
壊れゆくものを眺めながら
静かにそう感じた。