ウクライナ軍、南部も反撃 ロシア世論、「敗退」に動揺
2022/09/14
14日、ウクライナ軍が奪還した東部ハリコフ州イジュムで兵士らと記念撮影するゼレンスキー大統領(中央)(AP=共同)
【キーウ共同】
ウクライナ東部ハリコフ州のロシア側支配地域をほぼ奪還したウクライナ軍は南部でも反撃を強めた。
ゼレンスキー大統領は14日、奪還した州の要衝イジュムを訪問し戦果を誇示した。
南部ザポロジエ州にロシア軍が一方的に設置した「軍民行政府」幹部は14日、ウクライナ軍が同州の前線に「かつてない規模の」大部隊を集結させていると主張した。ロシア通信が伝えた。
ロシア国防省は当初、ハリコフ州からの撤退を「再配置」と説明したが、ロシア国内では「敗退」との受け止め方が広がり、テレビ番組などで激論も交わされている。ウクライナの脅威が強調され、世論が動揺している。
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