イスラエルの横暴と、後押しする米国の薄汚さ。
アメリカ人の中にも、イスラエルの過激派を非難する人がいますが、深くアメリカ社会に根差すユダヤ資本が為政者にそれを許さないのでしょう。
ここに、外国のメディアが当国に対する「率直な反論」の意義があります。
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- 行き着く先は「言論の自由」でして、中国・ロシア・北朝鮮には、断じてこれがありません。
- しかし「反ユダヤ主義」を許さないという認識にあぐらをかいて現在のイスラエルは、何をしても許されると受け取られかねない独善的な言動を続けている、という印象をぬぐえません。
これがアメリカの現状です。
しかし、これは残酷な歴史を思いださせます。
同時にこれは
かつて中国への海外諸国の侵略が、内戦に明け暮れた中国を一層破壊させた歴史があり、「反中国主義」を許さないという認識の上にあぐらをかいて、現在の中国共産党は、何をしても許されると受け取られかねない独善的な言動を続けている、という印象をぬぐえません。
しかし、これは残酷な歴史を思いださせます。
これが中国の現状です。
私は「現在」の国際関係で独善的な国として次を挙げます。
旧ソ連が冷戦に敗れ、その後の姿勢から国を挙げての薬物隠蔽工作から欧米へ深い恨みをもち続け、被害者意識が大きいロシア
内戦が続き「身から出た錆」の一面があるものの、外国による侵略に悩まされ続け、またそのような原因があった中国
反ユダヤ主義者による民族滅亡という危機を欧米の強引な建国で乗り越えたかにみえるけれども、被害者意識が長く残りその反動で反イスラエル主義と戦うとも受け取られかねない言動が目につくイスラエル
この3国に共通しているのは、被害者を装うテクニックを身につけ、何をしても許されると勘違いして独善的な言動に走っていることでしょうか。
私たちは、どれだけうんざりしてきたことか。
中傷合戦から互いに武力攻撃をはじめ、やがて停戦合意に達するものの、やがて再び中傷・武力抗争が始まるという負の連鎖。
例えば
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- 歴史的に背負ってきた被害者意識を前面に打ち出すイスラエル
- 自分たちの地に異国が建国されたと被害者意識を前面に打ち出すパレスチナ
この双方が互いに被害者性を強調して、自分の主張にこそ正当性がある、として譲りません。
しかもイスラエルが、ロシア・中国に接近しつつあるというのです。
一番の問題は、実際に
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- ウクライナの親露派は、すでにロシアの言うなりにはならない。
- イスラエルの親米派は、既にアメリカの言うなりにはならない。
さらに考えられるのは
それまでウクライナもイスラエルも、大国に好きなように利用されてきた
という被害者意識があることでしょう。
一神教の世界では
「自分たちが世界で一番だ」という自分の主張をしなければならず、相手が「自分たちが世界で一番だ」と主張するのを許さない
これが激しい対立をうむ根源でした。
ここに一神教とは
などのことで、自分以外を認めようとはせず団結心にあふれ、対立し内部分裂しやすいとも言えます。
他の政党の存在を認めない共産主義を一神教に加えているところに深い興味があります。
考えるならば
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- 資本主義(capitalism)は資本中毒ではなく
- 社会主義(socialism)は社会中毒ではなく
- 共産主義(communism)は共産中毒ではなく
- アルコール中毒(alcoholism)はアルコール主義ではなく
- ダーウィン説(Darwinism)はダーウィン中毒ではなく
- バーバリズム(barbarism)も野蛮性中毒ではない
「主義」と「中毒」など、不思議な日本語訳(笑)。
さてさて、皆様はどう思われますか。