4月5日(土)、四国から瀬戸大橋を渡って、かつて4年暮らした倉敷に何年かぶりに訪れた。大原美術館があることでも知られる美観地区は、桜はそれ程多くはないがやはりいつも変わらぬ趣がある。ちょうどこの日、結婚式を挙げた新婚さんが倉敷川を流し舟で渡るのに遭遇した。
4月6日(日)、倉敷で花見と言えばこの酒津公園。この日も満開の日曜日とあって大勢の花見客でにぎわっていた。かつて仕事が終わってからよく夜桜の花見をしたのを思い出した。
4月7日(月)、旅の最終日は、天気も良く、倉敷の北にある総社市まで出掛け、貸自転車でサイクリングした。午前中は総社大橋で高梁川を渡って古いお屋敷の建ち並ぶ秦地区に知人を訪ね、午後からは吉備路サイクリングロードを走って、五重塔が象徴的な国分寺まで出かけてみた。桜や桃の花も満開で気持ちよかった。
4月1日(火)、倉敷三越時代の友人で徳島在住の大西さんのご案内で県内各地を案内してもらった。この日のメインは鳴門の渦潮。ちょうど大潮の時間帯に観光船に乗って迫力の渦潮に近付いた。
4月2日(水)、この日は、四国八十八か所お遍路巡りの23番目で、徳島県内でも有名な桜の名所・薬王寺(日佐和市)を大西ご夫妻に案内してもらった。
4月3日(木)、徳島県を横断する吉野川を西に上った途中にある『土柱』と呼ばれる国の天然記念物にも指定され世界的にも希少な特殊地形を見てきた。
4月4日(金)、約800年前に平家一族が奥祖谷に架設したといわれる有形文化財にも指定されている『かずら橋』を渡った。下を見ると足がすくんで動けなる程のスリルがある。また、東京に戻ってから、この地を舞台としアジア映画祭にも出品された『祖谷物語』を見てきた。
午後は、大歩危と呼ばれる渓谷を遊覧船で川下りした。斜めに切り立った両側の岩壁は迫力があったが、時期的に鯉のぼりが大空を何匹も泳いでいて楽しかった。
4月10日(木)、新宿でアンコール上映されている『祖谷物語-おくのひと-』を見てきた。何故なら先週徳島の秘境・祖谷に行ってきたからである。祖谷と言えば国定文化財のかずら橋。実際に渡ってきたが、この映画でもたびたび登場している。この映画は、日本最後の桃源郷といわれる祖谷の四季を余すことなく描いていて、香港国際映画祭でも準グランプリとなる「審査員特別賞」を受賞している。それにしても、かずら橋を渡るときは足がすくむ程のスリルがあった。
4月8日(火)、今年も、女性4人を含む約30名が三越本店レストラン”ランドマーク”に集合し旧交を温めた。締めは、幹事の三上君からバトンタッチを受ける大久保君の恒例の唄と手拍子で全員が一丸となった。