カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

訃報 パキスタンのカーン(85歳)

2021年10月10日 21時12分00秒 | アジア

パキスタンでは、核開発の父とされるカーン 


「核開発の父」カーン博士死去、85歳 パキスタン:afp 2021年10月10日 17:11


アブドゥル・カディール・カーン:Wikipedia


パキスタンのカーン博士死去 核科学者、「闇市場」通じ技術を拡散か:朝日新聞 会員記事 2021年10月10日 18時10分


もともとインド生まれで

ヨーロッパからパキスタンへ移住し、核開発の父とされ、イラン・リビア・北朝鮮の闇市場へ核技術を転売したとされます。

これにはパキスタン政府が関与されたとみられますが、同政府は認めていません。 

さてさて、皆様はどう思われますか。


世界を俯瞰する

2021年10月10日 20時16分25秒 | 生き方

イスラエルの横暴と、後押しする米国の薄汚さ。

アメリカ人の中にも、イスラエルの過激派を非難する人がいますが、深くアメリカ社会に根差すユダヤ資本が為政者にそれを許さないのでしょう。

ここに、外国のメディアが当国に対する「率直な反論」の意義があります。

      • 行き着く先は「言論の自由」でして、中国・ロシア・北朝鮮には、断じてこれがありません。
      • しかし「反ユダヤ主義」を許さないという認識にあぐらをかいて現在のイスラエルは、何をしても許されると受け取られかねない独善的な言動を続けている、という印象をぬぐえません。

これがアメリカの現状です。

しかし、これは残酷な歴史を思いださせます。

同時にこれは

かつて中国への海外諸国の侵略が、内戦に明け暮れた中国を一層破壊させた歴史があり、「反中国主義」を許さないという認識の上にあぐらをかいて、現在の中国共産党は、何をしても許されると受け取られかねない独善的な言動を続けている、という印象をぬぐえません。

しかし、これは残酷な歴史を思いださせます。

これが中国の現状です。

私は「現在」の国際関係で独善的な国として次を挙げます。

      • ロシア
      • 中国
      • イスラエル

旧ソ連が冷戦に敗れ、その後の姿勢から国を挙げての薬物隠蔽工作から欧米へ深い恨みをもち続け、被害者意識が大きいロシア

内戦が続き「身から出た錆」の一面があるものの、外国による侵略に悩まされ続け、またそのような原因があった中国

反ユダヤ主義者による民族滅亡という危機を欧米の強引な建国で乗り越えたかにみえるけれども、被害者意識が長く残りその反動で反イスラエル主義と戦うとも受け取られかねない言動が目につくイスラエル

この3国に共通しているのは、被害者を装うテクニックを身につけ、何をしても許されると勘違いして独善的な言動に走っていることでしょうか。

私たちは、どれだけうんざりしてきたことか。

中傷合戦から互いに武力攻撃をはじめ、やがて停戦合意に達するものの、やがて再び中傷・武力抗争が始まるという負の連鎖。

例えば

      • 歴史的に背負ってきた被害者意識を前面に打ち出すイスラエル
      • 自分たちの地に異国が建国されたと被害者意識を前面に打ち出すパレスチナ

この双方が互いに被害者性を強調して、自分の主張にこそ正当性がある、として譲りません。

しかもイスラエルが、ロシア・中国に接近しつつあるというのです。

一番の問題は、実際に

      • ウクライナ親露派は、すでにロシアの言うなりにはならない。
      • イスラエル親米派は、既にアメリカの言うなりにはならない。

さらに考えられるのは

それまでウクライナもイスラエルも、大国に好きなように利用されてきた

という被害者意識があることでしょう。

一神教の世界では

「自分たちが世界で一番だ」という自分の主張をしなければならず、相手が「自分たちが世界で一番だ」と主張するのを許さない

これが激しい対立をうむ根源でした。

ここに一神教とは

      • ユダヤ教
      • キリスト教
      • イスラム教
      • 共産主義

などのことで、自分以外を認めようとはせず団結心にあふれ、対立し内部分裂しやすいとも言えます。

他の政党の存在を認めない共産主義一神教に加えているところに深い興味があります。 

考えるならば 

      • 資本主義(capitalism)は資本中毒ではなく
      • 社会主義(socialism)は社会中毒ではなく
      • 共産主義(communism)は共産中毒ではなく
      • アルコール中毒(alcoholism)はアルコール主義ではなく
      • ダーウィン説(Darwinism)はダーウィン中毒ではなく
      • バーバリズム(barbarism)も野蛮性中毒ではない

主義」と「中毒」など、不思議な日本語訳(笑)。

さてさて、皆様はどう思われますか。


柳家小三治死す

2021年10月10日 16時40分48秒 | 笑い

柳家小三治がなくなったという。


落語家の柳家小三治さん死去 81歳 江戸落語の大看板で人間国宝:nhk 2021年10月10日 14時57分


アサンジ(1971- 50歳 英で逮捕される)ではなく

人間国宝柳家小三治(1939-2021/10/7 81歳没)が亡くなったらしいのです。「ア」と「こ」だけの違いですが、「アッこ」の違いとは言え、この2人を間違える人はいません。

私には

枯山水的な風情はあったものの、好ましい利点はついに見つからずに終わりました。 


落語家で人間国宝の柳家小三治さん死去 81歳 春に腎機能治療などで入院:日刊スポーツ 2021年10月10日14時5分


同じ人間国宝の桂米朝

一部では「教師じみている」など評価は高くありませんでしたが、総じて立派でした。

同じく人間国宝の桂小三治は、私にとって理解不可能でして、こんな落語家もいるのだという程度だったようです。


歌丸、小三治、円楽、志の輔が揃い踏み:日刊スポーツ 2011年10月19日8時50分

1960年開館、2007年休館、2011年に新規会館した飯野ビル4階にあります。池袋演芸場・鈴本演芸場・末廣亭へは行ったことがありますが、イイノホールへは、新旧とも行ったことがありません。


芸は人なり…人間国宝・柳家小三治の評判 「誰も尊敬していません」の厳しい声:産経新聞 2014.07.19


若手真打の言葉らしいのですが

披露興行は、都内の4軒の寄席で40日間続けて行われます。以前の会長の三遊亭圓歌や鈴々舎馬風は、お金になる地方営業を断ってまで、付き合っていました。

ところが柳家小三治はほとんど付き合わない。そんな姿勢を落語家は見てますから、人間的には誰も尊敬していませんよ

真実のほどは、どうなんでしょう。

さてさて、皆様はどう思われますか。


中国に関する醜聞981 台湾統一

2021年10月10日 11時22分43秒 | アジア

中国は「台湾統一はきっと実現」と言っております。


習氏、台湾統一は「きっと実現」 辛亥革命110年で演説:afp 2021年10月9日 17:07


中国は、弾圧国を代表していない中国共産党だからこそ

      • 香港では国際法違反をし
      • 台湾を併合すると言えるのですね。

中国は、最近

「一国制度」

と言えず

一国制度

と言い始めたように思います。


中国 習主席 台湾統一に「一国制度」適用目指す考え強調:nhk 2021年10月9日 17時53分


中国は

香港で「一国制度」が実現不可能であると分かったからこそ、国際法違反を承知の上で香港を併合しました。

「一国制度」はあり得ないことがわかったのです。

習近平の「台湾統一に一国制度適用を目指す」というのですが、台湾併合を実現すれば、そんなものあり得ないとばかり強攻に「一国制度」を変えて「「一国制度」」とするでしょう。第二の香港です。

だいたい「目指す」のがあやしく、この時点でウソをついているのかも。

併合すればそんなものなかったとばかり「一国制度」を適用する(つまりペテンである)と声明したようなものです。

したがって台湾は

      • 辛亥革命権威主義専制ではなく民主主義共和制を意図(台湾が実現し中国大陸ではまだ権威主義専制
      • 台湾の将来は2300万人の台湾人だけが決定
      • その中国が台湾を併合しようとしている

と強攻です。

さてさて、皆様はどう思われますか。


2021年竜王戦第1局挑戦者の勝ち

2021年10月10日 09時45分02秒 | 将棋

2021/10/9 19:24 竜王戦7番勝負の第1局で

後手の豊島将之竜王が投了し、挑戦者の藤井聡太が勝ちました。

本日夕方になってもどちらが勝つか分かりませんでしたが、さすがに今回は先手」123手目■34桂では分かり、後手の投了もやむを得ないのでしょう。ただし■34桂以後の詰み手順は分かりませんでしたが、1手緩めても先手は勝ちですので、安心しました。←こんなことでは実戦で勝てない?

なお日テレNEWSで

      • 将棋界最高峰の竜王戦」とありますが
      • 賞金額では将棋界最高峰の竜王戦」が正しい。

なにで」最高峰か、が抜けており、読売新聞が日本将棋連盟と契約しているので、やはり読売主催棋戦だと思いました。

将棋界で

      • その年初めての棋戦」は王将戦
      • 最も歴史がある棋戦」は名人戦
      • 契約金額最高の棋戦」は竜王戦

なのです。

これが各社の競争に使われた結果「最高峰の竜王戦」になり、庶民に誤解を与える結果になりました。

消費期限と賞味期限を思い出しますね。ちょっと違いますか?

いま「契約金額で最高」の例は

将棋竜王戦・野球MLBなどでしょう。

それぞれに歴史や事情があり、それを無視し「最高峰」とするものではありません。悪いのは読売だけではなく、日本将棋連盟に唯々諾々と追随する時事(2021年10月09日)NHK(2021年10月09日)などです。

ニュースを読む場合

      1. 自社に関係あると、社の方針に沿うもの
      2. 自国に関係あると、国の方針に沿うもの
      3. 人類に関係あると、人の方針に沿うもの

であり、やむを得ません。

このため各国に各種の報道機関があるのですね。

      • 尤も普通は「1.」を理解するのに精いっぱいで
      • ただ賢い一部の人が「2.」を理解しているだけで
      • あくまでも他の動植物があってこその人類であると「3.」を理解している人は極めて少ない。

「2.」「3.」を理解するためには、幅広く世間の意見を聞きその上で判断する、ことが大切です。

さてさて、皆様はどう思われますか。