たとえそれが、事実であろうとも、なかろうとも、誰にも醜聞があります。ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも提示しています。ただしリンク先を私がすべて熟読し、これに賛同しているとは限らないことをご理解賜わりますように。
[コラム]北朝鮮の誤った判断と戦略的選択の間
政府の軍事当局会談と赤十字会談の提案に対し、北朝鮮が数日間沈黙を守っている。北側なりの悩みが感じられる。これに先立ち、北側の官営マスコミを代表する「労働新聞」は、今回の提案の土台となった文在寅(ムン・ジェイン)大統領の「ベルリン構想」に、概ね否定的な反応を示した。・・・・・・
戦術的側面で、南北関係の改善の利点はかなり明らかだ。軍事当局者会談で「軍事境界線における一切の敵対行為の中止」に合意すれば、南北は共に得をすることになる。赤十字会談を通じて、離散家族再会が実現される場合には、北朝鮮に対する人道的支援が再開される可能性が高くなる。:ハンギョレ 2017.07.20
この記事は
韓国による「9億円の人道援助表明」より前のものだと思われます。
韓国政府と赤十字の提案に対して、北朝鮮は無反応だっただけでなく、その後もミサイルやICBMの発射を繰り返し、軍事境界線を越えての北朝鮮兵士の脱北もありました。
韓国はその後「政治環境に関係なく9億円の人道援助をおこなう」としています。これは上記提案に対して、こそこそと内通でもあり、公表できないことでもあったからでしょうか。
政治状況を総合的に判断する、と言っていたのに、その後の最悪の状況にもかかわらず年内に「9億円の人道援助表明」をしようとしていることに、矛盾はありませんか。矛盾など韓国では「常識的」であり何らかの屁理屈をつけて平気ですが、「最悪の状況なのに援助を急ぐ」ことの裏には、何か後ろめたいものを感じます。
対等であるべき朝鮮半島の南北関係ですが
- 北朝鮮は、言いたいことを言い、不都合なことにはいっさい反応しない
- 韓国は、いくらバカにされても北朝鮮を擁護しようという動きをする
と一方的な取り引きに終わっているという印象が残ります。
よっぽど韓国には
北朝鮮に対する「ひけめ」でもあるのでしょうか。
それとも、韓国が主導しての南北統一にこだわっているからでしょうか。しかし北朝鮮が中国に反発しており、韓国がその中国に限りなく接近しながら統一をはかろうとする裏には中国の意向が感じされ、北朝鮮としては受け入れられないでしょう。北朝鮮が韓国をバカにするのも当然と言えましょうか。でもそれでいいんです、北朝鮮にはロシアという「つよ~い味方があったのだ」から(笑)。
韓国、北朝鮮に人道支援検討=国際機関通じ9億円:時事 2017/09/14
これが初めての「人道的支援」検討の記事でしょうか。この段階では
- 9億円の人道援助を検討している
- 「具体的な実施時期は、南北関係の状況を総合的に考慮して決める」としており、「年内に実施する模様」を考慮すると、その後のミサイル発射とかの状況は「南北関係の状況」には関係がないので、「総合的に判断する」材料にはならず、強引に年内に「人道的支援」をしなければならない理由が別途あるのでしょうか。
この表明以後、挑発があるなら「総合的に判断」して中止するはずでしたが・・・・・・。
北朝鮮への人道支援検討 米日に事前説明=韓国外交部・・・・・・
また、「具体的な(支援の)時期や規模は南北関係の諸状況を総合的に判断し、決定すると認識している」と述べた。:韓国聯合ニュース 2017/09/14
論議を呼ぶ「800万ドル対北支援」、統一部の苦しい釈明・・・・・・
「人道支援は政治的状況とは分けて推進するという原則の下、今回(対北支援策を)発表した」と説明した。・・・・・・
「今回の支援計画が安保理決議と国際社会の制裁を毀損するものではない」:朝鮮日報日本語版 2017/09/17
もしも「制裁を毀損するものではない」とするなら
人道援助を連呼するだけではなく、たしかに北朝鮮庶民へ援助がわたるという筋道を明確にしなければなりませんが、それさえできないというのでは、もう何をか言わんや、ですね。
韓国政府は9月21日、国連児童基金(ユニセフ)や世界食糧計画(WFP)を通じ、北朝鮮に800万ドル(約9億円)相当の人道支援を実施することを決定した。文政権の対北支援決定は韓国国内でも評判が悪く、野党の自由韓国党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表は、文政権について「本当にバカ政権」と切り捨て、「世界的に北を制裁しようというのに傾向に逆行している」と、述べた。:産経新聞 2017.10.7
もちろん韓国内でも
この文在寅大統領の方針に異を唱え間違っていると考える人たちが、世界中だけではなく、韓国にもいるというのは大変珍しいことです。
さてさて、皆様はどう思われますか。