嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

言の葉

2004年05月23日 01時20分25秒 | 駄文(詩とは呼べない)
言葉がひとりでに踊り出すまで
僕はしばらく口をつぐんだ方がいいのかもしれない。

道具は使えば使うほど磨かれるものかと思ってた。
だけど、少し違うかもしれないと思うようになった。

無理に引き出した言葉は
それ自体が発する力を失っている
その時、その場所で、そのために、作られた言葉が
意味や力を持ち、人を惹き付けたり、動かしたりするのだと思う。

僕が無理矢理固めた言葉、
固まったままで誰にも届いていない気がする。
何度も何度も語り尽くされ、洗練されたように見えて
じつはただ古ぼけているだけ
そんな言葉に成り下がっている。

言葉、言の葉、中空より現れ、夢中に消える。
そこには 求めた人達の想いだけが ただただ 懇々と
ぶつけるための言葉じゃない
伝えるための言葉を

僕は今も 探し続けている。

自己嫌悪を見つめる

2004年05月21日 19時57分49秒 | 駄文(詩とは呼べない)
自分を縛る鎖の数は
過去に失敗を味わってきた数だろうか

自分の弱さを認められない事自体が
俺自身の弱さなんだろうか

無力感 無気力 失望 絶望
自己効力感 他者依存
自暴自棄 自我崩壊

僕の近くをフワフワ浮かんでる言葉は
ろくでもない言葉ばかりだ

やっぱり何かおかしい
どこかで何かを間違えたのか
頭のねじが百本くらい飛んだのか

夢遊病のように生きて
フラフラ彷徨って
吐き溜めの中で死ぬのが
人の人生なら

俺は 僕は 私は
自分を壊したい


ふと、恐ろしくなった。
これを誰かが読んでいるということが。

虚弱思考体質

2004年05月21日 19時40分04秒 | 駄文(詩とは呼べない)
僕が最近悩んでいること
精神病の類ではないような気がする
これは自分との戦いなんだと思う

恐ろしいほどに 心の中を闇が支配している
自分はこんな消極的な人間じゃ無かったはずだ
自分に何が起きてるのが うまく理解できない

昔からそれほど世の中に期待してたわけじゃないけど
それでも何かしらを期待して僕は歩いてきた
そういうものが失われている感じがする
ただ絶望だけが色濃くあちこちに残り
それを見続けてしまう

自分の力が信じられないのか
人に頼りすぎて生きてきたのか
心の鼓動音がかき消されていく

こんなにも灰色の世界だったか・・・?
もっと色鮮やかじゃなかったか・・・?

俺、何を見ている?
俺、こんなとこで何してる?

他者に救いを求めそうになる
こんなんじゃ駄目だ

誰かにすがって生きるような弱い自分
そんなものは認めたくない

俺は、強くなりたい。

流れているのか壊れているのか

2004年05月19日 23時28分37秒 | 駄文(詩とは呼べない)
僕の見ていたもの、
また一つ壊れた。

僕は壊れたものを直せなかった。
今の僕にはどうしようもないんじゃないかと思ってしまった。

自然な流れに任せる事にした。
それでも一つの可能性を託して
わずかな希望にすがって
小さな小さなねじをちょっとだけ巻いておいた。

可能性の芽が育つまで
どれくらいの時が必要だろうか
ちゃんと育っていくのだろうか
儚く消えてしまうのだろうか

僕は全てを失ったわけではないけれど
変わっていく時を斜めに見て
移りゆく世界の哀しさから 目をそらせずにいる

僕はきっと
あまり長い間、この世界に居られない。

壊れゆくものを眺めながら
静かにそう感じた。

自分を哀れんで泣いている馬鹿

2004年05月18日 03時23分49秒 | 駄文(詩とは呼べない)
痛みも哀しみも
本物の自分を見つけ出すためには 仕方のない事だと思っています。

苦痛を乗り越えない人の持つ優しさなんて
紙くず同然で価値の無いものだと思っています。

だけど

誰もが本当に色んな困難を乗り越えながら生きてるんだろうか。

自分が逃げ続けてるのは知ってる。
こんな事を続けていられないのもわかってる。

けど

一体どれくらいの人が本物の自分を見つけ出して生きてるんだろう
本物の言葉、どれくらいあるんだろう

自分を欺いて生きたくはない
なんでも割り切って 世の中そういうものだと
わかったフリして 賢い大人になって生きたくはない。

それは自分で決めた事
価値や意味が無くても
どれだけ否定されても馬鹿にされても

本物の自分だけは 残さず取っておきたい。

だから

せめて

僕に

子供のままで居ることを許して下さい

届かないかも知れない、遠い誰かへ。

ニセモノの確信の渦の中で

2004年05月18日 03時08分13秒 | 駄文(詩とは呼べない)
あああああああ

狂ってるとしか思えない。

誰なんだよ、俺を追いつめるのは。

うがああああああああああああ

俺が何したって言うんだ。

わかってるよ、何もしてない事が罪なんだ。

生まれた瞬間に罪人なんだ。

救いは無いのか、どこかに。

痛い。頭が痛い。

呼吸が苦しい。

体が重い。

なんかの病気か?

