はたかおりと羽太雄平、なな、むっくのおうち 2

ここは栃木県日光市。時代小説を書いている夫の手作りログハウスに住み、かわいい2頭のヤギと田舎暮らしを満喫中!

ケポちゃんの謎が解けた・・・?

2008年11月13日 | ヤギ
腰麻痺ななちゃんはきのうもきょうも往診にきていただき、痛み止めを打っていただきました。
座る時、普通悪いほうの足を上にして座るのだけれど、よっぽど痛い時は、下にして座るそうです。
「ああ、先生、まさにそれです。最近はいつも左を下です!」
「じゃあよっぽど痛いんだねー」
それでも食欲は普通にあり、昼間は歩いて放牧場の草を一生懸命食べています。
ななは相当、我慢強いかもしれません。
今考えると、もうちょっと早く気づくことも出来たかもね・・・と思います。

さて、きょうは大ニュースがひとつ。

先週往診していただいた時に、ななが時々舌が出てしまって、反芻でもどってきたものを上手く噛めなくて、吐き散らかす、という話をしました。
写真も見せたりして、あの病気、この病気といろいろ原因の候補をあげていただきましたが、きょうケポちゃんしているところを撮った動画を見ていただいて、判明(?)したのです。

「あ、これは僕が思っていたのとは全然違う症状です。これはヤギではみたことないけど、黒毛和牛で見たことありますよ!」
それは、舌の奥や喉のあたりのポリープや奇形によるものだそうです。
黒毛和牛に見られ、なぜかホルスタインにはないそうなのですが、年間で3頭ぐらいは見ています、とのことでした。

だから、レントゲンを撮ればわかるのだけど、ななの口を覗いてもわかるかもしれない、ということで、ななの口を先生がガバッと開けて見てくれました!
「ああ!やっぱりあるある。舌の奥の上にもう一つ小さい舌みたいなのがくっついてるんですよ」

残念なことにわたしはそれを確認できなかったのですが^^;

ななちゃんは、なんと二枚舌だったのです!
だから、おそらくそれが時々炎症をおこして咀嚼の邪魔をするのではないか?と。
たまに誤嚥のようなことをおこしたり、メーとハッキリ鳴けないでアーとかすれたような声で鳴くのも、そのためではないかと・・・・・。

先生といろいろお話しているうちに、謎が解けました!
でも、動画を見てもらわなかったら、素人がいくら口で説明してもわからなかったと思います。
先生に正確に伝え、どんな些細なヒントも提供することがどんなに大事か、学びました。

けっこう、感動です^^

おとーさんは、
「そうかー。ななは二枚舌なのかー。作家に飼われているヤギらしいなー」
と言っています^^;

それにしてもななちゃん、先生には注射をされたり痛いところを触られたり、爪の間に指を突っ込まれたり、内股のリンパ腺を触られたり、口まで無理やり開けさせられたりと、酷いことばかりされているのに、頭突きの真似こそするものの、やっぱり先生のほうへすり寄っていくんですよ。
しっぽ振っちゃって^^
獣医さんって、違うんだな~と感心してしまいました。
ちなみにむっくは、このあいだボクに痛いことしたおじさんだ、と物陰からじっと見ていました^^






山久保はいまとってもきれいです!
ななちゃんも、足は痛くても、気分はご機嫌で、わたしに甘えてました。


またきょうの様子をアップしたので、動画、見てください。
痛いけど、頑張ってますよ。

働くヤギさん
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする