日本と世界

世界の中の日本

何故、韓国は日本の防衛力強化に噛み付くのか 在日朝鮮人から見た韓国の新聞

2020-01-20 17:09:50 | 日記

在日朝鮮人から見た韓国の新聞

韓国の新聞を新米帰化人の目から見て、韓国で報道されている内容の中から気になることやウラ読みについて書き綴っていきたいと思います。


2018年06月


何故、韓国は日本の防衛力強化に噛み付くのか


朝鮮半島和解ムードにも「ひとりMD強化する安倍」 (2018.6.24 ハンギョレ)

歴史的な朝米首脳会談で北朝鮮の安保脅威が顕著に減ったにもかかわらず、日本政府は「ひとりで」ミサイル防衛(MD)網の強化に出ている。日本国内でも莫大な金をかけてむだな事業を展開する必要があるのかという指摘が出ている。  (抜粋)


盧泰愚政権時代、南朝鮮政府はアメリカ政府に対して、日本を仮想敵国と表記するよう要求していました。その、盧泰愚の秘書室長だったのがお月様なのですね。今は、その危険思想を上手く隠してはいますが、彼は今でも日本を仮想敵国としているのは間違いないでしょう。

北朝鮮は言うまでもなく、“敵国”として日本を捉えている。そんな両国が手を組んだら、日本は平和を感じることができるのでしょうか?日本にとって、朝鮮半島の和解ムードは、“朝鮮国”との諍いが始まるプレリュードのように感じてしまうのですね。

そんな状況から判断して、日本が安心して暮らせると思うのは左派の人くらいで、実際に、この記事に出てきた“イージス・アショア」の反対運動は共産党が絡んでいます。何故だか、この住民運動が起こると、いつも赤旗の人間が居るんですよね。ホント、不思議。

アメリカの朝鮮半島からの引き揚げは濃厚になってきていますしから、今度は、日本が自分の力で防衛するための抑止力を持つ必要が出てきています。ただ、表向きは朝鮮半島の”平和的“統一は、祝福というスタンスを取らなければいけないので、防衛力強化に関して、日本も大きな声で“南朝鮮が仮想敵国”と言えないのが辛いところです。

お月様としては、日本の防衛力アップを遅らせ、その間に、竹島有事を誘い出して日本への侵攻をへの足がかりとしたい。この辺りは荒唐無稽な与太話ではなく、盧泰愚政権時代の対日姿勢の一つだったのですから、十分考えられるのです。

そう考えると、日本の防衛力アップは本来脅威ではないハズの南朝鮮紙が、何故、ここまで噛み付くのか分かってもらえるのではないでしょうか。

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カテゴリ:日韓関係


2018 6月 24

慰安婦20万人は大ウソ 経済学的視点から慰安婦の人数を計算してみるとどうなるか


慰安婦は実際にどの程度いたのかーーー。

これに関して色々考察がされていますが、多くの研究者が抜けている視点があります。それは、実際に、軍人たちはどの程度慰安所に行くことができたか、という経済学的な視点。


そこで、4年以上の期間がかかりましたが、実際に慰安所を利用した元日本軍人の方々に話を聞き、どの程度の利用頻度だったかを調べてみました。すでに亡くなられた方もおり、こう言った調査は急務であると思います。是非、多くの元日本軍人の方々は積極的に真実を遺して頂くことを切に願うばかりです。


調査人数 18人
慰安所利用時の階級及び人数 / 月あたりの慰安所利用回数
少尉 1名 / 2
曹長 1名 / 1
軍曹 1名 / 2
伍長 2名 / 1〜2
兵長 2名 / 1
上等兵 3名 / 1
一等兵 5名 / 0〜1
二等兵 3名 / 0〜1

平均でおよそ月に1回という利用頻度という結果でした。

これに関しては金田も少ない印象を受けたのですが、慰安所の費用は実は一般に知られているような費用よりも高かったそうで、下士官だと30分で9円だったそうです。兵士だと6円。将校は11円。経済学的視点から見ると月に1回程度の利用というには妥当な数字であり、証言とも一致しているのですね。

慰安所の料金については広東に展開していた独立歩兵第13旅団の記録が残されており、裏が取れています。

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昭和20年に中国で任務について軍人の給与は、
少尉 90円
曹長 37円
軍曹 30円
二等兵 10円

