松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

情報公開での思い出

2018年03月11日 | 市役所

 情報公開請求に対する行政の対応、①情報公開は申請して2週間となっていますが、申請書に更に60日遅らせることもできると書かれています。②市役所が外部から受け取った文書では、発行者と開示の協議を行い、公開までの期間を1月以上遅らせたり、公開部分を少なくして黒塗り部分が多い場合も有りますが、請求者は内容が判断できないので、公開時に担当者に黒塗りの理由を聞いて、異議申し立てを行うのかの判断になります。③以前、行政文書の公開請求の事例では、公開請求で職員から説明を受けるとき、偽りの情報を伝えられ手請求しました。2週間後に文書公開時に、受け取った文書を読むと不明な点が出ますので、その場で公開請求の手続きを行い、更に2週間後に同じ作業を行い、最初の申請から2か月後の4回目の公開時に、職員にお願いしました。皆さんが偽装工作を行い、担当者が保管している文書の存在を隠しても、毎回、請求する中で、皆さんが隠している文書が少しづつ明らかになりました。今回の5回目の請求を行いますが、偽装工作を繰り返しても、請求を続けると偽装工作が最後にはバレますので、今日は本当の事を話して下さいとお願いして、ようやく、これまで隠していましたと述べられ、5回目の請求を行いました。2か月間は公開請求を行い、開示された文章を見て、その場で新たな文書の請求を行う行為を繰り返しました。公開された文書を読みながら、矛盾点を探して、その場で新たな請求文書に記入して請求しました。

  綾瀬市の一年間の食糧費請求では、300か所以上が黒塗りで公表されましたので、異議申し立てを行い、審査会委員の皆さんが判断をして、一定の結論を公表する準備をすると、全国各地の新たな判断が出て会議を再度開かれます。この繰り返しが何回も続き、そのたびに、公開がどんどん遅くなりました。最終的には外部団体の代表以外の個人名と印章以外は、公表されたとおもいます。黒塗り部分は33か所だったと思います。
 これまで、綾瀬市以外では、県庁、行政センター、高座清掃施設組合、他の自治体では、その自治体の市民と一緒に出向いて、請求人は市民の方にお願いしました。


政府が、森友公文書改ざん疑惑、綾瀬市でも過去に疑惑が

2018年03月11日 | 国政

 安倍政権揺るがす大激震。「もし決裁文書が書き換えられて、それが国会に出されていたなら、国会をだましたことになる。麻生太郎財務相の責任はもちろん、政権全体が吹き飛ぶ。議会制民主主義や法治主義の根幹が壊れている。」自民党の閣僚経験者の一人は深刻な表情を浮かべた。
 元文部閣僚で京都造形芸術大学教授の寺脇研さんは、「三権分立が壊され、行政が全部、政治(首相官邸)に支配される状況です。(3月11日赤旗記事抜粋)
 国会に提出された文書は偽造されている事実を、マスコミが発表(まともな政府職員からの情報提供と思われる)して、発覚しました。与党の国会議員も政府に騙されました。
 第二次世界大戦に向けて、当時の軍部と政府が国民に偽情報を伝えて戦争に突入しました。今回は文部科学省で偽装工作を行いました。現場の関係者が偽装工作をリークしましたが、外務省や防衛省が戦争突入に向けて、国会や国民に偽装工作を行った時に、関係者がリークしないよう、厳しく法律を作っています。
 綾瀬市でも、過去に私が情報公開請求を行い、文書を入手しました。問題の当事者に文書を見せたら、「松本、これは一部文書が消されている」との説明が有りました。本来、非公開部分は原本の文書をコピーして、黒色のマジックインキで黒く縫って、コピーして発行すべきなのに、文書の一部を修正液で隠して、コピーして出していました。現在、非公開個所は、黒塗りで一覧表に対象箇所が表示されていますが、当時は職員との戦いでした。市は非公開にするため、①黒塗りで非公開箇所を特定する。②黙って修正液で隠して、非公開部分を表示しない方法を行っていました。情報公開の手続きは黒塗りで表示が決まっていましたが、文書を持っている担当課と、情報公開事務を担当する課が合同で、市民を騙すと、公開請求を行った市民は騙されます。私の場合は発行文書の当事者(市民)に確認して発覚しました。 

現在、情報公開を担当している部署では適切に対応されています。