誰でも許容範囲内なら醜聞指摘が許されます。ここでは最近の「韓国の醜聞」を集め、必要なかたのために出典も提示し、あればリンク先も明示しています。とは言え「私がリンク先の主張のすべてに賛成している」わけではなく、出典明示の原則を守っているだけです。
韓国政府、「北の核廃棄」から「韓半島の非核化」に戦略転換か:朝鮮日報 2018/10/27
そんな
北朝鮮の核放棄 → 朝鮮半島の核廃棄
の変更程度なら
1年半前に文在寅が大統領になった時点から、ずっと私はそう思っており、「何をいまさら」という印象ですが、『安保戦略』にそう記述するとあり、それならやむを得ないと思いました。
- 朴槿恵政権の『安保戦略』(2014年)では「確固たる北朝鮮の核不容」
- 文在寅政権の『安保戦略』(2018年版か?)では「韓半島の完全な非核化」
に変わる予定とのことです。
こうする利点としては次が挙げられます。
- 韓国の左翼政権文在寅としては、北朝鮮を説得して南北統一がしやすくなり
- その後、韓国駐留の米軍を追い出すことができそうで
- もしも北朝鮮の説得に失敗しても、南北統一が先ならば、韓国は労せず核兵器をもてるし、中国の威嚇にもおびえる必要がなくなり、日本を威嚇できるでしょう。
- このため、南北統一を急ぐと思われても仕方がありません。しかし長い目でみたら、「無批判に北朝鮮へ接近」するのは、文在寅の「人気取り・パーフォーマンス」であり、韓族得意の「偽装」にほかならず、朝鮮半島に今より深刻な混乱をきたすでしょう。
- こういった功を焦る「無批判で近視眼的な」手法が、韓国での「法の未整備」とあいまって、現在の大混乱をもたらしたのです。
2018年内を目指していたのですが・・・・・・
- 朝鮮戦争の「終戦宣言」が実現不可能らしい
- 南北鉄道工事の着工も、実現しそうにない
国連制裁されている北朝鮮がいつも使う手ですが
「少しずつ核廃棄の意志を示し、平行して制裁を緩める」のを目指し、そのうちに「それは主権の問題だ」と突っぱね、制裁だけが部分的に解除され、交渉は中断して決裂に至り、核廃棄は夢のまた夢になるというものです。
要するに、「北朝鮮の引き延ばし戦術」の裏には、「うぬぼれ」と「制裁やぶり手法の編み出し」が透けてみえますが、それを効果的にするためにも、「偽装」は欠かせません。
偽装があるからこそ、うぬぼれることができ、制裁破りが効果的だし、出し抜くことができるのです。
韓族に
「偽装をやめろ」と要求することは、まず無理でしょう。:その1 その2 その3 その4
再び北朝鮮にだまされることを恐れたアメリカは、核申告とその実現を求めております。
- 韓国のカン長官は
「米国は核申告の要求見送るべき」:2018-10-05
- 米国トランプは
記者団に対し「韓国は米国の承認なしに(制裁の解除に向け)何もしないだろう」:朝鮮日報日本語版 2018/10/15
韓国の対北朝鮮制裁、米国の承認なければ解除されず=トランプ氏:ロイター 2018年10月11日
現在のところ、
- 北朝鮮からの核申告もなく、アメリカがこれを見送ったというニュースもなく
- 韓国がアメリカの承認なく5.24制裁(2010/05/24)を解除したというニュースも入っておりません。
今の状況下で
アメリカの見方:
- まだ信頼関係が醸成されたとは言えない段階なので、2018年内の「終戦宣言」「鉄道工事着工」などあり得ない
- 制裁を強化しなければ北朝鮮は核交渉に出てこない
韓国(文在寅)の見方:
- まだ認めていないものの、国連による北朝鮮制裁破りが一般的になり、アドバルーンもたくさん打上げた
- おかげで、ようやく北朝鮮との交渉が可能になり、制裁を解除し、経済協力をしなければなりません
- こういった「いま存在する法律を徐々に骨抜きにして無効化する」手法は、韓族の偽装技術そのものであり、楽しくって「卑怯なコウモリ外交」は、やめられません。
無批判な接近は、あきらかな制裁違反ですね。
さてさて、皆様はどう思われますか。