程度でした。そう考えると、軍曹の2回というのはかなり刹那的というか、給与の大部分を女性に貢いでいたのだと考えられます。日本軍人は家族に送金し、貯金に励んでいたことも知られています。小野田寛郎少尉は証言で1/3送金し、1/3を貯金、そして1/3を慰安所で使用したと証言していましたが、彼であっても月に2回〜3回程度しか慰安所に行けなかった事になります。


さて、ここまで数字が揃うとかなり詳細を窺い知ることができますよね。

計算の設定ですが、戦時中、日本軍は海外におよそ300万人ほど派兵されていました。その期間を最大8年とします。また、慰安婦の交代を2年と設定します(証言から交代を3年や4年でも良さそうですけど)。慰安婦は証言から1日に20〜30人もの性処理を行っていたそうなので、25回/日とします。

すると、1日に慰安所に向かった兵士は10万人。慰安婦の数は4000人居れば十分だった事が分かります。あり得ない数字ですが、10回/日だとしても1万人ですね。8年間で3回の交代があったとしても慰安婦の総数は1万6000人〜4万人という事になるのです。


慰安婦は全員が朝鮮人だった、と考える左派もいますが、実際は日本人慰安婦が多数を占めていました。

これは様々な説がありますが、上記の18名からは「慰安所は出身地の女性を求める」という話を頂いています。そう考えると、やはり日本人慰安婦が多数を占めていたという話は信憑性があります。

朝鮮人慰安婦は恐らく3割行くかどうか。3割だとしても、4800人〜1万2000人という範囲に落ち着くのです。


元慰安婦の証言が正しければ、せいぜい4800人。1年間で600人。私たちが当時、女性を売買していた人数を考えるとこの数字もまた妥当なものです。さて、反日同胞の皆様、これについてどう反論されますか?


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2018

6月

23

韓国の放射線汚染は福島第一原発付近よりも遥かに酷い


225か所の測定値、政府発表の数値よりも2倍以上高く (2018.5.31 聯合ニュース)



春川放射能生活監視団のメンバーは、31日、春川市庁ブリーフィングルームにおいて記者会見を開き、「春川市内の居住室内、空き地、アスファルトなど225か所の放射線レベルの測定結果は平均で323nSv / hであり、政府が公表する数値の2倍以上も高い」と発表した。

国家環境放射線自動監視網(IERNet)によると、同日現在における春川地域の環境放射線量は133nSv / hであるとしている。

この団体の会員たちが取材陣と一緒に近隣を実測した結果、測定機器を地面に設置したときは約600nSv / h、地面から1m上で測定した時は約300nSv / hとの観測結果だった。

政府は50~300nSv / hの環境放射線量率を「通常レベル」と定義している。 (抜粋)


この記事によると、放射線レベルが高くなった原因は不明としていますが、実際は分かっていたりしますが、それは後ほど。


福島原発事故の際、イギリスのLLRCは「300nSv / hに達したらできるだけ早く汚染されていない地域に避難しなさい」という指示メールを送ったとされています。この記事は、南朝鮮の春川市の多くの地点で、この避難しなければいけない数値を記録したというのですね。

例えば、福島第一原発にほど近い相馬市の現在の放射線量はこんな感じ。

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単位がμSv/hなので、この表で言うなら0.3μSv/hを超えるとLLRCLLRCでいう避難が必要という事になります。一目で分かりますが、南朝鮮の春川市は相馬市よりも遥かに放射線量が高いことが分かります。本題ですが、なぜ、南朝鮮ではこうも放射線量が高くなるのでしょうか?

それは、原発から汚染水が漏れているからですね。それが地下水を汚染し、朝鮮半島全土を汚染したのです。


さて、これって本当に春川市だけの問題だと思いますか?

なかなか同じ単位での測定結果が見当たらなかったのですが、先に福島第一原発周辺のBq/m3単位での汚染状況は次の通り。

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で、2013年冬の南朝鮮全土の室内での汚染状況は次の通り。

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同じ単位ですが、日本は小数点で南朝鮮は大部分が74〜Bq/m3。半数以上が148Bq/m3以上というとんでもない汚染状況なのです。


金田は福島大好きです。今年も福島に旅行に行く予定で、今から本当に楽しみにしています。桃も美味しいですし、お米も最高です。お酒は言うまでもありません。そんな福島が危ないと言う人たち。あなた方の大好きな南朝鮮は上記のように100倍ではきかないほど酷い汚染状況なんですよ。


