ジャッキーチェンとジェットリーの出ている映画「ドラゴンキングダム」を見た。突っ込みどころ満載の映画だが、俺の点数は８０点。気楽に楽しめた。きっと、ジムのウォーキングマシンの画面に流れていたら、時のたつのも忘れ、最後のシーンまで歩きとおしてしまうだろう。 それに、カンフー映画に欠かせないこの二人の戦いはほんと見事だ。画面に見入り、見惚れてしまった。ダンスを踊っているようなもんなんだろうな。阿吽の呼吸と言うか、リズム感と言うか、席を立ち上がってスタンディングオーベーションしたいくらいだった。
それにつけても、70年代終わりから80年代初頭にかけて、「なんたらモンキー」「なんたら拳」シリーズで人気を博したジャッキーと、「少林寺」で樽に水を入れて駆け足で運んでいた丸坊主の少年（ジェットリー）が、今じゃ、こんな爺ぃになっちまって、二人で同じ銀幕で動いているなんて…。ジェットリーにしてみたら、大先輩のジャッキーに追いついたっていえるのかもしれない。見ている俺は、彼らの姿に時の流れを感じ、少し寂しくなった。そろそろ、二人とも、主役を張れる俳優じゃなくなってきている。顔に寄る年波が。
映画を見終わり、その足で、県立美術館「鑑真和上展」を見学に行った。
教科書に載っていた鑑真の像が、教科書のまんま、おわしましたんでびっくり。
なんだか生きているみたいに見えた。
すっと立ったりして…
…そりゃ恐いわっ(^_^;)叫ぶぞ、きっと。
こんなことを考えるのは、さっき、映画を見たときに、
「ハムナプトラ」の予告編を見たせいだわな、きっと。
展示会を見終わり、その足で駿健へ風呂に行った。
やたら眠くて眠くて…露天風呂の椅子で転寝。
雷に起こされる始末。
