韓族は常に一色になるのを好み
「南北和平ムードを壊すのか」と異論をすべて排除しないと落ち着かないようで、これだから物事を「改善」できず、旧態依然とした地域となっており擬似民主国家から脱することができません。これは北朝鮮だけの話ではなく韓国もまたそうであり、韓族の特異点なんでしょうか。
実にかわいそうなことですが
韓族が下した判断に反対するとは何事だと「うぬぼれ」ていて戦後70年が経過しても何も変わりません。
この分だと朝鮮半島で、多様性のあるまともな国が誕生するのは、少なくとも30年は必要であり、2050年以降になるのでしょうか。
それにしては
アーティスティック・スイミング(AS)と名前を変更したらしいシンクロナイズド・スイミングで韓族が五輪メダル獲得者になっていないのは、「フ・シ・ギ」ですね。
同期・一色は得意中の得意のはずなんですが・・・・・・
2018/05/08 に米トランプが「イラン核合意」から離脱しました。
2015年ごろでしたか、オバマらが苦労して合意に達したイラン核合意でしたが、この影響でアメリカとイスラエルの関係があやしくなってきました。イスラエルはこの合意に反対していたのです。
イスラエル建国時の問題があるため、もともと中東には特有の事情がありましたが、それを考慮してもイスラエルの言動には疑惑があり過ぎ、アメリカのイスラエル擁護の姿勢からそれ以外の国々の反発も当然かなと私は思っておりました。これにイスラム教の派閥争いが加わっております。
これに変化がありました。新しく誕生したトランプ大統領(2016/11の選挙から1年半経過)の娘婿がユダヤ教徒だということが関係したのか、アメリカがイラン合意から離脱したため、一時期アメリカとの良好な関係が危ぶまれたサウジアラビア・イスラエルでしたが、再び好転しはじめ、そして中東情勢がさらに危険かつ複雑になってきました。
中東全体です。
- 2016年1月ごろ(2年ほど前)イラン(イスラム教シーア派)⇔サウジアラビア(イスラム教スンニ派)が国交を断絶しましたが、今回アメリカがイランと対立関係にはいったことを、喜んでいるのは、親米的だとされるサウジアラビアとイスラエル(ユダヤ教)なのかも知れず、「米・イスラエル・サウジ・EU」ー「イラン・露・中」という対立構造でしょうか。
- サウジアラビアは、イランが核兵器開発を進め始めたら、すぐに対抗して核兵器を開発するとしております(こちら)。尤もアメリカを除く5カ国との枠組が壊れてアメリカに続いて離脱する国が出てきたら、イランも合意から離脱するでしょうが、そうでなくてもアメリカが発表する追加のイラン制裁の内容によっては、5カ国(英仏独+中露)が離脱しなくても、イランが合意から離脱して核開発に着手し、同時にサウジアラビアも核開発を始めるかも知れません。こうなると中東での核戦争の危険さえでてきます。
- 昨今アメリカと北朝鮮の関係が揺れ動いていて、北朝鮮は「こんな時に利用する為に逮捕していたとも言える」3人のアメリカ人(韓国系・中国朝鮮族出身)を解放し有利な条件で米朝会談を開こうと思っていたようですが、さて思い通りに事態が好転したのでしょうか。トランプがイランに強硬になることで北朝鮮の他国(中露韓)依存症を威嚇しているのかも知れません。
- 米朝会談が2018/06/12にシンガポールで開催されると決まったようです。1ヶ月先の開催になりますが、金正恩の最近2回の訪中、ポンペオの最近2回の訪朝などが、近未来を占う材料になるのかどうか。:その1(ピョンヤン⇔シンガポール往復に中国機?) その2
たしかにIS≒北朝鮮で両者は「激情型だまし人」という点で共通点をもっております。
こう比べると、さすがに北朝鮮のほうが、まだマシ、ですかね(笑)。
そうすると私の格付けでは
IS < 北朝鮮 ・ シリア ・ 中国 ・ロシア< 韓国 ≪ 通常国
通常国以外の国が、独裁あるいはそれに近い国家のようです。
それにしても似ているISと北朝鮮。
- ISが民間人に紛れ込んで「空爆を人権問題」とし