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韓国、「襲来」本当の“ヘル朝鮮”が来ている、失業の中で絶望しかない「国民哀れ」

2020-01-20 16:52:14 | 日記
勝又壽良のワールドビュー

好評を頂いている「勝又壽良の経済時評」の姉妹版。勝又壽良が日々の世界経済ニュースをより平易に、かつ鋭くタイムリーに解説します。中国、韓国、日本、米国など世界の経済時評を、時宜に合わせ取り上げます。


韓国、「襲来」本当の“ヘル朝鮮”が来ている、失業の中で絶望しかない「国民哀れ」


2020年01月20日
韓国経済ニュース時評アジア経済ニュース時評
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朴槿惠政権よりも良い時代が来るはず。そう祈って文在寅氏に一票投じた人たちが、失業者の群に追いやられている。文大統領の年頭記者会見でも、景気は明るくなっている、雇用は改善していると「涼しい顔」で演説している。このギャップはどこから生まれているのか。大統領府の側近が、適当な説明をしてお茶を濁しているのだろう。

こういう政治が許されているから不思議だ。文大統領の支持率が不支持率を下回っても、まだ40%台を維持している。このからくりが破綻しないのは、景気悪化の元凶である、最低賃金の大幅引上げの恩典によくしている大企業労組が、支え棒になっているからだ。また、原発廃止政策による太陽光発電で、多額の補助金を受けている市民団体が、文政権支持の岩盤である。

『レコードチャイナ』(1月18日付)は、「『本当のヘル朝鮮が来ている』と韓国紙は文在寅政権の経済政策をやり玉に」と題する記事を掲載した。


韓国『中央日報』は論説委員名の「われわれはヘル朝鮮から脱出したのか」とのコラムを掲載。文在寅政権の経済政策をやり玉に挙げ、「本当のヘル朝鮮が来ている」と警鐘を鳴らした。

(1)「ヘル朝鮮(地獄のような朝鮮)について、コラムは「青年の就職とマイホームの用意が難しく、所得の両極化が深まったという批判だった」と説明。「またの言葉は『3放世代』。就職が難しいので恋愛・結婚・出産を放棄するということだったが、現政権に入り、進歩陣営でヘル朝鮮という言葉が引っ込んだ。文大統領が約束した通り、『機会は平等で、過程は公正で、結果は正しかった』ためなのか。このすべての約束がどれほど守られたのだろうか。それを確認するには『ヘル朝鮮指数』を見ればよい。住居価格・所得・結婚・出生率がそれだ」と述べた」

韓国の若者には心からの同情を禁じ得ない。拙い政治のために人生をメチャクチャにされているからだ。文政権は、こういう経済政策をやりながら、その不満を「反日」で逸らしてきた。それも限界を迎えて、対日融和策に転じ始めている。

誰がやってもこれ以上下手な経済政策はないが、どうしてこういう結果になったのか。それは、「86世代」という民主化闘争の花形世代が、専門知識もないままに大統領府にかき集められ、学生時代に聞きかじった「所得主導経済」を実践したなれの果てである。

(2)「続いて、「数字を確認してみると、いよいよ本当にヘル朝鮮が来ているではないか。まず経済体力を示す成長率は目を開けて見ていられないほどだ。昨年の成長率は経済が過熱せず、達成できる潜在成長率より低い2%も難しくなった」と言及。「このような結果は反市場・反企業的『所得主導成長』と無関係とはいえない。最低賃金の猛スピード引き上げと、画一的な週52時間勤労制は低所得層・自営業者・中小企業を崖に追い詰めた。結局、所得下位20%世帯の勤労所得は7期連続で減少した」と文政権を批判した」

労働組合も市民団体も、経済音痴集団である。自ら稼いだ経験がなく、不満があればスクラムを組み「暴れまわって」目標を達成する集団である。そこには、韓国全体の経済循環を考えるという「大人」の発想がゼロである。この延長線上に文政権が存在していると見れば良い。

(3)「雇用に関しては、「77兆ウォン(約6兆9000億円)を注ぎ込んだが荒廃した。青年をヘル朝鮮から救い出すといったのに、税金でつくった60歳以上の高齢者アルバイトだけが増えた」と指摘。「政府は新規就業者が増えたと主張しているが、そのうち90%前後は税金を注ぎ込んだ60歳以上の雇用だ。国の経済の柱である30、40世代の雇用は26カ月間減少している。アルバイトのような低賃金雇用だけ増え、『フルタイム』は減ったということだ」と解説した」

