大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

参宮線 田丸駅!

2020年01月11日 | 

三重県度会郡玉城町佐田にあるJR東海の田丸駅は、紀勢本線の多気駅と鳥羽駅とを結んでいる全線単線非電化の参宮線(29.1km)の駅です。
もともとは伊勢神宮への参詣路線として建設された参宮鉄道の駅として、1893(明治26)年12月31日に開業しました。

長い相対式ホーム2面2線を有していて列車交換可能な無人駅です。
1912(大正元)年に建てられた木造駅舎が下りホーム(鳥羽方面行きホーム)側にあり、互いのホームは跨線橋で連絡しています。

2017(平成29)年度の1日の平均乗車人員は559人です。

田丸駅が属する参宮線は、もともとは伊勢神宮への参詣路線として参宮鉄道により建設された路線です。 そして、かつては伊勢神宮参詣の重要路線として幹線並の扱いを受け、首都圏や西日本各地からの直通列車も運転されていましたが、1970(昭和45)年3月1日に近畿日本鉄道(近鉄)の鳥羽線が開業すると乗客は激減し、現在においても収支は厳しい路線です。

  <田丸駅の年表>

 ・1893(明治26)年12月31日:参宮鉄道の駅として開業
 ・1907(明治40)年10月1日:鉄道国有法により参宮鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
 ・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により国鉄参宮線となり、同線の駅となる
 ・1912(大正元)年   :現在の駅舎(木造駅舎)が竣工
 ・1983(昭和58)年1月19日:跨線橋の完成
 ・1983(昭和58)年12月21日:荷物取扱い廃止
 ・1986(昭和61)年4月1日:貨物取扱い廃止
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる
 ・2012(平成24)年10月1日:駅の無人化

 
(駅 名 標)

 
(多気方面を望む)

 
(跨線橋から鳥羽方面を望む)

 
(駅舎・ホーム側)

 
(田丸駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2014(平成26)年12月28日