- 北朝鮮が韓国ソウルを巻き込んで「制裁を人権問題」とします。
北朝鮮からみれば
韓国は同族ですが、国交さえない休戦中の相手でもあり、その首都ソウルが国境の近くにあり、「ソウルを火の海にする」と威嚇材料にしております。
南北会談時の双方の笑顔は、もう忘れたほうがいいでしょう。
そのうちに「韓国が生き残るための条件が北朝鮮のそれと一致しない」ようになり、中国やロシア、そしてアメリカがからんできて、一層複雑な関係に陥りそうだからです。
対立の問題点ですが
- 空爆そのものが間違いか
- 内戦を起こしてしまい外国に援助をもとめることが間違いか
- 内戦を起こしたことそのものに問題があったのか
- もっとさかのぼれば「いい加減な国境線策定」に問題があったのか
- 更にはそれらを生んでしまった醜い人間の欲、それらを調停するシステム上の問題があったのか
この対立はなくなりそうにありません。
ISも北朝鮮も、いままでの自分の「ひどい人権侵害」には目をつむり、互いに「相手が人権を侵害している」と都合よく「人権問題」を利用します。
そう言えば韓国も、ひどすぎる国内の差別を放置したまま、不確かな慰安婦問題が「人権問題だ」と言い始めております。中国による1000年以上の朝鮮半島に対する人権問題を放置したまま都合よく「人権問題」を利用するところなど、北朝鮮そっくりですね。
私の根拠のない予言ですが
あと20年もすれば単に「人権問題」とするのではなく、別の簡単な言葉が使われるようになりそうです。私はいま思いつきませんが「威嚇のための人権」ではない、「隠れみのではない人権」を表わす「何らかの表現です。
- 車社会では脱石油が叫ばれていますが、実際にはまだまだ石油に依存する時代が続く現代社会です。そういった資源がない北朝鮮としては、国連制裁が相当大きく効いているようです。
- アメリカが対イランで本気を見せたので、北朝鮮としてはどう動くべきか。習近平が米朝会談のあとで訪朝するようなので、それ以前に金正恩が異例中の異例で3度目の訪中に追い込まれるかも知れません。今日発表した米朝会談の日程と開催場所ですが、今となっては2度目の金正恩訪中はシンガポール往復に中国機を使わせてくれという懇願だったのでしょう。
- アメリカの追加イラン制裁と米朝会談の前に、金正恩3度目の訪中があるかも知れない、と予想しておきます。
とにかく、あやしげなことで知られるトランプですが
- 思いつきのトランプが最近ポンペオを2度も訪朝させる
- 思いつきの金正恩が最近になって2度も訪中
- 思いつきの文在寅が中日米の狭間で北朝鮮寄りの姿勢をみせ
- 思いつきの習近平が朝鮮半島を取り込もうと米朝会談後に訪韓か
- これらに加え、イスラエル・サウジアラビアと、イラン、そしてイエメンなどを交えたシリア問題もあり、ますます中東が複雑に。
- ようやくISを追い出したかにみえた中東ですが、それよりもっと深刻な事態になる可能性があります。
- 背景にある、ロシアや中国にも、固有の問題があります。
北朝鮮は
「アメリカの圧力追究では問題解決の役に立たない」と核開発期間を引き延ばそうとしております。
しかし自分の偽装(約束違反と制裁決議違反)が「問題解決の役に立たない」のではありませんか。
イランのことを見せつけられると、北朝鮮は例によって豹変するかも知れませんが、その豹変さえ表面的な姿勢変更に過ぎず、常に偽装するのが正調韓族節でした。
段階的な制裁解除を求めて引き延ばしたりその場をごまかそうとする北朝鮮、それはいつもの偽装であり完全な核廃棄がなければ制裁を解除しないというアメリカ。
いつも
- ロシアやイランを頼りに頑張る「つっぱり」のシリア
- 中国やロシアを頼りに頑張る「つっぱり」の北朝鮮
そしてこのロシア・中国・シリア・北朝鮮が一見仲の良さそうな「つっぱり」独裁国家仲間であることが奇妙な付合でした。
その仲間にトランプ登場以来のアメリカが入りそうで・・・・・・もう世も末ぢゃ!
さてさて、皆様はどう思われますか。