真の解決策は、最低賃金の大幅引上げと画一的な週52時間勤労制をストップして、韓国経済を立て直すことである。文政権が、がむしゃらに最賃大幅引上げと労働時間短縮に拘っているのは、文政権最後の支持基盤を守るためである。韓国経済はダメになっても、進歩派政権が続けばそれでよし、とする究極の「党利党略」政治である。韓国に革命が起こっても不思議はないほど、文政権は腐敗している。

(4)「さらに、「青年はヘル地獄の入り口に立ったにすぎない。財政を注ぎ込んで増えた国家負債は30、40代とその子女たちが10~20年後に抱え込む未来の負債だからだ。3放は増え続けて出生率は世界唯一『0人台』になった」と憂慮。「一度も経験したことのない、本当のヘル朝鮮が来ている。それでも文大統領は新年記者会見で何事もなかったかのように話した。むしろ『否定的な指標は減って肯定的な指標は増えている』と言った。ぜひ他の声にも耳を傾けてもらいたい。それでこそヘル地獄から脱出することができる」と訴

もはや、誰が何を言っても聞く耳持たぬ政治に堕している。目的はただ一つ、今後とも進歩派政権が続けばそれで良いのであろう。20年という超長期にわり進歩派政権を継続し、韓国を社会主義化させ、北朝鮮と統合するのが最終目的であろう。


また韓国人がいやがる!実は激しかった中国人の嫌韓

2020-01-20 16:30:08 | 日記
また韓国人がいやがる!実は激しかった中国人の嫌韓

ビジネスでトラブル多発、“文化窃盗”に激怒する人も

2019.11.11(月) 花園 祐

「また韓国人がいやがる」

 かつて筆者が中国の東北地方を旅行していた際、近くを歩く韓国人団体ツアー客を見た中国人ガイドが、憎々しげにこうつぶやきました。

 ここ数年、決して良好とは言えなかった日韓関係は、レーダー照射事件や徴用工問題などによってさらに悪化しました。韓国人に対して露骨な嫌悪感情を示す日本人も増えているようです。

 実は中国でも韓国人を露骨に嫌悪する人が少なくありません。中国で暮らしていると、もしかしたら日本人以上に韓国人のことを嫌っているのではないかと思う時すらあります。そこで今回は、中国人の韓国に対する感情について、筆者が実際に見聞きした内容を交えて紹介したいと思います。

中国人をも手玉に取る韓国人

 中国人はなぜ韓国人を嫌うのか? 冒頭のセリフをつぶやいた中国人ガイドにその場で尋ねてみたところ、「韓国人はよく中国人を騙すから」との答えが返ってきました。

 そのガイドによると、中国経済の拡大とともに中国と韓国の間の取引が増えていき、韓国に近い中国の東北地方に多くの韓国系企業が進出して来たそうです。ただ、現地の中国系企業が韓国系企業と取引すると、代金支払いの不履行をはじめ、韓国企業に騙されることが多かったといいます。

 上記の中国人ガイドも、知り合いがそうした被害を受けたことから、韓国人に嫌悪感を持つようになったと話していました(この会話をすぐそばで聞いていた筆者の知人は、「日本人をよく騙す中国人を手玉に取るとは、韓国人ってすごいんだな」と妙な感心をしていました)。

「夜逃げ」していなくなる

 実際に中国内では、韓国系企業の進出が多い東北地方や山東省出身の人のほうが、他の地方の人よりも韓国人を嫌っているように感じられます。韓国人との接触が頻繁なため摩擦も多くなることが、その一因なのかもしれません。

 また、韓国系企業に騙されるパターンとして「夜逃げ」を挙げる中国人も少なくありません。

 よくあるのが、韓国人の経営者が大量の製品を受け取っておきながら債務を履行しない、または従業員に賃金を支払わないまま行方をくらますことです。中国では夜逃げが韓国系企業の典型的な不正手段として認知されています。


(もっとも、中国系企業でも、ある日突然経営幹部が行方をくらまし、海外逃亡する例が数多くみられますので、どっちもどっちと言えるかもしれません。)

