横浜中央市場 まぐろ問屋【八清】

まぐろ問屋八清は
「本当においしいもの」にこだわり、
新鮮な最高級の鮪を皆様にお届けしています。

マグロの種類 第六回 【キハダ】

2008年06月20日 | 鮪のあれこれ
おはようございます!横浜市場マグロの八清です!!

横浜は蒸し暑いお天気となっていますが、
みなさま如何お過ごしでしょうか?

さて今日は、【キハダ】についてご紹介したいと思います!

別名:キハダマグロ、キワダ、キメジ(若魚)、ゲスナガ(静岡)、
    イトシビ(和歌山)、バシ(大阪・高知)
英名:yellowfin tuna(学名 Thunnus albacares)
体長:約2m、体重200kgに達する。

【キハダの利用】
マグロ類の中では脂肪分が少なくさっぱりとした身肉で、
淡い紅色をしていて色持ちも良く、春から夏にかけてが旬である。
特に東海から関西地方で好まれているという。
刺身や寿司ネタは勿論のこと、山かけや酢味噌和え、照り焼き、
角煮、佃煮などにも利用されている。
また、缶詰や魚肉ソーセージの原料としても使われている。

【分布】
世界の熱帯・温熱帯域に広く分布しているが、地中海には生息しない。
日本では夏に北海道以南の各地に来遊するが、日本海への来遊量は
極めて少ないという。
マグロ類では比較的高水温を好み、主漁場は南北25度の間にあり、
表層に分布する。
群れをなして外洋表層を高速で回遊するが、その一方で
嶋や岩礁の周囲に生息する瀬付きのキハダも知られている。

【キハダの漁獲量】
<世界の漁獲量>
漁獲が低迷しているマグロ類の中で、キハダの漁獲量は順調に伸びている。
2000年代では120~140万トンで、過去50年で10倍以上に増加している。
ここ10年くらいでは、大西洋は減少、太平洋は横ばい、インド洋では増加
といった傾向を示している。

<日本の漁獲量>
 中西部太平洋とインド洋でのはえ縄による順調な漁獲と、大西洋での
はえ縄漁場の開拓により、1951年には約2000トンだったのが、
1962年には最高の16万2000トンを記録した。
その後この海域での漁獲は減少、75年には約7万トンに半減した。
 中西部太平洋では、まき網の導入もあって漁獲量を増加させ、
85年には中部太平洋最高の10万6000トンを漁獲した。
日本の総漁獲量も、85年には13万5000トン、93年には13万6000トンを記録した。
 2000年代になると、中西部太平洋ではフィリピン・インドネシアが
40~50万トンの総漁獲量の20~30%を占めて1、2位に躍り出た。
次いで日本と韓国、台湾が、各々10%前後を占めている。

マグロといえば寿司や刺身を思い浮かべるところですが、
子どもたちも大好きな“シーチキン”も、考えてみればこのマグロ
なんですよね我が家ではホワイトソースやトマトソースで
野菜と煮込んだりして、よく登場します
マグロは日本人にとって、本当に身近な存在なんですね

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