ISがエジプトのモスクを襲撃したとのことです。:毎日新聞 2017年11月25日
犯行声明はまだ出てないそうですが、実に困ったことです。以下で「ISが」には「ISの影響を受けた人達」も含まれています。
- ISがヨーロッパでキリスト教徒を襲撃
- ISがトルコでイスラム教徒を襲撃
- ISがエジプトでイスラム教徒を襲撃
- ISがアメリカでキリスト教徒を襲撃・・・・・・トランプも反イスラム
これだけ大問題になっていてもイスラム教徒たちは、それほど大きな声を上げていないように思われます。
私がみるISは、次のようなものです。賛成しないかたがいるであろうことも十分理解しております。
- ISは、イスラム教徒とは何の関係もないどころか、イスラム教徒の敵である。
- よってISと呼ぶことさえ、フェイク・ニュースに近く、呼称を変えたほうがいい(「イスラム」と名乗ることさえ間違っている)。
- もし反イスラム教が反ISという意味ならば、それもイスラム教のイメージダウンを図る工作であり、呼称を変えたほうがいい。
念のために申し上げるならば
私は、イスラム教徒でもなくイスラム教とは何の関係もありません。
それどころか、日本人でありながら、仏教や神道の信者でもなく、その他の宗教ともまったく縁がない人生をおくっております。
宗教の力を借りなくても最低限の倫理観はもっているつもりです。
かといって私は
宗教を否定しているわけでもないし、イエスもアッラーも釈迦も尊重しております。石垣島に住むようになってからは、マリヤ牛乳さえ尊重しております(大笑)。
同時に
イスラム教徒は、「ISはイスラム教とは無関係」「自分たちは過激派ISとは関係がない」と発言するだけではなく、もっと積極的に、真のイスラム教(どんなものなのかは分かりませんが)を主張すべきだし、「イスラム」を騙(かた)るISの偽善性をもっと声高に言わなければならない、と考えています。
一部の石油産出国は少し違うかも知れませんが・・・・・・
- イスラム教が普及すると、そこは貧しくなるのか
- イスラム教は、貧しいところを狙って普及しているのか
これはちょうど
- 共産主義が普及すると、そこは貧しくなるのか
- 共産主義は、貧しいところを狙って普及しているのか
という古い問題と似てくるのです。
結局のところ共産主義は・・・・・・
- 人を惹きつける美しい「万人平等」を謳いながら、実際には特権階級の弾圧でもって「万人が平等に貧しくなる」ようです。
- これじゃダメだと思ってソ連は崩壊しましたし、中国もあれほど批判していたソ連の修正主義を実践しており今や中国共産党は中国発展の障害となっております。
- 一部の貴族階級を作りあげ、その支配下で人びとが等しく貧しくなるという階級主義に過ぎないのではないかと思われます。北朝鮮・中国・ロシア・キューバ・ベネスエラ・旧東欧諸国などなどを見ていると、そう感じるのです。これらの国では、とかく「独裁者が闊歩」しそれを維持するために「激しく弾圧する」のでした。
- 働いても働かなくても、頑張っても頑張らなくても、みな同じであるため「意欲喪失」を招き「創造意欲」さえ失われ、「個人の私腹を肥やす方向に走ってしまう」のです。医療は無償とされますが、通り一辺のいい加減な医療が無料であり、マトモな医療を受けようとすると莫大な費用がかかるのでした。
- どうしても格差社会があり「貧しさを排除できない」ならば、共産主義社会より民主社会のほうが、まだマシだと、私には思われます。
- 「意欲をそがない範囲での貧しさ追放」は、永遠の課題でした。
さてさて、皆様はどう思われますか。