マレーシアでは、Newsweek(2018年5月16日)によると
2018/05/09投票の総選挙で元首相マハティール(92)の野党が勝ち、政権を担うことになり、さっそく政権が始動し始め
- マレーシア国王がアンワル元副首相に恩赦を与えた
- ナジブ前首相がインドネシアへの「短い休暇を過ごす」予定と取材されたので、当局が海外逃亡を想定して夫妻の出国禁止措置をとり、事実上の軟禁状態らしく、ナジブは近く汚職容疑で逮捕か
- 2018/06/01から現行6%の消費税を廃止
- 中国依存体質から脱却し、自国利益優先へ。
問題は
- マハティールが92歳と高齢なこと。
- マハティールは「私の首相在任は長くても2年」とし、アンワルを次の首相に想定しているらしい。
中国依存体質からの脱却ですが、ナジブ(首相在任:2009-2018)統治の間に
- 2014/03/08 北京行きマレーシア機失踪
- 2016/07/12 オランダの仲裁裁判所がフィリピンの訴えを認定
- 2017/02/13 マレーシアで金正男暗殺
などが起っており、これらの事件事故が中国寄りのナジブに関係しているのではないかと疑われております。
北朝鮮関係でも、金正男暗殺以降、ビザ免除制度が停止されています。
あり得ない事を言うようですが
もしもナジブ体制がもう少し早く終わっていたら、マレーシアの中国に対する姿勢が変わっていたにちがいなく、従ってASEAN全体で今でも政治的に中国を警戒していますから、これがもっと強くなっていたかも知れず、金正男事件は起っていなかったかも知れず、もし起ったとしても今とは相当変わっていたであろうと思われます。
さてさて、皆様はどう思われますか。