IS残虐写真投稿で極右ルペン氏に精神鑑定命令、仏裁判所:afp 2018年9月21日
まいどお騒がせの仏ルペン(国民連合党首:国民戦線を改称)。
ルペンは、ツイッターへISの残虐な写真を投稿したので、裁判所から「精神鑑定をうけるよう命じられた」とのことです。欧州議員でしたが、欧州連合(EU)議会から免責特権も停止されました。
免責特権が停止されたということは、今後欧州議会での発言に責任が求められると言う意味でしょうから、いくぶんか議員の活動に支障があるかも知れません。
これは仏テレビ局記者が「国民連合(旧国民戦線)がISと同じだ」とされたため、「常軌を逸している」として、ISの残虐な写真を載せたもので、「これでもISと同じなのか」というつもりだったのでしょう。
しかし私には、ルペンのほうがより「常軌を逸している」ようで、まるで自分で自分の立場を危うくしたようです。ヘビが自分のシッポを呑み込み始めたようなもので、いつ気がつくかですね。
ただし問題なのは、ルペンの行動だけではなく
こういった極端な人間の党が一定の票を集めていることです。
もっというなら、そういう人がいるのを避けることはできませんが、できればそういう人が出てこないような環境にすることで、もしでてきても、社会がそういった人たちに喝采しないことが大切ではないかと思います。簡単なことのようで、日常的に忙しい現代人としては、かなりの難問でしょうか。
なんでもかんでも法で「不都合な人を束縛すればいい」というものでもありません。
尤もそこに至らない「非順法」の地域にも重大な問題があります。
まさに、移民難民にからんだヨーロッパの恥部でしょうか。
さらに言うならば、宗教対立の問題なんでしょう。
こんなニュースなど、取りあげる必要さえないと思う人がいるかも知れませんが
似たような事が日本の近くで起っており、きっと何らかの参考になるはずだと思いました。
どこの国だとは、今回申し上げないことにしておきます(笑)。
さてさて、皆様はどう思われますか。