 企業間の摩擦だけでなく個人間のトラブルから韓国人を嫌う中国人も見られます。飲み屋で働くある中国人女性によると、韓国人客は酒が入ると女性店員への態度が豹変し粗野になる人が多いそうです。また、支払いの際に、あれこれ理由をつけて決済を拒もうとする人も見られるそうで、飲み屋で韓国人は嫌われる傾向があると話していました。

 なお、この中国人女性によると、日本人客は「お触りが多いけど、お金をきちんと払ってくれるのでまだ許せる」とのことでした。

なんでも「韓国発」が許せない

 日本でもお馴染みの「韓国起源説」、つまりなんでも「韓国発」にしてしまうことも、中国人が韓国人を嫌う理由でしょう。

 中国発祥の文化であるにもかかわらず韓国が勝手に起源を主張しているモノ・コトとしてよく取り沙汰されるのは、「端午節」や「漢字」などです。

 韓国は2005年、自国内の「江陵端午祭」をユネスコ世界無形文化遺産に申請、登録しました。この韓国の動きに対し、中国では「文化窃盗」だとして大きな非難の声が沸き起こり、嫌韓感情を高めることになりました。

「漢字は韓国の発明である」とする韓国側の一部主張についても、中国では、呆れながら、その根拠のなさを指摘する声が数多く聞かれます。


 ある中国人ネットユーザーは、「韓国の首都ソウルの漢字表記は長らく『漢城』だったが、2005年に発音に合わせて『首尓』へと変更された。それで、どうして漢字は韓国起源だと主張できるのか」と指摘しています。この指摘には、筆者も妙に納得してしまいました。

 こうした文化面での衝突のほか、政治面での衝突も嫌韓感情を高めています。具体的には、2017年に起きた「THAAD」(地上配備型ミサイル迎撃システム)問題です。

 中国政府は韓国のTHAAD配備に反発して、韓国に対する公式ネガティブキャンペーンを展開しました。この効果は大きく、同年に行われた英BBCの世論調査では韓国を「嫌い」と答えた中国人の割合が、2位以下を大きく突き放して71%に達し、ぶっちぎりのトップとなりました。

日中韓の間の複雑な感情

 ただし、中国人が韓国のことを“全否定”しているかというと、もちろんそんなことはありません。

 たとえば韓国の化粧品は比較的安価で、かつ流行にも乗っていることから、中国人女性の心をとらえ、大量に消費されています。また韓流アイドルは中国でも人気があり、韓流ドラマや映画に熱中する人も少なくありません。こうした側面を見ると、現在の中国と韓国の関係は、かつての日中間の“政冷経熱”のような状態と言えるでしょう。

 また、筆者の周りには、韓国を激しく嫌悪する中国人が確かに数多くいますが、特別な感情を持たずに「ただの隣国」としか見ていない中国人も存在します。韓国人を嫌っている人の中でも、その程度には開きがあります。よって、一概に中国人全員が激しく嫌韓であると言うことはできません。

 それを踏まえた上で最後にみなさんに伝えておきたいのは、日本人と韓国人がお互いに複雑な感情を持っているように、中国人もまた韓国人に対して複雑な感情を持っているという事実です。総じて言うと、「日中韓の東アジア3カ国は互いに仲が良くない」ということです。

 互いに仲は良くありませんが、3カ国間の経済的な結びつきは、その地理的な要因もあって非常に強固なものとなっています。今後の3カ国の関係を築いていくうえで、中国人の韓国人に対する感情をある程度把握しておくことは決して無駄なことではないと思います。


韓国への同情と嫌悪、中国出身の私が新大久保で見つけた「日本人らしさ」

2020-01-20 16:22:57 | 日記
韓国への同情と嫌悪、中国出身の私が新大久保で見つけた「日本人らしさ」

2019年11月22日(金)12時00分

周 来友(しゅう・らいゆう)

韓国への同情と嫌悪、中国出身の私が新大久保で見つけた「日本人らしさ」
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<直接交流を持てば韓国の人々には親近感を覚えるが、政治になると話は別。繰り返される日韓対立の中、私の気持ちも移り変わってきたが、最近の嫌韓報道を見ていると......>

日本にやって来たのは1987年の春先。埼玉で下宿した1年間とドイツに留学した1年弱を除き、30年間、住まいはずっと東京だ。それが理由かは分からないが、このコラムを書かないかと声が掛かった。

断る理由はない。喜んでその申し出を受けた。が、問題は大事な1回目のネタをどうするか。悩んだ揚げ句、住まいが韓流の聖地である新大久保に近いこともあり、「対韓観」をテーマにしようと決めた。

