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韓国への自衛艦派遣を中止へ 旭日旗掲揚自粛「受け入れられず」

2018-10-05 17:07:07 | 日記
韓国への自衛艦派遣を中止へ 旭日旗掲揚自粛「受け入れられず」

2018.10.5 13:54更新

産経

政府は5日、韓国が主催する国際観艦式への海上自衛隊の派遣を中止する方針を固めた。韓国側は自衛艦旗「旭日旗」の掲揚自粛を求めているが、日本側は拒否。政府は双方の要求が折り合わないと判断し、派遣を見合わせる。

 韓国海軍は韓国・南部済州島(チェジュド)で10~14日に開かれる国際観艦式の参加15カ国に、海上パレード中は艦艇上に自国国旗と韓国国旗だけを掲げるよう通知している。

事実上、日本から参加する自衛艦の「旭日旗」の掲揚自粛を求めた。

 これに対し、日本政府は「自衛艦旗の掲揚は自衛隊法などの国内法令で義務づけられている。

国連海洋法条約上も、国の軍隊に所属する船舶の国籍を示す『外部標識』に該当する」(岩屋毅防衛相)と一貫して反論。

自衛隊制服組トップの河野克俊統合幕僚長も4日の記者会見で「海上自衛官にとって自衛艦旗は誇りだ。降ろしていくことは絶対にない」と強調した。

 旭日旗は日本海軍の軍艦旗として使用され、海自の自衛艦旗にも採用された。

先の大戦で日本と激戦を交えた米国を含め、現在では国際社会に広く浸透している。

 一方、韓国ではメディアや専門家の間で「侵略、軍国主義の象徴」などとの批判が多く、海自が旭日旗を自衛艦旗にしていることへの反発は強い。

韓国の国会では旭日旗の使用を禁じる改正法案提出の動きも出ている。

 防衛省幹部は「韓国の世論が収まれば自衛艦を派遣するが、おそらく不可能だ。掲揚自粛は決して受け入れられないから、派遣を取りやめるしかない」と語った。

 旭日旗をめぐっては、平成28年に行われた日米韓など各国海軍による共同訓練の際も、韓国世論が海自の旭日旗を問題視。各国艦船の韓国・済州島入港が中止された。

日本、「旭日旗問題」韓国の国際観艦式に参加取り止め「ミゾ埋まらず」

2018-10-05 16:56:39 | 日記

日本、「旭日旗問題」韓国の国際観艦式に参加取り止め「ミゾ埋まらず」



2018年10月05日
日本経済ニュース時評韓国経済ニュース時評
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自衛隊制服組トップの河野克俊統合幕僚長は、4日の記者会見で「自衛艦旗はわれわれの誇りであり、降ろしていくことは絶対ない」と述べた。

河野氏は「自衛艦旗は法律で掲揚することになっている」とも述べ、旭日旗掲揚に対する確固たる意志を見せた。

その後、韓国側と調整したが両国のミゾは埋められず、日本側は参加を取り止めると通告した。


韓国紙『中央日報』(10月5日付)は、「日本海上自衛隊、済州国際観艦式に不参加通知」の報道で明らかになった。

韓国では、10月11~14日にわたり国際観艦式を行なう。日本の自衛艦も参加を予定したが、韓国政府は自衛艦旗の旭日旗を外して参加して欲しいと要望していた。

その理由が、旭日旗は「戦犯旗であり帝国主義の象徴である」というもの。


旭日旗が、「戦犯旗であり帝国主義の象徴である」とまで非難されたのだ。日本が韓国の要求を受入れると、これを認めることになる。

戦後の日本が歩んできた「平和国家」という道から言って、認めるわけにいかないはずだ。

日本は、不参加の道を選び名誉を守る形で一連の騒ぎに幕を閉じた。後味の悪い結末である。


軍旗は軍人の魂である。軍旗に向かって最敬礼する姿は、映像で見ていても厳粛なものである。

この場合の軍旗は、どういう意味合いなのか。軍人は、なぜ軍旗に最敬礼するのか。それは、国家と国民の安寧と平和への誓いと思える。

仮に、身の危険があってもそれを顧みず、軍務に尽くす。そういう崇高な精神性を持つのが軍旗であろう。世界各国の軍旗には、こういう祈りが込められているはずだ。


韓国は、その象徴の軍旗である旭日旗が、戦犯旗とか帝国主義の象徴などと罵倒しては礼儀に反する。

韓国では、「戦争反対平和実現国民の行動」など市民団体が10月1日午後、ソウル鍾路区(チョンノグ)の在韓日本大使館前で旭日旗を破り日本の反省を促すパフォーマンスを行った」(『中央日報』10月5日付)。どこの国の軍旗に対しても非礼な行為は、慎むべきなのだ。

