5月の連休半ばから、足を痛めて歩き回れ無くなった代わりに、最近は本を読む時間が増えてきました。
いつもは図書館で、何冊借りてきても1冊読むか読まないかだったのですが、今回は3冊のうち2冊を読んでしまいました。近来稀に見る事です。(何のために借りているのか?)
その本は2冊とも写真家の本で1冊は先日紹介した笹本恒子さんと言う98歳の女流カメラマン(?)、1冊はユージン・スミスと言う世界的に有名なフォト・ジャーナリストです。
水俣病を現地に乗り込んで撮った写真を、僕は何回か見たことがあります。と言うか、水俣闘争が行われていた時、リアルタイムですぐ近くの福岡に居たのですが、当時からノンポリを自認していたダメ学生だった僕は、その頃、風前の灯となっていた炭鉱の写真を撮っていただけでした。
友人の中には水俣まで行って集会に参加して居た人間も居たのですが・・・。(今となってはもう遅い?)
ユージン・スミスの死後35年経った今、震災を機会にフォト・ジャーナリズムが見直されているのでしょうか?、この本は政府や東電の、福島県住民に対する対応と、チッソの水俣病患者に対する対応の仕方が似ているというような事から、再びユージン・スミスの取材の裏表を辿ったドキュメンタリーなのです。
写真を撮っている人間の端くれとしては、今更ながら1枚の写真の持つ意味や、その影響力の大きさ、周りの人間関係も含め、その行為の重みを考えると、「僕なんかの生半可な写真とは絶対的に違うんだ!」という思いをひしひしと感じさせてくれます。(やはり本など読まず、歩き廻っていた方が良い気がする!?)
いつもは図書館で、何冊借りてきても1冊読むか読まないかだったのですが、今回は3冊のうち2冊を読んでしまいました。近来稀に見る事です。(何のために借りているのか?)
その本は2冊とも写真家の本で1冊は先日紹介した笹本恒子さんと言う98歳の女流カメラマン(?)、1冊はユージン・スミスと言う世界的に有名なフォト・ジャーナリストです。
水俣病を現地に乗り込んで撮った写真を、僕は何回か見たことがあります。と言うか、水俣闘争が行われていた時、リアルタイムですぐ近くの福岡に居たのですが、当時からノンポリを自認していたダメ学生だった僕は、その頃、風前の灯となっていた炭鉱の写真を撮っていただけでした。
友人の中には水俣まで行って集会に参加して居た人間も居たのですが・・・。(今となってはもう遅い?)
ユージン・スミスの死後35年経った今、震災を機会にフォト・ジャーナリズムが見直されているのでしょうか?、この本は政府や東電の、福島県住民に対する対応と、チッソの水俣病患者に対する対応の仕方が似ているというような事から、再びユージン・スミスの取材の裏表を辿ったドキュメンタリーなのです。
写真を撮っている人間の端くれとしては、今更ながら1枚の写真の持つ意味や、その影響力の大きさ、周りの人間関係も含め、その行為の重みを考えると、「僕なんかの生半可な写真とは絶対的に違うんだ!」という思いをひしひしと感じさせてくれます。(やはり本など読まず、歩き廻っていた方が良い気がする!?)