日本の大学院を修了し、2008年から通訳・翻訳の派遣会社を経営している。その傍ら、取材のコーディネーターやテレビ番組のコメンテーターとして、多くの報道現場に出向き、番組制作にも携わってきた。その中で韓国人や在日コリアンと関わることも少なくない。

直接交流を持ったことがあればお分かりいただけると思うが、文化や生活習慣が似通った韓国の人々には、どこか親近感を覚えるもの。私は中国人だが、日本の皆さんも同じだろう。でも、ひとたび政治的な話となると、話は別だ。

教科書問題や慰安婦問題、徴用工問題と、日韓の間にはとかく衝突や摩擦が起きやすい(日中も同じだけれど)。問題が持ち上がるたび、韓国では政府もメディアも、民間人も批判や抗議を繰り返す。そして日本は謝罪や反論を繰り返す。いつまでたってもこの「やりとり」に変化はない。

判官びいきの私は当初、どちらかといえば韓国に同情的だったが、日本批判と朝三暮四の態度があまりに繰り返されるため、すっかり「被害妄想で約束を破る姑息な国」という印象を持つようになった。

韓国に対してこのような嫌悪感を抱く中国人は、私だけではない。少なからぬ中国人が同様の感情を抱いている。というのも、あの悪名高い「ウリジナル」(そうでないものにも韓国起源説を唱える韓国人を揶揄する造語)に中国も悩まされてきたのだ! 何しろ孔子も諸葛孔明も韓国人で、漢字も漢方薬も韓国人が発明したと言い出す始末。

それはともかく、日中という2つの大国に挟まれ、時に勇み足で理不尽な行動を取ってきたのが韓国だ。それに対し、譲歩をしたり非難を受け入れたりと、大人の対応をしてきたのが日本だった。

ところが数カ月前から、どうも様子が違う。まるで「一億総嫌韓」のような雰囲気が日本全体を覆っている。メディアの一辺倒かつ過剰な嫌韓報道を見ていると、何やら日本が弱い者いじめをしているようで、いたたまれない気持ちにさえなってくる。日本は変わってしまったのだろうか
先日、私が運営するネット番組が新大久保で取材をした。話をしてくれた日本人はみんな冷静で、政治と文化は分けて考えていた。もちろん、新大久保に来る彼らの意見が日本人を代表しているなどと言うつもりは毛頭ない。しかし、こうした意見を持つ日本人こそが私の知る日本人だ。

インタビューに答えてくれた在日韓国人の飲食店主も言っていたが、韓国人はどちらかというと感情的でそれを素直に表現する。だからデモも多い。逆に日本人は冷静で、感情を表に出さない傾向が強い。我慢して我慢して、我慢し切れなくなったところで爆発するのが日本だ。今はその爆発直前の状態にあるような気がしてならない。

だからこそ、日本のメディアにはもう少し冷静さを取り戻してほしい。どちらが悪いなどと、ひとことで片付く問題ではない。このまま客観性を欠いた韓国たたきを続ければ、「弱い者」をいじめる国として世界の対日観が変わってしまうかもしれない。

せめて政治と文化は分けませんか。長年日本にお世話になっている外国人としても、日本が今までどおり大人の対応で海外から評価され続けることを切に願っている。

Zhou_Profile.jpg周 来友
ZHOU LAIYOU

1963年中国浙江省生まれ。87年に来日し、日本で大学院修了。通訳・翻訳の派遣会社を経営する傍ら、ジャーナリスト、タレント、YouTuber(番組名「ゆあチャンネル」)としても活動。




<本誌2019年11月19日号掲載>

韓国、総選挙目前で人気取り策に溺れ、大局見失うこれだけの危機

2020-01-20 13:33:44 | 日記
勝又壽良の経済時評

日々、内外のニュースに接していると、いろいろの感想や疑問が湧きます。それらについて、私なりの答えを探すべく、このブログを開きます。私は経済記者を30年、大学教授を16年勤めました。第一線記者と研究者の経験を生かし、内外の経済情報を立体的に分析します。