『朝鮮日報』(10月5日付)は、「自衛隊トップ『自衛艦旗は誇り、絶対降ろさない』記事への韓国読者コメント」と題する記事を掲載した。

朝鮮日報読者の反応である。



賛成順


イ・ヨンホさん:賛成65反対10

「6・25戦争(朝鮮戦争)も知らないやつらが日本に蹴りを入れようとして外してしまっているようだ」


オ・ジョンファンさん:賛成52反対6

「偽善的で二重規範(ダブルスタンダード)的な大韓民国の国民たち。中国や北朝鮮が行った野蛮な歴史には一言も言わないのに、日本の「日」の字さえ出れば狂奔するんだな。力なくやり込められた自らの責任でも考えろ」


ソ・ジャンソクさん:賛成52反対7

「日本の自衛隊は、太極旗(韓国国旗)の代わりに韓半島旗(統一旗)を掲げるような魂のない政権とは質が違うな。見習うべき事は見習えよ。○○○ら」

キム・ジュンウォンさん:賛成49反対21

「旭日旗! カッコいいと言えばカッコいいよな…。大韓民国のタビネズミ(愚民)たちは韓半島旗でも振っていろ。隣国の海軍(原文ママ)旗の件で難癖付けていないで…」

イ・チュンソプさん:賛成45反対5

「大韓民国にはなぜあのように気迫があって自尊心の強い軍人がいないんだ? 

言っていることはけしからんが、自国の立場としては絶対に駄目だと言う気迫はいいと思う。

反国家団体の首魁(首領)である金正恩(キム・ジョンウン=朝鮮労働党委員長)に対しては両手で酒をつぎ、西海(黄海)の領土をすべて渡した宋永武(ソン・ヨンム=前国防部長官)とかいうクソと比べたら胸が押しつぶされそうだ。

文在寅(ムン・ジェイン=大統領)の野郎がやらせたんだろうが、それでも軍人が「これは絶対に駄目です」とその場で殴り殺されてでも貫き通すべき。

それが軍人だ。宋永武はおそらく子々孫々まで悪く言われるだろう。多分、韓国の歴史教科書で李完用(イ・ワンヨン=韓国が日本の植民地になった元凶とされる人物)と同等の扱いで記載されるようになるかもしれない」


反対順

ムン・ソンヨンさん:賛成9反対24

「日本の帝国主義時代だったら、国を裏切ってすり寄っていた親日派たちがウヨウヨしているね。民族抹殺の元凶を擁護するなんて正気?」


チェ・ソンアさん:賛成5反対23

「太極旗部隊と愛国保守たちは団結して日本に強力な抗議のメッセージを伝えるべきなのに、今、何をしているの?」


チョ・ソンナムさん:賛成21反対20

「観艦式に招待すべきでなかったのに…来ようと思うんじゃないよ」


ホ・ヨンフェさん:賛成23反対19

「掲揚しようとしまいとお前ら勝手にしろ。だけど、それを掲げて韓国の海域に入って来ようとは思うな。お前らが戦犯国だったことを忘れてはならない」


河野克俊統合幕僚長は、4日の記者会見で「自衛艦旗はわれわれの誇りであり、降ろしていくことは絶対ない」と発言したことへの賛成・反対のコメントを見ると次のようなイメージが浮かぶ。


河野発言への賛成コメントへの「賛成」が「反対」をかなり上回っていること。

河野発言への反対コメントへの「賛成」が「反対」と大差ないこと、だ。

朝鮮日報読者では、河野発言への賛成が多いという結論になろう。


朝鮮日報は、保守系メディアに分類される。その読者が、日本への理解を示していたことは、一服の清涼剤と言うべきだ。




末期症状の中国共産党 米学者「崩壊に備えよう」

2018-10-05 12:09:32 | 日記
末期症状の中国共産党 米学者「崩壊に備えよう」

大紀元日本 | 2018年10月5日

2018年08月09日 13時53分

米シンクタンク、ジェームズタウン財団研究員のピーター・マティス氏は8月、外交専門誌『ナショナル・インタレスト』に寄稿し、中国共産党政権が間もなく崩壊し、米政府はこれに備えて対策を練るべきだとの見解を示した。

マティス氏は2015年にも同誌で、共産党政権が崩壊後の米政府の対応について記事を発表していた。

同氏はこの度の記事で、15年1月29日米紙ウォールストリート・ジャーナルに発表された『中国共産党のたそがれ(The Twilight of China’s Communist Party)』の主張を引用した。同文章の執筆者はアメリカン・エンタープライズ公共政策研究所(AEI)学者のマイケル・オースリン氏だ。

オースリン氏によると、ワシントンのある私的晩餐(さん)会で、ある中国問題専門家が「崩壊の具体的な日程は、はっきり分からないが中国共産党はすでに末期症状に陥った」と発言し、中国をよく知る米政府高官や中国問題専門家の多くがこれに賛成していたという。

この見方を引用してマティス氏は、欧米政府や有識者が、中国の権力者とのパイプ作るよりも、共産党政権に排除された中国国民と新たな関係を築くべきだと提言した。

また、同氏は、1989年の「六四天安門事件」の再来を防ぐために「米政府が行動すべき」と述べた。「共産党はまだ数年維持されるかもしれないが、西側諸国は、正義の側に立つべきだ」