認めない!

こんな弱さ、認めない。

俺はもっと精神力が強いはずだ。

だけどそれ、諸刃の刃なのか。

自分に向けられた刃で自分を削りすぎたのか。

苦しい。

誰も、助けられない。

何も、信じられない。

だけどきっと、この激痛を乗り越えた先に、一欠片の可能性が見出せるはずだ。

俺は、自分の馬鹿さ加減を信じる。

俺は、俺だけを信じる。

自我崩壊への誘い

2004年05月18日 02時54分47秒 | 駄文(詩とは呼べない)
謎の重圧に潰されそうになる
誰かに助けを求めたい
でも、なんて言えば?

具体的に困ってる事が何も無い。

「助けて!」
「どうしたの。何かあった?」
「わからん、なにもない。」

こんなやりとりじゃ、からかってるとしか思えない。

見えない何かに押し潰されそうで息が苦しい。
酸素が欲しい。

「外へ遊びに行こう」

友達の誘いを、あやうく断りそうになった。
どうかしてる。

俺、どうしたんだ、一体。
何かがおかしい。
自分が維持できない。

蝉の脱皮みたいなものだろうか・・・?

何の根拠もなく、周りから避けられてるような気がする。
そんな事、今までまるで気にしてなかったはずなのに。

生きてることが恥ずかしい。

どうしたんだ、一体何があったんだ。
何故俺らしく在ろうと出来ないんだ。
わけがわからない。

潜在的に他人が怖い。

なのに、助けて下さい?

ちゃんちゃらおかしいね。

っていうか、誰だよ俺・・・。

当たり前の死を見つめる

2004年05月16日 23時03分56秒 | 駄文(詩とは呼べない)
ちょっと死んでみるか?
死なないよ、まだ生きてるし。

ちょっと死んでみるか?
死ねないよ、まわりに人いるし。

ちょっと死んでみるか?
死にたくないよ、つらそうだし。

ちょっと死んでみるか?
死ぬほどじゃないよ、まだ明日があるし。

ちょっと死んでみるか?
死んでもしょうがないよ、どうせ生きてもしょうがないんだし。

ちょっと死んでみるか?
死んだら、誰か困るんじゃないかな。

ちょっと死んでみるか?
死んだら、終わりだよね。

ちょっと死んでみるか?
死にたい、って思ってるのかな?

死にたいと生きたいって同じなの?
生き生きと生きられないから、死にたくなるの?
本当に死にたいの?

・・・多分違う。

だけどさ
願ってる自分は、居ると思うよ。
死んだらどうなるのか、知りたがってる自分も居ると思うよ。
みんな、目をそらして生きてるんだと思うよ。
生きる覚悟を決めて 死ぬのは後回しにして 精一杯生きようって決めた瞬間が
きっとあると思うんだよ。

じゃあ、僕もそうすれば?
・・・駄目なんだよ。

なんで駄目なの?
・・・目をそらさないって決めたんだ。

いつ決めたの?
子供の時、病気で死にそうになった時、自殺を乗り越えた時、思春期の悩みを抱えた時、
いつだって僕はギリギリまで追いつめられたら
自分の答えを出して来た。

今が決断の時なんじゃないの?
命がけで生きるか死ぬか決めろって事?
おかしいよそんなの。

何がおかしいの?
だって生きることを決意しても死は無くならないよ。

いつ死ぬかわからなくても、前向きに生きられるでしょ?
僕は前向きに生きたいんじゃない。
そもそも僕は人生の充実や幸福を信じてない。

生と死の答えが出たとしても、「ああ、そうか、なるほど!」って思うだけだよ?
それでも僕はそれが必要だと思ってるんだよ。



誰も答えられないじゃないか!
生きる意味とか、人間の生きる目的とか、何故人が生まれたのか、とか
誰も答えられないなら、俺が答えるしか無いじゃないか!

答えなんか無いよ。
今まで何人もの人が考えたけど、万人を納得させる結論は出なかったんだよ。

だから僕が考えるんだよ。
誰にもわからないなら、それこそ考える価値があるじゃないか。
答えが出れば、人間が一歩進む事が出来るかもしれないじゃないか。

ずいぶんと誇大妄想だね。

・・・・・・・ずっと気付かなかったけど

君は一体誰なんだい?