2020-01-20 05:00:00

韓国、総選挙目前で人気取り策に溺れ、大局見失うこれだけの危機

テーマ:ブログ

勝又壽良の経済時評

引き続き『勝又壽良のワールドビュー』もよろしくお願いいたします。


最新の世論調査で与党が劣勢

粗雑な進歩派政権20年構想

中国と同盟目指す文氏の迷い

衰退過程の中国へ擦り寄る愚

韓国の総選挙は、4月15日である。あと、85日を残すのみとなった。与党「共に民主党」は、第1党の座を確保しなければ、文政権の後半はレームダックを余儀なくされる。さらに、次期大統領選挙の戦いで劣勢を強いられる。間違えば、保守党に政権が渡るのだ。

文在寅政権は、朴槿惠政権が不名誉な弾劾によって退陣した経緯もあり、当分は保守派が力を盛り返すことがないと高を括ってきた。「積弊一掃」を合い言葉に、前政権関係者を徹底的に痛めつけ、検察へ告発して獄窓につないできた。これにより、今後20年間は進歩派政権を続ける。そういう青写真を描いてきたほどだ。

この「悪だくみ」が、次回総選挙で早くも破綻するかも知れない情勢となっている。「奢れるもの久しからず」を地で行くような話だ。それは、最新の世論調査に表れている。与党「共に民主党」支持率が落ちて、第1野党「自由韓国党」の支持率が伸びているのだ。

最新の世論調査で与党が劣勢

世論調査会社リアルメーターが、1月16日に発表した世論調査は、政党支持率で次のような結果が出ている。

(1)与党「共に民主党」が37.0%で、前週から4.1ポイント下落した。

(2)最大野党「自由韓国党」は32.4%で同1.1ポイント上昇した。

(3)今回から調査対象に含まれた新党「新しい保守党」は5.3%で3位に登場。

(4)統合をにらんだ協議に入った「自由韓国党」と「新しい保守党」の支持率合計は37.7%になり、「共に民主党」を上回った。

「共に民主党」が、37.0%<「自由韓国党」+「新しい保守党」の支持率合計37.7%である。この世論調査結果が出ると、大統領府と与党は浮き足立つのはいたしかたない。厚かましくも今後20年間、政権を担う予定でいただけに、その衝撃は決して小さいものではあるまい。

政権・与党は巻き返し策として、南北交流事業の再開に異常な熱意を見せている。南北が融和すれば、支持率が一挙に上昇するという迷信に取り憑かれているようだ。北朝鮮は、昨年2月の米朝首脳会談決裂後、ミサイル発射実験を繰返している。韓国国民の北への警戒感が強まっていることは確実だ。韓国が、その北朝鮮と交流事業(例えば、観光共同開発)を再開できるだろうか。北朝鮮は、韓国の存在をはっきり無視しており、韓国の申入れをまともに受け止める雰囲気が見られないからだ。

北朝鮮が、極貧でありながら従来のように韓国へ「物乞い」せず、強気態度を取っている背景を考えるべきである。それは、中国が全面支援する約束を与えているからだろう。現に2017年10月、中国共産党の内部資料でそれが明記されている。ただし、北朝鮮は最終的に核を放棄しなければ、北朝鮮の最高幹部とその家族へ「一方的な措置を取る」(暗殺を意味する)という強圧的な文書の存在が明らかになった。

こういう事実を見ると、北朝鮮が4月の総選挙までに態度を豹変させて、金正恩氏が韓国を訪問する。文政権が描くベスト・シナリオが、実現するのは難しいであろう。そこで文政権・与党は、駐韓米国大使のハリー・ハリス氏の人身攻撃を始めた。ハリス大使が、米本国の訓令を受けて、韓国政府の計画する南北交流事業に慎重論を唱え、米国との「事前調整」の必要性を指摘したからだ。米国務省は、同様の趣旨を渡米した韓国高官に伝えている。韓国は、米国務省高官には沈黙し、ハリス氏をヤリ玉に上げている。

韓国は、ハリス氏の「ヒゲ」を問題にしている。これは、韓国の統監(1905年)になった伊藤博文が、ヒゲをはやしていたこととダブらせ、「現代の総督」と非難・揶揄しているもの。なんとも児戯にも等しい振る舞いだ。米国では、人種差別であるというメディア(CNN)まで現れている。

韓国は、人身攻撃をしてまで南北事業を行ない、総選挙のプラス材料に仕立てたいという切羽詰まった状況に追い込まれている。これは、先にも指摘したように、「20年間政権維持構想」にしたがい韓国を「社会主義化」する計画が、足元から崩れる恐怖感に突き動かされている結果であろう。