若葉の季節-三重県伊勢市：伊勢神宮

さてさて、三重県伊勢市の伊勢神宮にやって来まして、家人とともに参拝を続けるワタクシでありますが
この日は好天に恵まれ、神宮内の木々は新緑が萌えたつような鮮やかな色彩を見せてくれておりました。

ワタクシ、1年の中で新緑が鮮やかなこの季節が一番好きでありまして、輝くばかりの若葉を見ているだけで心がワクワクしてきます。


青い空、白い雲、そして鮮やかな緑色…今年も風薫る季節が到来しました。
ワタクシ、四季のある国に生まれて本当によかったなぁと、この季節になると思うんですよねぇ。


日本人は紅葉が大好きです。もちろんワタクシも紅葉の美しさには心を惹かれます。
しかししかし、青もみじとも呼ばれる新緑にはあまり多くの人が興味を示しません。どうしてなんでしょうね。


「緑色」と一言で言いますが、日本語には「若草色」「抹茶色」「萌黄色」「若葉色」「常盤色」等々
緑色を表現する言葉が数多くあります。それだけ日本人は自然に親しみ、自然を愛してきたということでしょう。


そんな美しい日本語がどんどん死語になっていくことは、寂しくもあり悲しさを感じてしまいます。
外来語を否定する気は毛頭ありませんが、美しい日本語は後世に残していってほしいと思うのは年寄りの戯言なんでしょうかねぇ。


神宮内には杉の巨木が何本もありました。相当な樹齢だと思います。
天を衝くように聳える杉の巨木…どこかスピリチュアルな力を感じてしまうワタクシでありました。


空を見上げると眩いばかりの青空が広がっておりました。あぁ、やっぱり青い空は気持ちいいなぁ。


「森林浴」なんていう言葉が無かった時代から、伊勢神宮の森の中を歩いた人は心地よさを感じたことでしょう。
そしてそして、身体が元気を取り戻すような感覚を味わったに違いないと思うんですよねぇ。


悠久の時を感じるような場所…それが伊勢神宮なのですね。
次に来るときは参拝客がほとんどいないような早朝に訪れたいと思うワタクシでありました。


神宮を出て再びおはらい町の方に戻ったのですが、おはらい町も初夏の陽光と鮮やかな緑に包まれておりました。

使用したカメラ：Canon EOS7D


5月の声を聞くと、鮮やかな新緑が見たくてワクワクします。
私にとっては桜や紅葉と同じくらい、いや、それ以上に待ち遠しいのが新緑です。
今年はどこに新緑を見に行こうか、そう考えるだけで心が高ぶって来るんですよ。


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