カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

ISがエジプトのモスクを襲撃

2017年12月01日 08時30分04秒 | 海外

ISがエジプトのモスクを襲撃したとのことです。:毎日新聞 2017年11月25日 

犯行声明はまだ出てないそうですが、実に困ったことです。以下で「ISが」には「ISの影響を受けた人達」も含まれています。

  • ISがヨーロッパでキリスト教徒を襲撃
  • ISがトルコでイスラム教徒を襲撃
  • ISがエジプトでイスラム教徒を襲撃
  • ISがアメリカでキリスト教徒を襲撃・・・・・・トランプも反イスラム  

これだけ大問題になっていてもイスラム教徒たちは、それほど大きな声を上げていないように思われます。

私がみるISは、次のようなものです。賛成しないかたがいるであろうことも十分理解しております。 


  • ISは、イスラム教徒とは何の関係もないどころか、イスラム教徒の敵である。
  • よってISと呼ぶことさえ、フェイク・ニュースに近く、呼称を変えたほうがいい(「イスラム」と名乗ることさえ間違っている)。
  • もし反イスラム教が反ISという意味ならば、それもイスラム教のイメージダウンを図る工作であり、呼称を変えたほうがいい。 

念のために申し上げるならば

私は、イスラム教徒でもなくイスラム教とは何の関係もありません。

それどころか、日本人でありながら、仏教や神道の信者でもなく、その他の宗教ともまったく縁がない人生をおくっております。

宗教の力を借りなくても最低限の倫理観はもっているつもりです。

かといって私は

宗教を否定しているわけでもないし、イエスもアッラーも釈迦も尊重しております。石垣島に住むようになってからは、マリヤ牛乳さえ尊重しております(大笑)。

同時に

イスラム教徒は、「ISはイスラム教とは無関係」「自分たちは過激派ISとは関係がない」と発言するだけではなく、もっと積極的に、真のイスラム教(どんなものなのかは分かりませんが)を主張すべきだし、「イスラム」を騙(かた)るISの偽善性もっと声高に言わなければならない、と考えています。

一部の石油産出国は少し違うかも知れませんが・・・・・・

  • イスラム教が普及すると、そこは貧しくなるのか
  • イスラム教は、貧しいところを狙って普及しているのか 

これはちょうど

  • 共産主義が普及すると、そこは貧しくなるのか
  • 共産主義は、貧しいところを狙って普及しているのか

という古い問題と似てくるのです。

結局のところ共産主義は・・・・・・

  • 人を惹きつける美しい「万人平等」を謳いながら、実際には特権階級の弾圧でもって「万人が平等に貧しくなる」ようです。
  • これじゃダメだと思ってソ連は崩壊しましたし、中国もあれほど批判していたソ連の修正主義を実践しており今や中国共産党は中国発展の障害となっております。
  • 一部の貴族階級を作りあげ、その支配下で人びとが等しく貧しくなるという階級主義に過ぎないのではないかと思われます。北朝鮮・中国・ロシア・キューバ・ベネスエラ・旧東欧諸国などなどを見ていると、そう感じるのです。これらの国では、とかく「独裁者が闊歩」しそれを維持するために「激しく弾圧する」のでした。
  • 働いても働かなくても、頑張っても頑張らなくても、みな同じであるため「意欲喪失」を招き「創造意欲」さえ失われ、「個人の私腹を肥やす方向に走ってしまう」のです。医療は無償とされますが、通り一辺のいい加減な医療が無料であり、マトモな医療を受けようとすると莫大な費用がかかるのでした。
  • どうしても格差社会があり「貧しさを排除できない」ならば共産主義社会より民主社会のほうが、まだマシだと、私には思われます。
  • 意欲をそがない範囲での貧しさ追放」は、永遠の課題でした。

さてさて、皆様はどう思われますか。


ロシアの醜聞39

2017年12月01日 03時07分31秒 | スポーツ

ロシアからの妙な報道が多いのは事実ですので、ここでそれを集めてみました。

  • 2014年03月にロシアがウクライナ領クリミア半島を武力侵略した
  • 2015年11月にロシアの国家ぐるみ薬物隠ぺい工作が暴かれた

などが関係していることはあきらかですね。


韓国の平昌(ピョンチャン)で2018年02月09-25日に行なわれる予定の冬季五輪。

実施開始まで2ヶ月になりますが

IOCがあと4日後2017年12月5日の理事会で「ロシアの参加可否」 

について決めるとしています。:2017.11.17 サンスポ 


平昌五輪に関しては、次の否定的な進展が考えられます。

  1. どこかの国が、北朝鮮危機などを根拠に参加をボイコット
  2. IOCがロシアの全面的参加禁止を発表
  3. 北朝鮮が不参加を決める

2016年のリオ夏季五輪では

全面的なロシア選手の禁止は見送られ、各競技団体の判断に委ねられたようですが、はたして今回はどうなるか、4日後が楽しみです(笑)。 


ロシア、平昌五輪出場を禁止されれば「大会は放送しない」:afp 2017年11月18日

ロシア選手が出場しないのにロシアで放送することはないとしています。

ただしIOCが2016年リオにロシア選手すべての選手参加を不参加にすることなく、個別の競技団体の判断に委ねたことに大きな反発もあったようです。

ロシアは「国ぐるみの薬物隠ぺい」を否定しております。

とりあえず独裁国では、実体がどうであれ、不利なことは否定しなければなりません

何か問題が起った時、独裁国であるかどうかの目安は次の通りです。

    • 「調査する」(非独裁国)
    • 「否定する」(独裁国)

調査する前に「否定」する、これが独裁国のプライドなんです! 


