韓国、国民3人に1人は社会的孤立
昨年、健康が深刻に悪化しても家のことを頼める人がいないという人の比率は27.2%にのぼった。落ち込んでいる時に話をする相手がいないという回答者も20.4%だった。共に関連調査を開始した2009年以降の最高値だ。女性より男性が、年齢が高いほど、助けを求めるところがないという人が多かった。50代は37.1%が、60歳以上では41.6%が社会的孤立状態だった。
昨年の団体参加率は35.8%で過去最低となり、2年前(66.1%)と比較して30.3ポイントも落ちた。年齢別にみると60歳以上の団体参加率が最も低く、次いで30代だった。30代は経済・社会活動が最も活発な年齢帯だが、集団に属していない比率が66%にのぼる。
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新型コロナウイルス感染症が流行した昨年、韓国の成人の5人に1人が「寂しい」と感じたことが10日、分かった。社会から孤立した男性であるほど、人生の満足度は低かった。統計庁がこの日発表した「2021年社会動向」資料によると、昨年に満19歳以上の成人のうち「寂しい」と感じた人の割合は22.3%で、前年比1.8ポイント上昇した。 性別では男性(21.2%)より女性(23.4%)の割合が高かった。
年齢別では70代以上の高齢者で寂しいと感じた割合が30%を超え、最も高かった。 困窮した時に経済的な助けを求めることができる相手が1人もいないと答えた人は27.4%で、1年の間に10.5ポイント急増した。 経済的・物理的・精神的に助けを得られる相手が全くいないと答えた人(4.2%)も前年に比べ増加した。このほか、同窓会や同好会など社会団体活動を行っていない人は53.6%、家族を含む誰とも全く交流がない人は2.2%と集計され、なかでも20代で前年比の増加幅が大きかった。