マティス氏は、中国国内での事態急変に備えて、米政府に対して6つの提言を行った。

▼中国共産党と対立する団体を把握すべきだ。共産党擁護の団体とそうでない団体をしっかり区別する

▼米政府は、中国共産党の指導者(および親族)のデータ(海外資産、電話番号などの連絡方法)を収集・更新すべきだ。政権が崩壊に瀕した場合、高官らが第一に考えるのは党の安全ではなく、自身と家族の安全だ。体制内の幹部が海外脱出した場合、国内の一人または数人が局面を左右することになる。このようなキーマンと即座に連絡が取れるよう、彼らの米国内での交友関係をしっかり把握する必要がある

▼中国軍の指揮部内部および情報機関に関する情報を掌握する。これは国民の抗争が起きた場合、政権崩壊の臨界点に達しているかを判断するための情報を入手するためだ。軍隊や国家安全部門は党の弾圧指令に従わなかった場合、この意思決定を下す人物を特定する必要がある

▼国民の抗争がエスカレートしたとき、事態の蔓延(まんえん)を防ぐために、地方と中央はどのように協同するのか、各レベルで決断を下す幹部を特定する必要がある▼万が一、中国当局が国際社会との繋がりを断った場合、米政府は中国国民と情報を交換する方法を確保する必要がある。中国ではインターネットが厳しく封鎖されているため、この場合、ラジオ放送が有効な手段になる▼中国国内で事態が急変する場合に備えての情報収集が必要だ。新たな情報部門の立ち上げが必要。

マティス氏は中国国内の動向を把握するために米政府に協力する用意があるとも

大紀元のコメンテーター夏小強氏は共産党の崩壊を世界は真剣に考え始めたと指摘し、「中国共産党が最も恐れているものは2つある。一つは米政府。もう一つは中国国民」と述べた。

これまで、中国当局は経済成長を政権維持の根拠にしている。しかし、今年に入ってから、トランプ米政権が厳しい対中貿易制裁を次々と打ち出し、中国経済の息の根を止める勢いだ。「経済成長」はもはや絶望的だ。

中国共産党政権の外交政策は、米国を中心にしたものだ。共産党政権が最も危惧しているのは米国からの圧力だと、夏氏は分析する。

一方、中国の政治情勢が大きく変わっても、中国の将来を決めるのは中国の国民だ。したがって、欧米諸国の政府が中国国民をバックアップすれば、共産党を排除することができると同氏はみている。

「米中貿易戦による外的要因と、共産党に抗争する国民の急増などの内的要因によって、中国社会は近い将来、大きな変革が訪れるだろう」

(翻訳編集・張哲)

合幕僚長「自衛艦旗は日本の誇り、絶対降ろさない」…旭日旗掲げて済州道入りか

2018-10-05 11:21:59 | 日記

統合幕僚長「自衛艦旗は日本の誇り、絶対降ろさない」…旭日旗掲げて済州道入りか


10/5(金) 6:47配信

中央日報日本語版



韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相まで乗り出して、日本側に済州道(チェジュド)で開かれる国際観艦式での旭日旗掲揚を自制するよう求めたが、自衛隊制服組トップの河野克俊統合幕僚長は旭日旗を降ろさないという立場を明らかにした。

河野氏は4日の記者会見で「自衛艦旗はわれわれの誇りであり、降ろしていくことは絶対ない」と述べたと日本の共同通信が伝えた。

河野氏は「自衛艦旗は法律で掲揚することになっている」とも述べ、旭日旗掲揚に対する確固たる意志を見せた。

旭日旗は日本軍が使った戦犯旗で、帝国主義・軍国主義の象徴としてこれまでも繰り返し論争になっていた。

今回また議論の中心になった理由は、11日に韓国の海軍基地である済州民軍複合型観光美港で開かれる「2018大韓民国海軍国際観艦式」海上査閲に、旭日旗を海上自衛隊艦艇の旗とする日本も参加する予定のためだ。

これに対し、韓国海軍は国際観艦式に参加する14カ国に海上査閲時に自国旗と太極旗を掲げるよう求めたが、日本はこれに対して何も回答しなかった。

論争が続くと、「戦争反対平和実現国民の行動」など市民団体は1日午後、ソウル鍾路区(チョンノグ)の在韓日本大使館前で旭日旗を破り日本の反省を促すパフォーマンスを行った。

李洛淵首相まで出て、旭日旗掲揚を自制するよう求める趣旨の発言をしたりした。

李首相は1日、国会の対政府質問で「日本は、旭日旗が韓国人の気持ちにどのような影響を与えるか、繊細に考慮するべきだ」と明らかにしていた。
一方、日本の統合幕僚長は韓国の合同参謀本部議長にあたり、李首相の発言以降、自衛隊の中心人物が今回の論争に対して公式的な立場を明らかにしたのは今回が初めてだ。

これに先立ち、最近交代した小野寺五典・前防衛相は先月28日、「自衛艦旗の掲揚は自衛隊法などの国内法令で義務づけられている。(済州観艦式に参加する場合も)当然、掲げることになる」と述べていた。