要らない

2004年05月16日 22時28分55秒 | 駄文(詩とは呼べない)
何もしたくない
ずっと寝続けたい

息を吸うだけでも苦痛
胸が苦しい

誰にも頼りたくない
何も言われたくない
同情されたくない

要らない
余計なものは要らない

自分が居る限り
逃げ場所は見つからない

ただ世界を呪うだけ

自分は好きでも嫌いでも無い
どっちかに決めなくちゃいけないなら
嫌いに近いと思う

要らない
誰も要らない

苦痛なんか要らない

誰も助けられない事を知っているから
誰にも助けは求めない

要らない
こんな澱んだ感情は要らない


要らない。
多分。
世界に僕は必要ない。

聞きたくない

2004年05月16日 22時09分44秒 | 駄文(詩とは呼べない)
ざくざくざくざく
ぎっぎっぎっぎ

嫌な音がする

がちがちがちがち
っぎっぎっぎっぎ

どうしたら・・・

がりがりがりがり
ぎっぎっぎっぎ

追いつめられる

ぼっぼっぼっぼ
っぎっぎっぎっぎ

何も変わらない

ぎりぎりぎりぎり
ぎっぎっぎっぎ

僕は耳を塞いだ

カチカチカチカチ
コチコチコチコチ

僕は時計を壊した。

安息への歪み

2004年05月15日 19時00分33秒 | 駄文(詩とは呼べない)
色々なものが 壊れ始めている
僕がジッと見つめるものは 全て壊れていく
破壊と再生を繰り返すのが世界なら
徹底的に壊せば新しい何かが生まれるかもしれない

俺は怖いのだろうか
こんなにも必死で今に執着するのは
死ぬのが怖いからなんだろうか

もう俺は段々と自分の形を維持できなくなってきている
全てを諦めてしまいたい
何もかも忘れてしまいたい
快楽に身をゆだねたい

必死で自分を維持している器に歪みが生じてきている
死にたくも生きたくも無い
楽になりたい

荒廃していく心
失われた何か
絶望はないが希望もない

そこには未来だけが・・・

そうだ未来。
忘れてた。

僕は明日が欲しかった。

今を壊して明日を・・・?
自分を壊して他人を・・・?

知る?受け入れる?認める?
・・・?

俺、何考えてる?
わからない。

少しだけ、目を閉じさせてくれ。

ぬるま湯の中で

2004年05月14日 21時15分35秒 | 駄文(詩とは呼べない)
ぬるい。
街の空気がぬるい。
雲は何も語らない。

僕は自分に甘い人間で
本当にどうしようもない人間で
世の中に寄生して誰の役にも立たずに生きています。

外へ出て新鮮な空気を吸おうと思った。
だけど肌にこびりつくのは
誰からも何からも責められない排気ガスで作られた
ぬるい風たちと
ただただ見守るだけの空と
僕をゆっくりと蝕む毒のぬるま湯だけだった。

街ゆく人達が僕を背景のように見る
誰も僕に何も言わない。
僕は誰からも何からも期待されてはいない。

幽霊のように街を彷徨って
感じるのはゴミ溜めの吹き溜まりに吹く風だけで
そこには人の体温なんかこれっぽっちも無くて

ただただ永続的に心が捨てられていくだけだった。
くだらない日々を過ごして
そこには成長も発展もまるで無かった。

毎日少しずつ
僕の心の砂は確実に失われていった。

諦めと空虚と閉塞が街を包んでいた。
僕はそれに気付きながらも
誰にも何もしてやれなかった。

自分に厳しくして
心をナイフで削って
秘密の鍵を作ろうと思った。

生と死の狭間で
奇跡の瞬間に0と1の間に鍵を差し込もうと思った。

だけど今は
ナイフで心を削れない。

まだ生まれても居ない僕が
世界を知りたくて
羊水をぬるいと思うのは
傲慢なのでしょうか。

まだ生まれても居ない僕が
世界を変えたくて
生まれようとしているのは
罪なのでしょうか。

僕は今もまだ、ココを漂っています。

一粒の光

2004年05月13日 22時03分55秒 | 駄文(詩とは呼べない)
砂時計の砂は少しずつ落ちていく
激しく揺らすと、勢いよく落ちていく

僕に残された砂はあとどれくらいあるのだろう
残りの砂がどんどん減っていっても

僕に出来ることは
砂が落ちていく様子を克明に記録し続けるだけなのか。

それでいいのか
そんなんでいいのか
もっと大事な事があるんじゃないのか

今を伝える事
心を伝えること
それが俺の限界なのか

決めつけたくはない
可能性を閉ざしたくはない

だけど俺の中に
終わりを願う気持ちが隠されていることも
それがずっと消せない事も
それは一つの事実なんだと思う

だからこそ俺は
夜が来る前に
昼の光を作り出さねばならない。

俺の心が真っ黒に染まる夜が来ても
僕の中に光がある

光で今を照らすため
僕は自分で両目を潰した。