ついでに他国選挙に関するロシアの干渉問題について。

もちろん直接ロシア政府が手を出して証拠を残すようなヘマはしません。闇の資金で政府関係者が、巧みにフェイク・ニュースを流したり工作をするのです。

次のようなことが指摘されています。

  • 2016年11月のアメリカ大統領選挙
  • 2017年5月のフランス大統領選挙
  • 2017年9月のドイツ総選挙
  • 2017年10月1日の違法なスペイン・カタルーニャ州の分離独立のための住民投票

こういうのに干渉して、ロシアに有利になるよう企んでいるようです。

2018年度の各国選挙情報によれば・・・・・・ 

  7月 メキシコ大統領選挙
10月 ブラジル大統領選挙
11月 米議会選挙 

また日程は分かりませんが、イギリスのスコットランド分離独立の住民投票があるかも知れず、ロシアとしては干渉すべき狙い目ですね。 


日本でも、選挙前になると、あやしげなニュースが流れますね。

  • なのをご存じですか(まるで~なのが事実であるかのように)
  • なぜ~なんですか(あたかも~であることを前提としています)
  • ~と思いますが、みんなそう考えています

すべてフェイク・ニュースでしょう。

知らないことに人はだまされやすいのでご注意ください。

とくに「みんながそう言っている」として誘導するのが、日本での手口です。

予想される独裁国家

  • ロシア

のフェイク・ニュースにご注意を。

同じ在日朝鮮人でも、南と北の籍の人では違うようですし、韓国籍の人の中にも多様な人がいるようですので、理解を深めたいなら一方的に決めつけるのは危険です。

また在日外国公館が中心になって宣伝活動をしていることも、十分にご承知おきください。

さてさて、皆様はどう思われますか。


アメリカの醜聞 65 ティラーソン国務長官更迭か

2017年12月01日 02時30分51秒 | 海外

米大統領トランプの迷走度合いが強まる一方では、ローゼンスタイン司法副長官による2017/05/17のモラー(ミュラーとかマラーという表記も)特別検察官の任命から半年、ようやく2名を起訴し、トランプの周辺がざわめき始めました。


国務長官、近く更迭か=後任候補にCIA長官-米紙:時事 2017/12/01-00:43 


米NYT紙が

高官の話として「トランプがティラーソン国務長官を数週間以内に更迭か」と伝えております。前からうわさされていたので、ひょっとしたらとは思いますが、どうなるかわかりません。

ただし国務長官の候補としてポンペオ中央情報局(CIA)長官、およびポンペオの後釜候補コットン上院議員(トランプに近いコットン上院議員)も報道されているので、そこそこに信憑性はあるかと思います。

普段から

トランプのほとんどを批判しているNYTをけなしているトランプですが、このように都合のいいことに関しては巧みにメディアを利用しているのかも知れません。

つまり情報を漏らしたとみせかけて、これがどう伝わるかを見ているのであり、情報漏えい者が身内にいると判明すれば、周辺をイエスマンで固める方針ですね。

しかし行きすぎると自分の首を絞めますよ。尤も、もう十分に締めていますが・・・・・・。 


トランプ氏、NYT紙「買収か廃刊」 社説で批判され:朝日新聞 2017年1月30日10時33分


今のところ、NYT紙は、どこにも買収されていないようです。

こわおもてのティラーソンですが、対話を優先する人であり、トランプの行き過ぎを抑えていたようにも思われます。もしもトランプ政権下の人間が、トランプの言うことを聞く人ばかりになると、ますます心配です。

それよりもトランプ自身の資質と弾劾問題がありますね

湾岸戦争時を思い出す人も多いでしょうか。

亡命イラク人による「あやしい大量破壊兵器」情報や、当時のブッシュがメディアを使ってプロパガンダを発することができる時代でした。

一方今回のトランプの場合は、亡命北朝鮮人の情報には神経質かもしれず、またメディアを使ったフェイク・ニュースを流せる状況にはあらず、トランプそのものを危ぶむ人も多いので、湾岸戦争の通りにはならないと思います。ただし中国・ロシアの参戦がないことさえ分れば、いつでも攻撃すると思われます。

北朝鮮のあの強硬な発言から、私は背景には、中国ではなく、ロシアがいるはずとにらんでいます。

中国もロシアも、北朝鮮国民のことなどどうでもいいようです。国として北朝鮮を旨く活用できさえすればいい、という程度の独裁国家なんですね。 


核のボタン 論争再び 「違法なら拒否」米軍司令官発言

ハイテン米戦略軍司令官(空軍大将)は18日、大統領が核兵器の使用を命じた場合でも「違法な命令なら拒否する」と述べた。:毎日新聞 2017年11月19日  


こういった現場の人間にさえ不信感をもたれているトランプに、私は幸あれと祈らずにはいられません。

沖縄県知事の翁長にも

トランプと似たような能力不足がありますが、誰1人として翁長の方針に反することを言う人が沖縄本島にいないというのが、韓国を思い出させ、まだトランプのほうがマシかも知れないと思わせております。

さてさて、皆様はどう思われますか。